-
シティーハンターは日本で80年代から90年代にかけて絶大な人気を誇ったジャンプ漫画だが、ここ数年でまたそのブームが再来している。劇場アニメ、実写ドラマ化など、多方面で日本国内でメディア展開がなされてきたが、これはフランスで作られた映画シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッションである。
今回はシティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッションをU-NEXTで見ることにした。最初、この話を聞いたときに、アニメの実写化という嫌なイメージがわいて、これまでシティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッションを見てこなかったが、いざ見てみると、下ネタの量が多いところを省いては、原作をよく熟知した映画になっている。物語も惚れ薬をめぐる争奪戦になっているので、漫画の1エピソードにあってもおかしくない物語展開であった。主人公の2人に関しては外人なので顔は仕方ないが、ルックスをまねてもやはり外人だと違和感がそんなにないのがよかった。
シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション、面白い!
キャスト
■ニッキー・ラーソン役《リョウ》:フィリップ・ラショー
《声:山寺宏一》
■ローラ・マルコーニ役《カオリ》:エロディ・フォンタン
《声:沢城みゆき》
■マンモス役《ファルコン》:カメル・ゴンフー
《声:玄田哲章》
■トニー・マルコーニ役《ヒデユキ》:ラファエル・ペルソ
ナ 《声:田中秀幸》
■エレーヌ役《サエコ》:ソフィー・モーゼル
《声:一龍斎春水》
■パンチョ役:タレク・ブダリ
《声:浪川大輔》
■ジルベール・スキッピー役:ジュリアン・アルッティ
《声:多田野曜平》
■ドミニク・ルテリエ役:ディディエ・ブルドン
《声:土師孝也》
■《声:恒松あゆみ》
■《声:三上哲》
■《声:伊倉一恵》
■《声:神谷明》
■ジェシカ・フォックス役:パメラ・アンダーソン
スタッフ
■監督:フィリップ・ラショー
■製作:クリストフ・セルヴォーニ、マーク・フィスズマン
■原作:北条司「シティーハンター」
■脚本:フィリップ・ラショー、ジュリアン・アルッティ、ピエール・デュダン、ピエール・ラショー
■撮影:ヴァンサン・リシャール
■プロダクションデザイン:サミュエル・テセール
■衣装デザイン:クレア・ラカズ
■編集:ナタン・ドラノワ、アントワーヌ・ヴァレイユ
■音楽:マキシム・デプレ、ミカエル・トルディマン
U-NEXTは他社と比べて月々の値段が高いです。初回無料放送でしかし私個人は、レンタルを200円だと換算して月額料金を上回る映画、ドラマを堪能できたので、契約続行しました。
無料体験でまず分かったのは、新作が他社より早い。そしてなんと行ってもアダルト映画があることではないだろうか。変に編集されて放映されるよりも、アダルトと割り切ってそのコーナーを作るところが、UーNEXTのいいところだと思いました。
元はとれるでしょう。雑誌、漫画、ライトノベル、一般誌までみられるのですから。
私はこれがベストと考えますが、貴方はどうですか?
