"ホラー映画"カテゴリーの記事一覧
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この世には確かに目には見えない何かがある
「死霊館 エンフィールド事件」
評価:★4,1
・映画おすすめ 物語
ウォーレン夫妻はマスコミに悩まされていた。いくつもの怪事件を解決してきた2人を、メディアは面白がり、科学者と対決させる企画などをよくやっていた。そうした世間の声に、しばらく休息を取ることにした夫妻。その矢先、妻は悪夢を見る。黒い服を着た悪霊に夫が殺される夢である。一方その頃、イギリスのとある家に引っ越してきた一家は、怪現象に巻き込まれていた。夫の居ない母子家庭で子供数人を育てていたのだが、次女がある日から居間の椅子に老人が座っている夢を見始めた。マスコミがそれを取り上げ、インタビューの最中、次女は老人の声で、ここから出ていけと叫んだのだった。この事件は大きく取り上げられ、アメリカのウォーレン夫妻の元へ依頼が届いた。仕事を受けないことにした2人だったが、困っている人を見捨てられず、イギリスへ渡るとこにした。こうして悪霊とウォーレン夫妻の戦いが始まる。・映画おすすめ 感想
ジェームズ・ワン監督が手掛けた死霊館シリーズ第二作であり、死霊館としては今のところこれが最新作となっている。主人公は実在し、教会に唯一認められた悪霊払いの資格のあるウォーレン夫妻。この事件は実際に起こったウォーレン夫妻の事件簿の1つであり、当時、本当に騒がれた事件である。そのせいもあって、事実に基づいた悪霊ものとしては、文句のつけようがない。エンドロールでは本当の写真や音声が流されるので、この映画をフィクションというくくりにはできないところもある。ウォーレン夫妻が関わった事件はいくつもあり、制作陣は続編を作る予定でいるらしいので、是非とも続けてほしいシリーズである。監督ジェームズ・ワン脚本チャド・ヘイズキャリー・ヘイズ出演者ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、フランセス・オコナー、マディソン・ウルフ、サイモン・マクバーニー、フランカ・ポテンテ
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彼の趣味は殺人です
「ハウス・ジャック・ビルド」
評価:4,3
・映画おすすめ 物語
強迫性障害を抱く技師のジャックは、常に建築家を目指していた。細かいことに気づくと、どうしてもそれを直さずには居られない。そんな彼には夢があった。完璧な家を自分で設計して自分で建てること。彼の芸術であった。しかし彼はある日、知り合いの嫌味な女が車が壊れたからと言って、強引に車に乗り込んできたことがきっかけで、彼女と口論になり殺してしまう。そこから彼の趣味は変わってしまった。見知らぬ婦人の家を訪ねては首を締めて殺す。ヒッチハイカーがいると車で通り過ぎるが、我慢できずに轢き殺す。彼にとって犯行は生活の一部になってしまい、殺害した遺体を冷凍庫に保存しては、次の犯行に及んでいた。だがそうした生活や家の建設にも行き詰まりを感じていくのであった。・映画おすすめ 感想
本作は映像として面白い手法を使っている。・いくつもの歴史的映像を挟んでいる。・いくつもの映画の名場面を挟んでいる。こうした手法によりジャックの複雑な内面を描くことにより、この映画が複雑化している。しかしその情報量の多い映画だからこそ、過激すぎて劇場から観客が居なくなるほどの残忍な光景がありつつも、賛美されることになるのだ、けして安易な気持ちで観る映画ではないが、見終わったあと、頭の隅に残る映画である。結末を見た時、これは映画なのであり、実際にはありえないことなのだという、一種のメタフィクション的な意味があるように個人的には思えた。監督ラース・フォン・トリアー脚本ラース・フォン・トリアー出演者マット・ディロン、ブルーノ・ガンツ、ユマ・サーマン、シオバン・ファロン、ソフィエ・グロベル -
