映画おすすめ S.W.A.T 闇の標的|映画レビューズ
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映画おすすめ S.W.A.T 闇の標的
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人質救出は完璧のはずだった

「S.W.A.T 闇の標的」

評価:★3,7

・映画おすすめ 物語


ロサンゼルス市警のS.W.A.Tチームを率いるポールは、その優秀な指揮能力と判断力を買われ、デトロイト市警S.W.A.Tチームの指揮と訓練を任せられる。

現地につき訓練を開始しようとした矢先、人質事件が発生する。

男性が女性を人質にしている事件であり、犯人の興奮状態から危険だと判断したポールは、突入を決断する。

突入するとそこにはローズという女性を人質にしているウォルターが拳銃を彼女に突き付けていた。

それを制し、ウォルターを拘束するも、ウォルターを撃ち殺して、とローズはパニックになり、隊員の拳銃を奪き、自分に向ける。

ウォルターは必ずまた自分を狙ってくる、とローズは言いポールは拳銃を降ろすように説得するが、ローズは自分の頭を撃ち抜くのだった。

ウォルターは復讐してやる、と言い捨てポールの前から消えていった。

それからポールはチームを再編し、軍人時代の狙撃手だった女性を部隊に入れるなど、チームの訓練を続けていた。

私生活では市警に常駐する心理カウンセラーのキムと恋人となっていた。

そんな中でウォルターから連絡が入る。

上司に確認するとウォルターは釈放されたという。

危険な人物だ、とポールは訴えるものの、上司は相手にしてくれなかった。

しかもウォルターの情報はほとんどなく、なにものか分からなかった。

ポールは自分で調べると、ある住所が判明する。

単独でその家へ侵入するも、まったく関係のない家だった。

そこにまたウォルターから連絡が入り、車の下を見ると、爆弾が仕掛けられていた。

すると政府の職員が市警にやってきて、ウォルターの身柄を渡してほしい、と言ってくる。

ウォルターは政府の裏の仕事をする人物だったのだ。

そこへウォルターが現れ、政府の職員が連れていくも、政府の職員たちは銃殺されて発見される。

ポールはキムの身柄が危険だと護衛をつけるも、護衛の警官は撃たれ、キムは連れ去られてしまうのだった。




・映画おすすめ 感想


「S.W.A.T」と言えば、コリン・ファレル、サミュエル・L・ジャクソン主演の物が有名だが、S.W.A.Tを題材にした映画は、実はB級の物を含めると実に多く存在する。

本作はそんなS.W.A.T映画群の中でも、出来のいい方だと思う。

物語がしっかりしているし、緊迫感もあり、キャラクターも立っている。

S.W.A.T物ではよくある、お調子者、はみ出し者、セクシーな女性隊員、隊長と恋人になる外部の人間。

これまでの映画であったこれらの法則はそのまま使われており、新鮮味は正直ない。

だが、当たり前の王道だからこそ、安心して見られる、なにもの考えずに頭を空っぽにして見られる楽しめる映画として、この映画は秀作だと思う。



監督
ベニー・ブーム
脚本
リード・シュタイナー
出演者
ガブリエル・マクト
ロバート・パトリック
ジャンカルロ・エスポジート
クリスタナ・ローケン
カーリー・ポープ
ニコラス・ゴンザレス
シャノン・ケイン
マット・ブシェル
ジーノ・アンソニー・ペシ
ケヴィン・フィリップス


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