映画観るなら<U-NEXT>PR -
「下宿人」
アルフレッド・ヒッチコックという監督は、すべての映画技法、映画のそれぞれの時代を代表する撮影方法を貪欲に取り入れてきた監督である。その原点はやはりサイレント映画であり、下宿人がその代表作ではないだろうか。
今回は本作をdTVでみた。本当にコンテンツが多い。イギリスでは切り裂きジャックが現れ、世間はその話題で持ちきりだった。そんなある日、一軒家に下宿人が現れる。見るからに不気味な下宿人は、部屋に飾ってある金髪の女性の絵を撤去させ、夜になると出かけていくのである。この男が切り裂きジャックなのではないか。周囲は次第に男を疑い始める。思った通りのストレートな脚本ではなく、ヒッチコックらしい、ひねりのきいた、サスペンスがここに描かれている。技法は変わっても、ヒッチコックの演出はやはりすごいと思わされる下宿人である。
監督・脚本: アルフレッド・ヒッチコック
原作: ベロック・ロウンデス
脚本: エリオット・スタナード
撮影: バロン・ヴェンティミグリア
出演: アイヴァ・ノヴェロ/ジューン/マリー・オールト/アーサー・チェスニー/マルコム・キーン
映画観るなら<U-NEXT> -
今ならネットフリックスで見られる本作。
デッドコースターが最初だと勘違いしていたが、ファイナル・デスティネーションの方が先であった。飛行機で同級生たちと旅行に行くはずだった主人公は、飛行機が墜落する幻覚を見て、複数人の人々と飛行機を降りることになる。ところがその人たちが次々と事故で死亡していくのである。死に追いかけられるように。ファイナル・デスティネーションは次作同様に死が追いかけてくる。まるで何かの意思を持ったように次々と。この死に方のバリエーションはすごいとファイナル・デスティネーションに感心してしまったほどだ。
製作・共同脚本: グレン・モーガン 製作・特殊視覚効果: アリエル・ヴェラスコ・ショウ 製作: クレーグ・ペリー/ウォーレン・ザイド 監督・共同脚本: ジェイムズ・ウォン 原作・脚本: ジェフリー・レディック 撮影: ロバート・マクラクラン 音楽: シャーリー・ウォーカー 出演: デヴォン・サワ/ショーン・ウィリアム・スコット/チャド・E.ドネーラ/アリ・ラーター/カー・スミス/アマンダ・デットマー/クリスティン・クローク/トニー・トッド 声の出演: 三木眞一郎/小西克幸/真殿光昭/石田彰/落合るみ/山像かおり/銀河万丈
-
デッドコースターシリーズをネットフリックスで配信中
旅客機の事故が起こったのだがその直前にキャンセルした人々が相次いで事故や事件で死亡していることがニュースで取り上げられていた。
そんな生き残りの1人である主人公は、同じ生き残りの友達たちとドライブをしている最中、自分たちが大事故に巻き込まれる様子を見てパニックに陥る。
見かねた警官が職務質問していたところ、友達たちが乗った車がトラックにひかれる事故が起こってしまう。
その後も生き残った人々は相次いで死に取りつかれていく。
殺人鬼や幽霊ではなく、デッドコースター死が追いかけてくるという、新しい感覚もあり、のちに続編が作られる原点がまさしく本作である。
この感覚は面白く、デッドコースターは死という概念が意思をもって見えるのが面白い。
製作: ウォーレン・ザイド/クレーグ・ペリー 監督: デヴィッド・エリス 脚本: J.マッキー・グラバー/エリック・ブレス 撮影: ゲイリー・カポ 編集: エリック・シアーズ 美術: マイケル・ボルトン 音楽: シャーリー・ウォーカー 出演: A.J.クック/アリ・ラーター/マイケル・ランデス/T.C.カーソン/ジョナサン・チェリー
映画観るなら<U-NEXT> -
dTVだけでしか配信されていない海の牙である。
国産の幅の広いジャンルを扱うdTVだからこそみられる、名作映画、海の牙である。
第二次世界大戦終戦直前、ドイツの潜水艦が高官を載せて船出していく。ところが途中で高官の女がけがをしてしまい、近くの港から少し離れた田舎町の医者が誘拐され、そのまま潜水艦での生活が始まった。当時、これはセットなのか本物の潜水艦や船を使ったのか、とにかくカメラがワンカットで潜水艦の中を進むのはすごいと思った。そして魚雷による船の爆破シーンも本当に爆破しているのだろう、迫力がモノクロなのにすごい映像だ。
