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再びゲームの中へ
「ジュマンジ ネクストレベル」
評価:★3,9
・映画おすすめ 物語
前作で破壊したはずのゲームジュマンジ。スペンサーは密かにそれを保持していた。そしてニューヨークでのさえない日々、彼女とのうまくいかない日々の中、実家に帰ったスペンサーはジュマンジを動かしてしまう。他の3人と会う約束の日に現れないことを危惧した3人は、スペンサーの家に向かう。そこでは昔レストランを2人で経営していたスペンサーの祖父と、仲たがいした相棒が居合わせていた。その時、ジュマンジの太鼓の音が響き渡り、再びゲームの世界へと引きずりこまれる。今度は祖父たちも一緒に。・映画おすすめ 感想
ノンストップコメディ。前作でも現実とは違うキャラクターになったことで起こる、面白さがあった。今回もその面白さは健在であり、股関節の悪い祖父がマッチョの男になり、女の子が馬になるなど、笑わせてくる。またシナリオが前作と違うことになっているので、そこもまた面白い。しかもラストが続編をにおわせる終わり方なので、続きが楽しみになる。しいて悪いとところをいうのであれば、続編なので前作を見ないとわからないところだろう。監督 ジェイク・カスダン[1]脚本 ジェイク・カスダンジェフ・ピンクナースコット・ローゼンバーグ(英語版)原作 クリス・ヴァン・オールズバーグ『ジュマンジ』製作 ドウェイン・ジョンソンダニー・ガルシアハイラム・ガルシアマット・トルマック(英語版)ジェイク・カスダン製作総指揮 デヴィッド・ハウスホルターメルヴィン・マースコット・ローゼンバーグジェフ・ピンクナーウィリアム・ティートラーテッド・フィールドマイク・ウェバー出演者ドウェイン・ジョンソンジャック・ブラックケヴィン・ハートカレン・ギランニック・ジョナスオークワフィナアレックス・ウルフマディソン・アイズマンサーダリウス・ブラウン(英語版)モーガン・ターナー(英語版)ダニー・グローヴァーダニー・デヴィート
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宇宙からやってきた高速のハリネズミ
「ソニック ザ・ムービー」
評価:4,3
・映画おすすめ 物語
宇宙のある星に住んでいたソニックは、その能力を狙われ、時空を移動できるリングを使い地球へとやってくる。住みついた場所はアメリカの田舎町。高速で動く彼のことを知る者は誰もおらず、彼が一方的に町の人達を観察していた。保安官のトム、通称ドーナツキングのことを気に入り、一方的に友達になりたいと思っていた。そんなある日、ソニックは巨大な電磁パルスを発生させ、大規模停電を起こしてしまう。政府はその調査に危険な人物と知りながらドクターロボトニックを派遣する。これにソニックは慌てトムの納屋で新しい惑星へ移動する準備をしていたところを、トムに見つかり麻酔銃で撃たれてしまう。そこからソニックとトムの逃亡劇が始まるのだった。・映画おすすめ 感想
ゲーム原作の映画。ゲーム原作の映画というのは、漫画、アニメを原作とした映画同様、一歩間違えると、ひどいありさまになる。しかし本作は公開前にソニックの顔の修正問題があったりしたものの、よくできた映画になっている。ゲームのアイテム、おなじみの光景などをうまく映画に落とし込んでいる。それでいて現台風のアレンジも加えられており、素晴らしい出来になっている。家族で楽しめる映画であり、続編も期待できる映画だと思えた。監督 ジェフ・ファウラー(英語版)脚本 パトリック・ケイシー(英語版)ジョシュ・ミラー(英語版)原作 『ソニックシリーズ』中裕司大島直人安原広和製作 ニール・H・モリッツトビー・アッシャー中原徹伊藤武志製作総指揮 里見治里見治紀前田雅尚ナン・モラレスティム・ミラー出演者ジェームズ・マースデンベン・シュワルツティカ・サンプタージム・キャリー
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恋人とのギリシャ旅行の幸せは一変する
「ベケット」
評価:★3.5
・映画おすすめ 物語
恋人とギリシャ旅行を楽しんでいたベケット。デモ集会が行われることから、ホテルを変更するべく、山道を走っていた。しかし居眠りをしてしまい、事故を起こしてしまう。病院に運ばれ、言葉がわからないままに恋人の安否を気にする。警察で事故現場に赤毛の少年と女性がいたのを目撃したことを伝えた。そこから彼の命は狙われるようになった。逃亡する中で、なぜ自分の命が狙われるのか、探っていくベケットであった。・映画おすすめ 感想
