"ホラー映画"カテゴリーの記事一覧
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その絵にかかわってはならない
「ベルベット・バズソー:血塗られたギャラリー」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
ロサンゼルスのアートシーンを牛耳る複数人のギャラリーオーナーと批評家。業界の大物ロードラのギャラリーで受付をしながら、いつか自分もギャラリーを持つことを夢見るジョセフィーナ。大物評論家モーフと肉体関係にあった。そんな彼女にチャンスが訪れる。隣人が急死し、その部屋から大量の絵画が出てきたのだ。その絵は人々を魅了し、アートシーンの中心となっていく。ジョセフィーナは受付から瞬く間にロードラの相棒となり、死んだ無名の老人の絵を高値で売却していく。しかし恋仲にあったモーフが老人の絵が動いていると言い出し、そのころから老人の絵にかかわった人物が次々と不審な死を遂げ始める。モーフはこの老人がすべて処分しろ、と遺言を残したのを裏切ったせいだ、と絵をすべて処分するように周囲に助言する。しかし惨劇は終わることはなかった。・映画おすすめ 感想
芸術とは狂気に近いものがある。どんな芸術にも、芸術家の魂が込められているものである。人生を費やして作った作品だ。この映画はそれを皮肉っているように見えた。人生をつぎ込んだもので金儲けする人々を、無名の、本当に血肉を使って作った芸術が殺す。アートとはなんなのか。それを考えさせられる映画だ。監督 ダン・ギルロイ脚本 ダン・ギルロイ製作 ジェニファー・フォックス(英語版)製作総指揮 ベッツィー・ダンバリー出演者ジェイク・ジレンホールレネ・ルッソトニ・コレットゾウイ・アシュトン(英語版)トム・スターリッジナタリア・ダイアーダヴィード・ディグス(英語版)ビリー・マグヌッセンジョン・マルコヴィッチ
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スランプに陥った殺人鬼
「クリープ2」
評価:★3,4
・映画おすすめ 物語
動画配信で生計を立てようとする大学生のサラは、広告を出す変わった男たちを取材する動画を作っていた。しかし再生回数が伸び悩み、自分には才能がないと思っていた。そんな時、連絡先しか書いていない面白い広告を見つけ、連絡してみると、住所が送られてくる。これはチャンスとばかりに飛びついたサラは、連絡先の住所へ向かう。そこにはアーロンと名乗る40歳の男が暮らしており、到着するなりいきなりスムージーを進められる。そしてインタビューをすると、自分は39人の人物を殺したが、キレがなくなったと落ち込んでいた。ベンチに座る男を斧で殺す映像まで見せてくるアーロン。サラはそれでもものおじせず時にはアーロンを励ましながら撮影を続ける奇妙な関係が出来上がっていく。・映画おすすめ 感想
人気シリーズ第二弾。一作目でビデオカメラだけの主観的な映像でつづった映画が大ヒット、それを受けて作られた第二弾である。一作目のカメラマンの名前を今回は殺人鬼が使用しているのが鳥肌ものである。また前作のラスト映像が使われているのも、つながりを持たせる意味で面白い。ここに登場する殺人鬼がどこまで本当のことを言っているのか、どこまでスランプなのか、見ている側は困惑してくる。またそれを励ますカメラマンという不思議な構造も面白い。衝撃のラストを迎えるので、本作はまさしく傑作のホラー映画といえるだろう。監督パトリック・ブライス出演者カラン・ソニマーク・デュプラスデジリー・アッカヴァン
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短時間のおいしい仕事のはずだった
「クリープ」
評価:★4.2
・映画おすすめ 物語
映像作家のアーロンは金に困っており、そこに短時間密着するだけで報酬がもらえるおいしい仕事が舞い込む。アーロンはカメラ1つをもって山の別荘へとやっていく。ジョセフという男からの依頼であり、別荘を時間通りに訪れたが、人の気配はなく、車で待っていると、突然、驚かせるようにジョセフが現れた。面食らったアーロンだったが、依頼主に招かれるまま、別荘へ入ると、そこで今回の依頼内容を聞かされる。ジョセフは癌を患いそれは治ったものの、脳しゅようが見つかり、余命がなく離れた妻と子供に記録を残したいという。そこでさっそく風呂に入浴しているところから撮影がスタートする。そのあと、森を散策したり、レストランで食事をしたりするも、ジョセフは幼稚な奇行をする変な男だった。そして帰る時間になった時、酒をいっぱい飲んでいけと言われ、断り切れず、アーロンは別荘に入っていく。そこで奥さんとの間に起こったことなどを聞くが、ある一本の電話から、それらがすべて嘘だと分かり、帰ろうとするアーロンをジョセフは行かせようとはしない。しかし強行突破したアーロンは家に帰ることができ、そのことをビデオカメラで振り返っていると、ジョセフから奇妙なDVDが届くようになる。本当の恐怖はここからだったのだ。・映画おすすめ 感想
本作は「ブレアウィッチプロジェクト」「クローバーフィールド」などに代表されるビデオカメラ目線のモキュメンタリーになっている。余計な情報はなく、観客はビデオカメラ目線でジョセフの奇行、アーロンに起こる恐怖を描いている。だからこそ臨場感、リアリティがでてホラー作品として怖い。ヒット作になったのもうなずける作品になっている。本作のヒットを受け、続編も作られた。次回はその続編を見てみたいと思う。監督 パトリック・ブライス脚本 パトリック・ブライスマーク・デュプラス原案 パトリック・ブライスマーク・デュプラス製作 マーク・デュプラスジェイソン・ブラム製作総指揮 ジョシュ・ブラウン出演者マーク・デュプラスパトリック・ブライスケイティ・アセルトン
