映画おすすめ 1917 命がけの伝令|映画レビューズ
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映画おすすめ 1917 命がけの伝令
一つの任務
 

「1917 命がけの伝令」

 

評価:★4,6

 

・映画おすすめ 物語

 
1917年。
 
第一次世界大戦のヨーロッパでは、イギリス軍とドイツ軍が激しい戦闘を繰り広げていた。
 
ドイツ軍が後退をはじめ、イギリス軍は勝機とばかりに、攻撃を仕掛ける作戦を立てていた。
 
ところがそれはドイツ軍の戦略的撤退であることが、哨戒機によって判明する。
 
明朝、攻撃を開始する第二大隊へ連絡しようとするも、電話線は切られていた。
 
そこでトムとウィルという二人の兵士に手紙が託され、明朝までに第二大隊へ伝令を伝える任務が言い渡された。
 
塹壕を出た二人の前に確かに敵の姿はなく、順調に先に進むことができた。
 
ところが空中で戦闘機同士の戦闘が始まり、ドイツ軍の飛行機が落とされてしまう。
 
二人はパイロットを救出するも、トムが離れているうちにウィルがナイフで刺され、致命傷を受けてしまう。
 
第二大隊には兄がいるから、会ってくれ、と言い残しウィルは命を落とすのであった。
 
悲しんでいる暇さえも戦争は与えてくれず、トムは第二大隊の駐屯する森まで向かうのだった。
 
 

・映画おすすめ 感想

 
すごい仕掛けの映画である。
 
本作を監督したのは007シリーズを復活させたサム・メンデス監督であり、普通の戦争映画ではないと思われていたが、ここまで没入した戦争映画は初めてである。
 
ワンカットのように見える編集を行い、映画はカットが変わることなく、トムとウィルを追い続け、最後までそのワンカットは変わらない。
 
最初から最後までずっと、一人の主人公を追い続けている。
 
これは没入感がこれまでにない映画になっている。
 
また俳優陣の側面から見ると、イギリスの大物俳優が数分の役柄で登場しているので、それもまた見ごたえのある映画になっている。
 
これは前代未聞の映画である。
 
 
監督 サム・メンデス
脚本 サム・メンデス
    クリスティ・ウィルソン=ケアンズ
製作 サム・メンデス
    ピッパ・ハリス
    カラム・マクドゥガル
    ブライアン・オリヴァー
製作総指揮 ジェブ・ブロディ
        Ricardo Marco Budé
        イグナシオ・サラザール=シンプソン
出演者
ジョージ・マッケイ
ディーン=チャールズ・チャップマン
マーク・ストロング
アンドリュー・スコット
リチャード・マッデン
クレア・デュバーク
コリン・ファース
ベネディクト・カンバーバッチ






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