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「アンドロメダ…」
1971年製作のアメリカSF映画である。本作はドキュメンタリー風に作られたSF映画である、原作は「アンドロメダ病原体」である。人工衛星が地球に落下した。アメリカ政府は必死にその在処を探していたところ、小さい街で人間と連絡が取れなくなった。すぐに調査に向かうと、街の人間は全員死んでおり、調査に向かった人々も連絡が取れなくなった。放射能が漏れたおそれがあることから、科学者たちが招集される。街へ防護服で向かった科学者たちは、そこで落下した衛生と無数の遺体を発見する。遺体の腕を切ると、そこからは砂状態になった血液がこぼれ落ちる。そんな中で生存者が2人、不健康な男と乳飲み子であった。その2人と人工衛星を回収して地下施設へ向かった科学者たちは、そこで衛生にこびりついた顕微鏡でしか発見できない砂粒を発見する。その砂粒には、栄養素がなくても増殖する結晶体病原体を発見する。この病原体は「アンドロメダ」と名付けられ、空気感染することが判明した。感染していない2人の特徴を必死に探す中、研究施設で思わぬ事態が発生する。本作はリアルを追求した前半とセット内部で進行する後半部に分かれており、だんだん宇宙からやってきた恐ろしい病原体が判明すると、それがなんで繁殖するのか、どうやって抑え込むのか。そこを探っていく映画になる。地味だ。本当に地味な映画であるが、新型コロナウィルスという現実を経験した今の人間にとって、これはリアルに思える映画だ。しかも本作ではサルが病原体によって死ぬシーンがある。これは無酸素状態にしてサルを気絶させたらしい。だからリアルにサルが力つきていく。今だったらあらゆる方面から炎上するシーンだ。だがこの当時だからできたすごいシーンだと思う。サルはその後、蘇生されたらしい。価格:1,100円
(2020/5/23 20:56時点)
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「デットライン2 爆炎の彼方」
2006年公開のアメリカ製作のアクション映画。「デットライン 報復の導火線」の続編である。主演は1作目から続投のマーク・ダカスコス、テレサ・ランドルが出演している。未だテロ組織が存在する中、戦闘が激化するアメリカ軍の特殊部隊は、テロ組織が軍の基地を襲撃して、世界中の飛行機を捜査できる機械が盗まれてしまう。その機械で飛行機がまず主人公たちがいる基地へ落下する。テロ組織がどこから捜査しているのかを調査していたところ、敵の居場所を発見、部隊が突入するのだが、パイロットの女性軍人も何故かついてくる。足手まといだ、と主人公は帰るよう促すのだが、敵地への突入中、部下が次々とやられ、彼女が重要な戦力へとなっていく。敵の本拠地を襲撃したのだが、そこはお取りの基地であり、テロ組織はテレビ局を占拠、そこから電波を発進していたのだ。再度、敵組織の居場所を突き止めた部隊は、テレビ局へ向かうが、街の中にヘリが撃墜され、市街戦となっていく。前作はジャングルがメインの戦場となっていたが、本作は前作がジャングルでの戦闘、建物内での戦闘となるが、後半は街中、狭い路地での銃撃戦となっている。前作から続く本格ミリターアクションは本作でも続いており、とにかくライフルを持っての銃撃戦が続く映画である。ミリタリーアクションが好きな人にはオススメ映画である。
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「タイガーバレット」
2018年公開のインド製作のアクション映画。物語は白昼堂々、ある女性が襲われるところから始まる。彼女は一ヶ月後、大学時代の恋人に4年ぶりの連絡をする。軍人の主人公は山での訓練を中断して街へと居りていく。そこで彼女と再開すると、車を奪われそこに娘がいたこと。警察に相談したが一切、捜査が進展していないことなどを彼に相談する。一緒に捜査を開始したその直後、彼は警察署で大暴れして、山に戻るように上官から命令が下る。しかし彼女のために街に残った彼が調査していくと、娘の通っていた幼稚園、夫に話を聞くと彼女に娘はいないという。すべて彼女が襲われたショックから妄想しているのだと。彼女にそのことをといつめると、彼女はベランダから飛び降りてしまう。本作はとにかく主人公が強い。暴れだしたら誰も止められず、ラストの大暴れは、もはや人間の領域を超え、軍人が無双する映画になっている。最後、少し本作の流れについて考えてしまったが、楽しめたのでまずは良しとした。インド映画ではおなじみのミュージカルシーンが入るので、そこは好みが分かれる映画かもしれない。価格:1,078円
