映画おすすめ アス|映画レビューズ
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映画レビューズ

年間500本の映画を観るオタクの映画レビューを見ていってください。 最新作から、ジャンルを問わずレビューしています。 気になる映画の参考に、観た映画の他人の意見が見たい人。アクセスしてくれると嬉しいです。 よろしければ遊びに来てくださいね(*^o^*)

映画おすすめ アス
影はいつもそばにいる
 

「アス」

 

評価:★4,3

 

・映画おすすめ 物語

 
アデレードは幼い時、遊園地で親からはぐれ、ミラーハウスに入った。
 
そこで自分と同じ姿をした同じ顔をした少女と出会う。
 
そのショックから失語症に陥ってしまう。
 
大人になり、失語症を克服したアデレードはガブリエルと結婚、ゾーラ、ジェイソンの子供の母親になっていた。
 
休暇でアデレードの実家に帰った一家。
 
両親はすでに亡くなり、一家の別荘となっていた。
 
ガブリエルは海に行こうと言い出すが、アデレードは昔のトラウマがある海に行きたがらなかった。
 
しかしガブリエルの言葉に負けて海に行くと、知り合いのタイラー一家と出くわす。
 
その夜のこと、アデレードは昔あった、ありえないトラウマを夫に話す。
 
ガブリエルは信じているのかどうなのか疑わしい様子だったが、その時、外に4人組の姿が見えた。
 
4人は赤いツナギを着て、黙って家の前に立っていた。
 
ガブリエルが帰るように怒鳴りつけるが、4人は強引に家へ入ってきた。
 
そして顔が見えた時、アデレードは昔のトラウマを思い起こす。
 
自分と同じ顔をした一家が目の前に現れたのだ。
 
アデレードの家ばかりではない。
 
タイラー家にも同じ顔をした一家が現れ、アメリカ全土で同じことが起こり始めていた。
 

 

・映画おすすめ 感想

 
見えないところの弱者を考える。
 
本作はドッペルゲンガーに襲われた一家のサバイバルを描いたホラーになっている。
 
しかしながら監督は、弱者をドッペルゲンガーとして、オリジナルたちを、恵まれた人間たちになぞらえている。
 
つまり貧富の差が起こす影響、恵まれている自分たちは、貧しい人々に目を向けなければならないというテーマが詰まっている。
 
それを考えるとこの映画の深い部分が見えてくる気がする。
 
しかし最後の終わり方には鳥肌がたった。
 
この映画はホラー映画でもあり、社会派映画でもある、秀作である。
 
 
監督 ジョーダン・ピール
脚本 ジョーダン・ピール
製作 ジョーダン・ピール
    イアン・クーパー
    ジェイソン・ブラム
    ショーン・マッキトリック
製作総指揮 ダニエル・ルピ
        ベアトリス・セケイラ
出演者
ルピタ・ニョンゴ
ウィンストン・デューク
エリザベス・モス
ティム・ハイデッカー






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