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「冷たい熱帯魚」
2010年公開のバイオレンス映画である。世界から注目される園子温監督の名前を世界的に知らしめた作品でもあり、もととなった事件の陰惨さが描かれている。映画には好きも嫌いも表現の制約もない、と個人的には思っており、映画には苦手はあっても嫌いはない。その園子温監督、正直なことを言うと苦手な監督である。いまいち作品がしっくりことないので、本作もみてはいなかったのだが今回始めて鑑賞し、なぜ早くみなかったのが公開している。本作は園子温監督の中で一番、私の中にしっくりくる映画で、実際の事件を題材にしていることもあって、それが恐ろしい。「人は産まれながらにして悪魔なのか、悪魔になっていくのか」この一文を思い出した。
価格:2,640円
(2020/7/23 20:51時点)
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「震える舌」
1980年公開の破傷風をテーマにしたヒューマンドラマである。まだ小さい女の子が団地の近くの川辺で遊んでいたら、指先を切ってしまった。その直後から体に力が入らなくなったり、口があかなくなっていく。両親はそれを娘のわがままだと勝手に思っていたが、ある晩、娘は痙攣を起こし、歯を食いしばりすぎて血が出るほどだった。大学病院で診てもらった結果、破傷風だと断定される。その日から少女と両親の長い戦いが始まる。予告編ではまるでホラー映画のように描かれている本作。実際は子供が病気と戦い、命を守ろうとする医師や看護師、看病で疲弊していく両親が描かれている。今でいう鬱状態に母親はなっていた。この映画は原作者の実体験がもとになっており、今もきっと子供の病気を必死に看病し、先の見えない戦いを続けている子供と両親がいるのだろう。この映画はそうした人々へ希望を1つ、与えるような気がした。価格:2,085円
(2020/7/23 20:17時点)
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「バトル・ライン」
2008年公開のサスペンスアクション映画である。国境警備隊の主人公は昔、ギャングであり正義感が強かった。しかし事件を起こした昔の仲間をかばったことから、事件に巻き込まれていき、悪事と正義感の間で揺れ動く。正直に言っちゃうと、盛り上がりがない。始まって地味に進行したまま、終わりを迎える。価格:1,100円
(2020/7/22 12:38時点)
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「ガン シャイ」
2017年公開のアントニオ・バンデラス主演の、コメディ映画である。この映画、ジャケットはすごくかっこいいが、主人公が銃を握るシーンなどなく、落ち目のロックミュージシャンがスランプに陥り、奥さんと旅行へ。その旅行先で奥さんがテロリストに誘拐される。身代金さえ払えば開放してくれるのに、アメリカ政府は身代金を渡すことを否定する。
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「ヒッチャー」
1985年公開のサスペンススリラー映画で、出演はブレードランナーのルドガー・ハウアー。車でアメリカの一本の長い道を走る青年は、ヒッチハイカーを拾う。しかしそれが地獄の始まり。ルドガー・ハウアーが出演し、リバイバル上映が決まったので、ひと足早く鑑賞しましたが、ハウアーの切れっぷりは見事。しかも冷静にジワジワと追い詰めてくるところは恐ろしい。
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「オールド・ガード」
2020年配信のNetflixオリジナル映画であり、シャーリーズ・セロンの最新作になる。物語は原因も要因も分からずある日、不死身になってしまった主人公は、長い間、歴史に名前が残らないように、世界を守っていた。しかしその正体がバレてしまう。本作は「ハイランダー」を彷彿とさせる、不死の理由も原因もない間に死ねない主人公たちを描いたのは、同じである。子孫が残せるらしいのだが子供が気に死んでしまう辛さ、遺伝されない不死。不死は幸せか、不死は責任を伴うのか?この映画は続編が気になる展開で終わるので、どうなることやら。
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「E.T.」
1982年公開の、言わずとしれたスティーブン・スピルバーグ監督が監督した、未知との遭遇と並ぶSF映画の名作。SF好きなのだが、恥ずかしながらまだ観てなかったが、ようやくみることができ、こんなにも感動するとは思わなかった。友達になっていく主人公の少年とエイリアン。この友情は永遠なのだろう。価格:1,179円