(2020/5/22 16:39時点)
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「デッドライン 報復の導火線」
2006年製作のミリタリーアクション映画。製作はB級映画の帝王ロジャー・コーマン。出演は「ブレードランナー」のルドガー・ハウアー、「ビバリーヒルズ・コップ3」のテレサ・ランドル。アメリカ軍対テロ作戦は、フィリピンにおける重要局面を迎えていた。テロ組織との戦いで、組織のNo.2がジャングルに隠れていることを察知した軍は、部隊を向かわせる。しかしヘリが撃墜され、パイロットの女性軍人が拉致されてしまう。上層部は彼女の奪還作戦を開始。ジャングルへ特殊部隊を向かわせる。そこで行われる激しい銃撃戦。そして彼女を救うことができるのか?とにかくミリタリー色が強く、ミリタリーを観たい時にはオススメの作品。アメリカにおけるテロ戦争が当たり前となった現代において、本作は正直、目新しい感じのアクション映画でも、テーマ性が強いわけでもない。着実にアクション、ミリタリーを見せてくれる映画である。ロジャー・コーマン製作総指揮なので、B級色がどうしても強いが、満足できる映画である。価格:1,375円
(2020/5/21 18:47時点)
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「ワイルドヒーローズ」
1989年製作の香港ノワール映画である。監督は「男たちの挽歌」「MI2」で世界的なアクション映画監督でもあるジョン・ウー。本作はジョン・ウー監督がハリウッドへ舞台を移す前に製作された映画である。物語は香港のマフィアを舞台にしている。トップに君臨するソウが何者かに襲撃を受け命を失う。組織はそれに動揺し、それぞれが不安を募らせるのだった。そんな中でソウを支え続けてきた弁護士たちは、組織の次のボスをリュウに託す。しかしリュウはそれに乗り気ではなく妻が妊娠したこともあり、組織を背負うことをためらう。そんな矢先、リュウの妻が何者かに轢かれ病院に担ぎ込まれる。幸い、命をとりとめたものの、お腹の子供を流産してしまう。リュウはこれを敵対する勢力が行ったものと思い、敵のボスを殺害するなど強行手段にでるが、自分を狙っているのが内部にいることを、昔、組織にいたリュウの親友が突き止めるのであった。本作はまさしく香港ノワール。ジョン・ウーが世界に知らしめたアクションと男たちの熱い思いが込められている。本作にはまだコメディ路線へ転身する前のチャウ・シンチーも鉄砲玉として登場しており、その演技は見事である。なんといっても監督の持ち味であるアクションは、言うまでもなく文句はない。最後の屋敷での銃撃戦などは、「狼、男たちの挽歌最終章」などで見せたように、実に見事な作りになっている。また監督がやり方を造ったと言っても過言ではない、銃を突きつけあってにらみ合うシーンは、しびれる。ジョン・ウー映画を楽しみたい人にはオススメである。
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「クランプス 魔物の儀式」
2015年製作のクリスマスホラー映画である。本作はクリスマスの起源であるクリスマス神父の物語の裏面にあたる、アメリカでは悪い子はクランプスに連れて行かれる、という悪魔伝承に基づいて製作されている。主人公の少年はサンタクロースを信じていた。家に帰ると毎年のようにドイツ人の祖母がクッキーを準備し、母はそりのあわない妹家族が来るのに備えて料理の準備。姉も叔母夫婦の家族が来ることに、反対しながらもクリスマスの3日間だけは我慢するように母親から言われる。そして妹夫婦が到着すると、妹の夫は少年の父親を馬鹿にした態度をとり、親戚の姉妹、息子も少年家族とそりが合わなかった。それでも母親の言いつけで必死に耐える少年だったが、少年がサンタにお願いした手紙を親戚の姉妹に奪われ読まれたことから、クリスマスを嫌う言葉を吐いて、手紙をさいて外へ飛ばしてしまった。その翌日、近所中が停電となり、昼間なのに猛吹雪で真っ暗になる。少年の姉は彼氏と連絡が取れなくなったことから、彼氏の家に少しだけという約束で向かうも、行方不明となる。そうして次々と怪奇現象が起こる中、クリスマスになると陰鬱となるドイツ人祖母が語り始めた。自分が幼かった頃に起こったある事件について。本作の前半、クリスマスとサンタを信じる少年というホラー要素の一切ない展開と、そりのあわない家族の集合という映画かと思いきや、最後はクリスマスらしからぬ終わり方をしたので、クリスマスという言葉に騙されて、クリスマスに家族で観るのはやめたい映画である。価格:1,179円