テネットの俳優が主演とあり、難解な映画かと思いきや、見やすかった。逃亡劇であり、しかも言葉が通じないギリシャ。あまり見ることのないギリシャの街並みが見られる貴重な映画である。逃亡劇も思わぬ真相と、一般人の一線を越えた時の覚悟が見られる映画。監督フェルディナンド・シト・フィロマリノ出演者ジョン・デヴィッド・ワシントンアリシア・ヴィキャンデルボイド・ホルブルックヴィッキー・クリープスダフネ・アレクサンダー
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27年ごとにこの町では何かが起こる
「IT それが見えたら、終わり。」
評価:★4,8
・映画おすすめ 物語
ある雨の日。ジョージは兄に作ってもらった紙の船を雨水に流して遊んでいた。しかし下水道に流れてしまった船。すると下水道から声が聞こえてくる。そこにはペニーワイズと名乗るピエロがいた。言葉巧みに下水道へジョージを引きずり込み、その日、ジョージを行方不明となる。それからしばらくして、ジョージを探す兄は、学校でいじめられている仲間たちとともに、ある事実にたどり着く。この町にはピエロが27年ごとに現れ、災いを起こすのだと。・映画おすすめ 感想
スティーブンキングの代表作ともいえる有名な作品である。一度、管理人はドラマ版を見たことがあるが、あれも怖かった。ピエロが悪夢を連れてくる。この恐怖は他のホラー映画にない、すごい怖さを感じさせる。個人的にはバスルームの血まみれシーンがすごいと感じた。ホラー映画興行収入歴代一位はやはり伊達ではない。監督 トミー・リー・ウォーレス脚本 トミー・リー・ウォーレスローレンス・D・コーエン出演者 ティム・カリー音楽 リチャード・ベリス
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ゾンビがいるけど楽しい暮らし
「ゾンビランド ダブルタップ」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
タラハシー、コロンバス、ウィチタ、リトルロックの4人が、ゾンビがあふれる世界で出会って10年。ホワイトハウスに巣くうゾンビを一層した4人は、ホワイトハウスを家としていた。その中でタラハシーはウィチタへの想いを結婚という形であらわす。しかし翌日、ウィチタとリトルロックの姉妹は姿を消してしまう。一か月後、別の生き残りのモールで発見したタラハシーとコロンバス。タラハシーは彼女にふたれたことで、その生き残りの彼女と肉体関係を結んだ直後、ウィチタが帰ってくる。リトルロックがヒッピーと逃げたから探してほしというのであった。・映画おすすめ 感想
ゾンビ映画とは本来、恐怖の象徴であり、近年でも多くのゾンビ映画が製作されている。本作はその中でも秀作中の秀作だろう。コメディ要素、アクション要素、恋愛要素が絶妙にバランスが取れている。一作目からバランスのいい映画ではあったが、本作はそれにさらに輪をかけてバランスがいい。面白い映画である。監督 ルーベン・フライシャー脚本 レット・リース(英語版)ポール・ワーニック(英語版)デヴィッド・キャラハム(英語版)製作 ギャヴィン・ポローン(英語版)製作総指揮 ポール・ワーニックレット・リースレベッカ・リヴォルーベン・フライシャーデヴィッド・バーナドジャック・ヘラーダグ・ベルグラッド出演者ウディ・ハレルソンジェシー・アイゼンバーグエマ・ストーンアビゲイル・ブレスリンロザリオ・ドーソンゾーイ・ドゥイッチアヴァン・ジョーギアルーク・ウィルソントーマス・ミドルディッチ
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孤独な男の儚い夢
「ストーカー」
評価:★4,5
・映画おすすめ 物語
長年、写真現像の仕事をするサイは、孤独な男だった。スーパーの現像担当をしている彼は、ヨーキン一家となじみになる。幸せな家族の在り方に憧れ、店の備品を子供に勝っに挙げたり、写真を焼き増しして部屋に飾っていた。それが上司にバレ、クビになってしまう。その直前、ヨーキン一家の夫が浮気している写真を見つけてしまい、それを奥さんの写真の中にまぎれこませる。しかし夫婦間に何も起こることがなく、サイはさらに過激なことをするべく、夫の浮気現場に突撃して、ナイフで過激な写真を強制するのだった。警察も彼にめをつけ追っていたのだった。・映画おすすめ 感想
ロビンウィリアムズの演技が迫ってくる。普段、コメディアンとして演技をしているロビンウィリアムズ。それがストーカー役をするだけで、ここまで恐ろしいことか。そしてこんなにも悲しいことか。この映画は空っぽな男がどんなに望んでも手に入らない物に手を伸ばすお話。監督 マーク・ロマネク[1][2][3]脚本 マーク・ロマネク製作 パメラ・コフラークリスティーン・ヴェイコンスタン・ヴロドコウスキー製作総指揮 ジェレミー・W・バーバーロバート・B・スタームジョン・ウェルズ出演者ロビン・ウィリアムズコニー・ニールセンマイケル・ヴァルタンゲイリー・コールエリク・ラ・サル