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都市伝説になぞらえた殺人
「ルール」
評価:★3,8
・映画おすすめ 物語
ナタリーの通う大学には立ち入り禁止の寮があり、そこで昔、教授が学生全員を殺害し自らも死んだという都市伝説があった。ナタリーは信じていなかったが、ある理由から高校時代に関係を断っていた友達が、斧で殺害される事件が発生する。それは後部座席にいる斧の殺人者という都市伝説を思わせた。さらにナタリーは友達に誘われ、車で出かけた先で友達が木に吊るされ殺害される現場を目撃する。それも都市伝説になぞらえた殺人だった。ナタリーの周りで次々と奇怪な殺人事件が起きていく。犯人の目的はなんなのか。・映画おすすめ 感想
90年代のホラー映画の雰囲気が漂った名作。本作は人気がでてシリーズ化されたことでも知られている。若かりし頃のジャレット・レトも出演している。都市伝説を題材にした殺人事件。日本でもできそうな題材ながら、海外の都市伝説の不気味さというところでは、現実に寝ずいているものが多く、殺人事件を作りやすいのだろう。どれも本当にありそうな都市伝説なのだから恐ろしい。監督 ジェイミー・ブランクス脚本 シルヴィオ・ホータ製作 ニール・モリッツジーナ・マッソーズマイケル・マクドーネル製作総指揮 ブラッド・ラフ出演者ジャレッド・レトアリシア・ウィット
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この屋敷には何かある
「ザ・ターニング」
評価:★3,3
・映画おすすめ 物語
家庭教師としてあるお屋敷に雇われたケイト。ケイトには精神疾患を抱え、施設で暮らす母親がいた。その母を置いて、ケイトはお屋敷に向かう。お屋敷にはフローラという小さい女の子がおり、その世話を厳格な性格の老婆がみていた。しかし寄宿学校にいるはずのフローラの兄、マイルズが帰ってくる。マイルズは友達にケガを負わせたということで、退学処分にさせられたのだった。こうして二人の子供の面倒をみるようになったケイトだったが、マイルズはどこかケイトに当たりが強く、面倒を見る老婆もケイトをよく思っていない感じがあった。フローラもどこか普通の子供とは違う。そんな中、古い屋敷で奇怪な現象にあうようになったケイトは、次第に精神を病んでいくのであった。これは現実なのか、はたまた夢なのか。・映画おすすめ 感想
不気味なお屋敷の謎。本作を見始めた当初は、屋敷の謎、なぜ家庭教師が立て続けにいなくなるのか、その原因はなんなのか。幽霊のせいなのか。など、いろいろと考えながら、映画にちりばめられたヒントを集めながら見ている。しかし終盤、この映画はいったい何だったのか分からないままに終わってしまう。ケイトはどうなってしまったのか。現実なのか、夢なのかわからない。ある人物のレビューをネットでみて納得した部分を抜粋する。本作の原作は1898年に発売された小説であり、女性蔑視が当たり前の時代に書かれた本である。つまりこの映画はケイトという女性が嫌われる映画なのだ。理由は女性だから。つまりこの映画は女性蔑視映画であり、ホラーという概念に女性を蔑視する意味が込められているのではないだろうか。それにしても、終盤の意味の分からない部分はどういった意図があったのだろうか?監督 フローリア・シジスモンディ脚本 チャド・ヘイズケイリー・W・ヘイズ原作 ヘンリー・ジェイムズ『ねじの回転』製作 スコット・バーンスタインロイ・リー製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグセス・ウィリアム・マイヤー出演者マッケンジー・デイヴィスフィン・ウルフハードブルックリン・プリンスジョエリー・リチャードソン
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脱出ゲームは死のゲーム
「エスケープ・ルーム」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
内気だが優秀な大学生ゾーイは、感謝祭の休暇をやることもなく過ごすことになる。すると教授からある立体パズルが届く。難解なそのキューブ型のパズルを解くと、とある建物の住所が出てくる。新しいことに挑戦しろ、と教授の後押しもありビルに向かうと、そこには彼女以外に5人の男女がいた。そこが脱出ゲームの受付の部屋だと知るゾーイ。しかしいっこうに受付が始まらないことを不審に思っていると、入り口のドアノブが壊れ、部屋が熱線で急激に気温上昇し始める。それは暑いというレベルを超えていた。そこから6人は本当に命がけの脱出ゲームに強制的に参加させられるのだった。・映画おすすめ 感想
デスゲーム映画。近年、日本でも漫画、小説、映画などで大きな人気ジャンルとなっているデスゲーム物である。主人公たちはいがみ合いながらも、迫りくる死へのカウントダウンがゼロになる前に、部屋を脱出しなければならない。この辺のプロットは鉄板という感じを受けた。エンディングは次回作への期待を含ませた終わり方になっている。このジャンルは人気なので、続編が作られてもおかしくはないだろう。監督 アダム・ロビテル(英語版)脚本 ブラギ・シャットマリア・メルニック原案 ブラギ・シャット製作 ニール・H・モリッツオリ・マーマー出演者テイラー・ラッセル(英語版)ローガン・ミラー(英語版)デボラ・アン・ウォールタイラー・ラビーン
