映画おすすめ 遊星からの物体X|映画レビューズ
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映画おすすめ 遊星からの物体X
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10万年前からの侵略

「遊星からの物体X」

評価:★3.8

・映画おすすめ 物語


1982年、アメリカの南極基地にヘリコプターが接近していた。

ヘリに乗っていた乗員はライフルでや手りゅう弾で犬を狙っていたのである。

犬は弾丸をかいくぐり、アメリカ基地の人々に保護される。

しかしノルウェーの隊員らしき人物は何かを叫びながら犬を狙い発砲し、アメリカの隊員の足を銃弾がかすめる。

それを見た隊長は隊員を守るため、ノルウェーの隊員を射殺するのだった。

ヘリパイロットのマクレディは連絡の取れないノルウェー基地へ向かう隊員を乗せて飛び、到着するとそこは焼け焦げた跡があり隊員の姿はどこにもなく、地下には氷の塊から何かを取り出した後があった。

さらに基地の外には肉塊としか形容できない、崩れた人の体があり、それを持ち帰って解剖を行う。

外側は気味の悪い物へ変化していたが、内臓は人間の物そのものだった。

それから少しして保護した犬を犬小屋に入れると、犬はそこで体が引き裂け、形容しがたい化け物への変貌するのだった。

犬の鳴き声を聞いた飼育係が急ぎ向かい、全員が犬小屋へ集まり、化け物を焼き殺すのだった。

さらに調査を開始した隊員たちは、ノルウェー基地の近くで10万年前の宇宙船らしき残骸を発見し、そこから抜け出した何かが、生物に寄生していると考えた。

検査をしていたドクターは、細胞が宇宙生物の細胞に侵食される速度から、全地球を征服するのに、7万4千時間かかると推測されるのだった。

誰が寄生されているか分からない中、基地の中は疑心暗鬼に陥っていくのであった。

・映画おすすめ 感想


「遊星よりの物体X」という映画のリメイクとして企画された本作は、リメイクよりも当時はやっていた「エイリアン」を意識したSFホラーを目指して作られ、鬼才ジョン・カーペンターが見事なSF映画の古典を作り上げた。

エイリアン造形がとにかくすごい。

肉塊としか言えないその造形。

さらに様々なパロディに使われる頭から足が生えて移動するシーンは映画史に残る名場面と言えるだろう。

本作は誰が寄生されているか、最後の生き残った二人のどちらかが寄生されている、という憶測が広がっている。

撮影監督は寄生された人物は瞳の光が違う、ということを公言している。

また最後の白い息問題に関しては、ただの照明のあたり具合で違うだけだ、と監督が名言しているので、寄生されているのかどうかは、結果として謎のままなのである。


監督 ジョン・カーペンター
脚本 ビル・ランカスター
原作 ジョン・W・キャンベル
『影が行く』
製作 デイヴィッド・フォスター
        ローレンス・ターマン
        スチュアート・コーエン
製作総指揮 ウィルバー・スターク
出演者
カート・ラッセル
A・ウィルフォード・ブリムリー
ドナルド・モファット
キース・デイヴィッド






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