(2020/5/17 20:21時点)
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「ヘルゾンビ」
2006年製作のホラー映画。製作にホラー業界の大物クライブ・バーカーが名前を連ねている。ある日、世界中の9歳未満の子どもたちが意識を失い、決まった時間に痙攣を引き起こす現象が起こった。それから10年、子どもたちは眠ったまま成長し、大人たちは子孫が途絶え人類が絶滅する日が来ることを危惧していた。幸い、少ないが昏睡状態にならなかった子どもたちもいたものの、限りなく数が少なかった。そんな10年を過ごした日、突如として子どもたちが一斉に目覚める。しかも親や大人たちを殺し、最終的には車を解体して移動手段を奪い、銃で武装し始めた。殺した後、子どもたちは手を遺体の顔に置き、謎の言葉を唱えるのであった。本作を見る上で「怒りの葡萄」という小説が関わってくる。映画にもなった名作ながら、個人的にはまったく解っていないので、本作も理解できぬままに終了した。個人的にはこれは終末映画、つまり人類の終わりを神がどんな形で行ったか、を示した映画であると思いながら観ていた。結末も理解できない、難しい映画でした。
クライヴ・バーカー ヘルゾンビ [ ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク ]
価格:1,100円
(2020/5/17 18:58時点)
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「アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル」
2017年製作の実話を元にしたヒューマン・ドラマである。主演は「スーサイド・スクワッド」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」「バースオブプレイ」などで有名なマーゴット・ロビー。元フィギュアスケーターのトーニャ・ハーディングの半生をモデルにしている。幼少期、フィギュアスケート選手になるべく、暴力を振るう母親に育てられたトーニャは、母親といつも喧嘩ばかり。父はそんな母親に愛想を尽かして離婚する。(映画の中では母親は一度しか叩いたことがないと証言)そんな暴力的な母親に育てられた彼女は、次第にフィギュアスケートの世界で実力を発揮する。しかし私生活では暴力を振るう男と結婚、殴られてはベッドで仲直りという生活を繰り返していた。そんな中で彼女は史上二人目となる女性でのトリプルアクセルを成功させた。そんな絶頂期も次第に過ぎていき、それでもオリンピックに出たいと強く願う彼女。しかしアメリカの審査員たちは彼女の素行の悪さから、代表に選ぶことを躊躇していた。そこで不仲の夫と表では仲良く振る舞い、メディアにも笑顔で対応した。ようやくオリンピックが近づいたその直前、ライバル選手が何者かに襲撃される。スポーツ業界で歴史的事件となる「ナンシー・ケリガン襲撃事件」である。(映画では事件は夫とその友達が別の男たちに金を払い行ったこととされている)しかしFBIは彼女も関与したと結論づけたが、オリンピックに出場した彼女は靴のトラブルで一時的に演技を中断してしまう。(映画内では本当に靴にトラブルがあったとされている)しかしその後、順番を交代して演技を見事終えて、メダリストにはなれなかったものの帰国した彼女を待っていたのは、フィギュアスケーターとしての公式戦永久出場停止であった。トーニャという女性を様々な人の証言を元に作られた映画なので、当時のこと、事実は本人たちにしかわからないが、オリンピックで審査員席に足を乗せて泣いていた当時をテレビで観ていた個人としては、こんなにも壮絶な半生を送っている女性だとは知りもしなかった。逆にこの映画が事実ならばこうした環境で大成したというのは逆にすごいことだと思うし、その根性は本物だろう。引退後は格闘技の世界に入っていた彼女。まだ2020年現在、40代である彼女の人生が映画化されるとは、やはりそれだけ凄まじい生き方をしたという証だろう。
価格:3,914円
(2020/5/16 21:27時点)
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「ロイドの人気者」
