"ロバート・ロドリゲス"カテゴリーの記事一覧
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「シャークボーイ&マグマガール」
2005年公開の子供映画である。
監督は「アリータ」「マチェーテ」のロバート・ロドリゲスであり、当時5歳の息子との会話からヒントを得て制作した映画である。物語は夢ばかりみて、夢をノートに書き、それを学校のクラスで発表するマックスは、友達からバカにされていた。そんなある日、夢日記をいじめっ子に奪われ、学校に行きたくないから、竜巻が起こればいいのに、と夜言葉にして眠った。
翌日、学校に居ると本当に竜巻が起こり、そこへ夢日記に出てきたシャークボーイとマグマガールがマックスを迎えにきた。彼が創造した夢の世界が何者かに破壊されている、と聞かされマックスは自分の夢の世界へと向かう。スパイキッズでも同じようなストーリーラインで作っていたが、まさしくそのテンプレートに当てはめた映画である。
夢ということもあってか、CGは非常に古い感じになっている。しかし子供と一緒に観るには、素晴らしい作品だと思う。
夢を見ることは無駄なことだ、諦める。それが大人になることだと世間では言われている。
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さて、今日の映画レビューは、前作以上の豪華キャストでハチャメチャに大暴れしているこちらの映画。
第154号「マチェーテ キルズ」
《マチェーテ キルズ 概要》
2013年、前作から3年の歳月を経過して、まさかの続編が誕生した。
前作のエンディングで三部作というクレジットが流れ、誰もがまさかと思ったが、嘘からでた誠は本当に2作目を製作する運びとなる。
前作の主演、ダニー・トレホはもちろんのこと、ジェシカ・アルバ、ミシェル・ロドリゲスは続投し、更にレディー・ガガ、メル・ギブソンと豪華なキャストが顔を揃えた、前作以上のめちゃくちゃぶりである。《マチェーテ キルズ 物語》
メキシコの麻薬王トーレスへの復讐を果たしたマチェーテは、サルタナ捜査官と一緒に捜査官として働いていた。
ある日、麻薬カルテルへ軍人が武器を横流ししていることを知り、その取引現場へ2人だけで突入した。
ところが麻薬カルテルが現れ、激しい戦いとなる。
しかしそこへ何ぞの武装集団が現れ、軍が横流ししようとしていたミサイルが奪われてしまう。そしてサルタナは殺されてしまうのだった。
捜査官殺しと武器密売容疑でアリゾナ州保安官に逮捕されたマチェーテ。
保安官の事務所で縄を首に巻かれて吊るされるも死なない。そんなところに大統領から電話があり、マチェーテはホワイトハウスへ招かれる。
そこでチャーリー・シーン演じる大統領から、クーデターを起こそうとしている麻薬カルテルのボス、メンデスを殺してくれと頼まれる。
渋々受けたマチェーテは、アンバー・ハード演じるエージェントの元へ向かう。
美しい彼女と3Dでの一夜を過ごした彼は、メンデスの女を使いメンデスに近づく。
ところがメンデスは多重人格者で、女を殺したかと思えば、善人者へと変貌する。
そしてメンデスは軍から奪ったミサイルを心臓とつなげ、自分が死ぬとミサイルが発射するようにしていた。
解除できるのはただひとり、装置の開発者だけ。
マチェーテはメンデスを連れ、アメリカへと舞い戻る。しかしその首には多額の懸賞金がかけられた。
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メキシコの国境を目指す2人をメキシコの人々、そして人を殺すたびに顔の革を脱ぎして、脱皮するカメレオンという殺し屋も狙う。
更にはメンデスの女の母親で、男を憎む娼婦集団からも命を狙われながら、国境をこえるも、そこでメンデスは殺される。
メンデスを影で操っていたのは、メル・ギブソン演じる武器商人ヴォズがメンデスの心臓を抜き取り持っていた。そしてミサイルで世界が終わる前に宇宙へ移民しようと企てていた。
そしてマチェーテのクローンを作りたいと申し入れる。
断ったマチェーテは、逃げ出し、それを救ったのはメキシコ移民援助組織の昔の仲間、ミシェル・ロドリゲス演じるルースだった。
マチェーテとルースはヴォズの宇宙出発パーティへ潜入、大乱闘をくりひろげた挙句、ヴォズの顔に火傷を負わせ、仮面姿にさせたマチェーテだったが、ミサイルは発射。
戦闘で残された目までも失ったルースはスター・ウォーズのパン・ソロのように氷漬けにされ仲間と一緒に宇宙へと連れ去られてしまう。
ミサイルを止めたマチェーテのところへ大統領が現れ、ロケットを提供するという。
そしてマチェーテは宇宙へと旅立った。
《マチェーテキルズアゲインインスペース》へ続く!《マチェーテ キルズ 感想》
またすごい映画があったものだ。
一時期、ロバート・ロドリゲス監督は、バイオレンスをやらなくなったと思っていましたが、このマチェーテシリーズは、馬鹿馬鹿しくて、壮大で、そして無茶苦茶だ。
こんな映画を誰が賞賛するか?