ホステル
・物語
ヨーロッパ旅行に向かった3人の男たちは女の子をナンパしてやることばかりを考えていた。そんな時、バーで知り合った女の子たちにあるクラブのことを聞かされる。そこに行けば女たちは好き放題にできるという。噂を信じた主人公の友達は急ぎ、そのクラブへ向かう。仕方なく主人公も向かうのだったが、目が覚めた時、そこにはおぞましい光景があった。
・感想
ホステルといえば、クエンティン・タランティーノが気に入って、自作でプロデューサーに名を連ねたり、監督が三池崇史監督のファンであったりして、グロテスクの部分は容赦のない描写を発揮している。
それにもましてエロシーンも多く、エログロ映画とはまさしくこのことをいうのだろう。金持ちだけの特権。三池崇史監督がカメオ出演してたのには驚いた。
パクストン(ジェイ・ヘルナンデス)、ジョッシュ(デレク・リチャードソン)、オリー(エイゾール・グジョンソン)、オランダ人ビジネスマン(ヤン・ヴラサーク)、ナターリア(バルバラ・ネデルヤコーヴァ)、スベトラーニャ(ヤナ・カデラブコーヴァ)、カナ(ジェニファー・リム)、ユキ(ケイコ・セイコ)、ヴァーラ(ヤナ・ハヴリコヴァ)、アレックス(ルボミール・バコビイ)、アメリカ人(リック・ホフマン)、三池崇史(三池崇史)
こういった映画がたくさんそろっているのがUーNEXT。
U-NEXTは他社と比べて月々の値段が高いです。初回無料放送でしかし私個人は、レンタルを200円だと換算して月額料金を上回る映画、ドラマを堪能できたので、契約続行しました。無料体験でまず分かったのは、新作が他社より早い。そしてなんと行ってもアダルト映画があることではないだろうか。変に編集されて放映されるよりも、アダルトと割り切ってそのコーナーを作るところが、UーNEXTのいいところだと思いました。元はとれるでしょう。雑誌、漫画、ライトノベル、一般誌までみられるのですから。私はこれがベストと考えます。
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世間では新型コロナウィルスでオリンピックが中止になるかどうかという瀬戸際で、東京オリンピックの代表、森会長が女性蔑視の不適切発言をし、しぶしぶながら辞意を表明したのは良いが、今度は公認に選ばれた川淵氏が主任を拒否するなど、東京オリンピックの行方が定かになっていない昨今。
本当に東京オリンピックは開催されるのだろうか?
さてここからが本題です。
古い映画を見ないという方も当ブログを見ている人の中にはいらっしゃるでしょうが、今回レビューするのは、UーNEXTにもある1959年公開の新東宝が制作した「女吸血鬼」である。
ジャーナリストの男が婚約者の誕生日に急ぎ、タクシーで向かっていたところ、女性をひいてしまう。ところが女の姿はなく、婚約者の家に向かうと、20年前に失踪した母親が20年前の姿のまま戻ってきていたのだ。
同じ頃、東京に怪しい男が入り込んでいた。月夜の晩に牙をむき出しにして、女性の血を吸う男。
彼は島原の乱の際、愛する姫が自害したところの血を吸ったところ、不老不死の吸血鬼になった男であった。
しかも行方不明になった母親の家は、島原から続く血を受け継ぐ家だったのだ。
シナリオとしては西洋の吸血鬼と日本の歴史を混ぜたものだが、大人向けのホラーとして造られた本作は、女を自分のものとしたい男と憎しみながら男に従うしかない女。そこで描かっれる女の体。
妙にエロスが漂う作風になっていて、映画通が選ぶにふさわしい作品になっている。
たまにま古い映画を、おうち時間で映画を見てはいかがだろうか?