1925年製作のモノクロサイレント映画である。大学に進学が迫った青年は、入学する大学の人気者になることを夢見て、都会に出ていく。その汽車の社内で美しい女性と出会う。その後、大学に到着すると、見るからに田舎者の青年を大学の先輩たちはからかう。それでも人気者になることを夢見て、奮闘する彼は、散財してしまい、物置部屋で寝起きすることになる。そのアパートの受付として働き始めたのが、あの汽車で出会った女性だった。2人は互いに惹かれ合うのだが、空回りする青年に女性は、ただ見守ることしかできず、からかわれて人気者になっていく彼になにも言えなかった。そんな中、運動が全くできない青年は、ラグビー部に入部、人気者になることを夢見る。世界三大喜劇王、チャップリン、キートンそしてハロルド・ロイドである。本作はその物語性、人気者になろうとする田舎者が幸せを掴むまでを描いたことが共感性につながったとみえ、当時の興行収入ではあのチャップリンの「黄金狂時代」を上回るヒット作となった。
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「ハードラック」
2006年製作のアクション映画である。主演は「ブレイド」シリーズのウェズリー・スナイプス。悪いことばかりして生きていた主人公は、刑務所に入り服役していた。出所後、病院に入院することになった彼はハリケーン・カトリーナによってすべてを失ってしまった。それでも生きていくために、悪の道にまた入った彼は、ある事件でクラブから大金を盗み出すことに成功した。逃走する彼は、たまたま駐車場にいたクラブのストリッパーを人質に車で逃走する。それから刑事、金を盗まれた組織に追われながら、2人は逃げていく。本作はウェズリー・スナイプス主演ではあるものの、様々な人の視点から物語が進み、最終的にその視点がすべて合致するという、作りになっている。主人公を追いながら進む、あるいは主人公と悪役が交互というのはよくあるが、本作には猟奇殺人カップルが登場し、これがどう物語に関わってくるのかがわからないまま進むので、首をかしげつつ、ウェズリー・スナイプスの主演映画にしては、アクション要素というよりも、映画的な作りにこだわっている感覚があった。難しいのはわかるが、ウェズリー・スナイプスのアクション満載の映画をそろそろ観たい気もする。価格:1,375円
(2020/5/15 21:17時点)
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「ポリス・ストーリー Reborn」
2017年製作のSFアクション映画である。主演は2020年現在、66歳のジャッキー・チェン。本作は無印のポリス・ストーリーから数えて10作目の映画になる。幼い娘が心臓の病で命の危機にあった。病院へ向かう最中、上司から連絡が入り、国際的科学者の警護任務に向かうよう命令される。娘の危篤状態をおいて、刑事は現場に向かう。現場では何かの薬物を注射した科学者がおり、彼を警護して外に出たチームは、謎の武装集団に襲撃を受ける。しかもそのリーダー格の人物は、超人的パワーをもち、刑事が車で衝突しても生きていた。娘の危篤状態、謎の襲撃部隊。この事件から十数年後、彼はシドニーに居り1人の娘を見守っていた。彼女は傷を受けてもすぐに回復する異常体質になっていた。彼女は何者なのか? 刑事はなぜ彼女を見守っていたのか?そして事件に関わってくる謎の青年の正体とは?ついにジャッキーが本格的なSFに入ってきました。本作はポリス・ストーリーのフォーマットを借りつつも、若手監督がSFをやりたい、という熱があり、それを大人のジャッキーが大きな胸で受け止めた、という感覚の映画である。映画が始まってからの爆破シーンで、ジャッキーは本当に爆破を受けており、出演者の1人は救急車で搬送されている。それだけポリス・ストーリーというのは、体を張る映画なのだ。それは若手に確実に受け継がれている。ジャッキーがそれをうまくサポートしているように、本作は観えた。
価格:3,273円
(2020/5/15 21:06時点)
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「プリズン・ダウン」
2013年のアクション映画である。大規模テロがアメリカに迫っていた。その情報を把握している男がチェチェンの地下刑務所にいることが判明する。軍は特殊部隊を刑務所へ極秘潜入させる。しかし部隊は待ち伏せを受け、全滅してしまう。だが、そう見えたかに思えた時、女性情報員がカメラの映像から1人生きていることが判明した。生き残った兵士は1人、武装した集団と戦うのだった。インドネシア映画「レイド」と設定は酷似している。各フロア制圧して次へ進む。テロリストの情報とは、そして情報はどこから漏れたのか。サスペンス要素も入った、アクションである。価格:4,083円
