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第57号「レッドプラネット」
地球環境か悪化した未来。
他の惑星へ移住すべく、火星の二酸化炭素の氷を溶かして苔を増殖させ、酸素を製造するテラフォーミングを開始していた。
そんなおり、火星での酸素量が現象に転じて調査に向かった主人公たち調査隊は。
と、設定から映画の作りまで、科学公証がしっかりしていて、ジャンル的にはハードSFに含まれる。
正直、地味な作品だ。スターウォーズやアバターといった巨額予算、派手なストーリーてはなく、本当に地道な作品で、本当にSF小説を読んでいるようだ。
ただSF好きな私にはたまらなく面白かった。
科学好き、SFすきは必ず見るべき映画だろう。
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第56号「エミリーローズ」
ホラー映画は苦手です。
この映画、ずっと見られずにいたのですが
、とうとう見ました。
あら? 面白いよ!
面白いというのは失礼だが、実話を元にした映画として、迫ってくるものがある。
物語はエミリーという少女が死亡した。検死の結果は自然死ではない。
そこで逮捕されたのは、悪魔祓いをエミリーに施していた神父であった。
主人公はそれを弁護する女性弁護士。
弁護をしながらなにがエミリーに起こったのかを探っていく。
精神、脳的な病気だったのか、それとも本当に悪魔が取り憑いていたのか。
これはそれを裁判で争った、歴史的法定を映画化している。
この映画をみて思ったのは、エミリー役の女優がすごい!
体をこれでもかとねじり、白目を剥き、大口を開けて叫ぶ。
ジェニファー・カーペンター。美人だがこの映画では本当に悪魔に取り憑かれたような演技をしている。
怖がらせるとかではない。真摯に真実を描いたら、たまたま怖くなっただけ。
稲垣吾郎さんがいつか言ってた通りである。

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第55号「ゴッドファーザー」
私がこの映画について語るのもおこがましいが、好きなので書かせてもらいます。
時代背景は公開当時にしても少し古かったのかな?
イタリア系マフィア、ドン・コルレオーネのファミリーは、麻薬絡みでほかのファミリーと対立していた。
そんな中、末っ子で軍人のマイケルがファミリーの仕事を請け負い、負傷した父親の代わりに、組織を継ぐこととなる。
兄弟の死、裏切り、暗殺未遂など。生臭い事件が続く中で、マイケルはその才能を開花させていく。
時代背景は新しく、規模も違うが、叙事詩的映画に数えられる作品の一つだ。
映画の冒頭の結婚式で物語が始まるのは、黒澤明監督の「悪い奴ほどよく眠る」へのオマージュだという。
確かに素晴らしいオープニングである。

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第53号「フォーガットン」
飛行機事故で子供を失った母親。
悲しみから立ち直れないまま、カウンセラーのお世話になる日々。
息子ののこした遺品と、写真を見て悲しんでいた。
そんなある日、息子のアルバムに写真が一枚もなくなり、遺品も消えてしまう。
夫が捨てたのだと怒り心頭の主人公に、カウンセラーは言う。
息子は最初からいなかった。流産してから息子の幻想を見ていた、と。
夫も息子はいなかったといい、主人公は誰も信じられなくなっていく。
予告編を見て、いつから観たいと思っていた映画を、昨夜ようやく観ることができた。
物語の導入部が素晴らしく、あっという間に観てしまった。
しかし正直に言うとオチがガッカリだった。
期待していた分、方向性が想定外だったので、なんだかなぁー。

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第52号「天と地と」
日本で最もお金をかけた映画。
制作費50億円。角川春樹氏が監督した歴史スペクタクル映画である。
渡辺謙さんが主演する予定だったが、白血病におかされ降板してしまい、角川春樹氏は次の候補として松田優作さんをキャスティングするも、スケジュールが合わず、結局はオーディションで俳優選びを開始した。
この時からこの映画にはなにかの不可思議な力が働いていたのかもしれない。
物語は上杉謙信を主軸に、第四次川中島の合戦を題材にしている。
お金をかけただけのことはあり、合戦シーンには大規模な人員を配置して、本当の合戦を見ているような気分にさせられるほどに、大迫力のシーンが続々と登場する。
とにかく人、人、人。黒い甲冑の軍勢と赤い甲冑の軍勢が入り乱れ、本当の人間で陣形を形成しているのだから、圧巻である。
ただこういってはなんだが、この映画にストーリーらしいものはない。撮影したいシーンをつなぎ合わせただけの印象が強い。
興行的にも成功とは言いがたいものとなってしまった。
けれども合戦シーンだけでもこの映画は観る価値がある。日本映画の底力を感じられる映画だ。
ただ渡辺謙さん、松田優作さんのバージョンも見たかった。

