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第31号「スターウォーズ」その9
ジェームズ・ボンド、ダニエル・クレイヴがフォースの覚醒にカメオ出演などという、ネタのようなニュースが話題になっていたが、これは事実だそうだ。
どうやら主人公女性が囚われた時、解放しては? と提案するストームトゥルーパーがダニエルらしい。
ダニエルはスターウォーズの大ファンで、無償で出演したそうだ。
世界的な映画俳優が出たがるとは、流石にお祭り映画だ。
思えばこの映画、スターを排出しているのだ。
旧作では無名だったハリソン・フォードを含めた3名の俳優を世界的にして、新三部作ではナタリー・ポートマンが出演していたし、まだ若かったキーラ・ナイトレイも出演していた。
有名俳優で言えば、アレック・ギネス、リーアム・ニーソン、ユアン・マクレガーと、すごいのである。
やはりこの映画、お祭り映画である。
スターウォーズに関する記事はこちらから「1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12・13」

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第30号「スターウォーズ」その8
映画スターウォーズの撮影に困難が必ずつきまとう。
タトゥーインの場面を撮影する際、撮影現場の砂漠に、何十年かぶりの大雨が降った。
また第二作目では、大雪の中撮影し、主演のマーク・ハミルは遭難しかけた。
新シリーズの一作目の撮影の際も、嵐でオープンセットが半壊するなど、何かとついてまわる。
http://starwars.disney.co.jp/movie/force.html
ジョージ・ルーカスは嵐でセットが壊れた際、一作目もこうだったからこの映画は成功するね、と口にしていた。
こうして確かに成功している。
1人の男から出た物語は、世界を巻き込み拡大中だ。
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第28号「スターウォーズ」その6
『スターウォーズ、妖怪に負ける』などと昨日のニュースで大々的に取り上げられている「スターウォーズエピソード7~フォースの覚醒~」だが、興行的には世界中でオープニング興行成績の新記録を樹立している。ニュースによれば、あと破るのはアバターの土曜興行収入だけらしい。
狙うならばタイタニック、アバターと世界歴代興行収入の新記録であろう。
世界がここまでスターウォーズに熱狂する日がくるとは思わなかった。
これもジョージ・ルーカスの戦略が発端だと私は考える。
ジョージ・ルーカスは、第1作目が公開される際、通常利益と同時にグッズ展開の権利を会社から引き取った。当時、グッズ販売の史上に映画が参入するなど無かったことであり、会社側もあっさりと権利を渡してしまった。
これがスターウォーズの戦略の大きな部分であろう。当時、アメリカでは玩具はもちろんのこと、Tシャツ、シリアルの箱など、現代でも行われている通り、あらゆるところにスターウォーズが溢れた。それが成功の秘訣の1つだったのだろう。
また裏話として当時、同時期に撮影していた「未知との遭遇」の撮影現場に足を運んだジョージ・ルーカスは、戦友のスティーブン・スピルバーグに愚痴を漏らした。今回の映画は駄目だろう。君の方はきっと成功するだろう。
そこで2人は約束を交わす。映画の成功報酬の10%をお互いに交換しようと。
蓋を開ければ未知との遭遇は確かに大ヒットしたが、スターウォーズは社会現象となった。
噂レベルだが今でもスティーブン・スピルバーグにはスターウォーズの恩恵が入っているらしい。
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第27号「スターウォーズ」その5
スターウォーズ以前の世界。それはSFと呼ばれるジャンルが劣勢に立たされていた。
まず造ったところでクオリティが低い。造ったとしても売れない。
前も書いたが2001年宇宙の旅や猿の惑星は売れたと言っても、他の映画に比べれば興行的には低かった。それで成功と言われていたのだ。
しかし、スターウォーズはその世界を一変させた。
SFブームを世界中で巻き起こし、日本でも便乗した映画が作成された。
また、ハリウッドでは企画段階だったエイリアンが、スターウォーズのヒットを受けて、制作が決定しているし、ドラマではギャラクティカ、スター・トレックの新シリーズが制作された。
スターウォーズは、世界を一変させた作品なのだ。
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http://starwars.disney.co.jp/home.html
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第26号「スターウォーズ」その4
公開当時、まだ特撮技術は未熟だった。