(2020/5/14 19:47時点)
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「天河伝説殺人事件」
1991年公開の、角川映画である。主演はフジテレビで後に浅見光彦を続けて演じることになる榎木孝明。監督は市川崑である。新宿のど真ん中である男が死んだ。手には能で使われる鈴があり、男が何故死んだのか、なぜ殺されたのか。事件は天河村へとつながっていく。そこで駐在に貴重な鳥を殺したと勘違いされて連れて行かれた男、浅見光彦はこの事件に関わっていくのだった。いつもの流れのごとく、浅見光彦は警備局長の兄の力も借りながら、刑事たちの協力を受けて、事件の謎を解いていく。市川崑は本作で金田一シリーズを意識したのか、かなり金田一シリーズと同じような流れ、配役、決め台詞などを多用しております、ある意味では、金田一耕助シリーズのリブート版とも言える作りになっていられる。価格:2,200円
(2020/5/14 18:46時点)
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「インフィニット」
2016年公開のSF青春映画である。手品の才能を持ち、手品を道端で披露してお金を稼ぐ青年は、妹の学費を稼ぐために悪い連中とも付き合い、金を稼いでいた。そんな時、道端で手品を披露していた時、近くのカフェで働く学生と知り合い、2人は恋に落ちる。彼女の方は両親の離婚問題で過程がゴタゴタしており、2人はまるでお互いに求め合うように恋に落ちる。しかし悪い連中の仕事がどんどんエスカレートしていく。折しも彼は体に自ら埋め込んだコイル電池を使って、手品を始め、それは人々を驚かせた。コイル電池を体に埋め込むきっかけは、ある手品師と出会ったから。その手品師は手のひらにナイフを指しても血を流さない。そのタネを聞いた彼は驚く。ナイフを指して手のひらに長い時間をかけて穴を空けていたのだ。それを知ってから彼は、コイル電磁の手品を思いつき、腕にコイル電池を自ら埋め込んだのであった。そして悪い仲間との決別の時が迫り、彼はその手品のタネを使って、危ない連中を蹴散らしていく。超能力ではなく、無理やり力を発揮する、強引なやり方ながらも、底辺から抜け出すための力を求める、そこで見つけた最愛を守るための戦い。意外と見ていて見応えがあった。価格:3,846円
(2020/5/13 21:49時点)
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「ドミニオン」
2014年アメリカ公開のSF映画である。元諜報局員でUFO研究者のロバートの元に、ある青年から取材依頼が舞い込む。彼の名はジェイデン。自らを別の惑星から地球を監視するためにやってきた宇宙人だと言うのだ。早速ジェイデンの元に向かったロバートは取材を開始するが、彼の口からさらに衝撃的な事実が告げられる。それは秘密裏に地球の支配を進めていた凶悪な宇宙人・ドラコニアンが、5日後に人類への総攻撃を開始するというものだった……。ロバートとジェイデンはドラコニアンの侵略を止め、地球の危機を救うことができるのか!?(公式サイトより)というのが物語なのだが、そこまで壮大には思えなかった。宇宙人と名乗るただの人間。研究者というおじさん。追いかけるスーツの男たち。時々、カットインする宇宙船。インデペンデンス・デイの続編が公開された年にこれが作られた。便乗B級映画でしょう。価格:3,960円
(2020/5/13 19:46時点)
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「DUNE 砂の惑星2」