監督・脚本: ルネ・クレマン 原作・脚本: ジャック・コンパネーズ 原作: ヴィクトル・アレクサンドロフ 脚本: ジャック・レミ 台詞: アンリ・ジャクソン 撮影: アンリ・アルカン 装置: ポール・ベルトラン 音楽: イヴ・ボードリエ 出演: アンリ・ヴィダル/ヨオ・デスト/ミシェル・オークレール/ポール・ベルナール/マルセル・ダリオ
映画観るなら<U-NEXT> -
ネットフリックスが配信している世界中の映画の中でも、中国映画のクオリティはとにかく高く、韓国と中国の映画を多く扱うのはネットフリックスだけであろう。
陰陽師といえば夢枕獏原作の大ヒット映画であるが、本作は中国が映画化した陰陽師、陰陽師: とこしえの夢。時代背景は定かではないか、和風とも中国風ともつかない街にやってきた陰陽師清明。その目的とはなんなのか、そして巨悪が動き出していた。日本ではけして映像化できない独特の中国らしい豪華絢爛なファンタジー映画、陰陽師: とこしえの夢となっている。それに個人的には清明はもっと冷静な人物だとおもっていたが、陰陽師: とこしえの夢では感情的になる部分が多く、私としてはすごく面白くみることができた。
映画観るなら<U-NEXT> -
SF好きとしては韓国産のSF映画ともあって期待していたが、驚くほどのクオリティにスペース・スウィーパーズに感心してしまった。
ネットフリックスで今、一押しの超大作映画スペース・スウィーパーズである。
低予算ながらこのクオリティの映像、ネットフリックスの本気が見られる。物語は宇宙の荒くれものたちが、女の子のアンドロイドを拾ったことから、地球の運命を左右する大事に巻き込まれていくという、ひねりとしてはそこまで強くないストーリーながら、猥雑で汚い生活感のある宇宙を描いた映画としては、非常に優れている映画に思えた。
猥雑な街で金に困っているスペース・スウィーパーズたち。その反面、裕福な生活をする人たち。
この対比がスペース・スウィーパーズで見事に描かれていた。また言語を統一していないのは、映画としては見やすいとはいいがたいが、SF論理からすると当然のことであり、そこも面白いと思えた。SF好きなので評価は偏るが、なかなかすごい映画が生れたとおもっている。
映画観るなら<U-NEXT> -
「内なる獣性」
元軍人の男は家族とうまくいかず、戦場でのトラウマから人付き合いもできず、セラピーも断り続けていた。それでも家族のところへ顔を出していた。ある日、息子と娘が父親の家に来る日、息子は妹を連れてハンバーガーを食べに行った。そこで妹は誘拐されてしまう。警察を信じない主人公は、単独で娘を追いかける。話はよくある流れなのだが、父親を演じる俳優のすごみ、そして何度も失敗しながら確実に娘のところへ近づいていく姿は、獣にも見えるが大きな父親の姿そのものに見えてくる。こんなにもアクションがありながら、最後は涙してしまう内なる獣性である。
映画観るなら<U-NEXT> -
これもネットフリックスで見つけた名作。
ティムバートン監督、ジョニーデップ主演となれば、間違いなく面白い作品ができあがる。
「スリーピー・ホロウ」1700年代。まだ裁判が拷問などを使う残忍だった時代、科学を信じる若い刑事は、首無し殺人が横行するスリーピー・ホロウという村に向かう。村では首無し騎士が自分の首を探して人を殺している、と噂になっていた。もちろんそんな話を信じていなかった主人公はしかし、現実に首無し騎士を見てしまう。だがその幽霊事件の裏にはさらなる事件が隠れていた。ティムバートン監督のおもちゃっぽい、独特の世界観とジョニーデップの演技に文句のないスリーピー・ホロウである。ただグロテスク描写があるので、苦手な方にはおすすめできない映画。
映画観るなら<U-NEXT> -
「薄氷」
スペイン映画をネットフリックスが配信している。
本当にネットフリックスが配信する映画はクオリティが高い。