2001年宇宙の旅で、確かにすごい特撮を作成してはいるものの、スターウォーズを制作する際、ジョージ・ルーカスは現存の特撮技術では満足せず、自ら制作会社を設立した。
集めたのは新進気鋭のCM業界の技術者ばかり。
本編の撮影が進む一方で、こちらはワンカットもできないままに、日々を過ごしていた。
当時のことをジョージ・ルーカスは、できたカットのクオリティが低すぎて、すべて破棄せざるおえず、制作体制も大幅に改善させた。
そこからは快進撃。スターウォーズの特撮を見れば分かる通りだ。
これがILMとなり、今のハリウッドを支えている特撮会社である。
テレビでも紹介されたが、そこから独立したのがピクサーである。
スターウォーズがなければ、今の映画業界はないのだ。
次号では、スターウォーズが与えた影響について書きたい。
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映画「スターウォーズ」その3
20世紀FOXがこの映画の制作を決定してからも、順調には行かなかった。
まず予算は低予算映画として組まれ、キャスティングは、若手を使うしかなかった。
オーディションを行い、若手の俳優を探した。けれども俳優陣も、セリフを口にしながら、なんの映画なのか? と不可思議に思っていた。
そんな中に三人のメイン俳優が決定した。
それよりも難航したのが、人間以外を演じる俳優たちを探すことだ。
当時、CGなどはない。きぐるみ、機械の中にも人が入り、演じていた。
だが当時の造形技術も素材もまだまだ発達していなかった時代、装着する俳優陣も大変だったようだ。
特撮技術も一から。
その辺の話は次号で。
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映画「スターウォーズ」その2
エピソード7公開から3日が経過した。今日もスターウォーズについて書きたいと思います。
この映画をジョージ・ルーカス氏がまだ構想にあった頃、物語は二転三転した。
ルーク・スカイウォーカーは若者から、老人将軍になったり、ハン・ソロは鰓呼吸する異星人になった。
フォースの代わりにガイバークリスタルを求める物語になり、今の形とはまったく異なる形であったようだ。
この辺は小説版に一部が引用されているらしい。
またスカイウォーカーの名前もスターキラーと違った。こちらはゲームのキャラクターとして引用されている。
物語が今の形になってからも、映画配給会社が決まらず、当時のSFというジャンルを取り巻く環境が、ますます脚本を実現から遠ざけた。
当時のSF映画といえば、猿の惑星、2001年宇宙の旅。
今は名作として有名だが、当時は売れたと言っても、普通の作品の半分程度で成功、と言われていた。劣勢のジャンルだったのだ。
そこに登場したのが20世紀FOXである。
この辺の話は次の投稿で。
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第23号「スターウォーズ」その1
とうとう公開日であります。エピソード7が本日2015年12月18日(金)の夜、一般公開されます!
このニュースを朝から見るたびに、胸がザワザワしてしまう。
公開日でだからといって、気にすることもないと思っていましたが、ここまで気になるとは思わなかった。
そこで今日から何回かにわたって、映画スターウォーズシリーズについて書いていきたい。
この作品を観た時、まず人間以外のロボット、あるいは異星生物が登場する。なんだったら人間が一人も出ていないのに、絵として成立する。
こうして映画は大変珍しい。
この世界観を構築する時、ジョージ・ルーカスは様々な神話、小説、映画を参考にし、ごった煮にしている。
これはクリエーターとして、苦労は理解できるところだ。
また、制作を開始してからも、当時の特撮技術では撮影できず、会社を設立し、一から開発したのだ。
けれども彼の思い通りの出来にはならず、誰もが失敗作だと思ったという。
しかしである。この映画は歴史を変えた。
SFをメインストリームにのせ、ブームをを巻き起こす。
映画制作現場も、彼の制作した基準がスタンダードになった。
このシリーズは、映画に改革をもたらしたのだ!
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第22号「スターシップトゥルーパーズ3」
1作目が公開された時、あの伝説のSF小説「宇宙の戦士」が奇跡の映画化、と話題となり、独特の世界観に呆然となった。
そして知らず知らずの内にシリーズ化され、2があることを知り観た。
1作目のキャラクターは出てこず、ホラーテイストの、低予算映画となっていた。
そして3である。
DVDのパッケージには、原作で登場のパワードスーツがついに登場、とあった。
予算的には2の倍を使用して、キャストも1作目の主人公が再登場する。
けれども、現在のCG技術からは、数段落ちた出来で、物語も1作目の壮大感はない。
B級映画である。
1作目の続きが気になる方にはおすすめであるが、1作目のテンションで観ては、けしていけない。