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幽霊がらみの事件を解決
「第九分局」
評価:★3,8
・映画おすすめ 物語
正義感の強いチャンは、警察官になり同僚とその日も交通パトロールを行っていた。すると不審な車を停車させ調べていたところ、運転手がいきなり発砲してきた。同僚は撃たれ自分も被弾するも、そこに現れた少女の幽霊に助けられる。翌日、上司にありのままを報告したが、幽霊の説明を報告書にするなと言われる。それを拒んだチャンは、警察をやめる決意をするのだった。ところがそこに声をかけて来たのは、チェンという男であり、彼を地下の部署、通称第九分局へと連れていく。そこは幽霊がらみの事件や、幽霊を成仏させる部署であった。そこでチャンはあの助けてくれた少女の幽霊の素性を調査していくうちに、次第に部署のルールを超えて捜査をしてしまい、チェンに叱られる。それでも捜査を続けていたところ、大量の遺体遺棄事件に遭遇する。それは巨大な陰謀の入り口であった。・映画おすすめ 感想
メン・イン・ブラックの幽霊版。本作は幽霊を退治、助けるというところまででなく、さらに幽霊の絡んだ事件を解決するという面白い仕掛けになっている。幽霊を退治する。幽霊の事件を解決する。そういった映画はいくつもあるが、警察署の地下に幽霊が行列をなしている。これはなかなか観ない光景である。そこがまた面白い。最後はしっかりと続きを期待させる終わり方をするので、期待したい映画である。監督Ding-Lin Wang脚本Mohammad NDing-Lin Wang出演者ロイ・チウChia-Chia Pengウェン・チェンリンユージェニー・リウヤオ・ヤンヤン -
半島は汚染された
「新感染半島 ファイナル・ステージ」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
4年前、韓国で未知のウィルスが発生し、韓国はゾンビであふれかえった。軍人のジョンソクは姉家族を連れて港へと急いでた。その途中、ある親子を発見するも、父親が血まみれで噛まれたと判断し、家族を無視して船へ急いだ。しかし船は日本を目指していたはずが香港に向かい、しかも船内で感染者が出てしまう。急ぎ、客室へ向かったジョンソクだったが、甥っ子は感染してしまい、姉は息子をおいては逃げれず、犠牲になってしまう。義理の兄と残されたジョンソクはそれから4年間、香港で過ごした。ある日、チンピラたちが韓国に置き去りにされたトラックの中に米国ドルがあり、それを取ってくる人間を探していた。借金のある義理の兄は韓国へ送り込まれることになり、ジョンソクもそれへついていくことになる。ほとんどの人がゾンビと化した韓国は廃墟と化し、その中でトラックを発見するも、野盗と化した武装集団に襲われ、トラックは奪われてしまう。ゾンビの群れに襲われている中、ジョンソクを助けてくれた子供たち。そのアジトには、あの日、置き去りにした家族の母親がいたのであった。・映画おすすめ 感想
完敗である。日本と韓国は隣同士の国なので、どうしても比べてしまうのだが、映画に関しては韓国の圧勝である。日本でもゾンビ映画は作られる。しかしどこかチープなゾンビ映画ばかりになってしまうのに対し、韓国は「新感染」の大ヒットと言い本作と言い、A級のゾンビ映画を作っている。またストーリーも人を引き付けるのがうまい。これは脚本力の違いであろう。本当に見ていて引き付けられえるシナリオ構成になっている。ゾンビの表現も本作は「新感染」以上に凄まじく、韓国が廃墟になった世界観には圧倒される。本当に凄まじく、最後は感動させてくれる映画になっている。監督 ヨン・サンホ脚本 リュ・ヨンゼヨン・サンホ製作 イ・ドンハキム・ヨンホ出演者カン・ドンウォンイ・ジョンヒョンキム・ドユンクォン・ヘヒョイ・レイ・イェウォンキム・ミンジェ -
新しく買ったマイホームの売主は……
「侵入する男」
評価:★4,2
・映画おすすめ 物語
都会に住むスコットとアニーの夫婦は仕事でも私生活でも順風満帆だった。妻の夢である田舎暮らしを実現させるため、二人はある家を購入する。そこの家主チャーリーは妻に先立たれ、娘夫婦の住むフロリダへ引っ越すことにした。だから家を売りに出していた。出会った瞬間、庭にいる鹿を撃ち殺すという衝撃の出会いをした両者は、それでもすんなりと家の引き渡しを行った。アニーは家を気に入り、改装をはじめ、スコットも子供を作り家族を増やす計画を立てていた。だが、フロリダに引っ越したはずのチャーリーが芝刈りに現れたのだ。話によると引越しの準備ができるまで、近くのホテルに滞在しているという。それからもチャーリーは何かある度に家に来ては、アニーに気があるそぶりを見せるのだった。スコットは明らかにおかしいチャーリーの行動に、二度と家に来るなと強く言うのだったが、その直後、車に当て逃げされる。そしてチャーリーを調べ始めると、恐ろしい事実が明らかになっていく。・映画おすすめ 感想
実際にありそうな話。誰でも自分が建てた、家族の思い出が染みついた家を売りに出すのは嫌なものである。それが度を越したら、狂気に変貌する。まさしくこの映画はそんな映画である。最初から少し変わった売主だった男が、後半は狂気に狂っていく。またストーカー映画としても見れるので、怖さはより一層増す。しかも最後は本当にニュースになりそうなエンディングなので、リアル感を味わえる映画だ。監督 デオン・テイラー(英語版)脚本 デヴィッド・ロッカリー(英語版)製作 デオン・テイラーロクサーヌ・アヴェント(英語版)ブラッド・カプランジョナサン・シュワルツマーク・バーグ製作総指揮 ロバート・F・スミスデヴィッド・ギロッドデヴィッド・ロッカリー出演者マイケル・イーリーミーガン・グッドジョセフ・シコラ(英語版)デニス・クエイド
