映画おすすめ『アクアマン』|映画レビューズ
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映画おすすめ『アクアマン』
「アクアマン」Aquaman
注意:ネタバレ、長文
2018年に公開されたDCコミックスを原作とする一連のDCエクステンデッドユニバースに属するヒーロー映画である。
物語はジャスティスリーグの騒動から少しあと、海で人を救うことをしていたアーサーは、海底に沈んで7つの国に別れてしまったアトランティス王国の王になってほしいと、メラという王族の女性に頼まれる。
だが人間の父を置き去りにし、自分のせいで海に戻され、化物の餌にされた母のことを考えると、自分は海に戻るべきではないと思っていた。
そんな折、海の中での会合を人間の潜水艦が襲撃する。その報復として津波を引き起こしアトランティス。そのリーダーとなろうとしていたのは、父親が違うアーサーの弟であった。
このままでは陸と海が戦争を始める。アーサーはそれを止めるべく、伝説の王の三叉の矛を探しに、メラとたびに出るのだった。
しかしその先には、父親を殺されアーサーを恨む海賊、ブラックマンタが待ち受けていた。
ようやく見れたこのアクアマン。ジャスティスリーグの成績不振により、シリーズも終わりという危機的状況の中、シリーズで最大のヒット作となったことで、DC映画の命を繋いだ救世主。
これまでのDC映画の中でも最大のヒットとなった。
その要因は何かと思い観たところ、まずその脚本力に驚いた。
目的は王の矛を手に入れて、戦争を止めることなのだが、そこに最大のライバルである弟とブラックマンタをうまく絡めている。これからの関係性もしっかりと伏線を張りながら、映画の中で完結させているところが素晴らしかった。
そしてなんといってもこの映画の凄さは映像だろう。
監督のジェームズ・ワンは、海の中のスターウォーズにしたかった、という、だけのことはありスターウォーズのような壮大さがあるスケールの大きな映像と、陸と海を本当に1つの画面内で繋げている、陸と海が1つの世界になっているのがすごいとおもった。
これまでの映画では見たことのない映像なのは間違いない。
これがなぜアカデミー賞の視覚効果賞に選ばれなかったのか不思議である。
それだけ、映像はヒーロー映画の中で飛び抜けてすごい。
これまでザック・スナイダー監督こそがヒーロー映画で最高の映像を作れる監督だと思っていた。
しかしジェームズ・ワン監督は、ヒーロー映画どころか映画の歴史に残る映像を作ったと思えた映画だった。
アクアマン。すべての海の生物を従え、4億人のアトランティス人の軍隊を動かす、海の王。
この映画のあとならば、ジャスティスリーグももっと広げられたのではないかと個人的には思えた。
やはり焦りすぎたのだろうな、ワーナー・ブラザースは。

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