複数の犯罪者を護送中に何もかに襲われた護送車。犯人たちはこれ見よがしに主人公警察官を織の中に入れて、脱出を試みる。ところが護送車は犯人に奪われ、護送中の犯人の1人を引き渡せと要求してきた。それを断ったことで、護送車は湖の氷の上に停車させられ、沈められることとなった。地味な作品ではある。展開もそれほど派手ではない。しかし骨太の作品ではあるので、すごく見ていて緊張感のある薄氷であった。
映画観るなら<U-NEXT>
-
dTVで配信中のシリーズ第三弾。
人気シリーズ第3弾メイズ・ランナー:最期の迷宮にして最後の作品。1作目で動く迷路から抜け出すことに成功した主人公たちは、2作目で世界の真実を知る。謎のウィルスが蔓延し、一部の感染していない人たちだけが壁の内側に都市を築き、免疫のある若者たちを集めて実験をしていた。それを許せないレジスタンスたちと、都市側がにらみ合う世界。主人公は前作で大事な人の裏切りにより、大勢の仲間が捕まってしまい、本作ではその救出と都市との闘いが描かれる。最終作メイズ・ランナー:最期の迷宮ともあって予算が多くついたのか、映像が最初からすごく、きれいな描写も多い。
映画観るなら<U-NEXT>
-
dTVで配信中のシリーズ第二弾
メイズ・ランナー2:砂漠の迷動く迷路に囲まれ、そこからの脱出だけを目指してきた主人公たちは、外に出た瞬間、武装組織に身柄を確保され、同じく大勢の若者が隔離されている施設へと連れていかれた。どうやら世界には人をゾンビのようにしてしまう病が発生し、若者たちの中にその免疫がある者たちがいることが判明していたようだ。しかしその実験に反対した主人公たち一行は、山の向こうにいるという反乱組織のもとへむかうのだった。前作から一気に人気があがり、三部作となった本作。この時期、ハンガーゲーム、ダイバージェントと若者向けの映画がヒットしていた時期でもあり、勢いのあるメイズ・ランナー2:砂漠の迷宮に仕上がっている。
シリーズはこちから「1・2・3」
映画観るなら<U-NEXT>
-
今、プライムビデオで配信中のバトル・オブ・パシフィック。
退役寸前の軍艦の最後の航海を行うため、主人公はその船の指揮官として出航した。
ところが世界各地で電子機器が使えなくなり、アメリカ軍の施設が次々と謎のミサイルによって攻撃される事件が発生した。
政府はどこの国の攻撃なのかを調査し始めるが、海に出ていた主人公はそこで目に見えない船がいくつも存在し、ミサイルを発射するところを目撃していた。
これはエイリアンの襲撃だったのだ。
バトル・オブ・パシフィックの題名通り、B級映画です。期待してみると痛い目にある系統の映画。
しかしB級と割り切ってみると、それなりに面白いバトル・オブ・パシフィックであった。
映画観るなら<U-NEXT>
-
dTVで全シリーズ配信中の第一弾。メンズ・ランナー
金網のエレベーターで移動する中で目覚めた主人公は、そこがどこなのかなぜ自分がこうして運ばれているのかさえ覚えていなかった。到着した先には複数の男だらけれグループがおり、ちゃかされながら彼はその集落に入っていく。しかし外に出ることはできない。なぜなら唯一の出口が巨大移動迷路しかないからである。入ったら最後、出てきたものはいない。主人公は村で意識を変えさせながら、脱出の機会をうかがうのだった。なぜ主人公がそこに運ばれたのか、なぜ迷路の中に閉じ込められたのか、彼らはなにものなのか。すべてが謎から始まり、生きていくために閉鎖空間での起きてに従わざるおえない理不尽さ。そして迷路の先には何がまっているのか。大ヒットシリーズ第一弾メンズ・ランナーはこうして幕を開ける。
映画観るなら<U-NEXT>
-
エアポート2015
いつものように飛び立った旅客機は、嵐の中を飛行していた。そんなときに大きな嵐の渦の中に入り込んでしまった飛行機は、パイロットの操縦テクニックで何とか静かな空へ脱出することができた、ところが飛行機の計器類、お客のパソコン、スマホの電波が一切はいらなくなり、不可思議に思っていると、予定の着陸都市が見えてきた。飛行機が機首を落とした時、そこは戦場のど真ん中だった。彼らは嵐の中で過去に飛ばされてしまったのである。映画は着陸することなく、飛行機の中で完結するので、密室パニック的な要素がありなかなかスリリングであるエアポート2015。それぞれの思惑で人は動く。その先には帰りが待っているのか、はたまた死がまっているのか。