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今ならネットフリックスで見られる本作。
デッドコースターが最初だと勘違いしていたが、ファイナル・デスティネーションの方が先であった。飛行機で同級生たちと旅行に行くはずだった主人公は、飛行機が墜落する幻覚を見て、複数人の人々と飛行機を降りることになる。ところがその人たちが次々と事故で死亡していくのである。死に追いかけられるように。ファイナル・デスティネーションは次作同様に死が追いかけてくる。まるで何かの意思を持ったように次々と。この死に方のバリエーションはすごいとファイナル・デスティネーションに感心してしまったほどだ。
製作・共同脚本: グレン・モーガン 製作・特殊視覚効果: アリエル・ヴェラスコ・ショウ 製作: クレーグ・ペリー/ウォーレン・ザイド 監督・共同脚本: ジェイムズ・ウォン 原作・脚本: ジェフリー・レディック 撮影: ロバート・マクラクラン 音楽: シャーリー・ウォーカー 出演: デヴォン・サワ/ショーン・ウィリアム・スコット/チャド・E.ドネーラ/アリ・ラーター/カー・スミス/アマンダ・デットマー/クリスティン・クローク/トニー・トッド 声の出演: 三木眞一郎/小西克幸/真殿光昭/石田彰/落合るみ/山像かおり/銀河万丈
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デッドコースターシリーズをネットフリックスで配信中
旅客機の事故が起こったのだがその直前にキャンセルした人々が相次いで事故や事件で死亡していることがニュースで取り上げられていた。
そんな生き残りの1人である主人公は、同じ生き残りの友達たちとドライブをしている最中、自分たちが大事故に巻き込まれる様子を見てパニックに陥る。
見かねた警官が職務質問していたところ、友達たちが乗った車がトラックにひかれる事故が起こってしまう。
その後も生き残った人々は相次いで死に取りつかれていく。
殺人鬼や幽霊ではなく、デッドコースター死が追いかけてくるという、新しい感覚もあり、のちに続編が作られる原点がまさしく本作である。
この感覚は面白く、デッドコースターは死という概念が意思をもって見えるのが面白い。
製作: ウォーレン・ザイド/クレーグ・ペリー 監督: デヴィッド・エリス 脚本: J.マッキー・グラバー/エリック・ブレス 撮影: ゲイリー・カポ 編集: エリック・シアーズ 美術: マイケル・ボルトン 音楽: シャーリー・ウォーカー 出演: A.J.クック/アリ・ラーター/マイケル・ランデス/T.C.カーソン/ジョナサン・チェリー
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これもネットフリックスで見つけた名作。
ティムバートン監督、ジョニーデップ主演となれば、間違いなく面白い作品ができあがる。
「スリーピー・ホロウ」1700年代。まだ裁判が拷問などを使う残忍だった時代、科学を信じる若い刑事は、首無し殺人が横行するスリーピー・ホロウという村に向かう。村では首無し騎士が自分の首を探して人を殺している、と噂になっていた。もちろんそんな話を信じていなかった主人公はしかし、現実に首無し騎士を見てしまう。だがその幽霊事件の裏にはさらなる事件が隠れていた。ティムバートン監督のおもちゃっぽい、独特の世界観とジョニーデップの演技に文句のないスリーピー・ホロウである。ただグロテスク描写があるので、苦手な方にはおすすめできない映画。
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恐怖の洞窟
ホラー映画恐怖の洞窟なのかなんなのかよくわからない映画恐怖の洞窟だった。ある男女が車の故障で近くの夫婦の家にお世話になることに。しかしそこの旦那は夫婦を洞窟に閉じ込めてしまう。そこからなぜ男がどんなことをするのかが明らかになっていくのだが、途中から笑ってしまって、茫然とするしかない展開になっていく。ある意味、すごい映画恐怖の洞窟であった。
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事故で難聴となった少女と家族。ある日、地下から聴覚が敏感な鳥のモンスターが地上に這い出し、人々を次々と襲った。手話で会話のできる家族は、生きるために必死に逃げていくのだった。サイレンス 闇のハンター
ネットフリックスオリジナルらしい、終末の世界で何とか生き抜こうとする映画サイレンス 闇のハンター。静かながらホラーとしての恐怖と人間同士の恐怖が両立するホラーとしてもSFとしても楽しめる映画サイレンス 闇のハンターである。最後は希望で終わるのが素晴らしい。