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第51号「クレオパトラ」
叙事詩的映画が流行した時代があった。
ベン・ハー、十戒を代表とする国家規模の予算を費やした、壮大な映画だ。
しかしながらすべての映画が成功するとは限らない。
このクレオパトラのように。
エリザベス・テイラーが主演し、20世紀FOXが社運を賭して制作した。
制作当初、6時間の超大作として制作されたものの、会社側が編集した結果、分からない部分が出てしまい、興行的に失敗してしまう。
そのせいで長らく評価されなかったが、面白いし、凄まじい映画。豪華絢爛という言葉が相応しい出来栄えだ。
この映画には消えた6時間バージョンがあるらしく、それが観てみたい。

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第50号「用心棒」
私が書くのはおこがましいが、好きなので書きます。
「この映画は面白い!」
その言葉に尽きる。
黒澤明御大は、まずこの映画を撮影するにあたって、時代考証は無視。
仲代達矢氏の首に巻くスカーフはイタリア、拳銃である。
そして舞台になる宿場のシーン。一目で荒れていることを観客に知らせなければならない。
そこで手首を加えた犬が三船敏郎氏演じる浪人の前を通るシーンが撮影された。
《物語》
とある宿場。以前は栄えていた宿場も今は閑散としていた。賭場を仕切る馬目の清兵衛は自らの息子にあとめをつがせようとした。しかしそれを面白くないと不服を言って独立した丑寅が争って、抗争が絶えなかった。
次第に宿場は荒れていく。だが八州見回り(関東の警察のようなもの)が来るときばかりは、2つの一家は争いを止め、宿場は元の姿を取り戻す。
しかも宿場の十手持ちは両一家を取り締まるどころがハイエナのようにウロウロしているばかり。
そこへやってきた浪人は、居酒屋に居座り、ある計画を企てる。2つの一家をつぶし合わせる。
そこで浪人は自らの腕を見せつけ、両一家の用心棒となり、宿場を翻弄し始める。
《感想》
とにかく腕の立つ浪人が争うヤクザたちの間をのらりくらりと渡り歩き、宿場の掃除。
ただそれも冒頭に伏線がある。
三船敏郎氏が素晴らしい!
知らない人は観てもらいたい、絶対に!
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第49号「デューン」
SF小説界の金字塔シリーズ「デューン」を原作とした映画である。
この映画、昔からハリウッドでは幾つもの企画が浮上しては映像化不可能となっては消えている。
特に有名なのがホドロフスキー監督が企画していたデューンであろう。
アレハンドロ・ホドロフスキー監督は、それまでにカルト映画のカリスマとして、形容しがたい映画を幾つも撮影してきていた。その監督が企画したのが、ハリウッド史上最大の失敗、と言われ現在までも語り継がれるデューンの企画である。
スタッフを各ジャンルのカリスマと呼ばれる人々を集め、出演者も俳優ではなくミックジャガーや画家のダリなどをキャスティングし、12時間を越える映画とする予定となっていた。
現在もいくつかのデザイン画が残っている。それらはスターウォーズを企画していたジョージ・ルーカスの目にとまって、世界観の元になった、とも言われているが真相は定かではない。
またスタッフの一部は後に「エイリアン」を制作している。
実現していれば、スターウォーズの前に映画業界を変え、SFの概念をきっと変えていた作品になったであろうが、企画段階でボツになってしまい、それから幾度と映像化が浮上しては消えていった。
そしてついに1984年、デヴィット・リンチ監督によって映画化された。
ところが映画ファンなら知っての通り、この監督の映画は正直悪趣味的要素が強く、SFファン、原作ファン、原作者自身からも不評を受けてしまい、さらには4時間を越える超大作のはずが、編集で多くの部分がカットされてしまう運命をたどってしまう。
悪趣味が幸いしたというか、根強いファンが今もいるし、私も嫌いではない。だが一般受けしないのは、見るとすぐに理解してもらえると思う。
物語は帝国が支配する宇宙。香料と呼ばれる特殊なものを吸収し続けると、超能力が発現する世界で、その香料が採掘される砂漠の惑星デューン。
そこを手中にしたいハルコネン男爵。そして主人公ポールはその陰謀に巻き込まれて行くのだが、やがて救世主として目覚めていく。
ミック・ジャガーが演じる予定だったフェイドを歌手のスティングが演じるなど、ホドロフスキーの案も一部に取り入れられてはいるが、強引に編集されたせいもあって、非常に分かりづらいというのが感想である。
シリーズはこちらから「1・2・3」