2003年のドラマであり2000年に放送されたミニシリーズ「DUNE 砂の惑星」の続編になる。本作は「DUNE 砂丘の子供たち」を原作とした初めての映像化で、これまでの映像化作品では描かれなかった、1作目の主人公ポールのその後が描かれている。物語はポールが皇帝の座を反乱で奪い、救世主皇帝となってからしばらく。母は宇宙から新しい宇宙の中心DUNEを見守り、ポールと妻、妹と共にDUNEの発展に尽力していた。そんな中でポールの子供が妻のお腹に宿ったことをしった。それから悪夢をみはじめる。そして妹には死んだはずのハルコンネンが取り付き、男を漁る女となっていた。ポールは悪夢から逃れることができずにいると、街で起こった爆発に巻き込まれ視力をうしなってしまう。そして妻が双子を生むのを見届けて、砂漠に消えていった。玉座を手にした妹は、ハルコンネンの悪霊の赴くままに政治を行い、双子も大人になった頃、宇宙から地上を見ていた双子の祖母が地上に降りてくる。旧勢力たちが再び、玉座を狙い暗躍し始め、双子は陰謀に巻き込まれながらも新しい歴史を造っていく。原作は1作目、2作目で地盤が塊、3作目からとてつもない歴史を刻んでいく壮大な物語であり、本当ならば本作もまだ序章に過ぎない。後に皇帝となるレト二世の覚醒など、見事に描かれており、最後もまた歴史は続いていく、という感じで終わるので、いくらでも広げられる世界観になっている。おそらくスターウォーズのモデルとなった設定も入っているので、本作の前後にスターウォーズシリーズを観るのもまた、面白い試みだと思う。映画版リメイクが2020年公開予定になっているので、その前に復讐するのもいいかもしれない。【中古】 デューン/砂の惑星II DESERT BOX /グレッグ・ヤイタネス(監督),アレック・ニューマン,スーザン・サランドン,ジュリー・コックス,エドワード・アタ 【中古】afb
価格:3,980円
(2020/5/12 17:03時点)
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「DUNE砂の惑星」
2000年放送のミニドラマシリーズであり、フランク・ハーバート原作の大河SF小説「DUNE」シリーズをベースとしている。そもそもDUNEの映像化企画はアレハンドロ・ホドロフスキーというチリ人のカルト映画監督がフランスの映画組合と立ち上げ、クリス・フォス、HRギーガー、ジャン・ジロー・メビウス、ダン・オバノン、サルバドール・ダリ、ミック・ジャガー、バンド・マグマなど後に大物クリエイター、その道のレジェンドとなる人々が参加して、スター・ウォーズ以前に10時間から20時間の、映画の枠を超えた映像体験を作る予定であった。しかし企画は頓挫。版権はハリウッドに渡ってしまい、映画のために作られた巨大な絵コンテ、イラストの本だけが残った。その後、幾度かの企画が浮上しては消え、ついにデヴィット・リンチ監督によるDUNEが公開された。しかしその独特の映像センス、総集編のような作りに、当時は大失敗とされていた。後にリンチ監督は6時間の予定で製作していた物を、制作会社が無理やり編集した結果、このような作品になり、これ以降、リンチ監督は原作ありきの映画を製作しなくなっている。その後、テレビ版として未使用だった映像を加えたテレビ版3時間バージョンを会社が製作。リンチ監督は自分の許可なく勝手に製作されたテレビバージョンに怒り、クレジットを断ったという。その後、映画の再企画が幾度かあったらしいのだが、本作にそれはつながっていく。物語の流れとしては映画版とほぼ同じであり、当時、実現できなかった特撮シーンも技術の発達から成功し、映画版を補完する形で観るのが非常にいいかもしれない。ホドロフスキーのDUNE、映画DUNE、テレビバージョンDUNE、本作という順番で観ると、多方面から話が観えてくるので、この世界観がつかみやすいと思う。【中古】 デューン/砂の惑星 Desert DVD-BOX /ウィリアム・ハート,アレック・ニューマン,P.H.モリアーティ,マット・キースラー,ジャンカルロ・ジャン 【中古】afb
価格:2,580円
(2020/5/12 16:46時点)
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「ハードワイヤー」
2009年公開のSFアクション映画である。遠くない未来。巨大企業が情報を席巻し、広告が世界中に至るところに設置され、あるいは投影された世界。資本主義が巨大化した世界にあり、ある男は妊娠間近の妻と店を出て車で家に帰ろうとした。そこへ車が突っ込んできて、2人は意識を失う。目覚めた時、彼は記憶を失い頭の中にマイクロチップが埋め込まれていた。すると世界は激変する。目の前に広告が現れ、知らない女に酒を進められ、知らない男に時計を進められ、男は混乱状態で逃げ出す。すると監視カメラで監視する巨大企業は彼の脳へ電波を送り、脳に激痛を与えた。そして制御できないとわかるやいなや、頭を爆破しようとする。そこへメッセージが現れ、彼の痛みは失われ、メッセージに従い、進んでいった先には、企業の人体実験を阻もうとする数名の反乱者たちがいた。