映画おすすめ 追憶(2017)|映画レビューズ
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映画おすすめ 追憶(2017)
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前回のブログ 映画おすすめ ネズミとテリア№3

事件から会わないはずだった三人は再び事件で巡り合う

「追憶 (2017)」

評価:★3,7

・映画おすすめ 物語


母親に捨てられ雨の中、泣いていた子供、篤は町で喫茶店を軽々する女性に救われる。

そこには同じような境遇でもう二人の男の子がいた。啓太と悟。

三人は兄弟のように喫茶店で生活し、いつしか経営者の女性涼子を母親のように思っていた。

涼子は町の電気屋、光男に恋をしており、三人は二人がくっつくことを望んでいた。

そんなある日、ヤクザが店へやってきた。

ヤクザは涼子を探していたらしく、それから喫茶店に入りびたりになり、涼子を自分の女として暴力を振るったり、性行為を行うなどしていた。

それを見かねた三人は男を殺害する計画を立てる。

そして雪が降る冬のある日、計画を実行に移すのだった。

しかし子供の力では太刀打ちできず、篤が殺されそうになった時、啓太が押していたナイフで男を刺すのであった。

そこに涼子がやってきてナイフを抜き、血まみれで、このことは忘れなさい、と三人に言い聞かせるのであった。

それから25年の歳月が過ぎ、篤は警察官になっていた。

妻とは子供の流産で別居状態にあり、帰ってきた母親は金をせびってきて、篤をいつも困らせていた。

非番の日、ラーメン屋で食事をしていると、足を引きずる男を篤は目撃する。

その特徴が悟に似ていたことから、急ぎ、店を出ようとすると、悟は声をかけてくるのであった。

その晩、二人は再会を祝して居酒屋で飲んで、啓太に金を借りに行くのだと悟はいう。

悟と啓太は金の貸し借りで会っているようだった。

それから少ししてある男の遺体が発見される。

それは啓太に金を借りに行ったはずの悟だった。

容疑者として金を貸した男、啓太の名前が浮上するのであった。

そして25年ぶりに篤は啓太と会うのであった。


・映画おすすめ 感想


出演者が豪華である。

今の日本映画界、俳優界を背負っている面々が総出演と言った感じである。

演技はをこれだけそろえれば、面白い映画はそれはできる。

しかし脚本がもう少しひねりが欲しかったようにも思える。

上映時間が90分と見やすい時間なのだが、内容的には2時間は必要な内容であり、内容も重たい空気感のある内容なだけに、端折られている感じがした。

そのせいで啓太が何かを隠している感じがあまりせず、なぜ啓太が起こっているのか、篤を拒絶しているのかがいまいち伝わってこなかった。

涼子と光男のその後も描かれているものの、もう少し本編に絡めてほしかった気もした。

見やすい映画ではあったものの、空気感と上映時間が釣り合っていない感じの映画に思えた。


監督 降旗康男
脚本 青島武
        瀧本智行
原案 青島武
        瀧本智行
製作 伊藤伴雄
        上田太地
        臼井真之介
出演者
岡田准一
小栗旬
柄本佑
長澤まさみ
木村文乃
安藤サクラ
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