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受け継がれるハンターの想い
「モンスターハンター レジェンドオブザギルド」
評価:★4,2
・映画おすすめ 物語
ハンターたちが大海原をいく船で話していた。そのなかの1人のハンターが話し始めた。それは自分がまだハンターでもなかったころの話。小さい村でハンターのように仕事をしていた彼はある日、筆頭ハンターと出会う。彼はすべてのモンスターの頂点に立つ古龍が村に迫っていることを告げる。村から避難することを進めるが、村人たちは行くところがないと村にとどまった。彼もまた、村を守ることを宣言する。そこで筆頭ハンターは古龍討伐をするべく、信号弾を上げ、ハンターたちを集め、戦いに備えるのだった。若きハンターは果たして古龍を倒すことができるのか。・映画おすすめ 感想
モンスターハンターのフルCG映画である。実写版が公開され、好評だったこともあり、こちらも期待してみた。ゲームの設定がわからなくても、今作は楽しめる映画となっており、フルCGはゲームを見ているようである。難点をいうのならば、迫力に欠けるところだろうか。もっと戦闘シーンを長くしてもよかった気もする。カプコンがこれをシリーズ化するかはまだ未定だが、全世界的人気コンテンツなので、次回作も期待したい。監督スティーブン・F・ヤマモト製作デビッド・コールマン製作総指揮ジョシュア・ウェクスラー脚本ジョシュア・ファイン音楽デビッド・ワースト エリック・ワースト監修辻本良三 藤岡要 川野隆裕 アンドリュー・アルフォンソ
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呪いの始まり
「アナベル 死霊人形の誕生」
評価:★4,8
・映画おすすめ 物語
養護施設を転々とするシスターが面倒をみる子供たちは、ある夫婦が営む養護施設へと入居する。その家では奥さんが数年前に事故で歩けなくなり、娘がいたが車にひかれる最後を遂げていた。そんな事情を知らない子供のうちの1人が、亡くなった娘の部屋へ入る。入るなと言いつけられていたのに入ったことで、ある鍵を発見する。その鍵は壁の隠し部屋の鍵であり、そこを開けると一つの人形が座っていた。それは悪魔を放った瞬間であった。・映画おすすめ 感想
死霊館シリーズのスピンオフシリーズ、アナベル人形の誕生を描いた本作。日本でもそうだが人形とは霊が集まりやすいものであり、特にこの人形はそうである。死霊館シリーズは実話をもとにした物語であるが、本当にアナベル人形は実在するのか。もし実在するのであれば、悪霊の依り代となるものに違いない。
シリーズ
アナベル 死霊館の人形
アナベル 死霊博物館
監督 デヴィッド・F・サンドバーグ脚本 ゲイリー・ドーベルマン製作 ピーター・サフランジェームズ・ワン製作総指揮 リチャード・ブレナーウォルター・ハマダデイヴ・ノイスタッターハンス・リッター出演者ステファニー・シグマンタリタ・ベイトマンルル・ウィルソンフィリパ・クルサード
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完璧なお隣さんは……
「Mr&Mrsスパイ」
評価:4,0
・映画おすすめ 物語
平凡な家庭で二人の男の子がいるジェフとカレン夫婦。子供たちをキャンプに送り出したその翌日、向かいの家にティムとナタリー夫婦が引っ越してくる。ティムは背が高く世界中を旅した経験と紳士な態度。ナタリーは美しく、どこか危険な香りのする女性だった。あまりの完璧さに、カレンは二人がスパイではないかと疑い始める。ジェフがそんなはずはない、と言っていた最中、ティムがくれたガラスの置物の中から盗聴器が出てくる。二人は本当にスパイだったのだ。・映画おすすめ 感想
倦怠期の夫婦に訪れた、最高の刺激。子供ができ、夫は安定した仕事、妻は家のことをやって、倦怠期の夫婦。セックスは子供に見つかる前に済ませる。そんな夫婦の前に現れた謎のスパイたち。それに巻き込まれた夫婦のドタバタは面白い。また女性陣がセクシーであり男たちが情けないという、このあり方がまたリアルであると感じた。笑ってスカッとできる映画である。監督 グレッグ・モットーラ脚本 マイケル・ルシュール製作 ローリー・マクドナルドウォルター・F・パークス出演者ザック・ガリフィアナキスジョン・ハムアイラ・フィッシャーガル・ガドット
