映画おすすめ 呪詛|映画レビューズ
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映画おすすめ 呪詛
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六年前、恋人と弟は死にました

「呪詛」

評価:★4,2

・映画おすすめ 物語


ルオナンは六年前、ある村に弟と恋人と、心霊撮影に出かけた。

しかし帰れたのはルオナンだけで、他の二人は命を落としてしまう。

カメラで撮影していた映像の事でもめていると、両親と乗った車は事故にあい、父は自らトレーラーに突っ込み命を絶つ。

警察に持っていくと、それを見た警察官二人は自殺してしまう。

霊能者は映像はけして誰にも見せないほうがいい、と彼女のその映像の封印を助言するのだった。

ルオナンは子供を産んだが、その時の精神状態では子供を育てることはできず、女の子を施設へ預けることにするのだった。

六年後、精神状態が安定したルオナンは娘を引き取ることを決意する。

一度、施設に預けた実子とは言え、自分の手元に戻すのはなかなか手間のかかる作業と、難しいことであったが、何とか娘を引き取ることができた。

ぎこちない会話から次第に親子として、何とかやっていけそうに思えた矢先、家の電気が急に消えたり、部屋の外のエレベーターから声が聞こえたり、怪現象が起こり始める。

さらに娘は空中を見て、顔のない悪い人、がいると言い出すのだった。

娘は幼稚園でも変な子供扱いされ、喧嘩をすることもあるのだった。

ルオナンはこれも六年前の呪いなのか、と六年前を思い出す。

不思議な村で絶対入ってはならないと言われたトンネルに入った弟と恋人。

そして残されたトンネル内部の映像。

ある日を境に娘は次第に具合が悪くなりはじめ、呪いは娘を確実にむしばみ始めていた。


・映画おすすめ 感想


近年、台湾のホラー映画が力をつけている。

「哭悲」などの話題作が公開されるなど、これまでのホラーとは違うホラーの形を台湾は見せつけてきている。

本作は、ビデオカメラの映像で物語が進むPOV映画である。

仕掛けが非常に混んでいて、現代と六年前を交互に見せることで、物語が複雑化していく。

また六年前の映像が不気味で、不思議な村の光景などは、本当にありそうな村や宗教施設らしさが出ている。

またアメリカでよくある子供が幽霊と対話する系の映画を、本作でもやっているのだが子供が次第に疲弊していくのが本当に痛々しく、それがまたリアル感を生んでくる。

アジア映画「コクソン」などでもあったが、呪いの原因がなんなのか分からない、見ている方にも答えをくれないところなどは、アジア映画らしく、呪いの正体がなんなのか分からないまま物語は進んでいく。

本作はある事件を基に創作されたものらしいのだが、続編も制作されているとの噂もあるので、ここからどうやって続編が作られるのか、気になる映画である。


監督
ケヴィン・コー
脚本
ケヴィン・コー
出演者
ツァイ・ガンユエン
カオ・インシュアン
シーン・リン
Ching-Yu Wen


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