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アンフレンデッド
ある日、友達が拳銃自殺してしまう。
彼女はいじめを受けていて、その原因がネットにアップされた映像が原因なのは明らかだった。
そんなことも記憶が薄れた頃、友達のグループでチャットしている画面だけを写して、映画は進んでいく。テレビチャットしていると、見知らぬ人物がチャットに入ってくる。それは嫌がらせではなく、みなの知ってる人物だった。
・アンフレンデッド感想
1、画面が見慣れたパソコン画面なので、それで物語が進むのは斬新。
2.その反面パソコンの外で何が起こっているのがわからないのが、怖さがあるが逆に怖さを半減させている気もした。
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(2021/1/12 18:18時点)
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空飛ぶ生首
何といっても特撮がすごい。灯台から落ちて死んでしまった女性。その婚約者。男は新しい女性を見つけるが、結婚が近づくにつれて、男の周りには死んだはずの婚約者の影が現れるようになる。
手だけが現れたり、中に浮かぶ生首が話しかけてきたり。
男は次第に気が狂っていくのであった。手や頭が現れるシーンなど、この時代の特撮ではすごい技術だと思う。サスペンスとしても面白く見られた。
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呪い襲い殺す
日本でいうなればこっくりさん。
アメリカで有名なボード。屋根裏で偶然そのボードを見つけた女の子は首を吊って自殺してしまう。
その自殺の真相を知りたい主人公は、友達と一緒に降霊ボードを発見し、そこで友達に死んだ理由を尋ねた。
ところがそれは友達の幽霊ではなかったのである。
古今東西、降霊術を遊びで行ってよいことがあったためしはない。
踏み入れてはならないタブーというのは実在するから、やめた方がいい。
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(2021/1/4 14:24時点)
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フレディvsジェイソン
フレディシリーズとジェイソンシリーズのクロスオーバー映画作品である。悪夢の中でしか人を殺せないフレディ。しかしフレディの悪夢を見なくなったことにより、フレディが復活できなくなっていた。そこで発見したのが永遠に死ぬことのないジェイソン。ジェイソンの悪夢で復活したフレディは、ターゲットの元へ。一方復活したジェイソンも母の導きによりフレディの悪夢が横たわる街へ。怪物と怪物、ホラー映画ファンからしたらたまらない映画なのだが、流石にキャラクターがぶつかり合って、流石に詰め込みすぎ感がいなめない。しかし血祭りだからホラーオタクにはたまらない作品にはなっている。価格:1,100円
(2021/1/3 16:28時点)
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ラ・ヨローナ 泣く女
・ラ・ヨローナ感想
死霊館シリーズのアナベルシリーズ。その1作目に登場した神父が作中でアナベル事件を回想するシーンがあることから、スピンオフの1作として位置づけられている本作は、子供を守る仕事をする女性が、親切心から助けた男の子2人が謎の死をとげたことから、謎の女に夜な夜な恐怖に落とされる話。もちろん幽霊が登場します。死霊館、アナベルなどと違い、本作は1人の女の死霊から逃れる物語。これを見て思うこと、神仏は人を救おうとしても、人の理で救えない、救おうとしても人の罪に問われる。なんとも無情なのか異常なのか。
・ラ・ヨローナ物語
昔、メキシコにヨローナという女性が居た。彼女には夫と子供たちがいたのだが、
夫が浮気をしてそれを悲しみ、怒りから子供を溺死させ自らも水死した。
ヨローナは白いドレスの悪霊となり、鳴き声の聞こえた子供を呪い殺すのだった。
時は1970年代。ソーシャルワーカーをしていた主人公は、ある2児の母親が2人を部屋に閉じ込め、虐待している容疑で、警察にそれを訴えた。
警察が家に踏み込むと、子どもたちは監禁されており、これで助かったと思った。
しかし数日後、子どもたちは川で遺体となって発見される。
母親は彼女にヨローナの呪いが来るといい、と叫ぶのだった。
それから彼女の周りで不可思議なことが置き始めるのだった。
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アナベル 死霊博物館