筆者は賞賛します。
特にこの壮大なB級映画にここまでの豪華キャストを集結させたことは、見事である。
レディー・ガガなどは、笑ってしまう配役ながら、見事であった。
それに、ロドリゲス作品を通して見ていればわかるが、マチェーテキルズには、監督の他の映画に出ている銃器が出てきている。デスペラードをみたあとで、このマチェーテキルズをぜひ見ていただきたい。きっと見たことのあるお馬鹿な銃器が出ているはずだ。
フェイク予告では、次作があるとか。物語の終わり方も、続きありきで終わっている。
さあ、作ってくれ、最高のエロス、バイオレンスアクションを!
本日の映画レビューは以上。
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さて、本日の映画レビューは、嘘から出た真。
ロバート・ロドリゲス監督の新しい代表作!
第153号「マチェーテ」
《マチェーテ 概要》
時は2010年、ナタリー・ポートマンが「ブラック・スワン」でアカデミー主演女優賞を受賞したこの年に、とんでもない映画は誕生した。
元々はデスペラード撮影時から企画としてはあったそうなのだが、実現しなかった。
そんなときにグラインドハウス企画で、本編の間に入れる偽予告編が制作され、それが本当に映画化されたのだ。
《マチェーテ 物語》
メキシコの連邦捜査官、ダニー・トレホ演じるマチェーテは、大きなナタマチェーテを愛用する凄腕の捜査官だった。
ある日、スティーブン・セガール演じるメキシコの麻薬王トーレスに捕まった女性を救うべく、トーレスの本拠地へ乗り込む。そこでいきなり相棒を失ったマチェーテは、ナタ1本でトーレスの部下をことごとく蹴散らし、裸の女を救出するのだった。
だが女はトーレスの部下であり、利用し終えた女をトーレスは撃ち殺す。更にマチェーテの妻の首をはね、娘の死をも口にした。絶望に打ちひしがれたマチェーテ。
それからしばらくして、メキシコの国境付近、移民として密入国したメキシコの若い夫婦が、自警団を名乗るグループに狩りのターゲットにされる。その自警団の中には、ロバート・デ・ニーロ演じるマクラフリン上院議員の姿もあり、彼は妊婦を銃殺した。
そしてテキサスの市民に訴える。高圧電線を国境に貼る巡らせ、鉄の壁を作るべきだと。
テキサスのある町でタコスを売りながらメキシコの移民を支援する組織のリーダーをつとめるミシェル・ロドリゲス演じるルースはの元に、トーレスに殺されたと思っていたマチェーテが現れる。そこで仕事を求める彼に目をつけたのは、マクラフリンの側近ブースだった。
ブースはマチェーテに議員の暗殺を依頼。その報酬として多額の金を渡す。
マチェーテはそれをルースに渡し、移民支援の足しにするように言い渡した。
そして暗殺当日、スコープを覗くマチェーテの目には、もう1人の狙撃手の姿があり、彼は撃たれてしまう。
そして議員は脚を撃たれ負傷、それが議員の支持率を大きく引き上げるのだった。
ブースの狙いは議員の支持率アップだったのだ。
マチェーテはそれに利用され、追われる立場となる。そしてマチェーテを追う捜査官の中にジェシカ・アルバ演じるサルタナ捜査官の姿もあった。
こちらの予告は「グラインドハウス」という映画内に入れられたフェイク予告。本編と違う部分がありますが、すでに枠組みは固まっていたようですね、この頃には。
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移民を取り締まるサルタナ捜査官は、マチェーテをルースがかくまった事を知り、ルースの家へ向かうも、ブースの手下が家を爆破して、サルタナにマチェーテは救われる。
この失敗に怒り心頭のブースは、メキシコのトーレスと連絡を取る。トーレスとブースはつながっており、更に国境を護衛する自警団のリーダードン、ジョンソン演じるヴォンの3人は議員を利用して移民ビジネスを成功させようと企んでいたのだ。