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第21号「エンジェル・ウォーズ」
「マンオブスティール」で、スーパーマンをリメイクしたザック・スナイダー監督が、初めて自らの脚本はで制作したのが、この映画だ。
自分が撮りたい映画を撮影した、と言っていることだけあって、脚本は複雑だ。
簡素にまとめると物語は、親を失った少女が引き取られた先の家で、変態男を傷つけ、精神病院へ。
そこから脱出すべく仲間と画策する。その際、主人公の天才的なダンスで、周囲を翻弄する。
主人公はダンス中、妄想するのだが、その妄想の物語がアクション満載、SF、ファンタジー、とあらゆる世界観が繰り広げられる。
妄想の中の妄想など、複雑でわかりづらい構成のせいか、あまり評判は良くない映画だ。
しかし映像は素晴らしい。他の監督にはない、スナイダー監督独特の素晴らしい映像が詰まっている。
見る価値は絶対にある映画だ。
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第20号「スパイダーマン」
アメコミ映画は1つの王道になりつつある。
昨今のハリウッドではまた、マーベルコミックの「アベンジャーズ」を代表に、大きなヒットを飛ばしている。
その火付け役として、この作品がある。
まだヒーロー物売れなかった頃、最初に世界的ヒットを飛ばした作品であろう。
物語はさえない青年ピーターが、研究所の蜘蛛に噛まれ、体が変異、超能力者となり、ヒーローへと成長する作品だ。
実はこの映画、最初の脚本はあのジェームズ・キャメロンが書き、企画している。
だが人の手に渡し、自分は関係ないとしている。
ヒーローといえば強くなければならない。
しかしヒーローにも悩みがある。共感できる映画だ。
ヒーローだって恋をする。

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第19号「カサブランカ」
君の瞳に乾杯。
このセリフはあまりにも有名でキザの代名詞だ。
そしてモノクロ映画であるなど、若い人には遠ざかる理由が多い。
いやいや、ちょっと待ってください。クリスマスが近いこともありますし、恋人と観る映画として、いかがかな?
物語はナチスがヨーロッパで猛威を振るっている頃、フランスへ亡命すべく、多くの人がカサブランカなる街を経由して、フランスへ亡命していった。
だから偽の身分証商売などが横行した。
そんな中でBARを経営している男の前に、1人の女が現れる。昔の恋人が。
物語はそこから、過去と現在、幸せだった2人の日々と、革命に見を投じた現在の夫との間で揺れる女、その女を許せない男が描かれる。
ハンフリー・ボガート、イングリット・バーグマン。年齢の高い人々には有名だが若い年代は知らない俳優2人。
しかし今見てもイケメン、美人なのは間違いない。
若者よ、一度でいいから見てほしい。
映画史に輝く名作だ。
- 出演 : ハンフリーボガード, クロード・レインズ, ポール・ヘンリード, イングリッド・バーグマン
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第18号「ALIVE」
日本映画はアクションとSFに弱い。
個人的な意見ではございますが(^^)
その中にあってこのALIVEは、アクション、SFを取り入れながらも、心理の部分が深く描かれた映画だ。
監督は北村龍平氏。と聞くだけで、嫌悪感を抱く人もいるかもしれない。
監督は消して評価がいい監督とは言えない。
個人的には好きだが。
ALIVEはエイリアン的巨大な部屋に閉じ込められた2人の死刑囚と、謎の女とのやり取り。それを監視する科学者たち。
前半はこの人々の、実験が描かれるも、国のある組織が介入してきたことで、事態は音を立てて動き出す。
殺意とは? これがテーマである。
日本でアクションを見たい!
そんな人におすすめの映画です。アクションは、ハリウッドよりも、正直、すごいですよ。
プロデューサー: 佐谷秀美/服巻泰三 監督・脚本: 北村龍平 原作: 髙橋ツトム 脚本: 山口雄大/桐山勲 撮影: 古谷巧 アクション監督: 下村勇二 音楽: 森野宣彦/矢野大介 出演: 榊英雄/りょう/小雪/國村準/ベンガル/菅田俊/小田エリカ/坂口拓/杉本哲太
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アクション映画をじっくり見たい人におすすめ映画「男達の挽歌」
中国の映画のイメージは?
今はそうでもないだろうが、当時はカンフー映画だと思っている人が多かっただろう。
この映画はそこへ風穴を空けた。
主人公は偽金を製造する犯罪組織の1人。無二の親友と順調に仕事をしていた。
しかし取引の際にはめられ、彼は逮捕されてしまう。
務所から出てくると、無二の親友は組織の雑用係にされ、助けた子分が組織の中核に。
そして知ることになる。裏切り者が組織にいたと。
ジョン・ウー監督の名前を世界に知らしめたノワールアクション。2丁拳銃のチョ・ユンファを世界的スターへ押し上げた。
とにかく男の信念、友情。
一級のエンターテイメント映画。ハリウッドにはない、ハリウッドではできない映画を堪能してほしい。
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第16号クリスマスおすすめ映画「ラブ・アクチュアリー」
クリスマス映画特集最後は、恋愛映画である。
と言っても、オムニバス形式に近い、色々なドラマがそれぞれに織りなす。
結婚した親友の奥さんが好きな男。首相とホテル従業員との恋。売れない昔の歌手とプロデューサーとの友情など。
私はこのドラマの中で親友の奥さんに恋した男と話がよかった。
結婚したばかりの親友。その奥さんは主人公と仲良くしようとするが、結婚式のビデオを見ていて、自分しか映ってないことに気づき、恋心がバレてしまう。
しかし最後はオシャレに恋に決着をつける。
この映画の見どころはそこ豪華なキャストだろう。イギリスを代表する俳優がたくさん出演している。
家族でも恋人とでも楽しめる、誰かと居たくなる映画である。
誰かと一緒の人も1人の人も、良いクリスマスを(^_^)v
製作: ダンカン・ケンワーシー/ティム・ビーヴァン/エリック・フェルナー 監督・脚本: リチャード・カーティス 撮影: マイケル・コールター 編集: ニック・ムーア 衣装: ジョアンナ・ジョンストン 音楽: クレイグ・アームストロング 出演: アラン・リックマン/ビル・ナイ/コリン・ファース/エマ・トンプソン/ヒュー・グラント/ローラ・リニー/リーアム・ニーソン/キーラ・ナイトレイ/ローワン・アトキンソン/ビリー・ボブ・ソーントン/ロドリゴ・サントロ/マルティン・マカッチョン