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第48号「フィフスエレメント」
公開された1997年当時、ハリウッド以外で制作された映画としては最高額の制作費を投じて製作されたSF映画である。
有名な話になるが、監督のリュック・ベッソンはこの企画を十代の頃より温めており、その世界観を妥協することなく製作するには、制作費がたりなかった。製作ギリギリまで資金集めにかけずり回ったが、結局、目標金額を集めることはできず、打開策として低予算で映画を製作し、その興行収入で映画を製作するというものだった。
そこで製作されたのがジャン・レノ、ナタリー・ポートマン共演で話題となったあの「レオン」であったのだ。
映画は大ヒットを記録して、リュック・ベッソンは最高の環境、スタッフでこの映画を製作することとなった。
衣装デザインにジャン・ポール・ゴルチェを採用し、VFXには同年に公開されたタイタニックと同様の会社を使用した。
主演はブルース・ウィリス、ヒロインにミラ・ジョボビッチ。声だけだがジャン・レノも参加するなど、豪華な布陣となっている。
この独特の世界観はSF映画が数多くある昨今の映画界にあってもなお、独特である。
この世界観を構築したのは、世界的に有名なフランスの漫画家メビウスである。彼のバンドメシネを読むと分かることだが、ミラ・ジョボヴィッチがビルから飛び降りるシーンはメビウスの得意とするところである。
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第47号「猿の惑星」
この映画のシリーズは今も続いているから、新作が上映される度に、テレビで放送している。
最初に見たのもその放送だった。
あまり印象は良くなかった。映像は荒く、猿たちのキグルミも今とは比べ物にならないくらい、クオリティが低い。
だからかその時は見なかったのだが、それから数年後、シリーズが複数あることを知り、シリーズ好き? の私は全作レンタルしてDVDを鑑賞した。
そして衝撃の結末を知った。
しかも子供の頃は知らなかったが後に主演が、超のつく大物、チャールトン・ヘストンだと知った。
今だからこそ、あのチープなキグルミが愛おしく、ストーリーも楽しめる。
ちなみにこの原作は、戦時下日本人に捕虜にされた原作者がその時のことを思い出して書いた、と言われている。
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感想(2件)

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第46号「ブレードランナー」
SF映画ランキングを制作すると決まって、「2001年宇宙の旅」とトップ争いをするのがこの「ブレードランナー」である。
正直、ハリソン・フォードの映画と言えば「インディージョーンズ」だった私には、縁の無い映画だった。
しかし多くの作家がこの映画のパロディーを行っている。
敬愛する漫画家の原哲夫氏も、自身の作品内に同じカットの同じシーンを描いているし、押井守監督もアニメ「うる星やつら」のエピソードにブレードランナーと類似したシーンを制作している。
そこから興味をもってこの映画を観賞したのだ。
物語は酸性雨が降り続ける摩天楼並ぶロサンゼルス。レプリカントと呼ばれるアンドロイドが地球へ5体侵入し、一体は殺害され、一体は作成者の元におり、残りの逃亡した三体をハリソン・フォード演じるデッカードが追跡していく。
しかしレプリカントを製造するタイレル社に居た女性レプリカント、レイチェルはデッカードの家へと向かう。そこで二人は肉体関係となり・・・・・・。
リドリースコット監督がメガホンを取ったこの映画、ドキュメンタリーによれば、映画の内容通り、常に雨のシーンの撮影ばかりで、湿度がひどく、夜のシーンも多く、スタッフは全員、鬱々とした気分で撮影したとのことだ。
そのせいか、雰囲気は十二分に映画内ににじみ出ている。
またこの映画にはバージョンが複数存在する。
これは監督とプロデューサーとの不仲によるもので、初回の映画にプロデューサーが無断で違うシーンを入れ込んだことがきっかけで、複数、作られることとなり、ファイナルカット版で一応、今のところは終わりのようだ。
ちなみに余談だが、SF作家のウィリアム・ギブスンはこの映画を見た際、自分の次回作の世界観をそのまま再現していることに驚き、悔しくなり、映画館を涙しながら出て行ったそうだ。
この作家こそ後にサイバーパンクという作品世界を形成する作家である。
そしてこれらの世界観を構築したのは、世界的に有名なフランスの漫画家メビウスというのもまた、クリエーターの系図と言えるのかもしれない。

