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第6号「ファイナルファンタジー」
映画「ファイナルファンタジー」と耳にした人はきっと、あの大コケ映画か、と思うはずである。
現に記録的な大コケを成し遂げたこの映画は、世界的に有名なゲームとして知られる「ファイナルファンタジー」の劇場公開3DCG映画だ。
日本とアメリカの合作映画となってはいるものの、資本は日本でありその制作費は日本映画最高額の150億円とも言われている。
そこまでして当時のゲーム会社スクエアが力を注いで制作した映画。確かにCGのクオリティーは当時としてはきっと、世界最高レベルであっただろう。現在見返しても所々、実写ではないか? と思える部分が多々ある。
けれども残念ながらゲームファンには世界観があまりに違いすぎ、ゲームを知らない観客には受け入れられなかった結果、大きな汚点として映画史に残ってしまった。
ストーリーとしても映像としてもけして面白くないわけではない。
結果として当時のスクエアは莫大なる損失を抱え、幾つもあった本業のゲーム企画をボツにせざる終えず、幾人かのスタッフは企画をボツにされ退社したという噂まである。
不名誉な記録をつくりながらも、内容はけしてふざけてはいない。見てみれば分かる。
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第5号「アバター」
3D新時代を体感せよ!
私が子供だった頃、3D映画と言えば安っぽい紙で作られた赤と青のレンズの映画だった。正直、観ようとは思わなかったが、この映画が世間に出た時、世界は確かに衝撃を受けた。
それまでの3D映画は、飛び出す、と言いながらも衝撃的ではなかった。が、この「アバター」は違った。飛び出すというよりも、水滴が目の前にある。スクリーンの奥に世界が広がっている。

本当にスクリーンの中に世界があるように見えた。
しかしそればかりではない。これまでにないほどに洗練された3DCGは凄まじいものがある。本編の半分がこのCGキャラクターとCG世界で展開していくのだが、感情移入ができるほどにキャラクターのディテールは素晴らしく、ナヴィ人が実在する錯覚に陥るほどだ。
作品のテーマとしては自然保護を謳い、ストーリーもシンプルで非常に見やすい。
監督のジェームズ・キャメロンとも親交のある日本人監督押井守はこの映画を観た時、
「日本で10年作り続けても、ここまでの映画は作れない」
とまで言っている。
SFが苦手な人でもきっと、見た瞬間にこの作り込まれたもう一つの現実に引き込まれるだろう。
監督
脚本
出演者

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第4号「原節子」
印象は「美しい人だ」というのが東京物語で見た時に思った事だ。
私の年代で女優「原節子」を知る人はきっと多くはないだろう。
BSでお昼にたまたま見た「東京物語」のあまりの雰囲気に、目が離せなくなり最初から最後まで見終わった時、印象に残っていたのが、原節子の笑顔であった。
物語の中で彼女は義理の両親を実の子供達以上に献身的に思い、面倒をみようとする。それが理想の女性に見えて、見事であった。
次ぎに原節子と出会ったのは「白痴」であった。
「東京物語」の印象とは真逆の、小悪魔で少し尖った印象をもった。その女性が純朴な男と知り合い、自分の醜さに気づいてしまう物語。
こちらは妙に色気があり東京物語の女性像とは違った、色気が見られてすきである。
晩年はメディアはもちろん、映画にも出演していなかったのは私も知っていたが、本日の訃報を耳にして、再び原節子の出演映画をみたくなった。
ご冥福をお祈りいたします。