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平穏な不死者の日常が大変なことに
「不死身」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
ジャックは人肉を食べたいという欲求を抑え込むため、研修医のジェレミーから輸血用血液を買い、規則正しい生活をすることで、欲求を抑え込んでいた。一日の大半を部屋で過ごし、決まったカフェで食事をし、教会、ビンゴ大会参加以外、家からはでなかった。そんな彼のもとに一人の少女が訪ねてきたがすぐに消えてしまう。その直後、チンピラ二人がジェレミーの居場所を聞きにやってきたのを、暴力で追い返す。すると翌日、ジェレミーがチンピラたちに誘拐されるのを目撃し、助け出すのと共に、血液を入手する。そして前の恋人との間に生まれたアンドレア。それがあの日、訪ねてきた少女だったことを知り、探し出す。しかし人肉への欲求からアンドレアを追い出してしまう。それからすぐアンドレアはチンピラたちの所属するマフィアに誘拐されてしまうのだった。アンドレアを救出するなどみじんも考えていなかったジャックだったが、向こうから殺し屋が次々とやってきて、ジャックを襲う。人肉の衝動をその殺し屋たちで収めつつ、しかたなくアンドレアを救出に向かうのだった。・映画おすすめ 感想
理由もわからない不死身のお話。本作はヴァンパイアものに属する映画と言っていい。ヴァンパイアはカインと呼ばれていた聖書の男であるのだが、物語にそれは一切関係ない。ただ殺される外傷を受けても、彼は死なない。それに人肉への欲求をひたすらに耐えている。その理由もいまいちわからない。だが平凡に生きていきたい。それだけがジャックの望みであるのはわかる。その日常を壊されていくのがコメディチックで面白い映画だ。監督 ジェイソン・クラウチェック脚本 ジェイソン・クラウチェック製作 ザック・ヘイゲンエイドリアン・スターン製作総指揮 ロバート・ベンヴィージョナサン・ブロンフマンデヴィッド・ミラーダン・ピール出演者ヘンリー・ロリンズブーブー・スチュワートスティーヴン・オッグジョーダン・トドシー -
謎の箱に導かれ
「ノー・ウェイ・アウト」
評価:★3,7
・映画おすすめ 物語
1960年代、メキシコの発掘調査である石の箱が発掘される。そして現代、不法移民のアンバーは安い賃金で移民者を働かせる縫製工場で働きながら、住むところをさがしていた。モーテルはIDが必要で宿泊はできず。そんな時、会社の掲示板に貼られた格安アパートのチラシを発見する。さっそくそこへ向かうと、廃墟同然の一軒家であった。女性限定のアパートに仕方なく住むことになったアンバーは、IDをなんとか手に入れようと奔走する。だが同時にアパートに住み始めてから不思議な夢を見るようになる。石の箱が出てくる夢なのだ。しかもアパートを管理する兄弟は何かを隠しているようだった。次第に精神的に追い詰められていく彼女の前に、信じられないものが現れる。・映画おすすめ 感想
なにかわからないものに迫りくる恐怖。幽霊、悪霊ものかと思い最初は見ていたのだが、どうやら違うことに見ていると気付き始める。石の箱という不気味なものが発掘されるシーンから始まる本作は、その箱の恐ろしさが次第に明らかになっていく。またアパートの管理人兄弟の人が怖いという部分も登場するので、不気味の人こわ、両方を味わえる映画である。最後の主人公の顔をどう見て取るか、考察もできる秀作だと思う。監督サンティアゴ・メンギーニ脚本フェルナンダ・コッペルジョン・クローカー出演者マーク・メンチャカクリスティーナ・ロドロヴィクトリア・オールコックデヴィッド・バレーラデビッド・フィグリオーリジョアナ・ボルハミッチェル・マレンホセ・パルマAlejandro Akara
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秘密を暴露してから殺害する殺人鬼
「サムワン・インサイド」
評価:★3,6
・映画おすすめ 物語
マカニはある事情からハワイからアメリカの小さい町に引っ越してきていた。ある秘密を抱えた彼女はその秘密を抱えたまま、変り者の友達たちと卒業を間近に控えていた。そんなある日、アメフト部での暴行事件の動画が町中の人の携帯電話に送信され、さらにその主犯格の生徒が殺害される事件が発生する。学校では誰が犯人なのか詮索がはじまっていたが、マカニはそれに関心を抱かなかった。すると次の殺人が教会で発生し、またも学校の生徒が殺害されてしまう。彼女もまた秘密を暴露されていた。外出禁止命令が出される中、町で一番の大地主の息子でマカニの友達が家でパーティーを開く。そこでもまた、マカニの友達で鎮静剤依存症の秘密を暴露された友達が殺害されるのだった。マカニの秘密とは。犯人の正体は誰れなのか。・映画おすすめ 感想
小さい町で学生が犠牲になるホラー映画。アイディアはこれまでにもあったものである。学生の秘密が暴露され、殺害される。しかし本作で斬新だったのは、主人公の秘密が終盤まで明かされないことだ。その秘密に苦しみながらも、彼女はおびえながら殺人鬼が自分をねらうのではないかと思う。そして犯人が身近にいるのではないかというスリル。定番ながら面白いホラー映画であった。監督パトリック・ブライス脚本ヘンリー・ゲイデン出演者シドニー・パークサラ・ダグデールセオドア・ペレリンケイラ・ヘラーバーケリー・ダフィールド