しかしマチェーテが入手した企みが世間に露見すると、議員は逃亡中にブースを殺害、自警団のアジトへと向かう。
同じくトーレスもアメリカへ入り、自警団のアジトへと向かうのだった。
この動きにメキシコ移民たちのネットワークで議員の居場所を察知したマチェーテと移民組織は、改造した車やバイクとアジトへ突入、派手に激闘を繰り広げる。
そして宿敵トーレスと対峙したマチェーテは、トーレスへの復讐を果たすと、1人バイクで旅立つ。
だがそこへサルタナがやって来て、2人はキスをする。そのままバイクは走り去るのだった。
《マチェーテ 感想》
エロス、バイオレンス、ど派手なアクション。豪華出演者。
ハリウッドでここまでの豪華メンバーをそろえるのは凄い。だが無駄に凄すぎる!
正直、馬鹿馬鹿しい。だがロバート・ロドリゲス監督の味が凄まじく出ている。特にダニー・トレホが従兄弟であり、長年、ロドリゲス映画を支えてきた俳優だけあって、その特徴をよく知っているし、ダニー・トレホの撮り方を監督が心得ている。
楽しく映画を撮影しているのがすごく伝わる映画だった。
移民問題を盛り込んだ政治的なメッセージもあるとされる映画だが、そんなメッセージを抜きにしても、ただ楽しむ映画としても最高に楽しい映画だった。
ストレス発散にオススメ映画だ。
本日の映画レビューは以上。
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ゆっくりしていってね。
さて、今日の映画レビューは、ロバート・ロドリゲス、クエンティン・タランティーノが企画した、アメリカの映画産業を支えたあの頃をリスペクトした映画。
第152号「プラネットテラー」
《プラネットテラー 概要》
時は2007年、アカデミー賞で「ノーカントリー」が作品賞を含め、アカデミー賞を席巻したこの年に、ほぼマニア向けに公開されたのが「グラインドハウス」である。
このグラインドハウスとは、その昔、深夜中B級映画やエクスプロイテーション映画を3本立てで公開していた、映画館のことである。ほぼ爆発、ホラー、SEX、バイオレンスが主軸の映画が多かった。
この「グラインドハウス」は、この映画の為に作った実在しない予告編3本と本編映画2本で構成されている。
企画したロバート・ロドリゲス監督とクエンディン・タランティーノ監督がそれぞれ本編映画を監督している。
その1本がこの「プラネットテラー」である。《プラネットテラー 物語》
チェリー・ダーリンはゴーゴーダンサーとして仕事をしていたが、自分の置かれている立場に満足していなかった。そして店をやめることを決意、キャリーケースを片手に道を歩き、あるバーベキュー店へとやってくる。
そこで待っていたのは、元恋人の解体屋のレイだった。レイはチェリーに声をかけるも、チェリーは素っ気なく返事するばかりだった。
その頃、軍の部隊長マルドゥーンと生物科学者のアビーは、化学兵器の取引を行っていた。するとそれをマルデゥーンはガスにして町中にばらまく。
すると町中がゾンビ溢れる町となってしまう。
レイは前から彼にめをつけていた警察官に逮捕されるも、事件をきっかけに信頼を得る。
町中の人々がゾンビに変身する中、バーベキュー店へ生存者たちが集まり、逃走の準備を開始する。
ープラネットテラー ネタバレー(ドラッグして見てね)
ゾンビに襲われて脚を失ったチェリーは、レイに脚に棒をつけられ歩いていたが、逃亡の中でレイがゾンビとの戦いを優位に進めるべく、機関砲をつけてくれた。
その事で彼女はゾンビの群れやゾンビ鎮圧に来た兵士とも戦うことができた。
だがレイが自らと結婚しようとしていたことを知り、再び彼への心が目覚め、ベッドで一夜を過ごした矢先、レイはチェリーをかばい命を落とすのだった。
生き残った人々は脱出。
数年後、戦いに目覚めたチェリーの指導の下、レイの遺言通り、海を背にした要塞を建設、彼女の脚にはガトリングガンが取り付けられ、背中にはレイの子供を背負っていた。《プラネットテラー 感想》
まさしくロバート・ロドリゲス監督の映画だ!