(2020/7/16 18:12時点)
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「ディアボリカル」
2015年公開のホラー映画である。シングルマザーが引っ越してきた家では、夜な夜な不思議な現象が起こっていた。やがて謎の男が家に現れるようになっていく。よくある呪われた家にやってきたシングルマザーが右往左往するホラー映画かと思いきや、最後には、なるほど、と思ったのだが想像力がなければ不明な点が多々あるので、見る人を選ぶかもしれない。価格:3,267円
(2020/7/16 18:09時点)
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「マック」
1988年公開のSFファンタジー映画である。当時はまだスターウォーズのSFブームが続いており、その余波を得けて作られ本作は、ストーリーラインは、正直、そのままETである。火星の家族が探査機に吸い込まれ、地球で地球人とファーストコンタクトを果たすが、逃げ出して、はぐれた子供の火星人と車椅子の少年が偶然出会い、友情を深める。
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「時の支配者」
1982年公開のフランス、アニメ映画でかる。作画にフランス漫画界の巨匠で、世界中の絵描き者に影響を与えた故、メビウスてある。物語は謎の惑星で父を亡くした少年を救うべく、少年の元に向かう宇宙船に乗る一行を描く。メビウスの絵柄のせいか、監督の意図なのか、この宇宙観はこれまでに見たことのない独特の世界観であり、さすがメビウスというところだろう。価格:16,300円
(2020/7/16 18:02時点)
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「TAXI ダイヤモンドミッション」
2019年公開の人気シリーズ最新作であり、正当な本シリーズの続編である。
主人公は敏腕の刑事で、失敗してしまいマルセイユに移動になる。
そこには伝説のTAXIの噂があり、ひょんなことからそのTAXIドライバーの甥っ子と出会い、ダイヤモンドだけを盗む強盗団を捕まえるべく、伝説のTAXIが復活する。
本作は1作目からの刑事がポンコツでドライバーが敏腕という設定を逆にして、刑事があのポンコツ刑事たちの街、マルセイユへ。
続編がすごく楽しみな、いつもの安定映画である。
TAXi ダイヤモンド・ミッション [ マリク・ベンタルハ ]
価格:3,553円
(2020/7/14 18:16時点)
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「her/世界でひとつの彼女」
2014年公開のヒューマンSF映画である。
恋愛という物がどういうものなのか、近年ではその形が曖昧になっている現代で、AI技術の進化は顕著であり、そのことからも、本作は単なるSF映画というくくりでは語られないのではないだろうか?
リアルな音声認識、AIをくししてサポートするOSと恋愛関係になった時、それはほんとうの恋愛なのかと疑いたくなるが、しかし肉体的関係性を求めない条件下では、この恋愛は成り立つと思う。
ただこの物語の結末は、欺きともとれる。
価格:1,100円
(2020/7/14 18:14時点)
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「ユニバーサルソルジャー:リジェネーション」
2007年公開の、人気シリーズ、劇場版第3弾である。主演はジャンクロードヴァン・ダム、ドルフ・ラングレイ。あれからずいぶんとときが過ぎてからの、続編である。本作は、戦士した兵士を組成させ、薬物による肉体改造によって、殺人マシンとする計画で誕生した主人公と、ライバルが殺し合う、という物語から始まり、それが人気を博し、劇場版の後にドラマ映画として2本、制作され、その後また劇場版が制作されるも、ドルフ・ラングレイは参加せず。本作はオリジナルキャストが揃った、正当な続編である。ただし俳優を変えながらキャラクターは進行形であったため、テレビ映画、ヒットしなかった第4弾を踏まえなければ、わからない部分もあるものの、まだまだジャンクロードヴァン・ダムは現役である。【中古】ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション 【ブルーレイ】/ジャン=クロード・ヴァン・ダムブルーレイ/洋画アクション
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(2020/7/13 23:02時点)