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曰く付きの物件で新生活
「アフターマス 余波」
評価:★3,4
・映画おすすめ 物語
ケヴィンとナタリーの夫婦は問題を抱えていた。ナタリーが浮気したことで、昔の傷を今もひきづっていたのだ。夜の生活もできず、セラピーに通いながら、少しずつ夫婦生活を改善しようとしていた。そんな時、環境を変えるのも良い方法だと勧められ、清掃業をしているケヴィンが見つけた曰く付き物件に引っ越すことに。そこは夫が妻と心中した家だった。入居直後から、エアコンの調子がおかしくなったり、扉が勝手に開くなどの不可解な事件が頻発し始める。ケヴィンは妻が悪夢をみているのだととりあわない。ナタリーはそれでも家に何かいると訴え続けるのだった。・映画おすすめ 感想
よくある心霊物とは一味違う。曰く付き物件に引っ越し、異変が異変が起こるのはよくあるプロットだ。たいていは悪霊の仕業なのだ。しかしこの映画には最後に大きなどんでん返しが待っている。ちなみに犬がひん死になる場面があるので、犬好きにはおすすめできない映画である。監督ピーター・ウィンサー脚本ダコタ・ゴーマン出演者アシュリー・グリーンショーン・アシュモアシャリフ・アトキンスブリット・バロンダイアナ・ホッパー
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すべての物ごとには代償がつく
「ラトルスネーク」
評価:★3,5
・映画おすすめ 物語
シングルマザーのカトリーナ。娘と母親のいる実家まで長い時間、車で移動していた。すると荒野のど真ん中で車のタイヤがパンクしてしまい、交換を始める。その間、娘が荒野で1人遊んでいたら、毒蛇に噛まれてしまう。娘を抱え慌てふためいていると、そこにトレーラーハウスがあることに気付き、中に入っていく。そこには老婆は1人おり、手当をするから代金はあとでいい、というとカトリーナを車の修理に戻らせた。修理が終わりトレーラーハウスの中に戻ると、老婆の姿はなく、娘の足には噛まれた後がなくなっていた。不可思議に思いつつ、近くの小さい町の病院に連れていくと、疲労と脱水症状はあるものの、毒蛇に噛まれた痕跡は見当たらなかった。何が起こっているのか分からないままでいると、病室に1人の男が現れる。日暮れまでに命を捧げろ。それが代金になる。何を言っているのか分からないでいるカトリーナの前で、男は娘の病状を悪化させてみせると、消えてしまった。カトリーナは日暮れまでに娘のため、誰かを殺すことを決意するのだった。・映画おすすめ 感想
これまでに見たことのないホラー映画。ホラー映画とあって、主人公を追い詰めていくのは、幽霊なのは間違いないのだが、娘を救うために誰かを殺さなければならない。その心理が追い込まれていくのがホラー映画といえる作品である。もし自分が大切な人の命と交換に誰かを殺めなければならないとなると。そう考えると、ためらわずにできるものなのか、考えてしまう。そんな映画である。監督Julius Amedume脚本Julius Amedume出演者ジミー・ジャン=ルイジャック・コールマンKathleen McClellanジェイ・アコヴォーンクリスチャン・オリヴァーリア・キルステッドロビン・リー
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パージの原点
「パージ エクスペリメント」
評価:★3,8
・映画おすすめ 物語
アメリカの経済が破綻し、すべてがどん底に落ちた時、建国の父たち、と呼ばれる政府は、ある実験を提案する。アメリカのスタテン島限定で、一晩だけすべての法律が無効とそれる時間を作り、人々の不満や怒りを吐き出させるというものだった。実験には志願者を募集し、生き残ったら5000ドルを支払うという契約を交わし、録画用のコンタクトレンズを配布した。そして当日の夜がやってきた。島を基から牛耳るディミトリは、いつもより警備を強化して本拠地を守り、元恋人のナイアは教会で非参加者たちと避難し、その弟のイザヤは薬物中毒のスケルターとの因縁から、パージに参加していた。しかし政府の思惑とは逆に、スケルターの狂気じみた殺人以外、派手なことは起こらなかった。そこで責任者はあらかじめ用意していた傭兵部隊を島に送り込み、虐殺を始めるのだった。・映画おすすめ 感想
人気ホラーシリーズの原点を描いた本作。これまではアメリカ全土に広まったパージという無法時間で起こる殺戮と、それを耐え抜く人々を描いてきた。パージに慣れているアメリカ人たちが殺し合いをするという設定だったが、本作では初めての実験とあり、展開が地味である。人間の心理を考えればこれはリアルな動きだと感じた。いきなり無法時間を与えられ、何をしても罪には問わない、と言われたところで、人は感情を一気に発散できるはずがない。そうした感情面はリアルに描かれていると思える映画であった。しかしこれまでの緊張感のある作風とは異なるので、映画としては地味といえるだろう。監督 ジェラルド・マクムーリー脚本 ジェームズ・デモナコ製作 ジェイソン・ブラムマイケル・ベイブラッドレイ・フラー(英語版)アンドリュー・フォーム(英語版)セバスチャン・ルメルシエジェームズ・デモナコ出演者イラン・ノエルレックス・スコット・デイヴィス(英語版)ジョイバン・ウェイド(英語版)ローレン・ヴェレスマリサ・トメイ