B級映画を意識して制作されているのはすぐに理解できた。それにこの映画のくだらなさ、あり得ないだろう、とツッコミたくなる場面は、監督ならではである。
この映画より数年前まで、監督のバイオレンスという部分が欠けている映画が多かったように思えていたファンには、この映画のバイオレンス感覚は楽しく思えた。
オープニングから卑猥で、胸くそ悪いシーンがあるが、それでこそのロドリゲスと思い、思わず興奮してしまった。
また片足に機関銃をつけるという馬鹿馬鹿しいアイディアは、デスペラードでギターを機関銃にした監督らしい面白い思いつきだと思えた。
ファンならば是非とも観ていただきたい。
ちなみにこの映画は、次の「マチェーテ」への伏線であることも忘れてはならない。
本日の映画レビューは以上。
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ゆっくりしていってくださいね。
さて、本日の映画レビューは、マリアッチシリーズ最終章。
第151「レジェンドオブメキシコ デスペラード」
《レジェンドオブメキシコ デスペラード 概要》
2003年、アカデミー賞でロード・オブ・ザ・リング王の帰還が史上最多11部門を受賞したこの年に、レジェンドオブメキシコは公開された。
主演は前作に引き続き、アントニオ・バンデラス。
《レジェンドオブメキシコ デスペラード 物語》
前作で結ばれ幸せに暮らしていたマリアッチとカロリーナだったが、彼女を物にしたいと企むマルケス将軍は、マリアッチが住む村を襲撃、マリアッチは負傷して命はとりとめたものの、カロリーナと幼い娘が犠牲になる。
悲しみにくれながらも、村の人々へギター作りを教えていたマリアッチ。
そのころ、メキシコではクーデターが密かに進行していた。
麻薬王バリヨとその実行部隊を指揮するマルケス将軍。
このクーデターを未然に防ぐべく、CIAのサンズはマリアッチに目をつける。
そしてバリヨの娘もまた、警察内部に侵入、画策を開始する。
様々な計画が進む中、マリアッチは果たしてどう動くのか?
ーレジェンドオブメキシコ デスペラード ネタバレー(ドラッグして見てね)
マリアッチはサンズの依頼を受け、マルケス殺害へと動き出すも、サンズは彼の腕を確かめるために、部下にマリアッチを襲わせる。
サンズはその一方で元FBIのラミレスを味方として、バリヨを追わせる。
サンズはさらに大統領の側近を抱き込み、大統領が孤立する時を聞き出し、手引をさせようと企む。
マリアッチは仲間を集め、忘れた過去、ギターケースを再び開く。
サンズはまたバリヨの娘を本当の警察官だと思い、計画を打ち明けて、貴重な情報までも提供してしまう。
そしてクーデターの日、バリヨは自ら整形しているところへ娘が警官隊を引き連れて向かう。そして死んだと思わせる。
しかしラミレスはそれを見破るも捕まり、サンズも捕まったあげく、両目をえぐられてしまう。それでもバリヨを追いかけ、バリヨの娘を殺す。
マリアッチは大統領を救い、マルケス将軍に復讐をはたす。
バリヨへラミレスもまた相棒を殺された復讐を果たす。
そしてマリアッチはメキシコの国旗を胸に、彼は旅立つのだった。《レジェンドオブメキシコ デスペラード 感想》
この映画はエル・マリアッチから続く3部作の最終章になる。
元々ロドリゲス監督はデスペラードの続編を撮影する予定はなかったのだが、デスペラードへちょい役として出ていたクエンティン・タランティーノが、この映画は3部作だよね、という言葉に刺激を受けて、このレジェンドオブメキシコを撮影したのだ。
互いにブラザーと呼び合うクエンティン・タランティーノからの言葉は、監督にとって特別だったのだろう。
しかし残念ながら筆者としては納得できるできとは言えない。
良い意味でバイオレンスこそがロドリゲス監督の色だと思っている筆者として、バイオレンスの色が少ない。