本作はサイバー空間といういわゆるマトリックス的な世界に意識を没入させることはなく、内蔵チップを外側から遠隔操作して、情報を与え、それが目に見える形で空中に現れるという仕組みになっている。まず最初にこの映画を観た時に、世界中に広告がある世界というのが、非常にリアルだと感じた。このまま進むと世界は広告まみれになってしまう。それを皮肉に暗示したのだろう。さらにチップを埋め込まれることで、自分にしか観えない広告が現れる。これはインターネット動画と同じだろう。意図しないところで広告が不意に現れる。これもリアルに感じた。本作はサイバーパンクというSFジャンルの一つに分類されうのが、リアルな歴史の延長線上にある世界観だと個人的には感じて観ていた。
ハードワイヤー 奪われた記憶 [ キューバ・グッディングJr. ]
価格:1,100円
(2020/5/10 21:23時点)
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「エリザベス∞エクスペリメント」
2018年公開のSFスリラーである。エリザベスは天才的な頭脳と莫大な資金を持つ富豪と結婚する。連れて行かれたのは山の中の豪邸で、暗証番号、指紋ロックなどがなされていた。室内にはワインセラー、グランドピアノ、室内プール、絵画を飾った部屋などがあった。しかし夫は唯一、仕事部屋だけには入るな、というのであった。屋敷には目の見えない若い男となにか憂いを彼女に見せる女性が居り、その2人が彼女の世話をした。仕事で1日、夫が家を空けた日、彼女はクローゼットの服に着替えて自分のファッションショーを行ったりと暇を持て余していた。そしてついに入ってはいけないと言われた地下室の部屋へ入ってしまう。本作は言ってしまえばクローンが人間に反乱するというプロットであり、そこに至るまでの経緯、エリザベスオリジナルがどうなったかなどが示されていく。映画のところどころで主演女優にオシャレをさせたり、脱がせたりと、まるでフランス映画の演出のような部分もありつつ、スリラー要素が入ってくるという、不思議な映画になっていた。きっとこの女優さんを監督は美しく撮りたかったのだろう、前半はまるでイメージビデオのように仕上がっている映画だ。
価格:4,103円
(2020/5/10 19:06時点)
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「野獣死すべし」
1969年製作のフランス、イタリア合作のサスペンス・スリラー。監督はヌーベルバーグを代表する監督の1人、クロード・シャブロル。物語は猛スピードで走る車に乗った男女。そこにボール遊びをする子供がいる。子供は轢かれてしまい車はそのまま逃げてしまった。作家である父は常に黒い手帳を持ち歩き、犯人を見つけられない警察に代わって自分で犯人を探し復讐すべく、復讐プランを手帳に書き記していた。他の人には小説の構想だと嘘をつき。ある時、車がドロにハマってしまい抜けられなくなっているところへ、近所の男が現れる。その男は水たまりを思い切り突っ切った車がいたことを証言し、その車には観たことのある女性が乗っていたという。雑誌に載っている女だと。作家は女に近づき、ブルジョアの邸宅である彼女の家に行き、ついに犯人を突き止めたのであった。復讐を題材にした本作は、ヌーベルバーグがどうの、というよりも単純に面白い映画である。物語もそうだが雰囲気が実にいい。またヒロインも美人で素晴らしい。復讐を何度となく試みる息子を亡くした男の執念をじっくり、ジメジメと描くのが個人的には合っているらしく、主人公に違和感なく感情移入できた。
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「幻の惑星」
1961年制作のSF映画である。
本作は宇宙探査に出た2人の宇宙飛行士が流星群に遭遇する。シャトルの修理中、意識を失った主人公。それを介抱していた相棒は、宇宙へと流されて消えてしまう。独りになった主人公は、シャトルでそのまま調査を続けようとするが小惑星へ衝突してしまう。気がつくとそこには、小さな人々、小人たちが彼を眺めていた。すると彼の体は宇宙服の中で縮み、小人たちに捕まってしまう。そこから彼の奇妙な体験が始まる。価格:4,980円
(2020/5/9 11:57時点)
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「エイリアン・ネイション/暗殺指令」
1996年放送のテレビ映画であり、エイリアン・ネイションシリーズでは今の所、最終作である。