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第3号映画おすすめ アクション映画「RONIN」
監督ジョン・フランケンハイマー
主演ロバート・デ・ニーロ、ジャン・レノ
・アクション映画がみたい、と思ってもいざ、映画を配信でもレンタルでも探すとなると、数が多すぎてこまりますよね。
そこで間違いないアクション映画をご紹介します。
・あらすじ
BARに集まる怪しげな男たち。謎の依頼人に集められた男たちは、ある品物を奪うために集められた、裏社会で生きる人間たちである。
素性も国籍も不明。自らの消して語らず、任務に忠実にある「箱」を狙う。
題名の通りこの映画は現代風の浪人たちが集まり、金で仕事を行う物語である。話は至ってシンプル。ある箱を狙い、裏切り、銃撃戦、追跡劇。
・この映画の感想
私が引かれたのはその銃撃戦である。ロバート・デ・ニーロ、ジャン・レノが銃を構えるだけでそこには1つの絵ができあがる。ポスターにしても絵画にしてもきっと文句の言いようのないかっこよさがあるだろう。
そして銃撃戦のリアル感。音のエフェクトがよくて実にリアルに描かれている。
さらにはスパイのように、こっそりと、日常会話のように話しかけ、仲間と連絡を取るシーンは、リアルな諜報員のようで、ぞくぞくする。
だが結局、話の中心の箱の中身は謎のままクレジットになってしまう。
だがそこまで謎があっても、アクション好きにはたまらない一本であろうことは間違いが無い。
年間500本以上映画を観る筆者がおすすめします。
<キャスト&スタッフ>
サム…ロバート・デ・ニーロ(佐々木勝彦)
ビンセント…ジャン・レノ(金尾哲夫)
ディアドラ…ナターシャ・マケルホーン(唐沢 潤)
監督:ジョン・フランケンハイマー
製作:フランク・マンキューソJr.
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第2号「マッドマックスシリーズ」
「俺の名前を言ってみろぉ~」
ヒューマンガスの名台詞は後の「北斗の拳」のジャギが継承しているのはあまりに有名な話ですね。
マッドマックスが公開された当時、オーストラリアの低予算映画ではあるものの、内容やスタイリッシュなカメラアングルなどから世界中でブームを巻き起こし、たちまち2が制作された。
1作目は近未来、暴走族を追う高速警察の活躍と、妻と子を失ったメル・ギブソンの復讐劇である。
しかしながら2作目からはまったく世界観が一変する。戦争で荒廃した砂漠の世界。生き残った人類は僅かの食料、燃料、水を求めて争い合う。
プロテクターを装着したモヒカン男。ホッケーマスクを被ったヒューマンガス。頭のネジが緩んだ、マッドな人間達。この人たちと燃料のために取引して戦うマックス。
こう言っては何だが、私は「北斗の拳」をバイブルだと称している。だからマッドマックスもそうした派手な世界観なのだと期待した。期待しすぎたのだ。1作目は北斗の拳とは関係なく、2作目は世界観や雰囲気はそうだがケンシロウはいない。
3作目に関しては前半は面白いが後半はマックスが保母さんとなってしまっている。
現在公開中の「怒りのデスロード」の予告編は素晴らしいものがあり、是非とも期待度MAXで鑑賞したいと考えている。
製作: バイロン・ケネディ
監督: ジョージ・ミラー
脚本: ジェイムズ・マッカウスランド/ジョージ・ミラー
撮影: デヴィッド・エグビー
音楽: ブライアン・メイ
出演: メル・ギブソン/ジョアンヌ・サミュエル/スティーヴ・ビズレー/ヒュー・キース・バーン/ティム・バーンズ/ロジャー・ウォード
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第1号『スターウォーズ』
皆様はじめまして。ここで映画について少し書かせていただくことにしました。第1回目のテーマが『スターウォーズ』!!!
まもなく公開となりますエピソード7。
エピソード3が公開された当時、まだ若かった私は新三部作から入った、新参者ではございますが、そこから異常な収集癖? で旧三部作(もちろん特別編も含め)をあさり、最近のクローンウォーズ、2Dアニメのクローン大戦、ジェダイの帰還に登場するイウォークに焦点を当てたイウォークアドベンチャー。コメディ映画ファンボーイズ。とになく関連する作品は観ました。
しかしエピソード3が公開された時、ジョージ・ルーカス監督は「これでスターウォーズは完結、もう作らないよ」と言ったのにはショックを受けたものです。
雑誌などには九部作と情報がありましたから、幻の後日談を補完しようと収集に走ったのです。
そこにきての朗報! しかも監督があのJJエイブラムスではありませんか!
エイブラムス氏は監督候補に挙がった際「僕はスタートレックに魂を捧げた男だから、監督はやらないよ」と公言していましたが、結果的にSF界の双璧を復活させた男として、歴史に名を刻んだわけです。
今から公開が待ち遠しいエピソード7。
予告編を何度もみて、時に涙します。
『家に帰ったぞ、チューイ』

