映画おすすめ 『妖獣都市』|映画レビューズ
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 映画おすすめ 『妖獣都市』

「妖獣都市」

 1987年公開のアニメ映画であり、菊地秀行原作の同名小説シリーズ初の映画化である。
原作者の菊地秀行は本作を原作のイメージ通りと唯一、認めた作品である。
 
注意:ネタバレ、長文
 
普段は営業マンとして仕事をこなしながら、裏では闇ガードとして働く滝。闇ガードとは人類が誕生以来、魔界と呼ばれる並行した別の世界の住人から、依頼を受けて守る仕事。人間界と魔界の和平調停が切れる時が迫り、再調停のためロッテンマイヤーなる魔術師が日本にやってくる。その警護を任せられた滝は、魔界側からの闇ガード麻紀絵と空港で合流する。しかしそこには魔界の過激派がすでに到着しており、滝が襲われるも、麻紀絵によって命が救われる。
その後、ロッテンマイヤーと合流するも、ロッテンマイヤーは東京の風俗店に行きたいとダダを捏ねる爺さんだった。
困った滝は麻紀絵にロッテンマイヤーのおもりをさせ、自分は結界のはられたホテルで、オーナーとチェスをしていた。
するとその頑丈な結界を破り、魔界の男が侵入、麻紀絵を性的な関係をせまる。そこへ駆けつけた滝ので弾丸で魔界の男は命尽きた。
だがこの好きにロッテンマイヤーは逃げ出し、風俗店でサービスを受けていた。が、その風俗嬢は魔界の者で、取り込まれてしまう。
間一髪でロッテンマイヤーを救出することに成功したが、術式の効いた山中の診療所へ向かう最中、結界の中に閉じ込められてしまい、麻紀絵がその力で結界を破り逃げ出すことに成功し、ロッテンマイヤーの命は救うことができた。しかし麻紀絵は過激派に捕まり、魔界の男たちに犯されていた。これを救うため、滝は命令を無視して麻紀絵の救出へ向かうのだった。
 
菊地秀行といえば川尻善昭監督というくらい、原作を見事に映像化してくれるものである。
 
子供にはけして見せられない映画ではあるが、大人が楽しむには十分すぎる内容であり、魔界の表現、サイキックの表現など、手書きアニメの時代のクオリティとしては凄いできである。
 
また武器の描写が細かく、滝の持つ特殊リボルバーが素晴らしい。
 
終わり方も実に見事な終わり方で、ハッピーエンドといえるのかどうかは定かではないが、原作ではこの映画が起点となっていることは間違いなく、続きが気になるほどの映画であった。


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