映画おすすめ JOGI‐街が炎に包まれた日‐|映画レビューズ
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映画おすすめ JOGI‐街が炎に包まれた日‐
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真実に基づいた映画

「JOGI‐街が炎に包まれた日‐」

評価:★3,9

・映画おすすめ 物語 


インドに複数ある宗教の内、シク教の過激派がテロなどを起こしており、その拠点となった黄金寺院をインド首相の命令でインド正規軍が鎮圧したブルースター作戦は、過激派の衰退を招いた代わりに、多くのシク教信者の反感をかった。

1984年、ジョギは家族と共に食事をとり、普通の朝を迎えていた。

公務員のジョギは父とバスに乗るため、家を出た。

その直後である。

インドの首相がシク警官に暗殺される事件が発生した。

これにより他の宗教でシク教過激派がこれまで行ってきたテロ行為への不満が爆発し、ジョギと父がバスに乗ると、シク教のマークであるターバンを見るなり、暴行を受け、バスから放り出されてしまう。

この時、インド各地でシク教への弾圧が始まり、シク教徒が住む地区が焼かれるなどの被害が出ていた。

ジョギも父と一緒に、暴徒たちに襲われる中、仲間のシク教徒たちが倒れていくのを見ながら、逃げるしかなかった。

そして逃げかえると、家族が沈鬱な顔でジョギを迎えた。

妹の旦那で義理の弟が経営する商店ごと火あぶりにされ、殺害されていたのだった。

シク教徒たちは近くの寺院に集まり、暴徒たちの襲撃をさけようとしていた。

その頃、ジョギの住む地域を管轄する警察署には高官が出向いてきて、捕まえた暴徒たちを解放し、さらに警察官たちにシク教徒を殺害した者に報奨金を出すと言い出したのであった。

ジョギの親友でもあり警察官のラウィンダーは、宗教は違うがジョギに危険を知らせに来るのだった。

戦うつもりでいたジョギは寺院に集まった人々を逃がすため、さらに別の親友のところへ向かい、トラックを調達するのだった。

荷台に箱を作り人々を入れ、その上にシク教徒を弾圧する物資をわざとおいて、ごまかしながらシク教徒を保護してくれる軍隊がいる地区へと、ジョギとラウィンダーは車を走らせるのだった。


・映画おすすめ 感想


宗教とは救いにも毒にもなる。

本作は本当に起こったブルースター作戦からシク教徒が暴徒に襲われる事件と、それを軍隊が鎮圧するまでを描いている。

ジョギという人物が本当にいたのかは定かではなく、ここに描かれたドラマチックな逃走劇が本当にあったのかも分からない。

ただこの事件が起こったことにより、過激派が起こしたテロで家族や友人、最愛の人を失った暴徒たちが攻撃の意思がないシク教徒たちを襲ったのは間違いないことであり、多くの人が犠牲になったことだろう。

だがこの迫害事件の後もシク教徒の過激なテロ行為は収まることはなく、航空機へのテロ事件なども起こっている。

90年代になり、ようやくシク教徒に平和が訪れるまで、シク教徒と他の宗教との溝は深まるばかりだったようだ。

神秘の国インドにも、激動の時代があったことを、この映画で始めた知ることができた。


監督アリ・アッバス・ザファル
 
出演
ディルジット・ドゥサンジ
クムド・ミシュラー
モハメッド・ジシャン・アユップ


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