ルーパー|映画レビューズ
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映画レビューズ

年間500本の映画を観るオタクの映画レビューを見ていってください。 最新作から、ジャンルを問わずレビューしています。 気になる映画の参考に、観た映画の他人の意見が見たい人。アクセスしてくれると嬉しいです。 よろしければ遊びに来てくださいね(*^o^*)

ルーパー
Twitterのトレンドに#何度も観たい映画3選というのが入っていた。
映画ファンには嬉しいトレンド入りで、すぐに管理人もTweetしてしまった。
個人的に良くベスト映画3選というのを考えるのだが、どうしてもこうなる。
1位 スター・ウォーズシリーズ
2位 ソ連版戦争と平和
3位 (未定ながらも今は)ガルム・ウォーズ
という感じだろうか。
ここからが本題

「ルーパー」

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タイムスリップ物は数あれど、未来から在任が送られてくるという設定は珍しいと思えた映画。
結果から言うと「パラドックスが救う命」を目撃する。

・物語

少し近未来。貧富の差が激しくなった時代になり、人口の10%が超能力に目覚めた。それが人類の新しい可能性だと、誰もが信じた。しかしコインを空中に浮かせられる程度の能力しか発揮できなかった。
そんな世界で新しい職業が誕生した。未来から罪人が銀を背負って送り込まれてくるので、
罪人を始末する仕事ルーパーである。銀がルーバーの報酬になり、その元締めが未来から来た男である。
主人公は幼少期、母を亡くしたことから世界を恨み、貧民街でルーパーの元締めに拾われ、ルーパーとなった。
少しずつ銀をためていき、最終的にフランスへ移住する計画を立てていた。
しかしルーパーには終わりがある。金を背負った罪人が送られてきて殺したら引退。それが未来の自分だから。
そして主人公にもその時がやってきた。が、引退にはならなかった。未来の自分は金を盾に銃弾から逃げ出し、逃亡してしまったのである。
未来人が過去に解き放たれた。これは今の本人も捕まえ、自分をおびき出すのが常套手段なのだが、主人公は自分で自分を殺すために逃げた。
そして未来の自分は未来で殺された妻のために、未来を支配している人物を殺すために探し求めていた。
映画『LOOPER/ルーパー』ネタバレ感想 面白いが疑問点もある | 人生半降りブログ


・感想

タイムスリップ物は頭の中が混乱するのが面白い。本作は罪人を処理できなくなったことで、過去で処理してもらうべく過去に送るのだが、最終的に自分が送られるというのが面白いところである。

自分を殺すのは自分。

尻尾をくわえた蛇というわけである。
話をややこしくしているのは、未来を牛耳っている人物を未来の自分が探しているという点だ。

現代の主人公は未来の自分を追い、未来の自分は現代にいるはずである未来を牛耳る人物を追い、2人を組織が追う、という構造になっているので、誰が誰を追いかけているのかわからなくなるときもある。
しかし最後のエンディングは良い解決策が出来上がっていると思えた。
未来の独裁者を産まないために、尻尾を加えた蛇の状態を利用する。このエンディングは物語にしっくりしてきる終わり方だと思う。
LOOPER/ルーパー||洋画専門チャンネル ザ・シネマ

[ルーパースタッフキャスト]

【CAST】
オールド・ジョー:ブルース・ウィリス
ヤング・ジョー:ジョセフ・ゴードン=レヴィット
サラ:エミリー・ブラント
セス:ポール・ダノ
キッド・ブルー:ノア・セガン
スージー:パイパー・ペラーポ
エイブ:ジェフ・ダニエルズ

【STAFF】
監督・脚本:ライアン・ジョンソン
プロデューサー:ラム・バーグマン/ジェームズ・D・スターン
製作総指揮:ダグラス・E・ハンセン/ジュリー・ゴールドスタイン/ダン・ミンツ
撮影監督:スティーブ・イェドリン
プロダクションデザイナー:エド・ヴァリュー
編集:ボブ・ダクセイ
衣装デザイナー:シャレン・デイヴィス
音楽:ネイサン・ジョンソン
特殊メイク:辻 一弘


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