映画おすすめ 3人のキリスト|映画レビューズ
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映画おすすめ 3人のキリスト
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博士の前に現れた三人のキリスト

「3人のキリスト」

評価:★3,4

・映画おすすめ 物語


精神科の博士アランは、この時代、当たり前とされていたロボトミー手術、電気治療に反対していた。

そこで妄想型統合失調症の新しい治療を模索するべく、ある病院の医師となる。

そこにいたのは自分をキリストだと言い、自傷行為をする患者、小人症でもあるジョセフがいた。

自傷行為を止めたアランの目の前でジョセフは連れていかれ、電気治療を施され、泡を吹いて意識を失うのだった。

するともう一人、自分の体臭が気になり一日に何度もシャワーを浴びるクライドもまた、自分がキリストであると言っていた。

アランは二人に興味を抱き、二人の治療にどんな方法があるかを検討していた。

すると自分を雇った委員会は、彼の実験の状況を尋ねてきたので、助手と予算を要求する。

そこで雇ったのが、精神病学科に通う学生のペギーだった。

彼女に統合失調症の人物が女性に性的な欲求をぶつけてくることを説明したうえで雇い、もう一人、どこかに自分がキリストだと名乗る患者がいないか探させ、別の病院にリオンという患者がキリストを自称していることを突き止めた。

アランは三人に専用の病室を用意し、一日に一度、アランやペギー、助手たちを集め話し合いの場を設けることにした。

こうしてアランの治療と実験が始まるのだった。


・映画おすすめ 感想


実話に基づいた映画である本作。

実際にいるキリストを自称する妄想型統合失調症の患者を集め、三人を対話による自己認識で、キリストではないことを自覚させる治療法を試みた。

それをまとめた本が原作となっている。

主演のリチャード・ギアが精神科博士のアランを演じ、名だたる三人の俳優たちが、それぞれ独特の症状を持つ統合失調症患者を演じている。

どこまで現実に基づいているのかは定かではないが、これが本当に実際に起こったことなのであれば、精神疾患に希望が見いだせると同時に、少しの油断が悲劇になることを描いている。

統合失調症だけではない。

様々な精神疾患を抱えた人々は、十人十色の症状を抱え、苦しんでいる。

それを治療できるとしたら、抱えている苦しみを少しでも改善できたら、と思える映画だった。

結果的に治療はできなかったのが史実ではあるものの、ロボトミーや電気ショックと言った、間違った治療を廃しすることの、布石にはなったのではないだろうか。



監督
ジョン・アヴネット
原作
ミルトン・ローキチ
出演者
リチャード・ギア
ピーター・ディンクレイジ
ブラッドリー・ウィットフォード
ウォルトン・ゴギンズ
James Monroe Iglehart
ジュリアン・アコスタ
ジュリアナ・マルグリーズ



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