映画おすすめ 「リヴォルト」|映画レビューズ
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年間500本の映画を観るオタクの映画レビューを見ていってください。 最新作から、ジャンルを問わずレビューしています。 気になる映画の参考に、観た映画の他人の意見が見たい人。アクセスしてくれると嬉しいです。 よろしければ遊びに来てくださいね(*^o^*)

映画おすすめ 「リヴォルト」

「リヴォルト」

 
2017年公開のイギリス、南アフリカ合作のSF映画である。
 
注意:ネタバレ、長文
 
地球が謎の機械に侵略された地球。各国が壊滅していく中、唯一、アフリカの一部地域だけが侵略から逃れていた。記憶を失った、おそらくアメリカ軍の特殊部隊に所属していたと思われる男は、目覚めると記憶を失い牢屋に入れられていた。隣には難民キャンプの医師で元イギリス軍の軍医だった女性がおり、そこへ地元の過激派グループがやってくると、彼女に暴行を始める。一度は建物から逃げ出した主人公だったが、彼女のところへ戻って来ると、助け出し、2人は米軍基地に向かい旅を始める。
しかし機械の襲撃と現地で過激化したゲリラたちの襲撃を受けながら、2人はそれでも米軍基地へ向かう。
やがて次第に主人公の記憶が蘇ってくる。
 
本作は配信で観たのだが劇場公開もされたとあり、それなりにしっかりとした経緯で日本にやってきたのだと思うが、正直、物語としては残念な終わり方をする。
 
宇宙人のよくある侵略物に主人公の記憶喪失をあわせた脚本は素晴らしいと思ったし、それが最終的な鍵となっていくのだが、ヒロインの扱い、説明不足の終わり方、何もかにもばらまいて回収しないままに終わらせた感じのある映画である。
 
最後観た後はモヤモヤしか残らず、鑑賞後は鑑賞した人が何となくこんな感じで彼は牢屋に入ったのかな、とか想像するしかない。
 
ならば数分で良いから彼が牢屋に入った理由、彼女が牢屋に入った理由を場面を挟めば解決するのに、なにも解決していない終わり方だ。
 
ハッピーエンドという感覚の映画ではるが、どうみても世界を征服できるほどの戦力が侵略者にあるとは思えず、その部分も少し残念ではあった。


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