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戦場に取り残されたアイルランド軍の実話
「ジャドヴィル包囲戦 6日間の戦い」
評価:★4,8
・映画おすすめ 物語
コンゴで大統領が暗殺され、新しい人物が政権を掌握、自らの国を樹立した。これに対し、国連は交渉役として特使を送ると同時にアイルランドの部隊を前線に配置した。しかしコンゴにはウラン鉱脈があり、それを守る軍隊とにらみ合いになる。装備も食料も少ない中、アイルランド部隊は戦闘に入るのだった。援軍を求めても援軍は来ず、政治的解決が優先された。その間にも戦闘は激しさを増していくのであった。・映画おすすめ 感想
事実は小説より奇なり。事実に勝ものはない。この映画が事実であるならば、国連は前線に戦ったことのないアイルランド兵士たちを見捨てたことになる。作中で上層部がいかに無能化が描かれており、疲弊していくアイルランド兵士たちが描かれている。またこの事件の最中、国連事務総長の乗った飛行機が撃墜されており、大きく世界史に刻まれている。アイルランド兵士たちは奇跡のように、死人を出すことなく、降伏し、一か月後には政治的解決で国に帰ることができている。しかし事件は歴史の闇に葬られていた。そういったことを世界に知らせるのもまた、映画の役目なのだろう。出演者ジェイミー・ドーナンマーク・ストロングミカエル・パーシュブラントジェイソン・オマラDanny Sapaniマイケル・マケルハットンGuillaume Canet
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通話で事件を解決しろ
「ギルティ」
評価:4,8
・映画おすすめ 物語
銃撃事件を起こしたことで、裁判を控えるアスガーは、一時的に通信指令室に回されていた。ドラッグ中毒者、けが人などの相手をする日々に、嫌気がさしていた。しかし裁判を翌日にしたある日、おびえた声で女性から通報が入る。彼女の状況からどうやら刃物を持った男に誘拐されたことが推察できた。急ぎ、パトカーの要請をするも、ナンバーがわからないと何ともできないといわれる。アスガーは誘拐された女性の携帯情報から家を割り出し、電話をかけ子供からの話で誘拐犯が旦那であるとわかる。今度は旦那の住所を調べ、車のナンバーをパトカーに伝える。しかし通信担当の役職を忘れ、彼は事件にのめり込み、解決しようと通信指令室の中で奮闘が始まった。・映画おすすめ 感想
通信指令室の中だけで繰り広げられる事件。本作は世界中の映画祭でいくつもの賞を取るほどの映画である。派手な展開はない。しかし通信指令室から出ないで事件が進行していく様は凄まじく、自然と手に汗を握るようになってくる。この映画のすごさはまさしく、部屋の中で事件が始まり終わることなのだ。優れた脚本。これは見事な映画である。監督 グスタフ・モーラー脚本 グスタフ・モーラーエミール・ニゴー・アルバートセン製作 リーナ・フリント製作総指揮 ヘンリック・ゼイン出演者ヤコブ・セーダーグレン(英語版)イェシカ・ディナウエ(英語版)ヨハン・オルセン(デンマーク語版)オマール・シャガウィー(デンマーク語版)カティンカ・エヴァース=ヤーンセン
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人の命は料理である
「南極料理人」
評価:★4,5
・映画おすすめ 物語
海上保安庁で料理人をしていた西村。仲間の料理人が南極基地に行くことになり、祝っていた。しかしその料理人は事故でケガをしてしまい、代わりに西村に白羽の矢が立った。嫁と娘は南極へ行くことに笑い、西村は渋々南極へ行くことに。そこでは個性豊かな観測員たちと、自由に観測をしながら生活をし、西村は毎日料理を作り続けた。・映画おすすめ 感想
どこまでが台本なのかわからなくなる。本作は肩の力を抜いて、笑いながら見るのが一番の映画である。ところどころ俳優陣のアドリブではないかと思われるシーンには、思わずにんまりしてしまう。また料理がうまそうに表現されており、この映画のだいご味である。そして家族に会いたくなる映画でもあるところが、また素晴らしい映画でもある。監督 沖田修一脚本 沖田修一原作 西村淳『面白南極料理人』『面白南極料理人 笑う食卓』製作 太田和宏川城和実春藤忠温町田智子近藤良英出演者堺雅人生瀬勝久きたろう高良健吾豊原功補音楽 阿部義晴
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愛する妻のために
「マリアンヌ」
評価:4,8
・映画おすすめ 物語
