映画おすすめ トリハダ 劇場版2|映画レビューズ
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映画おすすめ トリハダ 劇場版2
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トリハダは身近に潜んでいる

「トリハダ、劇場版2」

評価:★3,5

・映画おすすめ 物語


アパート暮らしのしおりは、毎晩家に帰ると、ポストに届いている前の住民へのラブレターを好奇心から開いてみる。

そこには未練が乗った言葉が描かれていた。

ある女性はコンビニから雨が降っていたこともあり、何気なく傘を取って帰ってしまう。

だがそこには、まもる、と知らない人の名前が書いてあり、次の日に返そうと決めてその日は寝てしまう。

翌日、コンビニに返しに行くと、同じ傘があり、多分、自分のビニール傘はそれだ、と思い傘を持ってバス停へ行く。

ちょうど雨が降ってきて、傘を開こうと思ったら、ボタンのところに、シ、と書かれていた。

なんのことか分からないまま、ボタンを押すと、傘の先端が飛び出し、道路を挟んで正面に立っていた女性の額を金具が貫いていたのだった。

ある青年は明け方にコインランドリーで洗濯をしていた、すると公衆電話から電話がかかってくる。

無視するのだが、二回目にかかってくると男はそれに出てしまう。

女の声がして不気味になり電話を切る。

するとまた電話がかかってきて、遊ぼう、と言われる。

コインランドリーを出て近くの公衆電話を見ると、小柄の顔が真っ白の女性がにやりと笑っていた。

男は洗濯ものを急いで取り込み、逃げるようにコインランドリーを後にする。

しかし公衆電話に女性の姿がなく、財布だけが置かれていた。

男は女が何者なのか確かめるべく、公衆電話に入り、財布をあさっていると、笑い声が聞こえてきた。

上を見上げると、公衆電話の天井の隙間から女がにやりと笑っており、硫酸を流し込まっれ、男は公衆電話の前でもんどりうつのだった。


・映画おすすめ 感想



OLしおりに送り付けられてくる謎の手紙を縦軸に、オムニバス形式で怖い話が挟まれている本作。

トリハダシリーズの第二弾であり、今回は脅かし方がビックリする方向に転じており、見ていて体が自然とビクンとなる瞬間が何度もあった。

本作は謎解き要素も含まれており、しおりが受け取っていた前の住人への手紙はなんだったのか、そして最後の物語としおりの物語がリンクする時、トリハダが立つのである。

物語はどれも人間恐いのトリハダ物語ばかりで、見ていると非通知の電話に出るのか怖くなる。

そして夜中に出歩くのが恐ろしくなる話ばかりである。


監督
三木康一郎
脚本
ブラジリィー・アン・山田八代丈寛
出演者
石橋杏奈
足立梨花
佐津川愛美
入来茉里
大島麻衣
優希美青
白石隼也
前田公輝


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