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第15号「サンタクローズ」
クリスマスの映画にこれほどまでストレートに、サンタを題材にした映画も珍しい。
物語は妻と離婚、子供と別居、妻の再婚と良いとこなしの男が、ある日、屋根から落ちてきたサンタから名刺を受け取ったことから、サンタを受け継ぐとうい、ファンタジーコメディだ。
主人公は茶色い毛並みをしていたが白髪頭、髭は白くフサフサに。腹は出てきて見た目は完全にサンタ。
最初は信じていないが、妖精が住むサンタの家に行って初めて、自分がサンタになったと自覚する。
周囲は子供の気を引きたいため、精神に異常が、などというがクリスマスの日に…。
個人的に好きなシーンは、ベンチに主人公が座るだけで子供の行列ができて、プレゼントのお願いが始まるところだ。
まだサンタを信じていた自分にまた会える映画ではないだこうか?

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第14号「ダイハード」

クリスマスが近いのでクリスマス映画について何回かに渡って紹介していく。
そしていきなり血みどろの映画「ダイハード」である。
クリスマスの夜、別居中の奥さんの元へと、苦手な飛行機でやってきた世界一不運な男「ジョン・マクレーン」は、ナカトミビルのテロリスト立て籠もり事件に遭遇し、妻を含めたパーティー中の従業員たちが人質にされてしまう。1人、逃げ出したマクレーンは、最新設備で護られたビルを舞台に、1人でテロリスト集団と戦いを繰り広げる。
有名な映画であるからストーリーは分かっていると思う。
わたしが注目するところは、アクション映画なのに、かっこいい人物は1人として出てこない。
妻と別居中の口の悪い不良警官。ドーナツ大好きな腹の出た黒人警官。
悪役も気味の悪い金目当ての主犯とおしゃべり大好きなメカニック、身体がごつい兄弟など、どこか人間臭い連中ばかりだ。
この映画、お分かりのようにシリーズ化されている。しかしながら人間味がもっとも出ていて、非情なテロリストへの怒りが溢れるジョン・マクレーンが観られるのは、この1作目だけのような気がする。
クリスマスの夜、スッキリしたい人にはおすすめの映画。
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第13号「パイレーツオブカリビアン」