死霊館から始まり、スピンオフのアナベルへとつながる本シリーズは、そのアナベルシリーズの第二弾である。前作ではアナベル人形が転々と持ち主を変えて、苦しませる様子を描いているが、本作は実在したウォーレン夫妻が引き取ってからの物語となる。世界中の曰く付きのものを集め、清めていた夫妻が仕事で家を出て行ったとき、娘も幽霊を感じる力に目覚めつつあった。そんな中でベビーシッターとその友達が娘だけになった家へやってくる。ベビーシッターの友達の目的は、死んでしまった父親にもう一度会えるきっかけがウォーレン家にあると思ったからだった。やがてアナベル人形が恐怖の一夜を作り出す。
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インシディアス第2章
ジェームズ・ワンが放つ大人気ホラーシリーズの第2弾である。前作、長男の昏睡状態や怪奇現象が起こる一家を救うべく、霊能者が現れ、あの世とのつながりを探っていた。本作ではその直後から物語は始まり、開放された一家だったが、1作目の事件以来、様子がおかしくなった夫の謎を追いかけるミステリー要素も交えていて、1作目と深く繋がり、2つで1つのホラー映画となっている。ラストは3作目への期待を膨らませて終わるのだが、残念ながら次作からはジェームズ・ワン監督の手を離れて、前日譚になっていくので、ラストがすごく気になります。インシディアス 第2章【Blu-ray】 [ パトリック・ウィルソン ]
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(2020/12/27 12:04時点)
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アナベル 死霊館の人形
死霊館で登場したアナベル人形のルーツを描いた本作は、死霊館シリーズを更に広げた作品になる。人形に悪魔が取り付いたことで、子供が生まれたばかりの夫婦に、悪魔が襲いかかる。本作はウォーレン夫妻という実在する悪魔の専門家は登場しないが、実際にウォーレン夫妻が管理している人形である。後に続編も作られた、ウォーレン夫妻の伝説の一部となった。ワーナー ブラザース アナベル 死霊館の人形 【ブルーレイ ソフト】
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「ゾンビランド」
2009年公開のゾンビ映画であるが陰気な雰囲気はなく、ゾンビの世界で生きる人々をコミカルに描いている。
エマ・ストーンが好きなので観たのだが、肝心のエマは前半は登場せず、後半になったら姉妹で生きるたくましい女性として登場する。
そしてこの映画の肝心な目的は、生きることではない!
お菓子が食べたいから探す!
その先にゾンビがいて、主人公たちは戦っていく。
途中、ビル・マーレイが本人役で出演したのが笑えた。
とにかく楽しくなりたい人におすすめの映画で、続編も楽しみだ。
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「ディアボリカル」
2015年公開のホラー映画である。シングルマザーが引っ越してきた家では、夜な夜な不思議な現象が起こっていた。やがて謎の男が家に現れるようになっていく。よくある呪われた家にやってきたシングルマザーが右往左往するホラー映画かと思いきや、最後には、なるほど、と思ったのだが想像力がなければ不明な点が多々あるので、見る人を選ぶかもしれない。価格:3,267円
(2020/7/16 18:09時点)
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「クランプス 魔物の儀式」
2015年製作のクリスマスホラー映画である。本作はクリスマスの起源であるクリスマス神父の物語の裏面にあたる、アメリカでは悪い子はクランプスに連れて行かれる、という悪魔伝承に基づいて製作されている。主人公の少年はサンタクロースを信じていた。家に帰ると毎年のようにドイツ人の祖母がクッキーを準備し、母はそりのあわない妹家族が来るのに備えて料理の準備。姉も叔母夫婦の家族が来ることに、反対しながらもクリスマスの3日間だけは我慢するように母親から言われる。そして妹夫婦が到着すると、妹の夫は少年の父親を馬鹿にした態度をとり、親戚の姉妹、息子も少年家族とそりが合わなかった。それでも母親の言いつけで必死に耐える少年だったが、少年がサンタにお願いした手紙を親戚の姉妹に奪われ読まれたことから、クリスマスを嫌う言葉を吐いて、手紙をさいて外へ飛ばしてしまった。その翌日、近所中が停電となり、昼間なのに猛吹雪で真っ暗になる。少年の姉は彼氏と連絡が取れなくなったことから、彼氏の家に少しだけという約束で向かうも、行方不明となる。そうして次々と怪奇現象が起こる中、クリスマスになると陰鬱となるドイツ人祖母が語り始めた。自分が幼かった頃に起こったある事件について。本作の前半、クリスマスとサンタを信じる少年というホラー要素の一切ない展開と、そりのあわない家族の集合という映画かと思いきや、最後はクリスマスらしからぬ終わり方をしたので、クリスマスという言葉に騙されて、クリスマスに家族で観るのはやめたい映画である。価格:1,179円