脇役のジョニー・デップを起用できたのはすごいと思うのだが、ジョニー・デップの演技が独特すぎて、アントニオ・バンデラスがかすんでしまっている。
さらに脚本の側面から個人的に言わせてもらえば、やりたいことがまとまったいないような気がした。
面白い、確かに面白いのだが、目的が個人的なところになく、公的になっているのは、らしくないような感じがしてしまった。
あくまで個人的な感想なのだが、一般向けに制作されされたのかもしれない。
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さて、本日の映画レビューは、ロバート・ロドリゲス監督が自らの映画をリメイクしたこちらの映画。
第150号「デスペラード」
《デスペラード 概要》
1995年といえば、Windows95が発売されて、まさしくパソコン新時代の幕開けとなったこの年に、映画デスペラードは公開された。
前作が7000ドルという、低予算で制作され、その1000倍の予算で制作された本作は、エル・マリアッチのリメイクであり、続編という位置づけで制作された。
主人公を演じたのはアントニオ・バンデラス。彼はこの映画で世界的なスターとなった。
《デスペラード 物語》
ある酒場に1人の男がやってきた。名前はブシェミ。彼はまずいビールを飲んで、ある男の話をした。
男の名前はわからないが、ギターケースから巨大な銃を取り出して、酒場の連中を殺したという。
そして、話の最後にブチョという名前を出すと、酒場の連中は青ざめる。
ブシェミがホテルへ戻ると、そこにはマリアッチが寝ていた。
片腕を撃たれ演奏できず、恋人を殺され、復讐のために、友人のブシェミを使って、ギャングのボス、ブチョを探していたのだ。
酒場での出来事を失態マリアッチは、酒場へ行くも、すぐに身元がバレてしまい、銃撃戦となる。
そして、町に出たマリアッチはカロリーナという美女を助けて傷を追ってしまうのだった。
ーデスペラード ネタバレー(ドラッグして見てね)
カロリーナの店へ運ばれたマリアッチは治療を受ける。彼女は町で本屋を経営しており、本を見ながら彼の傷を縫った。
そしてマリアッチは再びブチョを探しに町へ出ていく。ブシェミに協力を依頼するも、そこへ殺し屋がきて、ブシェミは死に、彼もまた傷を追うのだった。
しかしそこでカロリーナが店をブチョの薬物の取引所としていることを知り、カロリーナの店へ行き、ひどく怒るも、出血により倒れてしまう。
そこへブチョがやってきて、彼は命を狙うも、彼女がごまかしてその場はおさまった。
気を失ったマリアッチは、彼女の治療を受ける。
そして肉体で結ばれるのだった。
ブチョは翌朝、彼女がマリアッチを匿っていることに気づき、店へ火を放ち2人を殺そうとするも、逃げ延び、マリアッチは仲間のカンパ、キーノを呼び寄せる。2人ギターケースはマシンガン、火炎放射、ロケットランチャーとなる。
そして2人がブチョの手下を始末した後、彼はブチョの元へ行く。
そして銃を向けるのだった。
1人、ギターケースを持って歩くマリアッチの後ろから車が来て、そこにはカロリーナの姿が。2人はそのまま旅立つのだった。
《デスペラード 感想》
前作の10倍の予算ともあって、その銃撃戦の規模は、今見ても素晴らしく、またハリウッドでもみない独特の雰囲気がまた素晴らしい。
アントニオ・バンデラスは後に多くの映画で主演をつとめるが、筆者の中ではやはりこのデスペラードのアントニオ・バンデラスがもっともしっくりくる。
二丁拳銃が袖から出てくるところなど、最高である。
また馬鹿馬鹿しいが仲間がギターケースを機関銃やロケットランチャーとして使うのは、やはり今もなお語り継がれるアイディアのひとつであろう。
マリアッチシリーズ3部作のデスペラードがやはり一番だと思える。
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