映画おすすめ イップ・マン 完結|映画レビューズ
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映画おすすめ イップ・マン 完結
前回のブログ 映画おすすめ 鍛冶屋の場面

イップ・マン 序章

イップ・マン 葉問

一人の男の壮絶なる人生の終わり

「イップ・マン 完結」

評価:★4,5

・映画おすすめ 物語


前作、伝承で妻との別れを経験したイップ・マンは、中国で相変わらず武術を教えていた。

しかしガンが発見され、イップ・マンは学校で問題を起こし、退学が続いていた息子の留学先を探すべく、サンフランシスコへ向かう。

現地では中華街ができており、武術の師匠たちが中華総会なるものを作り、現地の中国人たちを守っていた。

しかしイップ・マンが学校の推薦状をもらうべく総会へ向かうが、師匠連は良い顔をしなかった。

それは彼の弟子であるブルース・リーがカンフーを人種を問わず教えていること、カンフーを見世物にしていることが気に入らなかった。

そこで対立したイップ・マンは、ブルースが主催する演武会を見に行き、弟子の成長を見届ける。

しかしカンフーへの風当たりは強く、当時、アメリカではやっていた空手の人々とブルースは喧嘩するのであった。

空手は軍隊でも採用され、ブルースの弟子がカンフーを軍隊に役立てると上官に言うが、上官は聞く耳を持たず、さらにブルースの弟子をこてんぱんにしてしまうのだった。

アメリカ人の一部は中国人を嫌い、軍隊の中では国から追放してやる、という過激な思想も出ていた。

そうした人々の争いにイップ・マンは巻き込まれていくのであった。

・映画おすすめ 感想


イップ・マンシリーズ、堂々の完結である。

ブルース・リーの師匠であり、武術の達人であった実在の人物。

金持ちの家に生まれ、働くことを知らず、武術に明け暮れ、日本統治下の中国で貧乏を味わい、それでも武術を忘れることなく、妻と子供のために戦い、愛する妻を亡くしても、息子のために最後まで戦い抜いた男。

この男の大河シリーズは、本当にしびれるほどのカンフー、ドニー・イェンの武術に魅せられていく映画でもあるが、イップ・マンが苦悩する姿、武術に何ができるのか、という問いかけにもなっている。

大事なのは想いを貫き通すこと。

武術でなくてもいい。

このシリーズは日本、アメリカへの敵対心をあおっている映画かもしれない。

だがそれでもなお、魅了されるカンフー映画であった。


監督 ウィルソン・イップ
脚本 エドモンド・ウォン
製作 レイモンド・ウォン
出演者
ドニー・イェン
ウー・ユエ
ヴァネス・ウー
チャン・クォックワン
スコット・アドキンス
音楽 川井憲次






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