映画おすすめ フェーズ6 |映画レビューズ
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映画おすすめ フェーズ6 
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生き残ることができるのか

「フェーズ6」

評価:★3,3

・映画おすすめ 物語

致死率100%のウィルスが蔓延した世界。

ブライアンとダニーの兄弟は、ブライアンの恋人ボビー、ダニーの友人ケイトの四人で、ウィルスを避け、メキシコ湾を目指していた。

その道中、ガス欠で動けなくなった車の前に人の男が立っていた。

車の中には幼い娘がおり、助けてほしい、と懇願される。

しかし感染しているかも分からない人間と接触することを拒むルールを決めていた四人は、車から降りなかった。

すると顔をのぞかせた娘のマスクが血で濡れているのが見え、慌ててブライアンは車を走らせるのだった。

しかしその時に車が壊れてしまい、仕方なくガソリンやに持ちをもって、父娘のところへ戻るのだった。

幼い娘を後部座席に隔離した状態で、父親が入手した新薬を開発している学校へ向かうのだった。

学校に到着すると、そこは無人で、誰もいないように見えたが、体育館に子供たちを集めた一人の感染者の研究員がいた。

話しを聞くと、子供たちに何かを飲ませようとしていた。

父親はやめるように言うが、研究者は救いはない、と言い隔離した部屋のカーテンを閉めるのであった。

そのころ、ボビーは幼い娘と仲良くなり車の中で待っていたが、娘が急に苦しみだし、酸素ボンベを使うにも、仕切りでふさがれた後部座席には行けない。

そこでボビーはガムテープを取り、仕切りを外して娘に酸素を与えようとするが、娘が血を吐き出し、それが彼女に付着してしまったのであった。

そこへブライアンたちが戻ってきたので、体の血を拭き、アクリル板を元に戻して何事もなかったかのようにボビーはふるまうのだった。

父と娘はそこで車を降り、また四人での旅が始まったが、感染者の血液を浴びたボビーは、それをブライアンにも誰にも言わずに、旅を続けるのであった。



・映画おすすめ 感想


新型コロナウィルスを経験した今の世界にあって、これがあまりリアルに感じないのは、ウィルスが一気に広がるということはなく、広がったとしても、この映画のように無人になることはけしてない、というのを理解しているから、この世界観にあまり入り込めないのかもしれない。

またゾンビ物を期待してみると、そうではないので、肩透かしを食らった気分になるだろう。

本作はウィルスが全世界に広がり、感染したら、どんな選択をするのか、ということをメインに置いたロードムービーになっている。

スタートレックで注目を集める前のクリス・パインが出ているので、期待値も上がっているのだが、非常に地味な作風なので、これを人間ドラマ、としてみるか地味なウィルスものとして見るか、リアルをそこに感じるかで見方、感じ方が違ってくる映画になっている。



監督 アレックス・パストール
        ダビ・パストール
脚本 アレックス・パストール
        ダビ・パストール
製作 レイ・アンジェリク
        アンソニー・ブレグマン
出演者
ルー・テイラー・プッチ
クリス・パイン
パイパー・ペラーボ
エミリー・ヴァンキャンプ


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