映画おすすめ 記者たち 衝撃と畏怖の真実|映画レビューズ
忍者ブログ

映画レビューズ

年間500本の映画を観るオタクの映画レビューを見ていってください。 最新作から、ジャンルを問わずレビューしています。 気になる映画の参考に、観た映画の他人の意見が見たい人。アクセスしてくれると嬉しいです。 よろしければ遊びに来てくださいね(*^o^*)

映画おすすめ 記者たち 衝撃と畏怖の真実
前回のブログ 映画おすすめ 馬の蹄鉄 1893年

前々回のブログ 映画おすすめ イップ・マン 完結

これは真実を基にした物語

「記者たち 衝撃と畏怖の真実」

評価:★4,2

・映画おすすめ 物語


2001年9月11日、ニューヨークの貿易センタービルとペンタゴンに航空機が突っ込むという、世界でも類を見ないテロ事件が勃発した。

すぐにアルカイダ、ビンラディンが自分たちの行動だと名乗り出る。

アメリカはテロの恐怖をしり、同時に当時の大統領だったブッシュ大統領がどういった決断をするのか、注目されていた。

新聞記者のウォーレンとジョナサンは、政府周りの取材を開始する。

戦争へ踏み切る様子だと嗅ぎつけた二人だったが、それがアフガニスタンへの派兵と思い込んでいたところに、イラクへの進軍が濃厚だと耳に入る。

当時、イラクを掌握していたフセインとビンラディンのつながりは、明らかになく、政府によるフセイン排除のための戦争ではないかと疑い始める。

大手メディア、新聞は次々とイラクが敵国、ビンラディンとの関係を書き立てた。

しかし二人と新聞社だけはイラクとビンラディンのつながりに疑いを持つ記事を書き続けた。

すると今度は、イラクが核兵器を含む多くの大量破壊兵器を製造しようとしている、と政府が発表し、メディアはこぞってそれを報道した。

特にイラクに持ち込まれたしんちゅう管は核兵器の燃料となるウランを作るのに使われる、それを理由に戦争は始まろうとしていた。

しかしウォーレンとジョナサンの調べでは、あのしんちゅう管の太さではウランは作れない、と専門家からの証言を受け、記事にする。

それでも世論はイラク戦争へと動き、二人と新聞社は孤立し始めるのだった。

やがてイラク戦争は始まることになる。

・映画おすすめ 感想


当時、管理人もイラク戦争には賛成だったし、これでテロの脅威がなくなるのだと思い込んでいた。

だがその当時にはすでに、イラクに大量破壊兵器はなく、その事実を政府は知っており、隠していたというのだ。

さらにアメリカ政府はフセイン排除のために、無理やり世論を誘導した。

大手メディアがこぞってプロパガンダを流したというわけである。

実在する新聞社と新聞記者たちは、それでもイラク戦争は仕組まれたものだと今でも言い続けている。

現にイラク戦争は本当に正しかったのか、今でも疑問が残り続け、泥沼化したことで多くのアメリカ兵士が死んだ。

死者の数だけは増えるが、大量破壊兵器の数は増えない。

今の世界。

2022年現在、ウクライナとロシアが戦争をしている。

この戦争がイラク戦争の時のように、いつかこの映画のように、片方からではなく、異論を論じる映画が作られることを願いたい。


監督 ロブ・ライナー
脚本 ジョーイ・ハートストーン
製作 ロブ・ライナー
        マシュー・ジョージ
        エリザベス・E・ベル
製作総指揮 マーティン・シェイファー
                ウェイン・マーク・ゴッドフリー
                ロバート・ジョーンズ
                アラステア・バーリンガム
                トニー・パーカー
                クリストファー・H・ワーナー
                ロン・リンチ
出演者
ウディ・ハレルソン
ジェームズ・マースデン
ロブ・ライナー
ジェシカ・ビール
ミラ・ジョヴォヴィッチ
トミー・リー・ジョーンズ






日本最大級のビデオオンデマンド<U-NEXT>無料トライアル実施中!



PR
          
映画ランキング

コメント

コメントを書く