映画おすすめ『パトリオット』|映画レビューズ
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映画おすすめ『パトリオット』

「パトリオット」

2000年公開、ローランド・エメリッヒ監督、メル・ギブソン、ヒース・レジャー主演のアメリカの歴史映画である。
注意:ネタバレ、長文
『アメリカはここから始まった』
歴史は続いているものであり、史実は区切りなく過去から現代に続くもので、物語を語る上で前提として知って置かなければならない情報がある。
『7年戦争』という歴史的戦争があった。これは当時の世界列強国、植民地を抱えるイギリス、フランス、スペインとロシアなどが参戦した世界規模の戦争であった。その戦争はこうした列強同士の戦いにとどまらず、世界各地の植民地にも影響を及ぼし、アメリカでも戦闘が行われた。
主人公ベンジャミンは。この『7年戦争』でアメリカを戦場とした戦闘の英雄であった。しかし妻と出会い子どもたちができて、農夫になることを決めた。
それから妻は亡くなり、子どもたちを自由黒人たちと一緒に、畑を耕して生活していた。
その頃、イギリスの植民地であった13州で独立の機運が高まり、フランス、スペインの支援を受け、各州は独立戦争を開始した。
ベンジャミンの住む州でも独立戦争へ参加するべきだ、という意見が高まる中、戦争の恐ろしさを知っているベンジャミンは反対するが、戦争は行われることとなる。
戦争へ参加することを嫌がったベンジャミンだったが、長男のガブリエルは志願兵として戦争へ参加する。
次第にベンジャミンの家の近くまで戦渦が近づき、ガブリエルは負傷しながら家へ逃げ帰ってくる。それど同じく家の目の前で戦闘が起こり、ベンジャミンは中立の立場から、アメリカ、イギリス両軍の負傷兵を手当した。
ところはそこへやってきたイギリスの騎馬隊隊長ウィリアム大佐は、イギリスの負傷兵を収容後、アメリカ軍の負傷兵を皆殺しにし、ベンジャミンの家に火を放ち、ガブリエルがアメリカ軍の伝令だとしると捕虜にしようとした。それを止めようとした次男をウィリアム大佐は撃ち殺し、ガブリエルは連れて行かれた。
怒りと絶望からベンジャミンは武器を息子たちに持たせ、森の中へ向かい、イギリスの兵士たちを皆殺しにして、ガブリエルを助けた。
そして子どもたちを亡くなった妻の姉へ預け、自らの戦場へ向かい、息子ガブリエルと民兵を集め、イギリス軍相手にゲリラ戦をしかけるのだった。
ここ数日、アメリカの歴史を学び、映画でもっと深く映画の方でもアメリカ史を順番に観ていこうと思い、最初に選んだのがやはりアメリカが始まった瞬間、イギリスの植民地からアメリカ合衆国へ変わった戦争の物語であろう。
わずか250年でアメリカは世界の中心国家となった。その中心国家にどうやって成り上がったのか、そこを知るべく、アメリカの始まり独立戦争からまず観たわけだが、アメリカという国は、民衆が自らイギリスから勝ち取った国である。だから愛国心が強く、独立戦争で多くの者を失った。それでも戦うことを諦めなかった。そこに今につながるものがあるように思えた。
本映画はどこまでが史実でどこまでがフィクションか分からない。あるいはイギリスをここまで卑劣に描く必要はなかったのかもしれない。
ただボロボロになった星条旗を掲げ、民兵がイギリス軍を倒す。
アメリカは常に星条旗を掲げ戦い続けている。
その歴史的始まりを観たような気がする。
何度も言う。『アメリカはここから始まった』

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