30万人のタンクタン人奴隷を乗せた宇宙船がアメリカに現れ、アメリカがエイリアンを新移民として迎え入れてから月日は流れ、その適応能力の高さで人間文化を受け入れたタンクタン人たちは、人間と変わらない生活を送っていた。
本作ではついに政治の世界へタンクタン人が進出しようとしていた。ところが謎の殺人事件が次々と起こり、いっけんなんの関係もない事件に見えていたが、学校での自爆テロを企てたタンクタン人を捕まえた主人公のエイリアン、人間刑事コンビは、犯人がある周波数でマインドコントロールされていることに気づく。事件を起こすエイリアンたちの身元を調べていくが、なんの手がかりもない。しかしエイリアン刑事の妻が犯人たちの顔を見た瞬間、それが自分が奴隷時代に同じグループだった人たちだと打ち明ける。
本作は映画を含めたシリーズを通して描かれることがなかった、エイリアンたちの過去、奴隷時代がキーポイントとなってくる。
そして主人公エイリアンの息子が自分も刑事になると言い出して、また家族の問題に主人公エイリアンは振り回される。
このシリーズを通して、タンクタン人というエイリアンの生体系がどんどんかたまっていくのを見てきて、素晴らしい世界観を見せてもらった気がする。
できることならば、映画版をリメイクしていただきたい。
実はシリーズ化されてたんです「1・2・3・4・5・6」
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「エイリアン・ネイション/第3生命体」
1996年放送のテレビ映画である。
エイリアン・ネイションテレビ映画4本目である。
タンクタン人の奴隷船が宇宙から飛来してきてから30万人の宇宙人はその数を増やし、確実に人間社会に移民として入り込んでいた。
だがその宇宙人社会の中にも差別主義が生まれてくる。
下水道から逃げ出したある女。そのエイリアンを誰も助けようとはしない。彼女は差別されている階級だったのだ。そして後ろからやってきた追ってに撃たれ、エイリアンの女性は死亡してしまう。
調べるエイリアンと人間の刑事コンビは、地下で作業をするある会社に目星をつけていた。
そこで行われていたのは、新たなる生命、つまり地球人でもタンクタン人でもない新しい生命体の誕生実験だった。
シリーズ4作目になると、次第にエイリアン、人間エイリアンカップルの人間関係も複雑になっており、本作ではエイリアン夫婦の方では不倫がテーマになり、子供の出産というのも一つのキーポイントとなってくる。
本作の見どころはやはり、タンクタン人といかに設定つけるかであろう。
実はシリーズ化されてたんです「1・2・3・4・5・6」
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「アニエスv.によるジェーンb.」
1987年製作のフランス映画。監督はヌーベルバーグの祖母ことアニエス・ヴァルタ。主演はバーキンの名前の元ともなったジェーン・バーキン。本作に明確なストーリーというものはない。アニエス・ヴァルタ監督がジェーン・バーキンのドキュメンタリーを撮る形で映画はスタートするが、そこですねに異世界が待ち受けている。中世ヨーロッパの衣装をまとったバーキン。その後ろには裸の女性。場面は次々と代わり、彼女のインタビューと、監督とバーキンが演じる映画やバーキンが演じる映画のワンシーン。また前衛的な芸術のようなシーン、バーキンの子供時代、若い時代などが次々と溢れ出てくる。
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「一寸先は闇」
1971年製作のクロード・シャブロルが監督したサスペンス映画である。ヌーベルバーグを代表する監督の1人であるシャブロルが描き出す、罪との葛藤。物語は友人の妻と不倫する男。しかしある時、首を締めて殺害してしまう。遺体をその場に残し部屋を出てバーに向かい酒を飲むが、吐き出してしまう。そこでちょうど妻が死んだこともしらない友人と出会い、別のバーへと向かう。そこへ電話が入り友人は家へ急いで帰った。男も家族の待つ家に帰り、妻と子どもたちと過ごすも、眠れない日々が続いた。そしてついに妻に罪を告白するも、妻はなんとその罪を許してしまうのであった。男の葛藤は更に深まり続ける。ヌーベルバーグらしく、ロケーションが多く、派手さもない。男が葛藤を続ける。そこに重きをおいた、染み込んでくるような映画であった。サスペンスと言っているが、永劫に続く罪と罰を観ているようである。
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