映画観るなら<U-NEXT>
-
ネットフリックスで見つけた、意外にも見逃していた名作ビッグ・フィッシュ。
男は昔から父親が語る物語をあまりすきではなかった。金の指輪で巨大な魚ビッグ・フィッシュを釣った話。それをはじめとして、巨人と出会ったこと、サーカス団にいたこと。魔女と出会ったこと、不思議な街に入ったこと、母親と運命の出会いをしたこと。すべてが嘘で、本当の父親が見えない、と男は死に際の父に言った。でも父親は話し続けた。本当のことが面白いとは限らない。真実を話せば面白いということではない、と。愛する人を見つけ、楽しい人生を送ることができた。こんな人生を送りたいと思える映画ビッグ・フィッシュである。
映画観るなら<U-NEXT>
-
インドの負の面をネットフリックスで見せてくれた本作。
作中でも言っている。白人の時代は終わると。近年の中国、インドの成長を見ていればこの言葉がリアルに聞こえてくるだろう。作中、主人公は田舎から出てきて、召使の仕事につく。まだ身分制度が厳しい世界にあって、インドという国は成り上がるのに厳しい国なのだと感じた。きれいな国、宗教の国と表面上は言っているものの、必ずそこには裏があるわけで、この映画はその裏、苦悩する青年を描き出している。方法論は違法に間違いないのだが、後悔のない生き方を主人公はしているように最後には見え、強いメッセージを受け取った気がした。
映画観るなら<U-NEXT>
-
「ザ・フライ」
1人の科学者と1人のジャーナリストがあるパーティーで出会う。科学者は自分が世界を変える発明をしたと彼女に伝え、半信半疑のまま彼の家へ向かう。そこにはテレポートポッドがあり、彼はそれで彼女のストッキングを見事に転送して見せた。しかし生物の転送は難しく、研究の結果、2人は何とかそれに成功した。やがて2人の間には愛が芽生え、行く末は明るいかと思われた。ところが男は酔った勢いで自らも転送をするのだった。ポッドの中に一匹のハエが混じっていたことも知らずに。SFホラーの名作であり、転送を使うときに、ハエのジョークがいたるところで使われるほど、有名な映画ザ・フライであり、その評判は見事に的中した。次第に人間性と人間のカタチを失っていく男。それでも彼を愛そうとする彼女。2人の結末に、少し切なさを感じた。
名作ザ・フライは間違いのない映画だ。
映画観るなら<U-NEXT>
-
クラーケン
・物語
田舎の港町で行方不明事件が起こる。その事件は決まって海に出ている人物だった。海上警察の主人公は、新しく赴任してきた相棒と一緒に、事件を調べていくと、巨大な軟体動物の足が発見される。
海洋学者はこの怪物を退治すると決意し、いざ海に向かうのだった。
しかし相手は巨大な軟体生物。本当に倒すことができるのか?
・感想題名でもはやネタバレしているのだが、本作にはクラーケンが出てくる。しかもジャケットにあるような巨大なものではなく、小型ボート並みの怪物だ。
しかも着ぐるみ特撮なので、迫力がいまいちない。造形をもう少し何とかしてほしかったものである。
クラーケンもそうであるが、ジャケットに騙されてはいけない。御覧のように、ジャケットはすごい迫力だが、実際のクラーケンは(笑)
映画観るなら<U-NEXT>
-
マヤ文明の遺跡後から発掘された地図をたよりに、ジャングルの奥に眠るお宝を探しに行くべく、やんちゃなトレジャーハンターたちと手を組んで、一行がジャングルを進む、ありきたりのあらすじなのだが、驚くほど何も起こらない映画である。
最終的には遺跡に眠っていたあるものに皆が憑依されるのだが、それも20分ほどで、それまではジャングルの中を移動して会話を続けるなどの、あまり意味のないシーンの連続である。
この映画、それよりも不思議なのが、途中でフィルムを中抜きしたように、突然として場面転換があり、重要なところが抜けている演出があることだ。
落石で仲間が死ぬところがダイジェストだったり、主人公が最後、どうなったのかもいまいちつかめないまま、最後は壮大な映像で終わる。
何がしたかったのかいまいちわからない映画である。
映画観るなら<U-NEXT>