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第45号「新撰組」
三船敏郎主演で制作されたオールスターキャストの、新撰組だ。
多摩の田舎でくすぶっていた剣士たちが清川の号令で京都へ。
その途中で暴れる三國連太郎演じる芹沢鴨たち天狗党の残党。
私がこの映画の中で大好きなのは、池田屋の騒動と、この芹沢鴨の憎たらしさだ。
三船敏郎の近藤勇は、酒を飲まなければ、と芹沢鴨をかばうが、かばいきれなくなり、暗殺へと向かう。
この流れが苦渋があって、よかった。
後に佐藤浩市さんが大河ドラマで芹沢鴨を演じたが、親子揃って、芹沢鴨を演じて素晴らしいのは、すごい。
この親子の芹沢鴨こそが、私の中の芹沢鴨である。

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第44号「ローマの休日」
グレゴリー・ペックがよかった。
この映画を見た人、宣伝文句は決まってオードリー・ヘップバーンのことに話題はなってしまう。
主演がオードリー・ヘップバーンなので正しいのだが、私の印象はグレゴリー・ペックが強い。男だからかもしれないが。
最も有名なシーンはジェラートを食べる、あるいはスクーターのシーンだろうが、ラストが私には一番、印象にある。
子供の頃、彼が1人歩くシーンは長いと思っていたし、ハッピーエンドに思えなかった。
今は分かる。ふたりが結ばれる展開は不自然だしない。
あれは映画の余韻を観客が楽しむシーンであるのと同時に、彼が王女との恋の余韻を楽しんでいるシーンなのだろう。
あのシーンが好きで、また観たくなる。
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第43号「戦争と平和」ソ連版
言わずとしれた文学界の大傑作を原作として、ソビエト連邦が国家予算を投資して、国策として制作したのがこの映画だ。
現在の貨幣価値で480億円とも500億円とも言われている。
とにかく長い。が、キャラクターの心情が凄まじく伝わってくる、人間ドラマだ。
またCGなどない時代に、人をとにかく集めて、画面の見えるところまで人の群れで覆い尽くした戦闘シーンは、これまでの映画、これからの映画でも再現は不可能だろう。
とにかく凄い!
ちなみにスター・ウォーズと並び、私の生涯映画ツートップの1つである。
古い映画なのでなかなか目にする機会がないだろうが、戦闘シーンだけでも、見る価値がありますよ。

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第42号「2001年宇宙の旅」
類人猿が生息する人類以前の歴史の中に、突如として現出したモノリス。
それを触った類人猿は道具を使い、同胞を殺害することを覚えま。
時代は急に未来、月面でモノリスが発見される。
そこから物語はまた変わり、宇宙船の中での生活が描かれる。
この映画が制作されたのは、スター・ウォーズが、公開される以前であり、その時代にここまでの特撮を駆使したのは素晴らしい!
けれども、物語としてはスタンリー・キューブリック監督の芸術性が全面に出てしまっている。
この映画、SF界の巨匠アーサー・C・クラーク氏と連携した映画企画であり、原作が先に世に出たが、同時進行であったという。
だが原作者のアーサー氏は、自分が思い描いた作品とは全く異なり、試写会の時に途中退席してしまったという噂がある。
そこから再編集されたが、やはり未だに不明な部分、理解が難しい部分が多々あるものの、SFを考えるとき、見たいと思うのは決まってこの映画なのだ。
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第41号「ジュリー&ジュリア」
お昼のテレビで放送していた。
エイミー・アダムスのファンであるから見てしまったが、この映画は前から知ってはいた映画である。
映画は60年代に実在したフランス料理の本を出版した女性と、その全レシピをマスターしようと料理をしながらブログを書く女性の実話を映画化したものである。
話はエイミー・アダムス演じる現代の女性と、その彼女が読むフランス料理の本を執筆したメリル・ストリープ演じる女性が交互に交差しながら物語は展開していく。
まだ女性が淑女と呼ばれた時代、料理の素人である女性が、男性のプロを目指す料理教室に混じって、料理に目覚めていく。その女性を演じるのがメリル・ストリープである。
この映画自体はコミカルであり、料理が好きな人なら1度は経験したことのある部分も描かれる。
タマネギのスライスがうまくできなかったり、居眠りをして鍋を焦がしてしまったり。
この映画を見ていてなによりも素晴らしいのが、料理がすべておいしそうなのだ。見ていてお腹がすいてしまうほどの、料理が数多く登場する。
空腹の時に見ると、絶対に食事をしたくなる映画である。