(2020/5/17 20:21時点)
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「ヘルゾンビ」
2006年製作のホラー映画。製作にホラー業界の大物クライブ・バーカーが名前を連ねている。ある日、世界中の9歳未満の子どもたちが意識を失い、決まった時間に痙攣を引き起こす現象が起こった。それから10年、子どもたちは眠ったまま成長し、大人たちは子孫が途絶え人類が絶滅する日が来ることを危惧していた。幸い、少ないが昏睡状態にならなかった子どもたちもいたものの、限りなく数が少なかった。そんな10年を過ごした日、突如として子どもたちが一斉に目覚める。しかも親や大人たちを殺し、最終的には車を解体して移動手段を奪い、銃で武装し始めた。殺した後、子どもたちは手を遺体の顔に置き、謎の言葉を唱えるのであった。本作を見る上で「怒りの葡萄」という小説が関わってくる。映画にもなった名作ながら、個人的にはまったく解っていないので、本作も理解できぬままに終了した。個人的にはこれは終末映画、つまり人類の終わりを神がどんな形で行ったか、を示した映画であると思いながら観ていた。結末も理解できない、難しい映画でした。
クライヴ・バーカー ヘルゾンビ [ ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク ]
価格:1,100円
(2020/5/17 18:58時点)
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「ドラキュリア3 鮮血の十字架」
2005年制作。
ブレードランナーのルドガー・ハウアーがドラキュリアを演じている。
インタビューイズヴァンパイアを観てから、一時期、ヴァンパイア映画を漁るようにみていた時期に、本作、第一作目「ドラキュリア」とであった。ドラキュリアはドラキュラ伯爵を現代風にアレンジした新解釈で作られた新しいヴァンパイア像を作ったことは、素晴らしいと思えた。第二弾はヴァンパイアでありながらヴァンパイアハンターをしている神父が、ドラキュリアの遺体を引き取った大学教授と大学生たちの実験で復活したドラキュリアを倒しに向かうも、失敗する。そして本作だ。前作でドラキュリアにヴァンパイアにされた女子大生を探しに、神父と男子大学生の旅は、ドラキュラの誕生後へも向かうのだった。正直、2.3はアメリカでよくある、1作目が得れたからビデオで続編、という流れのように観える。続編があると全部みたい性分なので、本作を探していたのだが、ようやく本日、目にした。
うーん、終わり方は好きかなぁ?[DVD洋]ドラキュリアIII 鮮血の十字架/中古DVD(AN-SH201501)【中古】(AN-SH201606)(AN-SH201703)【P10倍♪4/9(木)20時~5/11(月)10時迄】
価格:280円
(2020/4/27 19:38時点)
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「ダウンレンジ」
・ハリウッドで日本人監督が出てこないのは力量不足だ。日本人監督はハリウッドじゃかつやくできないだろう。
そんなことないんです。ハリウッドで頑張っている監督がいるんです!
日本人監督が米国に招かれる。あるいはアジア圏、ヨーロッパ、ロシアなどに招かれて映画を撮影することはこれまでにもあった。しかし自らアメリカへ拠点を移しアメリカで映画制作を行う監督というのは、あまり多くない気がする。きっと水面下では幾人もの監督が米国を拠点に映画制作をしているのだが、日の目をみないのだろう。北村龍平監督もその中の1人である。日本でVERSUSというアクション映画で有名になり、高橋ツトム原作のALIVE、小山ゆう原作のあずみ、ゴジラファイナルウォーズ、ルパン三世などの映画を制作して、現在はアメリカに拠点を移し、ホラー映画をこれまでに3本作っている。アクション映画メインで日本では活躍していたのだが、米国での初作品ミッドナイト・ミート・トレインがバイオレンスホラーであったことから、米国ではホラー映画監督として認知され、そうした脚本しか回って来ないと自身で語っていた。2作目のノーワンリブズでは、まだ無名時代のルーク・エヴァンスを主演に迎え、田舎町のチンピラとサイコキラーの死闘をバイオレンスで描き、評判がよかった。