-
アイス・プラネット
制作者はスタートレック、スターゲイトSG1などが好きなのだろう。その世界観がそのまま反映された映画アイス・プラネットになっている。ある惑星の衛星基地。そこを突如、エイリアンが襲撃してくる。司令官は脱出ポッドで市民を避難させ、自らは謎の巨大宇宙船に乗り込む。そしてワープした先には、氷の惑星が存在し、宇宙船は惑星とドッキングするのだった。ドラマを意識して、のちにドラマ化されたのかは不明だが、明らかにパイロット版という感じの映画アイス・プラネットである。VFXの側面では当時としては標準より少し下という感じで、今となっては違和感があるが、そこまで悪くはない。好みがわかれる映画アイス・プラネットかもしれない。
映画観るなら<U-NEXT>
-
ステップフォード・ワイフ
テレビ業界の一流プロデューサーの主人公は、男女の本質をえぐるような番組を作る天才だった。ところがその番組発表会の場に、番組で妻を失った男が乱入してきて、発砲事件を起こす。これからはさらに良い番組を、と逆に力をつける彼女だったが、事件の影響は大きく、すべてを失ってしまう。この悲惨な妻の様子を見た夫は、田舎町に引っ越すことを提案し、一家はある田舎の町に居住した。そこは女性は女性らしく、男性は男性らしくある町で、妻たちは夫のいうことをすべて聞くのだった。おかしいと思っていた主人公は、次第にこの町の秘密を知ることになる。愛のカタチは人それぞれであるが、最後はこれが本当に愛なのかがわからなくなる、ブラックユーモアあふれる世界で幕を閉じる。男と女は分かり合えない、とはよく言うがそこを歩み寄るのもまた、難しいことなのだろう。
このステップフォード・ワイフはそれをよく表している映画ともいえる。
しかし女性蔑視ともとらえかねないのがステップフォード・ワイフ。
映画観るなら<U-NEXT>
-
マーシャル博士の恐竜ランド
タキオン粒子で時間を移動できると提唱したマーシャル博士は、学会から追放され、テレビ番組でも馬鹿にされるダメな男。そんな博士になぜだか心酔する教え子が彼のライターの化石をもってきたことから、マーシャル博士は再び、時空転移装置を開発した。そしてタキオン粒子の濃度が高い、胡散臭い洞窟にガイドと一緒に入ると、そこは時間が凝縮した不思議な世界だった。恐竜あり、人間時代の瓦礫あり、宇宙人ありとなんでもありの世界で、ドタバタコメディが始まる。アメリカのいわゆるコメディ映画マーシャル博士の恐竜ランドで、うんちネタが大好きな人には面白いところもあるマーシャル博士の恐竜ランド。下ネタもそこそこ混じっているので、まさしくアメリカのコメディ映画である。
映画観るなら<U-NEXT>
-
地球が静止した日
宇宙から世界中に巨大ロボットが落下してくる。ロボットたちは電磁パルスで世界の電力を停止させてしまい、人々は大混乱に陥る。このエイリアン事件を任せられた特殊部隊は、森に落下したロボットと関係のある男女のエイリアンを確保、目的を探ろうとするが、女性エイリアンに心を奪われた隊員の1人が彼女と逃亡。そこで女性エイリアンは人の善意を学ぶ。大まかなストーリーはこんな感じだが、B級映画地球が静止した日なのでロボットの描写は頑張った、と言ってあげたいが、そのほかは規模があまりに小さい。世界が大混乱しているはずが、教会で祈るのは数人。車を奪いに来る男が1人。それだけ。特殊部隊も数えるほどしかいなく、最初はライフルだけで巨大ロボットに攻撃する。のちに戦闘機も登場するがここも頑張った。あとは都合よくエイリアンが超能力をつかったり、最後は帰っていくなど、SF好きだから見ていられたが、ツッコミ所が多くて、笑える映画地球が静止した日であった。
映画観るなら<U-NEXT>
-
恐怖の洞窟
ホラー映画恐怖の洞窟なのかなんなのかよくわからない映画恐怖の洞窟だった。ある男女が車の故障で近くの夫婦の家にお世話になることに。しかしそこの旦那は夫婦を洞窟に閉じ込めてしまう。そこからなぜ男がどんなことをするのかが明らかになっていくのだが、途中から笑ってしまって、茫然とするしかない展開になっていく。ある意味、すごい映画恐怖の洞窟であった。
映画観るなら<U-NEXT>