映画おすすめ 透明人間 2020|映画レビューズ
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映画おすすめ 透明人間 2020
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彼はそこにいる

「透明人間 2020」

評価:★4,3

・映画おすすめ 物語


光学技術の研究をする世界的科学者のエイドリアンは、恋人のセシリアを束縛し、行動から思考まですべてを支配しようとしていた。

それに耐えかねたセシリアは、エイドリアンに睡眠薬を飲ませ、深いに眠りについているうちに、家を抜け出すのだった。

待ち合わせた妹のエミリーの車で逃げ、エミリーの恋人で刑事のジェームズのところに居候として住むことになる。

それでもいつ、エイドリアンが現れるか分からない状況に、恐怖して家から出られない状態が続いていた。

ところがエイドリアンの兄で弁護士のトムから連絡が入り、エイドリアンが自殺したという。

これで自由になれたと思ったセシリアだったが、その日から妙な出来事が立て続けに起こる。

料理中、火を弱めたはずのガスが勝手に強くなり火事になりかけたり、寝ている間にシーツをはがれ、そのシーツを取ろうとしたら、シーツの上に見えない誰かが立っていたりと、到底現実とは思えないことばかりだった。

そして再就職先で倒れた彼女は、血液中から薬の成分が検出されたと聞かされる。

家に帰るとエイドリアンから逃げる際になくしたはずの薬が家の中にあったのだ。

エイドリアンは生きている、そう確信したセシリアだったが、誰もそれを信じてはくれず、一人で彼女は事態を解決しようとする。

そのためにエイドリアンと一緒に住んでいた家へ再び戻り、研究室へ向かうと、そこにはカメラが沢山ついた、透明になれるスーツがおかれていた。

それで透明人間の説明がつく。

証拠を見つけたセシリアは、妹のエミリーにそのことを話そうとしたとき、空中に浮きあがった食事用のナイフがエミリーの首を斬り、素早くそのナイフはセシリアの手に握られたのだった。

何が起こったのか分からないまま、セシリアは妹殺しの罪で逮捕されるのであった。

・映画おすすめ 感想


クラシック映画の透明人間から、実に多くの透明人間映画がつくられ続けてきた。

日本でも特撮をいかした透明人間が制作されたこともある。

ユニバーサルスタジオはこうしたクラシックモンスター、いわゆるユニバースモンスターズというホラー映画、アクション映画、SF映画を1920年代から作り続け、リブートも合わせると、100以上ものクラシックモンスター映画がある。

その中でMCUのシェアワールドを意識した、ダークユニバースという展開を打ち出した時期があった。

これはクラシックモンスターシリーズのリブート作品を制作し、それらを競演、世界観を共通のものにするという、壮大な計画であった。

その中には透明人間の現代版を製作する企画もあり、ジョニー・デップが主演を務める予定であった。

ところがダークユニバースはご存じの方も多いと思うが、一作目で大コケしてしまい、制作チームも解散する状態となり、これからは単独でリブート映画を作り続けていく方針転換をした。

その一作目となるのが本作である。

王道の透明人間ホラー映画となった本作は、演出も見事で、評論家、観客からも受け入れられる映画となった。

本作のラストから続く透明人間の女性版が企画段階にあることもすでに発表されており、違う形でダークユニバースは生きているのかもしれない。


監督 リー・ワネル
脚本 リー・ワネル
原作 H・G・ウェルズ『透明人間』
       ジェイムズ・ホエール『透明人間』
製作 ジェイソン・ブラム
        カイリー・デュ・フレズネ
製作総指揮 リー・ワネル
                ローズマリー・ブライト
                ベン・グラント
                ベアトリス・セケイラ
                ジャネット・ヴォルトゥルノ
出演者
エリザベス・モス
オルディス・ホッジ
ストーム・リード(英語版)
ハリエット・ダイアー
マイケル・ドーマン(英語版)
オリヴァー・ジャクソン=コーエン






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