スター・トレック ディスカバリー|映画レビューズ
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スター・トレック ディスカバリー

「スター・トレック ディスカバリー」

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2009年よりながらく制作されてこなかったスター・トレックシリーズも、時間軸を変更して最初の宇宙大作戦をリブートするという形で映画版三部作を制作し、世界的に成功した。

このことからNetflixでの配信という形で、ドラマシリーズが復活した。それが本作である。

物語の時間軸はテレビシリーズの繋がりにあるプライムタイムラインを採用し、宇宙大作戦の10年前を舞台としている。

だが正直、映像的には明らかに宇宙大作戦よりも未来的であり、映画よりもすごいシーンが登場したりもする。

本作はこれまでのスター・トレックの流れ、クルーがいがみ合いながらも、困難に立ち向かう姿とは違い、主人公が起こした大事件によって、主人公は疎外感。昔の仲間は主人公である彼女を嫌い、ディスがバリー号の艦長は企みを持っている。

そうしたところがこれまでのスター・トレックとはことなり、より現代的になっている。この辺はオールドファンからしたらどう映るのか、感想が聞きたいところである。

話は少しずれるが今回はクリンゴン人と和解する前の世界であり、クリンゴン人がシリーズを通してキーワードになっている。

問題は見た目である。本作はTVシリーズ、映画シリーズを含め、四度目の容姿変化を起こしている。

初代スター・トレックでは人間を黒く塗っただけの人間とほぼ変わらない容姿をしている。

新スタートレックからは頭皮が突起して大柄のクリンゴン人の容姿に変化している。

この矛盾は長らく語られて来なかった。

現実世界の話でいうならば、特殊メイク、予算の問題で初代スター・トレックではただの顔を黒く塗っただけの種族だったということになる。

物語の中では、人間の優秀な遺伝子を盗み出していたクリンゴン帝国は、それを利用してハイブリットした遺伝子操作されたクリンゴン人を作ることになった。が、産まれた種族は、容姿も考えも人間にそっくりになってしまい、100年間、その容姿が続いた、つまり初代スター・トレックの23世紀だけ、人間と変わらない容姿だったという説明になっている。

だがそれにしては今回も23世紀だというのに、これまでになく見た目が派手なクリンゴン人になっている。頭髪はなく、より爬虫類的になっていた。

リブート版の映画版にもクリンゴン人が一瞬だけ登場するが、それに近い見た目をしている。リブート版は時間軸が違うので、別の進化をしたと考えてもなっとくできるのだが、今回のクリンゴン人の見た目はどういった理由付けがされるか楽しみである。

それにしても本作はドラマという映像の劣化という概念をなくしている。映画と何ら変わらない、むしろ映画よりもこだわった映像が登場したりと、近年の配信ドラマはどれだけ映像に予算を費やしているのか、驚くばかりだ。

シーズン2もすでに配信されている。また新スター・トレックの続編であり、これまでのスター・トレックの集大成と思われる「ピカード」の制作も発表されている。

この世界観がますます広がることを期待したい。

個人的なのぞみとしては、そろそろ銀河系を抜け、近隣の銀河へも旅をしてほしい。

多元宇宙論はすでに「鏡像世界」として存在しているので、銀河系を抜け別の銀河、さらには宇宙全域に飛び立って、数億光年の旅をしてくれることを願いたい。

ディスがバリーはまさしく、それを可能にする重要な移動方法が鍵となっているので、できないことはないだろう。

これからますます広がる世界観が楽しみで仕方がない。

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