そして3作目となるのがこのダウンレンジである。米国での映画制作がうまく進まないのか、この映画は日本の制作陣を招いての日米合作映画となっている。物語は偶然、ある車でヒッチハイクをして乗り合わせた6人の大学生たち。突如、なにもない荒野でタイヤがパンクする。映画冒頭は出会ったばかりの大学生たちがそれぞれに、他愛もない会話を繰り広げ、男3人がスペアタイヤに交換するという静かな始まりになっている。が、取り外したタイヤが転がり、1人の大学生がタイヤを持ち上げると、そこから弾丸が落ちてくる。それがすべての幕開けになる。突如、理不尽にスナイパーに狙撃され、犠牲者が次々と出ていく。炎天下の中、はたして大学生たちはスナイパーから逃げられるのか?正直言って、この映画は低予算のB級映画と言ってもいいです。場所は一直線の道路と木々がある開けた荒野。動けない車が一台。見るだけでお金がかかっていないのは明らかであり、俳優たちも見たことのない人たちばかりである。だが、インディーズ出身の北村龍平監督らしい、制限の中で何ができるか、どうやったら面白いかというのを考えられた映画だと思う。※ここからはネタバレになるので、これから鑑賞する人は読まないでほしい。レビューではスナイパーが犯行を行う理由が説明されていない。という指摘がよく見られるが、米国も日本もそうだが理由もなく人を殺すシリアルキラーはいる。まして米国は無差別に快楽殺人を行う犯罪者がいるのだから、こうした事件が起こっても不思議ではないし、現に車のトランクから無差別に狙撃するという実際の事件もあった。レビューで次に指摘されるのが、間延びしているとあるが、私個人の意見としては、パニック状態に陥る大学生たちの姿がスリラー映画としては素晴らしかったと思う。バイオレンスも、米国を拠点にしてから更に拍車がかかったように、すごい残忍になり、これでもかというほどグロテスクな描写が出てくる。低予算でバイオレンススリラー。北村龍平監督らしい作品だと私は思えて、ファンとしては凄く楽しめた映画でありました。ただ1つだけ私が気になったのは、大学生たちが行う行為があまりにうまく行き過ぎているような気がした。後半でタイヤをカッターナイフで切り裂くシーンがあるのだが、そんなに簡単に切れるものか? と思ってしまった。それとあれだけの出血をしながら動けるものなのか? というのもあった。そうしたところを抜いても、この映画はバイオレンススリラーとして素晴らしいできだ。この映画のスナイパーはジェイソンやレザーフェイスのようにシリーズ化してもおかしくないほどのインパクトがあり、私は凄く気に入った。DVD化されていないので、配信で是非に見ていただきたい。日本人監督が米国でこれだけ頑張っているのです。応援しましょうよ!
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「REDCON-1レッドコン1 戦闘最大警戒レベル」
2018年イギリス製作のゾンビアクションホラーである。
突如、イギリスで発生した感染症は、人をゾンビに変化させた。
しかしゾンビはただのゾンビではなかった。多少だが知性を持ち、行動を制御して人々を襲ったり監禁したりしたのだ。
そんな中、隔離エリアに上官の命令で米英合同の特殊部隊が派兵される。任務はただ1つ。隔離エリアで生存してると思われる、感染症の研究者を救出すること。
だがそこには大きな陰謀が隠されていた。
新型コロナウィルスが世界中に蔓延している今、フィクションを現実が越えてしまった。そうした瞬間を人は何度目の目撃をしたのだろうか?
本作はそんな新型コロナウィルスなどまだ発生する前につくられた、新感覚ゾンビ映画なのだろうが、やりたいことがまとまっていない。兵士なのに背中に刀を背負ったキャラクターがいたり、ゾンビとのアクションはいいのだが、隔離エリアにはギャングなどがいるなど、設定が多く詰め込まれているがどれも良い設定なのに生かし切れていないのだが残念である。
最後は泣かせにくるのだが唐突な印象で泣ける物ではない。
REDCON-1 レッドコン1 戦闘最大警戒レベル [ オリス・アーヒューロ ]
価格:3,712円
(2020/4/20 20:51時点)
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「フランケンシュタインの逆襲」
同名の映画があるがこちらにはフランケンシュタインの怪物は登場いない。1965年製作のモノクロSF映画である。なかなか設定が渋滞したSFですね。宇宙開発ように作られたサイボーグとか地球侵略を開始した火星人。これらが入り乱れて、アメリカがパニックになる。いつの時代も詰め込み映画はあるもので、個人的にはすきです。
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