批評家は「こんな古い映画、売れるはずがない」と言った。
2003年に公開される前、アメリカの批評家はこぞってそういった。
ディズニーランドアトラクション「カリブの海賊」をベースにした脚本は1990年から存在したそうだが、映画化が決定し制作された際、批評家たちは酷評した。
何故、今になって海賊なのか? 題材が古くないか?
主演がジョニー・デップであろうと批評家たちはこぞって、この映画は失敗するだろうと言った。
しかし蓋をあけてみるまで映画とは分からないものだ。公開直後からロングランの大ヒットとなったこの映画は、ご存じの通りにシリーズ化までされた。
特に第1作目の「パイレーツオブカリビアン/呪われた海賊たち」の脚本は実に面白い。
主人公ジャック・スパロウのいいかげんさとウィル・ターナーのきまじめさの対比。
主人公がいい加減だからこそ、どちらに転ぶか分からない物語のおもしろさは、この第1作目でしか味わえない。
ちなみに個人的におすすめなのはキーラ・ナイトレイの美しさである(*^o^*)
製作総指揮: マイク・ステンソン/チャド・オーメン/ブルース・ヘンドリックス/ポール・ディーソン 製作: ジェリー・ブラッカイマー 監督: ゴア・ヴァービンスキー 共同脚本・ストーリー: テッド・エリオット/テリー・ロッシオ ストーリー: スチュワート・ビーティー/ジェイ・ウォルパート プロダクションデザイン: ブライアン・モリス 音楽: ボブ・バダミ 出演: ジョニー・デップ/オーランド・ブルーム/キーラ・ナイトレイ/ジェフリー・ラッシュ

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第12号名作アニメを最先端技術で映画化。この映像美必見「CASSHERN」
日本映画界に嫌われた映画。
紀里谷和明監督はよく、日本映画界に嫌われた、と表現され今も自ら公言している。
その監督が嫌われる要因となった映画がこの「CASSHERN」である。
2004年公開のこの映画を制作するにあたり、監督は当時の映画界を酷評した。映画を撮影したことのない、写真家だった紀里谷氏は、そうしたスタートからは始まり、PV撮影、CM撮影などを経験した経緯もあって、映画界とは異なるジャンルから人材を集め、この映画を制作し始めた。
DVDに付属しているメイキングを見る限り、彼は助監督に怒鳴り、現場の問題を浮き彫りにすると、それを隠そうとした者を叱責する。
これでは確かに助監督が幾人も変わったのは理解できる。
紆余曲折あり、完成した映画は観る限り、すべての要素を詰め込めるだけ詰め込み、自らの内側に貯まっている全部をはき出したように見えた。
評論家はこぞってこの映画をバッシングし、主張ばかりの映画、映像がうるさすぎる、と酷評した。
けれども興行的には成功と言え、彼はハリウッドから声がかかり、リーマンショックがなければ、複数の映画を監督していたことだろう。(テレビで主張した限りでは)
今みるとこのCASSHERN、4K映像ならば色彩が映えて逆によいのかもしれない。
そしてこの当時に日本でこれがけの映像を制作した監督を、私個人としては素晴らしい、と拍手を送りたい。

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第11号終末映画のおすすめ「レギオン」
神は幾度も人類を滅ぼそうとなされている。
旧約聖書に登場する大洪水、ノアの方舟、の話は有名である。神は有頂天になる人類を滅ぼすべく、大洪水を引き起こし、神に忠実なノアの一族と動物たち一対ずつを方舟に乗せて助けた。
映画「レギオン」は、大洪水で人類を滅ぼしたように、再び人類を神が滅ぼそうとしたら。今度はゾンビの如き怪物を利用して。
そして人類を護ることを父たる神に反してまで行おうとする大天使ミカエルが、地上に降臨して、人類を救う赤子を身ごもった母親を守護すべく、銃器で武装する。
ファンタジーとアクションが見事にミックスしたこの映画、冒頭、大天使ミカエルが降臨し、銃器店から銃器を奪うシーンは、本当に天使なのか? と疑ってしまうが大天使ミカエルが余裕をなくすほど、事態は切羽詰まっているのだ。
けれども舞台は一転して砂漠の真ん中にある小さなカフェになり、ほとんどの物語がそこで展開される。
身ごもったウェイトレスを守護すべく、人間と天使が力を合わせ、ウェイトレスを護ろうとする。
アメリカらしいと言えばらしいのだが、悔い改め者が最後には勝者となる。
アクション映画としてもモンスターパニック映画としても、よくできた映画には間違いはない。