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第40号「ボーンアイデンティティ」
マッド・デイモンがアクションをやると発表された時、批評家は無理だろうと思っていた。
ところが映画は見事なアクション映画に仕上がり、ミステリーとしても一流になっている。
この映画、爆発的にヒットしたわけではない。注目を浴びる映画でもなかった。口コミで面白さが広がっていき、次第にヒットへとつながったのである。
物語は、記憶喪失の青年が自分が何者なのかを探し、追われながらも、出会った女性と恋をする。
展開は淡々としていて進んでいくが、それがリアルである。
マッド・デイモンのアクションも、痛々しく見えて、これもまたリアルだ。
地味な映画だが、また観たくなる中毒性のある映画。
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第39号「座頭市」
北野武監督の座頭市である。
勝新太郎主演の座頭市も何何本も観ているし、ドラマ版も観ている。
その中でもやはり北野武監督版座頭市は異色である。
無口な座頭の市さんが、それぞれの事情を抱えた人々と触れ合い、盗賊団を切り倒していく。
殺陣は凄まじく斬新で、座頭市が凄まじく強い。
ドラマもしっかりしている。
そして、何よりも最後のタップが痛快で気持ちよく観終われる。
北野武監督へ黒澤明監督は、日本の映画界を頼む、と託したそうだが最近、北野武監督の作品を観ていて気づいた。
この監督には独特のアングルがあり、色がある。
どこかで観たようなシーン、アングルなどではない。
監督独自のアングルなのだ。だから黒澤明監督は未来を託したのだと思う。
この映画は、それをとくと味わえる。

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第37号「2016年、映画」
今年も始まりましたね。
昨年はアベンジャーズエイジオブウルトロン、ジュラシックワールドと超大作がランキングを席巻し、アベンジャーズが2位、ジュラシックワールドが工業的には1位を獲得しました。
(これはハリウッドでのカウントダウンですが)
そして2015年の最後はスター・ウォーズフォースの覚醒で締めくくりました。
おそらくはアバターを超えて、歴代1位になるでしょう。
そして今年は3月に私の待っていた「バットマンvsスーパーマン」が公開される。これはずっと待っていた映画なので、楽しみだ。
また「アリス・イン・ワンダーランド」の続編、「スノーホワイト」の続編と超大作がめじろうし。
今年の映画界も目が離せない!

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第36号「マトリックス」
・映画おすすめ 物語
平凡なコンピュータエンジニアをするスミスは、ネオという名前でハッカーとしての活動をしていた。犯罪者の履歴を消去したり、警察に捕まる行為をおこなっていたのである。
ある日、寝入ってしまった彼のコンピュータに謎のハッカーからメッセージが送られてくる。白いうさぎを追え。
その言葉の直後、白いウサギのタトゥをした女性が家の前に現れ、彼はクラブへと足を運ぶ。そこで伝説のハッカートリニティーと出会う。
その翌日、彼の会社に黒ずくめの男たちが現れ、彼を探し始める。
捕まってしまった彼だったが、そこから世界の真実へと繋がっていく。
そして自らの運命と対峙することになる。
・映画おすすめ 感想
もう懐かしくなってしまった。
初めて公開されたときた、そのビジュアルと世界観に圧倒されたものだ。
物語はサラリーマンをしながらどこか現実感のない世界から抜け出そうと、ハッカーをしている、主人公。やがて謎の男たちに身柄を拘束されて、そこから物語は動き出す。
謎の多いこの作品、日本のアニメ映画攻殻機動隊に、どこか似ている。
監督を務めたウォシャウスキー姉弟は、影響を受けた作品の中でも、多大なる影響を受けた作品として攻殻機動隊を上げている。
何と言ってもこの映画は映像の凄さだ。
黒澤明監督、ジョン・ウー監督もスローモーションを使ってはいたが、この映画は360度をスローモーションで動くのだ。
そしてファッションもかっこよさを体現したしている。
今も古さのない映画だ。
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第35号「時計じかけのオレンジ」
スタンリー・キューブリック監督は完璧主義者。
だから監督作品がそんなに多くはない。
その中でもSF三部作と呼ばれる映画が三本ある。
2001年宇宙の旅、博士の異常な愛情、そしてこの時計じかけのオレンジだ。
私は三本ともすべて観ているが、三本とも正直、分かりません。
特にこの映画、時計じかけのオレンジは一番、分かりません。
ギャングの一人が、政府の政策で善良な市民に生まれ変わる。ある音楽を聴くと、苦痛になる。
やがて入院した主人公は、元の凶暴な男に戻ってしまう。
この映画、性描写、暴力描写があり、観ていて凄さはかんじられるのだが、キューブリック監督の意味のあるカットを私は汲み取れなかった。
特に、ラストカットは分からない。
まだまだ映画修行が足りない私の未熟さ故なのでしょう。

