映画おすすめ 運び屋|映画レビューズ
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映画おすすめ 運び屋
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軽い気持ちから運び屋になった老人

「運び屋」

評価:★3,9

・映画おすすめ 物語


園芸家のアールは、花に生涯をささげ、品評会で賞を取るほどの腕前を持っていた。

ところがインターネットの台頭で、園芸業界のシステムの変動についていけなかったアールは、雇っていた従業員を解雇し、自らの家も差し押さえられていた。

家族を顧みず、娘の結婚式にすら出席しなかった彼を、元妻と娘はうとみ、味方をしてくれるのは孫娘だけ。

その孫娘が結婚するからといい、家に顔を出すが、妻と娘には嫌味を言われてしまう。

いくところのないアールにある男が声をかけて来た。

荷物を運ぶだけの仕事を紹介される。

試しに、と指定された場所に向かうとメキシコ人たちがおり、荷物を古いトラックに積み込み、指定された場所へ運んだ。

すると車には大金が報酬として置かれており、それから彼は中身の知らない荷物を運ぶようになる。

ある日、荷物の中身が気になり、バッグの中を開けてみると、そこには大量のコカインが詰め込まれていた。

彼は知らない間に運び屋として使われていたのである。

失う物のないアールは、それを知りながらも、運び屋を続け、組織での運び屋の記録を塗り替える仕事をするまでになっていた。

一方、麻薬取締局のコリンは、大量のコカインを運ぶ運び屋がいることを知り、逮捕に乗り出していた。

しかし組織の男を捕まえても、運び屋がどんな男なのか誰も知らない様子だった。

そんなこととは知らず、アールは自分のペースで運び屋を続け、大金を手に入れ続けるのであった。


・映画おすすめ 感想


クリント・イーストウッドが90歳を目の前にして自ら監督、主演を務めた、実話に基づいた映画である。

当時、クリント・イーストウッドがまだ主演、監督を務めるとして、話題になった映画である。

物語はジョークが好きで、人助けをする、しかし家族をかえりみなかったせいで、孤独になった老人が、麻薬組織の連中と仲間になり、組織の中で信用を得ていく物語は、未来に希望が持てる映画に見えた。

老人、年を取るということは、孤独になり、次第に社会から役割を与えられなくなっていくものである。

方法は間違っている。

コカインの運び屋として名をあげるのは間違ってはいるものの、組織の連中と親しくなるにつれて、組織での彼の役割は大きくなり、老人でもまだやれることがある。

これはやっていることは悪ではあるが、イーストウッドから、同じ年齢層の人たちへのエールに見えてしかたのない映画である。

この後もまた映画を撮影したイーストウッド。

日本では新藤兼人監督が百歳を超えて映画を制作している。

イーストウッドにはこの記録を更新してもらいたいものである。


監督 クリント・イーストウッド[1]
脚本 ニック・シェンク[1]
原案 サム・ドルニック
『The Sinaloa Cartel's 90-Year-Old Drug Mule』[1]
製作 クリント・イーストウッド
        ティム・ムーア
        クリスティーナ・リベラ
        ジェシカ・マイヤー
        ダン・フリードキン
        ブラッドリー・トーマス[1]
製作総指揮 アーロン・L・ギルバート[1]
出演者
クリント・イーストウッド
ブラッドリー・クーパー
ローレンス・フィッシュバーン
マイケル・ペーニャ
ダイアン・ウィースト
アンディ・ガルシア


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