映画おすすめ パワー・オブ・ザ・ドッグ|映画レビューズ
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年間500本の映画を観るオタクの映画レビューを見ていってください。 最新作から、ジャンルを問わずレビューしています。 気になる映画の参考に、観た映画の他人の意見が見たい人。アクセスしてくれると嬉しいです。 よろしければ遊びに来てくださいね(*^o^*)

映画おすすめ パワー・オブ・ザ・ドッグ
狂犬は静かに狙われる
 

「パワー・オブ・ザ・ドッグ」

 

評価:★4,4

 

・映画おすすめ 物語

 
1920年代、ある兄弟は大きな牧場を経営していた。
 
兄のフィルはカリスマ性と威圧的な態度から、雇った荒くれもののカウボーイたちを仕切っていた。
 
弟のジョージは対照的に大人しい性格で、物事をあまり口にする男ではなかった。
 
そんなジョージがローズという未亡人と結婚する。
 
近くの町のレストランで働く女性で、ピーターという男の子がいた。
 
牧場で一緒に暮らすことになったローズは、義理の兄フィルの態度があまりに嫌味であり、次第に酒に逃げるようになる。
 
ピーターもフィルに邪険にされていることは明白だった。
 
ある日、ピーターは森を散策中、小さい小屋を見つけ、その中で男性の裸体の写真ばかりが詰まった箱を見つけてしまう。
 
近くにはフィルがおり、彼は激しくピーターを叱責し、その場から追い出してしまう。
 
フィルはゲイだったのだ。
 
その頃から次第にフィルはピーターと距離を縮め、カウボーイの基礎をたたき込み始める。
 
それを見ているローズは気がきでなく、ますます酒浸りの生活を送るのだった。
 
しかしこの物語は意外な結末をむかえることになる。
 
 

・映画おすすめ 感想

 
カウボーイを扱った西部劇の人間ドラマ。
 
ベネディクトカンバーバッチが演じる厳しく、しかしカリスマ性のなる男は、見る人からするとものすごく嫌悪感を抱く人物かもしれない。
 
そんな彼が選んだピーターは次第にフィルになる居ているように見える。
 
個人的にもこのまま少年は叔父の意思を継ぎ、カウボーイの道を目指すのではないかと思った。
 
しかしこの物語の細部にちりばめられたパズルを解いていくと、ピーターという人物がどういった人間なのかが見えてくる。
 
その人間性が見えた時、この物語の本当の姿が垣間見えると思う。
 
この映画の本当の主役は少年なのだ。
 
 
監督 ジェーン・カンピオン
脚本 ジェーン・カンピオン
原作 トーマス・サヴェージ(英語版)
製作 エミール・シャーマン(英語版)
    イアン・カニング
    ロジェ・フラピエ(英語版)
    ジェーン・カンピオン
    タニヤ・セガッチアン(英語版)
出演者
ベネディクト・カンバーバッチ
キルスティン・ダンスト
ジェシー・プレモンス
コディ・スミット=マクフィー






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