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寝たら襲われる
「エルム街の悪夢 2010」
評価:★3,9
・映画おすすめ 物語
エルム街に住むナンシー、クリス、ジェシー、クエンティン、ディーンは高校で友達関係になっていた。ある日、ナンシーが勤務する喫茶店でディーンがクリスを呼んでいた話し込んでいた。夢の中に謎の男が現れ、夢で起こったことが現実になるという。それを言い残したディーンは、何かに操られるように、自分の首にナイフを突き立てるのだった。葬儀の後、クリスも悪夢を見はじめ、右手に鉄の爪をつけた男を目撃するようになる。ある晩、ジェシーに心細いから一緒に寝てくれと頼み、寝ていた最中、夢の中でクリスは殺されてしまう。一緒にいたジェシーが犯人として疑われるも、留置場の中でジェシーもまた命を落とすのだった。ナンシーとクエンティンは高校で知り合ったはずの自分たちが実は幼稚園で知り合っていたことに気付き、それを親たちが隠していることにショックを受ける。そして悪夢を終わらせるヒントは幼稚園にあるのではないかと、幼稚園へ向かうのだった。・映画おすすめ 感想
名作のリメイク版ジェイソンと戦う映画が作られるほど、ホラー映画に欠かせない殺人鬼フレディ。エルム街の悪夢のリメイク版である本作は、シリーズを見なくても意味が通じるので、これ一本だけみてもOKな作品になっている。夢が現実になり夢の中に住む殺人鬼。ある種、殺人鬼の中では無双とも思えるこの設定を最初に考えた人物はすごいと思う。スプラッターホラー映画として見た場合、ちょっと物足りないところもあるが、サスペンス要素も混じっており、面白く最後まで見られた。ジェイソン同様、フレディはきっとこれからも映画の中で何かしらの形で登場するのだろう。監督 サミュエル・ベイヤー脚本 ウェズリー・ストリックエリック・ハイセラーオリジナル脚本ウェス・クレイヴン製作 マイケル・ベイアンドリュー・フォームブラッド・フラー製作総指揮 ロバート・シェイマイケル・リンマイク・ドレイクリチャード・ブレナーウォルター・ハマダデイブ・ノイスタッター出演者ジャッキー・アール・ヘイリー
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死んだ母親は映画の中に
「ファイナルガールズ 惨劇のシナリオ」
評価:★3.6
・映画おすすめ 物語
女優の母親と一緒に暮らすマックスは、母親が何度もオーディションに落ちるところを見てきた。母親は昔出演したスプラッターホラーの影響で、役が付かなかったことを後悔していた。そんな母と車で帰る最中、事故にあい母親は死んでしまう。生き残ったマックスは3年後、叔母の家で暮らし学生として生活していた。ある日、母親の命日に母が出演していたスプラッター映画が上映されることになり、マックスも誘われる。乗りきにはなれなかったが、仕方なく劇場に向かい、映画を見ていた時、火事が発生。逃げ場を失ったマックスと友達は、スクリーンを切り裂き、スクリーンの中に逃げ込む。するとそこは映画の世界であり、母親も役柄ながら生きていた。マックスは母を救うため、殺人鬼と戦うことを決意する。・映画おすすめ 感想
ジェイソンをリスペクトしたメタフィクション映画。本作は仮面をかぶった殺人鬼に狙われるホラー映画の中に入ってしまった、現実の人間たちを描いている。あるようでなかった設定に思わず笑ってしまった。ホラー映画というよりもコメディ色が強いので、ホラー好きには笑える瞬間がいくつもある。特にラブシーンがあると、殺人鬼が現れるところをお決まりにしているのが、あるあると笑ってしまった。ありそうでなかったホラーコメディ。笑ってください。監督 トッド・ストラウス=シュルソン脚本 M・A・フォーティンジョシュア・ジョン・ミラー製作 マイケル・ロンドンジャニス・ウィリアムズ出演者タイッサ・ファーミガマリン・アッカーマンアダム・ディヴァイントーマス・ミドルディッチアリア・ショウカットアレクサンダー・ルドウィグニーナ・ドブレフ
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そこは狂った生贄の森
「クラシック・ホラー・ストーリー」
評価:★3,5
・映画おすすめ 物語
偶然、ヒッチハイクで乗り合わせた5人の男女。それぞれの目的地に向かい旅をしていた。主人公は妊娠してしまい、下すために田舎にむかっていた。そんな一行を乗せた車は道端に死んでいるヤギをよけて木にぶつかってしまう。全員が気絶し、目を覚ますとそこは道路ではなく、森の中の草原であり、そこには一軒の家が建っていた。不思議に思いながら家に入ろうとするが入れない。そのまま夜を迎えると、家の扉が勝手に開いていた。けが人を車に残し4人が家に入っていき、屋根裏部屋に行くと、舌を切り落とされた子供が拘束されていた。さらにサイレンが鳴り響き、不気味なマスクをつけた人々に車の中のけが人が家の中に連れてこられ、目を抜かれるのだった。そこは生贄をあがめる人々のいる森だった。・映画おすすめ 感想
王道のホラーと思いきや。最初の交通事故から次第に犠牲者が増えていく。主人公は何とかして逃げようとするがつかまってしまう。王道のホラー映画に見えるこの映画。しかしそこには大きな仕掛けがあり、ある意味では見ている人によっては、嫌う可能性がある。個人的には面白い仕掛けだったが、それを好まない人もいるだろう。とにかく最後まで見ないと、この仕掛けはわからない映画である。監督ロベルト・デ・フェオパオロ・ストリッポリ脚本ロベルト・デ・フェオパオロ・ストリッポリ出演者マチルダ・アンナ・イングリッド・ルッツフランチェスコ・ルッソペッピーノ・マツォッタウィル・メリックユリア・ソボル