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若き日の上戸彩が悪党をぶった斬る「あずみ」
日本映画である。
日本はアクション映画に弱い。
アメリカを含む海の外側では数多くのアクション映画が制作されているが、昨今の日本映画は人間ドラマ、サスペンスに重きをおいている。
その昔はアクション映画を日本でも制作されていた。
その時代に映画を見た監督が、あの時代を思い作るのが、このアクション映画である。
あずみは大人気マンガが原作である。
物語は徳川の世をかためるべく、豊臣の実力者たちを、暗殺する少女の物語。
親なき捨て子を暗殺者として育て、十人が殺し合い、生き残った五人で暗殺を繰り返す。
マンガでは鉄砲を使うシーンがあったりするも、この映画はとにかく刀。
刀で斬りあう。ラストの二百人斬りは日本の映画史に残る壮絶な戦いだ。
主演の上戸彩は、ここまで過酷な映画現場はなかった、というほどだ。
お正月、スッキリしたい人はオススメである。
同監督のこちらの映画もおすすめ→ALIVE

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第32号「消されたヘッドライン」
イギリスドラマ、ステートオブプレイのハリウッド版リメイクである。
主演はラッセル・クロウ。
共編はベン・アフレック、レイチェル・マクアダムス。
物語は、地下鉄でおこったある国会議員の秘書が謎の死を遂げる。
そこから国会議員と秘書の不倫関係が発覚する。
一方で国会議員の親友である新聞記者は、麻薬中毒者の死を追いかけていた。
2つの関係ない事件は、ある1つの軍事企業で繋がっていく。
この物語、二転三転する。
重厚な物語、謎に次ぐ謎。
ふたりの男は、友情と真実の間で葛藤する。
脚本は見事、俳優陣も素晴らしい。
心拍数が上がる極上のサスペンス!

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第32号「スターウォーズ」その10
長々と書いてまいりましたスターウォーズしりーずも、本日で最後。
最後の記事、なにを書こうかと迷っておりましたが、映画の周囲に散りばめられた、スピンオフについて、少し書かせてもらいます。
スターウォーズはご存知の通り、現段階ではエピソード7からなる、本編映画だ。
しかしその周辺には数多くのスピンオフが存在している。
ファンならお馴染みのことですが(^_^)v
まず小説は数多あります。映画本編を小説化したものから、映画では語られていない部分まで。シェアワールドというやつですね。複数の作家が同じ世界観で書く。
次はマンガ。アメコミにもなっていますし、新作の話もあるそうです。
映像コンテンツの方は少し詳しく。
まずは「イウォークアドベンチャー」これはエピソード6に出てきた小熊のような種族、イウォークと少女を主役にした物語。
子供向けってイメージが強いかな?
「クローン大戦」これはエピソード2と3の間、有名なクローンウォーズを、10分ほどの短編2Dアニメで、複数話放送された。本当にエピソード3直前まで描かれ、直結する内容である。
「クローンウォーズ」3Dアニメとして映画化され、その後テレビアニメとして放送された。内容はまさしくクローンウォーズである。
ドラマ化も計画されていた。しかし予算と技術面に問題があり、脚本はできていたが実現する前に、エピソード7からなる新たなシリーズを制作することとなり、中止となった。
その脚本が反映された「反乱者たち」が今はアメリカ本国で放送されている。3Dアニメで、クローンウォーズのキャラクターたちも登場するとのこと。
来年にはスピンオフの映画も公開される。
スターウォーズ、果てしない銀河の物語はまだまだ続く。
遠い昔、遥か彼方の銀河系で。
スターウォーズは永遠だ!
スターウォーズに関する記事はこちらから「1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12・13」
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