第二次世界大戦下。イギリス人工作員マックスは、ドイツの大使を暗殺すべく任務につく。そのパートナーとして選ばれたフランス人工作員マリアンヌと夫婦を装い、計画は着実に遂行していった。しかし二人は次第に惹かれ合い、ついには肉体関係を結ぶ。大使暗殺が成功したその時、マックスはマリアンヌに結婚を申し込んだ。イギリスへ帰った二人は結婚、娘をもうけ幸せな生活を送っていた。だがイギリス上層部に呼ばれたマックスは、マリアンヌがドイツのスパイであると知らされる。濡れ衣だ、と必死にマリアンヌの潔白の証拠を探すマックス。果たしてマリアンヌのは本当にスパイなのか?・映画おすすめ 感想
戦時下でなければ。悲恋とはいつも過酷な状況下で起こるものである。時代が違っていたならば、きっと二人は幸せになれたのではないかと思う。戦争とは愛さえも、家族さえも引き裂いてしまう。無慈悲で黒い、いやなものである。監督 ロバート・ゼメキス脚本 スティーヴン・ナイト製作グレアム・キングスティーヴ・スターキーロバート・ゼメキス製作総指揮パトリック・マコーミックスティーヴン・ナイトデニス・オサリヴァンジャック・ラプケ(英語版)ジャクリーン・レヴィン出演者ブラッド・ピットマリオン・コティヤールジャレッド・ハリスサイモン・マクバーニーリジー・キャプラン音楽 アラン・シルヴェストリ
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どんな戦争にも終わりなんてない
「ザ・ファイブ・ブラッズ」
評価:4,3
・映画おすすめ 物語
4人の退役軍人がベトナムへと入国した。目的は隊長だった男の遺骨回収と、戦時中に見つけた金塊をひそかに持ち帰ること。4人は父親をベトナム戦争で亡くしたコーディネーターの案内で、ジャングルへ入る。その間も彼らはいがみ合い、時には対立しながらも、前へ進んだ。そして金塊と遺骨を発見した彼ら。だがそれは死への帰り道の始まりだった。・映画おすすめ 感想
スパイク・リー節炸裂。本作の監督は黒人問題をテーマにすることの多いスパイク・リー監督である。表面上は金塊を取りに行く老人たちの物語だ。しかし物語にはしっかりと黒人の魂や、監督の思想がしっかりと寝ずいている。ベトナム戦争への想い、現代アメリカへの批判、神に対する慈悲。この映画は本当のベトナム戦争映画なのかもしれない。戦争はまだ終わっていないのだ。監督 スパイク・リー脚本 スパイク・リーダニー・ビルソン(英語版)ポール・デ・メオ(英語版)ケヴィン・ウィルモット製作 スパイク・リージョン・キリクベアトリス・レヴィンロイド・レヴィン製作総指揮 マイク・バンドリーバリー・レヴィンジョナサン・フィレイ出演者デルロイ・リンドージョナサン・メイジャーズ(英語版)クラーク・ピータースノーム・ルイスイザイア・ウィットロック・Jrチャドウィック・ボーズマン
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息子にはじめて会う父親は伝説だった
「ザ・ラスト・マーセナリー」
評価:★3,9
・映画おすすめ 物語
政治的例外で毎月莫大な金額が個人へと振り込まれていた。それは政府の誰もが容認していたことであったが、ある無能な職員がそれに気づき送金をストップしてしまう。それが事態を混乱に陥れた。送金相手は、伝説的工作員の息子への送金だったのだが、それを裏で画策し別の人物へ送金していたのだ。それを知らない息子は警察に追われる身となり、父親が帰ってくることになる。しかし生れてはじめての対面に父親であることを言い出せなかった。その間にも息子は次々と危険なめにあい、それを父が力づくで解決していくのであった。・映画おすすめ 感想
ジャンクロードヴァンダム久しぶりのアクション。往年のアクションスタージャンクロードヴァンダムが、久しぶりに体を使ったアクションを披露している。やはり年齢には勝てないところもある。だがそこはやはりとっても、すごい動きをするのに違いはない。コメディ色が強いので、見やすいアクション映画になっている。出演者ジャン=クロード・ヴァン・ダムアルバン・イヴァノフアサ・シラサミール・デカザ
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夢の中で犯人を捜せ
「ルシッド・ドリーム」
評価:★4,4
・映画おすすめ 物語
ジャーナリストのテホはどんな圧力にも屈しない、権力者泣かせの男であった。そんな彼にも癒しはあり、息子のミヌとの過ごす時間が宝物だった。休日、ミヌを連れて遊園地に出かけたテホ。しかしメリーゴーランドに乗っていたミヌが突然、いなくなってしまう。探そうとする彼は足に麻酔針が刺さっていることに気付き、意識を失うのだった。それから三年。テホは警察と共に息子の捜索を続けていたが手がかりがつかめないままだった。そんな時、夢の中で夢と理解しているルシッドドリームを使い、アメリカで事件解決した記事を発見する。彼は韓国のその専門家に会い、自分をルシッドドリームの中に入れてほしいと懇願するのだった。そこで彼は次々と手がかりを見つけていく。果たして息子は生きているのか。父親は息子に会えるのか。・映画おすすめ 感想