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そこは黒魔術の村
「スペル」
評価:★3,6
・映画おすすめ 物語
黒魔術を信じる父親から虐待を受けた過去があるマーキスは、都会に出て成功していた。家族もでき幸せに暮らしていたある日、父親が死んだという電話を受ける。子供のころ、家を出てから会っていない父の葬儀にさんかすべく、一家はセスナ機で飛び立つ。しかし嵐にあってセスナ機は墜落、マーキスは気づくとどこかの屋根裏部屋に寝かされていた。家族の話をしても、その家の老夫婦はまったく取り合ってくれず、何とか脱走を試みる。その途中、納屋で黒魔術の儀式を村人を呼んで行っている現場を目撃する。夫婦は黒魔術を使い、マーキスを何かに利用するために、閉じ込めていることが判明するのだった。・映画おすすめ 感想
田舎という閉鎖された場所。田舎の町に向かうという設定の本作では、まさしく田舎の夫婦が登場する。一見すると世話焼きの老婦人に見えるが、その実は黒魔術を操る。そして村全部が彼女の言いなり、という絶望感。田舎への偏見や恐怖、どこかに本当にありそうな世界観。これは隣り合わせの恐怖である。監督 Mark Tonderai出演オマリ ハードウィックロレッタ ディヴァインジョン ビーズレイ
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悪魔が見える
「古の儀式」
評価:★3,8
・映画おすすめ 物語
アメリカに住むジャーナリストは、故郷の風習を取材すべく、メキシコに帰る。彼女が生れた村はジャングルの中にあり、部族と呼ばれる人々だった。彼女は妹に教えられた禁忌の洞窟へ入ってしまい、気づくと足に鎖がつながれ、部屋に閉じ込められていた。そこに住む老婆と初老の男は彼女に悪魔が憑いていると言い出す。そんなはずはない。何かの間違いだ、という彼女だったが、昔母親が悪魔祓いされていた記憶がよみがえる。そして次第に彼女の体、周囲にも異変が起こり始めるのだった。・映画おすすめ 感想
部族に伝わる儀式。きっと世界のありとあらゆる部族に伝わる儀式というものはあるはずである。日本にも儀式はあるものだから、この映画がまったくのフィクションであるか、というとそうでもない。儀式によって悪魔祓いをする。成功しているものはきっと表には出てこないだろうが、こうしてどこかで悪魔祓いは行われているのかもしれない。禁忌の場所というのは理由があるから禁忌なのだ。Brigitte Kali Canales as Cristina[3]Andrea Cortés as Miranda, Cristina's cousin[3]Julia Vera as LuzSal Lopez as JaviAJ Bowen as CarsonWeston Meredith as PostehkiJulian Lerma as the BoyElizabeth Phoenix Caro as Young CristinaMichelle Jubilee Gonzalez as Cristina's Mother
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27年ごとにこの町では何かが起こる
「IT それが見えたら、終わり。」
評価:★4,8
・映画おすすめ 物語
ある雨の日。ジョージは兄に作ってもらった紙の船を雨水に流して遊んでいた。しかし下水道に流れてしまった船。すると下水道から声が聞こえてくる。そこにはペニーワイズと名乗るピエロがいた。言葉巧みに下水道へジョージを引きずり込み、その日、ジョージを行方不明となる。それからしばらくして、ジョージを探す兄は、学校でいじめられている仲間たちとともに、ある事実にたどり着く。この町にはピエロが27年ごとに現れ、災いを起こすのだと。・映画おすすめ 感想
スティーブンキングの代表作ともいえる有名な作品である。一度、管理人はドラマ版を見たことがあるが、あれも怖かった。ピエロが悪夢を連れてくる。この恐怖は他のホラー映画にない、すごい怖さを感じさせる。個人的にはバスルームの血まみれシーンがすごいと感じた。ホラー映画興行収入歴代一位はやはり伊達ではない。監督 トミー・リー・ウォーレス脚本 トミー・リー・ウォーレスローレンス・D・コーエン出演者 ティム・カリー音楽 リチャード・ベリス
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ゾンビがいるけど楽しい暮らし
「ゾンビランド ダブルタップ」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
タラハシー、コロンバス、ウィチタ、リトルロックの4人が、ゾンビがあふれる世界で出会って10年。ホワイトハウスに巣くうゾンビを一層した4人は、ホワイトハウスを家としていた。その中でタラハシーはウィチタへの想いを結婚という形であらわす。しかし翌日、ウィチタとリトルロックの姉妹は姿を消してしまう。一か月後、別の生き残りのモールで発見したタラハシーとコロンバス。タラハシーは彼女にふたれたことで、その生き残りの彼女と肉体関係を結んだ直後、ウィチタが帰ってくる。リトルロックがヒッピーと逃げたから探してほしというのであった。・映画おすすめ 感想
