映画おすすめ オーディナリー・ラブ ありふれた愛の物語|映画レビューズ
忍者ブログ

映画レビューズ

年間500本の映画を観るオタクの映画レビューを見ていってください。 最新作から、ジャンルを問わずレビューしています。 気になる映画の参考に、観た映画の他人の意見が見たい人。アクセスしてくれると嬉しいです。 よろしければ遊びに来てくださいね(*^o^*)

映画おすすめ オーディナリー・ラブ ありふれた愛の物語
前々回のブログ 映画おすすめ パラサイト・バイティング 食人草

前回のブログ 映画おすすめ コミックコスチュームレース 1896年

これはどこにでもある愛の物語

「オーディナリー・ラブ ありふれた愛の物語」

評価:★3,8

・映画おすすめ 物語


トムとジョーンは熟年の夫婦だった。

学生時代を過ごしていた娘を亡くし、それからは二人で過ごす夫婦だ。

クリスマスが過ぎたある日、日課のウォーキングから戻った二人は、それぞれに過ごしていた。

トムはビールを飲み、ジョーンはシャワーを浴びていた。

するとジョーンは胸にシコリがあるのを手で触って確認する。

トムを呼び、トムにも触ってもらうと、シコリが確かに感じられ、翌日、病院へいくことにする。

病院では、はっきりしたことはまだ分からず、ただステージ3のシコリとしか分からなかった。

その後、病理検査を行うと、乳がんであることが判明する。

医師はガンの摘出手術、抗がん剤治療、両胸の切除という段階的な治療が必要だと提案する。

二人は医師の指示通りに従い、ガンの摘出手術を行うと、リンパ線にも転移が見たかったため、念のため、体中の臓器を検査することにするのだった。

トムは一度で終わらないことに腹を立てるも、ジョーンはしかたがない、となだめ、二人は言い争いになる。

そこから長い治療の日々が始まり、抗がん剤で妻は寒気、暑さ、脱毛、吐き気に襲われ、それをトムは寄り添って看病するも、次第に疲れが見え始めてくるのであった。

・映画おすすめ 感想


特別な映画ではない。

ドラマチックな展開もアクションもない。

常に淡々とガンと向き合う夫婦と、ガン治療をする妻、それを支える夫、病院で待たされるという誰もが経験したことのある描写がる。

個人的に身内に乳がん経験者がいるので、本作を見ていると、あの頃の記憶がよみがえってくる。

五年生存率が何パーセント、という確率しか医師は示してくれない。

医師は確実なことを言わない人種である。

それが患者を不安にもさせるし、安心もさせる。

ここに描かれる夫婦はリアルな夫婦である。

けしてうまく言っている夫婦ではない。

喧嘩もするし、ガン治療に疲弊していく姿を描かれている。

この映画は自分と重ねてみる映画である。


監督 リサ・バロス・ディーサ
        グレン・レイバーン
脚本 オーウェン・マキャファーティ
製作 デヴィッド・ホームズ
        ブライアン・J・ファルコナー
        ピアース・テンペスト
製作総指揮 リサ・バロス・ディーサ
                グレン・レイバーン
                ジョー・バムフォード
                レネ・ベッソン
                フィル・ハント
                マーク・ハッファム
                コンプトン・ロス
                スティーヴン・ケリハー
                ナターシャ・ワートン
出演者
リーアム・ニーソン
レスリー・マンヴィル
デヴィッド・ウィルモット
PR
          
映画ランキング

コメント

コメントを書く