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「ライフ」
2017年公開のSFホラー映画である。今では有名なジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズなど国際的な名だたる俳優が出演している。日本からは真田広之が出演している。映画自体は、ハリウッドではそこまで大きな作品ではなく、評価は良かったものの、世界的に見ると、話題にはならなかった。物語は宇宙ステーションissで繰り広げられる、稼いで採取した謎の細胞が、人々を襲うホラーとなっている。
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「ツインドラゴン」
1992年制作の香港映画である。主演はジャッキーチェン。本作では合成技術を駆使して、ジャッキーが1人二役を演じている。子供の時分、ジャッキー映画は、公開されると話題となり、日曜日には決まってジャッキー映画を観ていた。本作はテレビで何度も放送されているが、今回、初めてしっかり観ることができ、全盛期のジャッキーはアイドルのような映画である。また香港映画界の監督たちが多く出演しており、それを探すだけでも、見る価値のある映画だと思う。あのジョンウ・ウー監督も出演している。価格:1,100円
(2020/7/9 12:35時点)
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「ブライト」
2017年、Netflix独占配信のウィル・スミス主演のファンタジーアクションである。監督はスーサイドスクワッドの監督で、お得意の一晩に起こる騒動を描いている。本作は前提として、ロード・オブ・ザ・リングのようなファンタジー世界観が2000年前に存在しており、そこから現代まで発展した、という独特の世界。世界には人間、エルフ、オーク、フェアリーがおり、エルフは上流階級で、オークは下町に住んでいる。そんな中で主人公の人間はオークではじめての警官とコンビを組む。現実世界では実に多くの差別問題があるが、この世界にも差別があり、それがファンタジーとなったことで、見やすくなっている。また魔法という世界を思うままにできる力を前にした時、人は変貌していくのかもしれない。
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「シャドウ・ワールド」
2007年公開のほぼ自主制作映画である。題材は大天使ウリエルの堕天であり、物語は天使などに詳しくないとあまりついていけないかもしれない。本作はオーストラリアでほぼ自主制作という形で撮影され、画面も昔のテレビサイズで撮影されており、一瞬、2000年代に製作された映画だと気づかないほどだ。物語の舞台は煉獄。煉獄には天国と地獄からそれぞれ使者が介入することが許されており、そこでどちらの勢力が勝つかを争っていたのだが、地獄の勢力が天国の勢力を圧倒してしまいバランスが崩れ、煉獄は地獄の使者たちの思う世界へと化していた。主人公ガブリエルはそのバランスを取り戻すべく、天国から煉獄へとやってくる。しかしそこに居た天国の使者、天使たちは堕天してしまい、煉獄に心を蝕まれていた。煉獄という概念をどのように捉えるか、でこの物語は大きく違ってくる。世界観としては題名どおり暗く、ドラッグ、ロック、レザーという世界観で、銃撃戦が主体となる。登場人物たちもハードロックテイストで、天使、悪魔という感じではないかもしれない。煉獄がこういう世界観なのはなかなか珍しいものの、これを近未来の地球としても良かったように思えてならない。何もかもから自由になる。この映画の1つのテーマであるから、もしかすると自由に思うままに作られた映画なので、他人の評価など気にしていないのかもしれない。それならば本来の表現の自由というのは、こういう映画のことをいうのかもしれない。
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(2020/7/7 18:19時点)
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「エクスティンクション」
2018年公開のNetflixオリジナル映画である。物語としては地球を侵略され、妻子を失う夢ばかりみる主人公。妻はそんな夫を心配し、娘たちは父親に反抗していた。主人公は自分が狂っているのではないかと思って、医者に向かおうとしていた矢先、本当に空から侵略を開始された。物語前半はありきたりな侵略物で、ここ最近の、兵士ではなく普通の人間、どこにでもいる人を題材にした物だとばかり思っていたのだが、最後まで観ると、思わず唸ってしまった。この脚本力を持っているNetflix、恐るべしである。