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第10号日本人の伝統がハリウッドで映画化
「ニンジャアサシン」
この映画はハッキリ行ってヴァイオレンスである。そういう映画を好まない方にはおすすめしない。
ハリウッドでニンジャが1つのジャンルとなったのは「ショー小杉」の恩恵があるのは間違いがない事実であるが、「ミュータントタートルズ」もまた、ニンジャのすそのを広げた要因の1つであろう。
そんなジャンルとして確立された中で2009年に公開されたのが、この「ニンジャアサシン」である。
主演は韓国の歌手Rain(ピ)。ニンジャと言えば日本ですが、という海外メディアからの質問に「韓国にもニンジャのような隠密はいました」
と答える、主演することに関する問題は無い、と公言したニュースが思い出される。
映画の内容は暗殺ニンジャとして子供の頃から育てられた青年が、組織を脱走して組織に負われるという話だ。
暗殺の仕方は残忍極まり、血しぶきが舞う。ここでの表現は差し控えるが、洗濯機が血まみれのシーンは印象に強い。
主人公を追う組織のボスこそがショー小杉なのである。
この辺のキャスティングはニンジャを研究している制作陣の見事な手腕であろう。
ちなみに制作には「マトリックスシリーズ」のウォシャウスキー姉弟も参加している。
ニンジャアクションを観たいのならば、この映画を観るべし!

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第9号トレーニングがしたくなる映画おすすめ
「クリード チャンプを継ぐ男」
ロッキーシリーズは4で終わるべきだった。
あるいはロッキーは3で終わるべきだった。
ロッキーシリーズには様々な意見が出てくる。2で終わるべきだったという人も中には居るだろうし、1だけ観ていればいい、という意見も多い。
私個人の見解としては1、2、3、を観てファイナルを観ていただきたい。
けれどもファイナルで終わると思っていたロッキーがまさかの新作である。が、話はロッキーが中心ではない。ロッキーの永遠のライバルアポロの息子が主人公である。
ロッキーは宿敵であり親友の息子をチャンプに育てるというストーリーのようだ。
この映画、シリーズ中で最高のオープニング成績をあげており、本国アメリカでは期待されている映画のようだ。
ただこの映画を観るのであれば、シリーズを4まで観ていたほうが、より楽しめると思う。

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第7号「フランケンシュタインの復活」
映画情報番組をチェックしていたところ、新作映画予告に「フランケンシュタイン」の新作予告が入っていた。
主演はX-MENファーストジェネレーションのジェームズ・マカヴォイと、ハリーポッターシリーズのダニエル・ラドクリフ。
2人は死からの復活を夢見る科学者の役柄らしい。
ジェームズ・マカヴォイがフランケンシュタイン博士を演じるもようで、死者の復活に執念をもやし、ダニエル・ラドクリフはそうしたフランケンシュタイン博士の執念に戸惑う役柄のようだ。
観た予告編ではホラーテイストが強い印象がある。
脇役などの俳優陣も顔を覗かせていたが、印象としてはイギリス俳優で制作されたイギリス映画に思えた。
個人的にジェームズ・マカヴォイのファンであるから、この映画には期待が大きい。
ハリウッドでも未だ公開されていない様子なので、日本での公開は来年と思われる。

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第7号「炎のごとく」
菅原文太はヤクザが似合う。
・菅原文太の映画を探している。たくさんあります。でもあえて数少ない時代劇から入ってみるのはいかがでしょう。
こう言っては偏見かもしれないが、現代劇でも時代劇でもこの俳優さんにヤクザをやらせれば、絵になる。
今回観た「炎のごとく」は、幕末という時代に虎鉄をひっさげた博打うちの任侠に生きる男が、盲目の三味線弾きのヒロインと恋に落ち、命を助けられたことから、波瀾万丈の生き方をする物語だ。
女房となったヒロインのために、任侠の世界から足を洗うも、賭場を荒らす男を許せずに殺害。
また縄張りではない河原に賭場を開くも、縄張り争いに発展してしまい、報復に押し入った男たちに女房が殺されてしまう。
田舎にいったんは帰るも、そこで許嫁と再会、京都まで追ってきた許嫁と暮らす日々。
世話になった八百屋の1人娘と新撰組隊士との恋仲騒動のあげく、芹沢局長の陰謀から2人を死なせてしまう。
などなど、映画の内容は非常に濃い。そして劇中で飛び跳ねる菅原文太が実に爽快で、観ていて楽しめる映画になっている。
幾人もの女の事を本気で考えたあげく、幸せにできない不器用な菅原文太を観ていると、男の生き様をみている気分になる。
ちなみにこの映画、新撰組が絡んでくることから、歴史物としても楽しめる部分があるので、歴史好きにはおすすめである。
・この映画を年間500本映画を観る筆者がおすすめします。

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