誰もが味わったことのある感覚。ルシッドドリームとは、夢の中で夢だと確信している状態のこと。確かにそれを使えば、夢で記憶をたどり、犯人にたどりつけるかもしれない。しかし映画を見ていると、都合よく、夢に介入できる人物が現れるなど、ご都合主義が見られる映画である。犯人も予想はしていたが、それが当たってしまうほど、直球のエンターテイメントである。監督キム・ジュンソン出演者コ・スソル・ギョングカン・ヘジョンユチョン(パク・ユチョン)パク・イナン
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人の怨念は人形に宿る
「恐怖人形」
評価:3.2
・映画おすすめ 物語
写真を趣味とする由利は、幼馴染の真人と写真を撮るのが何よりも楽しみだった。そんな二人のもとにある招待状が届く。それは赤い封筒に入っており、山奥のキャンプ場でのパーティーへの招待だった。参加するだけで10万円をくれるというその話に、疑いながらも二人は参加する。すると現地には昔、同じキャンプ場でサマーキャンプを行った面々が集まっていた。何が行われるのかわからないまま、夜を待っていた時、人形が突如現れ人を襲い始めるのだった。その人形はなんなのか。そしてなんの目的で面々は集められたのか。・映画おすすめ 感想
呪いの人形の話と思いきや。本作は恐怖人形と題していることもあり、確かに人形を題材にした物語になっている。しかしそれが人型サイズになったとき、少し笑ってしまう。人形らしさがなくなり、制作陣が目指していた、13日の金曜日のようなことになってくる。種明かしがされたとき、そういうことか、と納得はできる。しかし人形にこだわる必要性があったかは微妙である。本作で最も怖かったのは、人形を燃やされて泣き叫ぶ女の子である。あの慟哭は素晴らしいと感じた。監督 宮岡太郎脚本 奥山雄太青山悠希原案 宮岡太郎製作 茂木徹本郷達也平野貴之製作総指揮 今野義雄中西研二龍原正出演者小坂菜緒萩原利久萩原聖人
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何かがやってくる
「来る」
評価:★4,6
映画おすすめ 物語
会社では陽気で家庭でも愛妻家の田原は、実家の法事に帰った時、子供のころの記憶に気味の悪いものがあることに気付く。その後、子供が生まれ子煩悩の父親であったが、子育てブログにはまり、家庭を顧みなくなっていく。そのころから、田原家の周囲では不可解な現象が多発し、会社の後輩にまで影響が出てしまう。田原は友達づてにオカルトライターの田崎と知り合い、霊媒師の血を引きキャバクラ嬢と出会う。彼女のいう通りに訪問者を撃退しようとしたがそれが罠だった。田原は無残な遺体となって発見されてしまい、母子家庭となった妻は毎日に追われ追い詰められていく。キャバクラ嬢も次第に何かにむしばまれていく。そんな中、力の強いキャバクラ嬢の姉が現れ、それを対峙すべく、日本中から霊媒師を集め始めるのだった。・映画おすすめ 感想
豪華キャストで怖い映画。本作は原作通りに田原、田原の妻、オカルトライター田崎と主人公が入れ替わっていき、何か恐ろしいものに襲われていく映画である。恐ろしいそれは姿は現さず、必ず犠牲者は血まみれで発見されるという残忍さ。原作者はオリジナルの化け物を作った、と公言しているように、姿は見えない。だがそれが映画としては斬新というか、新しい気がした。見せない恐怖。これぞ、日本のホラーである。監督 中島哲也脚本 中島哲也岩井秀人門間宣裕原作 澤村伊智「ぼぎわんが、来る」製作 川村元気(企画・プロデュース)西野智也兼平真樹佐藤満(制作プロデューサー)製作総指揮 山内章弘出演者岡田准一黒木華小松菜奈青木崇高柴田理恵太賀志田愛珠蜷川みほ伊集院光石田えり松たか子妻夫木聡
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家計のために母は道を外れた
「群がり」
評価:★4.2
・映画おすすめ 物語
シングルマザーの彼女は、娘と息子を一人で養っていた。その方法は、高蛋白質のイナゴを小麦粉の原料として売ること。その養殖は小規模で、家計は常に火の車。彼女はイナゴを養殖することしか頭になあった。そんなある日、うまくいかないことに自暴自棄になった彼女は、イナゴの小屋で暴れ、転倒し、血を残した。するとイナゴはその血を吸い何と爆発的に繁殖したのである。それから彼女はあらゆる手でイナゴに血を与え、次第に事業は大きくなっていく。だが子供たちとの距離が次第に空いていくのを、彼女は気づかなかった。・映画おすすめ 感想
