映画おすすめ エル・トポ|映画レビューズ
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映画おすすめ エル・トポ
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映画を超えた映像体験

「エル・トポ」

評価:4.8

・映画おすすめ 物語


ガンマン、エル・トポは裸の子供を連れて、旅をしていた。7歳になった息子に、成人だ、として母親の写真とおもちゃを砂に埋めさせる。

そして盗賊に全滅させられた村にやってくると、殺してくれ、と怪我をした男に懇願されて、息子に殺させる。

村を全滅させた3人の盗賊を発見し、早撃ちで2人を殺害し、残った1人に盗賊の頭はどこかと尋ね、残った部下の数を聞くのだった。

盗賊たちは教会を占拠し、住民たちを撃ち殺し、修行僧たちを侮辱していた。

頭は大佐と呼ばれ、厚底ブーツ、カツラ、化粧と見栄をはっていた。

そこを襲撃したエル・トポは、盗賊たちを倒して、頭と決闘をして、辱め、股間を切り、自死に追いやり、教会を開放した。

すると頭におもちゃにされていた女が、エル・トポにすりより、エル・トポは女を選び、息子を教会においていくのだった。

砂漠でどうやって暮らすのかと聞かれた彼は、またを広げ、その下の砂から卵を出し、岩を撃ち水を沸かせた。

女もやるができなかった。

すると彼は女を犯す。

そして女も同じことをすることができるようになるのだった。

女は言う。

この砂漠には4人の達人がいる、その4人を倒して最強になってきた、と。

そこでエル・トポは盲目の達人、マザコンの達人、うさぎ好きの達人、仙人とそれぞれ戦うことになるのだった。

・映画おすすめ 感想

とうとうこの映画をレビューする日がやってきた。

カルト映画の帝王と呼ばれる、アレハンドロ・ホドロフスキー監督が手掛けた作品である。

監督は映画を撮る前、若い時代は100を超える舞台を作った。

前衛的な舞台が多く、ここで前衛的な世界観を養ったのだろう。

その後、映画協会のしばりを無視した「ファンドとリス」を作り、暴動や物議を起こした。その次に手掛けたのが本作である。

映画の始まりから、裸の子供を乗せたガンマンが現れ、母親の写真と、おもちゃを砂に埋めさせる。

そこから凄惨な村を訪れるところへいきなり場面が展開し、見るものを驚かせる。

そして登場する敵はどの人物も癖が強く、奇妙である。さらに4人の達人を倒したあと、新たなる映画に生まれ変わる。

この映画は見ている者の前で、生まれ変わる映画なのである。

そしてラストは衝撃的な結末で、見るものの脳に鮮烈な世界を残して映画は静かに終わるのだ。

宗教的とも見えるが、けしてそうではない。

これはアレハンドロ・ホドロフスキーの思想の片鱗が見える、ほんの1ミリも見えているのかわからないほどの、壮大な思想の片鱗の端を見せただけなのだ。

そしてホドロフスキー監督の思想は次へとつながっていく。

監督 アレハンドロ・ホドロフスキー
脚本 アレハンドロ・ホドロフスキー
製作 アラン・クライン
出演者
アレハンドロ・ホドロフスキー
ブロンティス・ホドロフスキー
音楽 アレハンドロ・ホドロフスキー


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