ゾンビ映画とは本来、恐怖の象徴であり、近年でも多くのゾンビ映画が製作されている。本作はその中でも秀作中の秀作だろう。コメディ要素、アクション要素、恋愛要素が絶妙にバランスが取れている。一作目からバランスのいい映画ではあったが、本作はそれにさらに輪をかけてバランスがいい。面白い映画である。監督 ルーベン・フライシャー脚本 レット・リース(英語版)ポール・ワーニック(英語版)デヴィッド・キャラハム(英語版)製作 ギャヴィン・ポローン(英語版)製作総指揮 ポール・ワーニックレット・リースレベッカ・リヴォルーベン・フライシャーデヴィッド・バーナドジャック・ヘラーダグ・ベルグラッド出演者ウディ・ハレルソンジェシー・アイゼンバーグエマ・ストーンアビゲイル・ブレスリンロザリオ・ドーソンゾーイ・ドゥイッチアヴァン・ジョーギアルーク・ウィルソントーマス・ミドルディッチ
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呪いの始まり
「アナベル 死霊人形の誕生」
評価:★4,8
・映画おすすめ 物語
養護施設を転々とするシスターが面倒をみる子供たちは、ある夫婦が営む養護施設へと入居する。その家では奥さんが数年前に事故で歩けなくなり、娘がいたが車にひかれる最後を遂げていた。そんな事情を知らない子供のうちの1人が、亡くなった娘の部屋へ入る。入るなと言いつけられていたのに入ったことで、ある鍵を発見する。その鍵は壁の隠し部屋の鍵であり、そこを開けると一つの人形が座っていた。それは悪魔を放った瞬間であった。・映画おすすめ 感想
死霊館シリーズのスピンオフシリーズ、アナベル人形の誕生を描いた本作。日本でもそうだが人形とは霊が集まりやすいものであり、特にこの人形はそうである。死霊館シリーズは実話をもとにした物語であるが、本当にアナベル人形は実在するのか。もし実在するのであれば、悪霊の依り代となるものに違いない。
シリーズ
アナベル 死霊館の人形
アナベル 死霊博物館
監督 デヴィッド・F・サンドバーグ脚本 ゲイリー・ドーベルマン製作 ピーター・サフランジェームズ・ワン製作総指揮 リチャード・ブレナーウォルター・ハマダデイヴ・ノイスタッターハンス・リッター出演者ステファニー・シグマンタリタ・ベイトマンルル・ウィルソンフィリパ・クルサード
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人の怨念は人形に宿る
「恐怖人形」
評価:3.2
・映画おすすめ 物語
写真を趣味とする由利は、幼馴染の真人と写真を撮るのが何よりも楽しみだった。そんな二人のもとにある招待状が届く。それは赤い封筒に入っており、山奥のキャンプ場でのパーティーへの招待だった。参加するだけで10万円をくれるというその話に、疑いながらも二人は参加する。すると現地には昔、同じキャンプ場でサマーキャンプを行った面々が集まっていた。何が行われるのかわからないまま、夜を待っていた時、人形が突如現れ人を襲い始めるのだった。その人形はなんなのか。そしてなんの目的で面々は集められたのか。・映画おすすめ 感想
呪いの人形の話と思いきや。本作は恐怖人形と題していることもあり、確かに人形を題材にした物語になっている。しかしそれが人型サイズになったとき、少し笑ってしまう。人形らしさがなくなり、制作陣が目指していた、13日の金曜日のようなことになってくる。種明かしがされたとき、そういうことか、と納得はできる。しかし人形にこだわる必要性があったかは微妙である。本作で最も怖かったのは、人形を燃やされて泣き叫ぶ女の子である。あの慟哭は素晴らしいと感じた。監督 宮岡太郎脚本 奥山雄太青山悠希原案 宮岡太郎製作 茂木徹本郷達也平野貴之製作総指揮 今野義雄中西研二龍原正出演者小坂菜緒萩原利久萩原聖人
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何かがやってくる
「来る」
評価:★4,6
映画おすすめ 物語
会社では陽気で家庭でも愛妻家の田原は、実家の法事に帰った時、子供のころの記憶に気味の悪いものがあることに気付く。その後、子供が生まれ子煩悩の父親であったが、子育てブログにはまり、家庭を顧みなくなっていく。そのころから、田原家の周囲では不可解な現象が多発し、会社の後輩にまで影響が出てしまう。田原は友達づてにオカルトライターの田崎と知り合い、霊媒師の血を引きキャバクラ嬢と出会う。彼女のいう通りに訪問者を撃退しようとしたがそれが罠だった。田原は無残な遺体となって発見されてしまい、母子家庭となった妻は毎日に追われ追い詰められていく。キャバクラ嬢も次第に何かにむしばまれていく。そんな中、力の強いキャバクラ嬢の姉が現れ、それを対峙すべく、日本中から霊媒師を集め始めるのだった。・映画おすすめ 感想
豪華キャストで怖い映画。本作は原作通りに田原、田原の妻、オカルトライター田崎と主人公が入れ替わっていき、何か恐ろしいものに襲われていく映画である。恐ろしいそれは姿は現さず、必ず犠牲者は血まみれで発見されるという残忍さ。原作者はオリジナルの化け物を作った、と公言しているように、姿は見えない。だがそれが映画としては斬新というか、新しい気がした。見せない恐怖。これぞ、日本のホラーである。監督 中島哲也脚本 中島哲也岩井秀人門間宣裕原作 澤村伊智「ぼぎわんが、来る」製作 川村元気(企画・プロデュース)西野智也兼平真樹佐藤満(制作プロデューサー)製作総指揮 山内章弘出演者岡田准一黒木華小松菜奈青木崇高柴田理恵太賀志田愛珠蜷川みほ伊集院光石田えり松たか子妻夫木聡
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