虫嫌いの人にはおすすめできない映画。イナゴは昔から害虫として知られ、群れで移動し、作物を食い荒らしてきた。旧約聖書にもイナゴの群れは不吉の前触れとなっている。そのイナゴの群れが人を次第に襲い始めるのだから恐ろしい。またそのイナゴにのめりこんでいく母親もまた、狂気である。淡々としながらもくるっていく日常。監督ジュスト・フィリッポ脚本ジェローム・ジュヌヴレフランク・ヴィクトル出演者スリアン・ブラヒムソフィアン・カーメマリー・ナルボンヌラファエル・ロマンステファン・カスタング
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今回はドミニクが裏切る
「ワイルド・スピード アイスブレイク」
評価:★4.6
・映画おすすめ 物語
ドミニクはレティとハネムーン代わりにハバナでバカンスを過ごしていた。そんな彼に近づいてきた女は、あるスマホの画像を彼に見せるのだった。同じころ、ボブスの元に極秘に持ち込まれた任務は、電磁パルス砲をドイツの反体制派の武器商人たちから奪えという作戦だった。ボブスはもちろん、いつも通りドミニクたちチームを集め、電磁パルス砲を奪うことに成功する。しかしドミニクは単独で電磁パルス砲を奪い、例の女のところへ届けるのだった。ドミニクの裏切りによりボブスは刑務所に投獄されてしまうも、そこで思わぬ人物と再会する。一方、ドミニクは自分の子供を産んだ女と子供を人質にされていたのであった。・映画おすすめ 感想
前作を吹っ切り、また帰ってきた仲間たち。前作の撮影中、ポールウォーカーの死という悲劇に見舞われたチームは、最後に彼への敬意を表していた。もうシリーズの断続は難しいと思っていたのだが、妹夫婦は今回は登場せず、ドミニクの裏切りという衝撃の展開になっている。またドミニクではなく、ボブスに焦点をあてたシーンが多く、作品を次第にドウェインジョンソンへシフトしてきている気がした。この後にスーパーコンボが公開されたことからも、人気なのは理解できる。次回作が最終作だという噂も流れているが、どうなることか動向が楽しみなシリーズである。監督 F・ゲイリー・グレイ脚本 クリス・モーガン製作 ニール・H・モリッツヴィン・ディーゼルマイケル・フォトレル製作総指揮 アマンダ・ルイスサマンサ・ヴィンセントクリス・モーガン出演者ヴィン・ディーゼルドウェイン・ジョンソンジェイソン・ステイサムミシェル・ロドリゲスタイリース・ギブソンクリス・“リュダクリス”・ブリッジスナタリー・エマニュエルスコット・イーストウッドカート・ラッセルエルサ・パタキーシャーリーズ・セロン
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まだまだ彼は生き続ける
「13日の金曜日8 ジェイソンNYへ」
評価:4,3
・映画おすすめ 物語
クリスタルレイクにクルージングに来ていたカップルの船のいかりが、送電線を切断したことによって、三度復活したジェイソン。カップルを殺害すると、クルーザーの中にあったホッケーマスクをかぶるのだった。クルーザーはそのまま近くの港へ向かう。港では修学旅行でニューヨークに向かおうとする学生たちを乗せた船が出航を待っていた。ジェイソンはその船に乗り込み、船は出航する。それからジェイソンは若者たちを次々に殺害するのであった。・映画おすすめ 感想
さすがにマンネリ化は避けられない。ジェイソンの復活は電気というのが定番化してきて、殺してもしなないというのも定番となってしまった。前作ではそれでも超能力者ティナとの対決もあったものの、本作に関してはそれもなく。若干、コメディになってきているところもあった。シリーズは一応、ここで完結し、次作からは全く別のジェイソンとなっていく。監督 ロブ・ヘデン脚本 ロブ・ヘデン製作 ランディ・チェヴェルデイヴ音楽 フレッド・モーリン撮影 ブライアン・イングランド
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悪魔を払うには悪魔が必要
「マークオブザデビル」
評価:★3,5
・映画おすすめ 物語
メキシコの小さい村で子供の悪魔祓いを行った。しかし子供は死んでしまい、神父がその遺体を引き取った。だが車の中で目覚めた子供を神父は放り出して逃げてしまう。子供は神父の後を追い、殺してしまう。そこを別の神父に助けられ、彼は成長した。ところが彼の悪魔祓いの現場に放置されていたネクロノミコンが30年後、ある大学教授にわたってしまう。その娘たちは遊び半分でそれを読んでしまう。すると娘たちに異変が起き始めるのだった。・映画おすすめ 感想