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「ザ・サークル」
2017年公開のサスペンス映画である。エマ・ワトソン、トム・ハンクス主演とビックネームで宣伝をして、SNSの世界を描いたサスペンスと聴いて、今風の映画であるのだろうと予測した。確かに映画は今の仕事に満足できない主人公が、世界最大のIT企業に就職して、乗り上がっていく姿を描いている。しかしそこには今、この現代が抱える問題。SNSでのつながりが最大の絆であり、リアルにないことがネットで拡散され、個人がネット上で別の人間として確定してしまい、いい人が犯罪者になってしまうという恐ろしいところである。誰かが言った冗談を真に受けた第三者が本人を攻撃する。まさしくそういったものが描かれている。またSNSでつながることでノイローゼになる人間の姿を描かれており、世界の現在をここに凝縮したような映画になっている。ただこれほどのビックネームを出演させながらも、いまいち活かし切れていない気がする。トム・ハンクスなどは、少ししか登場しないので、名前でお客を読んでいるような感じに扱われており、少し残念である。
価格:1,650円
(2020/7/6 08:49時点)
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「スペクトル」
2016年公開のNetflixオリジナル作品である。Netflixに加入してからそれほど時間は経過していないものの、加入して一番最初に感じたのは、とにかくオリジナル作品のクオリティが高いことだ。まだ映画のほうしか見られていないが、ストレンジャー・シングスなどの話題となったドラマもあり、期待以上に楽しめている。今回のスペクトルは、兵士と反乱軍が戦う某国で、透明な謎の怪物に人々が次々と襲われていく物語だ。それがなんなのかは最後まで見ないとわからないが、宗教的なオカルト的なところへ行くのかと思いきや、しっかりと地にに足がついたSF作品だったので、楽しめた。
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2011年公開の超能力アクション映画である。父から代々受け継がれている一族の宝、クロスを手にした主人公は、その能力で弾丸を受け止めるシールドを作るなど、自警団の主力隊員としてたかっていたが、世界を破壊しようとする者と戦うことになる。こういうふうに書くとヒーロー映画のような感覚だが、実際はB級映画であり、アクションをする人々はほぼ銃撃戦。そこにコメディ担当が1人いるなど、そのへんは王道のアクション映画を踏襲している。
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「皿まわし」
1896年公開の、映画黎明期を支えたリュミエール兄弟の作品である。
皿回し芸人の芸を記録した、リュミエール兄弟の得意なドキュメンタリーである。
当時、こういった芸が民衆を楽しくさせていたのだと思うと、記録映画として非常に興味深い映画である。
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「困った一夜」
1896年、商業映画の神様、メリエスが制作した多くの作品の1つであり、映画黎明期のサイレント映画である。物語は男が寝ようとしたところに虫が現れ、虫を退治しようと奮闘するコメディ映画である。コメディ映画がこんな時代からあったのだと感心するほどのクオリティであり、流石に商業を意識した映画づくりを始めた大家だけのことはある。
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「悪夢」
商業映画の神様、メリエスの初期作品の1つである本作。ある家を見に来た男がそこで繰り広げられる恐ろしい体験をする映画だ。メリエスは特撮を駆使した映画を得意としており、本作もその技工は見事である。
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「マーズ・アタック!」
1996年公開のティム・バートン監督制作の、B級宇宙侵略映画をオマージュしたSF映画である。出演にジャック・ニコルソン、ナタリー・ポートマンなど、見たことある俳優陣が出演しているオールスターシステムを採用している。しかし世間的な評判は悪く、「ティム・バートン史上最低の映画」と評されるほど、酷評されている。しかし狙っている1950年代のB級SF映画風に仕上がっているのは成功だ。個人的には好きな映画である。価格:1,100円
(2020/6/30 12:40時点)
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