エクソシスト系映画。主人公は悪魔に憑依されたままのエクソシスト。タバコも酒も女も好む。さらに人間も食べる。コンスタンティンに似ているが、こちらの方がよりグロいかもしれない。ネクロノミコンが登場したのでクトゥルフ神話を題材にした映画かと思いきや、そうでもない。そこは少し残念なところだ。せっかくネクロノミコンが登場したのであれば、クトゥルフ神話をもっと生かしてほしかった。監督ディエゴ・コーエン脚本Ruben Escalante Mendez出演者ドゥニア・アレクサンドララミ・キャバゾスラウラ・デ・イタジョルジ・アドリアン・エスピンドラオマー・フィエロ
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戻ってきたのは誰なのか
「グットナイト・マミー」
評価:★4,2
・映画おすすめ 物語
一軒家に住む双子には母親がいた。美しいその母親は、ある日、顔に包帯を巻いて戻ってくる。双子はいつものようにふるまうが、母親の様子はおかしく、何かが違う。双子は母親に次第に不信感を抱き始める。そして寝ている間に手足を縛り、母親はどこなのかを問い詰めるのだった。・映画おすすめ 感想
恐怖の対象が次第に変化していく。この映画、上記のように、包帯で顔を覆った母親が恐怖の対象として登場する。何かおかしく、双子につらく当たる。しかし次第に母親を不審に思う双子が不気味に見え始める。後半は母親ではなく、双子の方が恐怖の対象となっていく。ラストはそれぞれの解釈に任せるおちなのに、どうとるかはあなた次第。監督セヴェリン・フィアラヴェロニカ・フランツ脚本ヴェロニカ・フランツセヴェリン・フィアラ出演者ルーカス・シュワルツエリア・シュワルツスザンネ・ヴェストハンズ・エッシャーElfriede Schatzカール・ポーカーGeorg Deliovskyクリスチャン・スタインドルクリスチャン・シャッツErwin Schmalzbauer
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ジェイソンはなんども復活する
「13日の金曜日7 新しい恐怖」
評価:★4.1
・映画おすすめ 物語
ティナが10歳のとき、一家はクリスタルレイクに住んでいた。
父が母を殴る様子を見て、ティナは怒りを覚えた。
その時、彼女に念力がやどり、父を湖に落とし殺してしまう。
そのトラウマを抱えたまま、大人になった彼女は、母と主治医と一緒にまたクリスタルレイクを訪れる。
隣の家では若者たちがパーティーを開いていた。
彼女もそこに誘われるが馴染めない。
しかもホッケーマスクの男が頭にちらつく。
ジェイソンが念力でクリスタルレイクから復活していたのだった。
そしてまた殺戮が始まる。
・映画おすすめ 感想
前作で墓場から雷で蘇ったジェイソン。
今回は念力で復活する。
とうとうジェイソンに対抗する超能力が現れた。
もはや最後はジェイソンとティナのバトルになっていく。
しかしジェイソンはまだ終わらない。
まだまだシリーズは続いていく。
- 監督
- ジョン・カール・ビュークラー
- 脚本
- ダリル・ハネイマヌエル・フィデム
- 音楽
- ハリー・マンフレディーニフレッド・モーリ
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夢をかなえる勇気の一歩
「フラッシュダンス」
評価:4,2
・映画おすすめ 物語
昼は解体現場で働き、夜はバーでダンサーとして踊るアレックス彼女には夢があった。バレー団に入り、バレリーナになること。しかしそれには試験を受ける必要があった。それを怖がる彼女。そんな彼女の前に現れたのは、製鉄所の社長だった。彼は彼女のそばに寄り添い、彼女の才能に惹かれた。そして彼女の背中を押すのだった。・映画おすすめ 感想
ダンス映画。この映画は恋愛映画や青春映画の側面をもちつつも、主人公はもちろん、周りの人々がダンスを踊るダンス映画になっている。また映画の中で音楽が多用され、耳で聴く映画になっている。流しているだけで心地のいい映画である。監督 エイドリアン・ライン脚本 トム・ヘドリージョー・エスターハス原案 トム・ヘドリー製作 ドン・シンプソンジェリー・ブラッカイマー製作総指揮 ジョン・ピーターズピーター・グーバー出演者ジェニファー・ビールスマイケル・ヌーリーシンシア・ローズ音楽 ジョルジオ・モロダー
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