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メリエス監督の映画マジックを詰め込んだ作品
「千夜一夜物語」
・映画おすすめ 感想
メリエス監督の演出方法をいかんなく発揮した名作の映画化である。
本作は恋人を奪われた男が女神の導きで大金持ちになる物語、千夜一夜物語を題材にしている。
その演出手法は豪華なセット、大人数による群集劇、編集によるあらゆるセットチェンジ。
メリエス監督が得意とするところである。
さらに火花を使った演出も得意とする監督ならではの派手な火花の演出もみものである。
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女は女のけじめがある
「極道の妻たち2」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
バブル景気に沸く大阪の土地を仕切る重宗組は、開発業者の嫌がらせに会う。しかしそれがダミー会社であることを知らされた組長の妻、遊紀は若い衆にダミー会社を調べさせる。すると萬代組が裏で糸を引いていることが分かった。萬代組は次に組長と幹部を襲撃する。遊紀の夫、組長は無事であったが幹部は命を落としてしまう。これもまた萬代組の仕業であると知った遊紀は萬代組に乗り込んでいくが、逆に組長が二億円の借金をしていることを知らされる。支払えない場合は重宗組を売ってもらうことになる。金策に走る遊紀は、徳島の知り合いのところへ向かう。そこで元ヤクザの刑務所帰りの男木本と出会う。その場で賭けポーカーをして遊紀は大金を手にする。だがそれが木本のいかさまであることをしるが、知り合いのママに金に困っていることを知って諭される。大阪へ帰った遊紀のもとへ木本が海外に行く前に会いに来る。そして二人は体を重ねるのだった。ところが木本には刑務所に入る前に付き合っていた女性麻美がおり、その間には娘が産まれていた。偶然、出会った二人。木本は麻美とまた暮らすためかたぎになることを決意する。けれどそこにもまた、萬代組の横槍が入る。遊紀の方は組長が癌で余命わずかと聞かされ、ますます金が必要になってくる。そこで二人は全国を回り賭博で金を稼ぐことにするのだった。・映画おすすめ 感想
一作目も岩下志麻から主役が十朱幸代に変わり、物語も一新された。かたせ梨乃だけは続投となるも、役柄はまるで違い、元ヤクザの男に惚れる女の役を演じている。当時、任侠映画は下火になっていた。だが本シリーズが任侠映画を再び、映画界に戻したのも事実であり、東映は任侠映画を辞める、と公言しながらも本シリーズだけは断続して続けている。今でも一定の需要がある任侠映画。そこで脇役である妻、女たちを主役にした映画は、当時としてはセンセーショナルであり、新鮮であったのだろう。監督 土橋亨脚本 高田宏治原作 家田荘子(文藝春秋刊)出演者十朱幸代村上弘明かたせ梨乃藤岡琢也神山繁
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メリエス監督のテクニックが向上していると分かる映画
「黒い悪魔」
・映画おすすめ 感想
物語は黒い悪魔がホテルの部屋に寝ている。
そこへ泊り客がやってきて、追い出すためにいたずらをする、という単純なものだ。
しかしそのいたずらがすごい。
タンスを消してテーブルの上へ。
さらにテーブルの上にテーブルを乗せ、最後は消し去る。
椅子を消し足り無数に増やしたり。
おそらくこの辺は編集技術で行っているのだろうが、物が消したり増えたりする際、当時はカメラを止めることで、人がどうしても動いて、シーンのつなぎ目がわかってしまう。
それが本作では極力つなぎ目が分からないようになっている。
これはメリエス監督が何か新しい手法をあみだしたのかもしれない。
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ある瞬間、人は被害者から加害者へ変わる
「オールナイトロング2」
評価:★3,7
・映画おすすめ 物語
オタクでロリコン、パソコン通信と美少女フィギュアを趣味とする高校生の野田は、夏休み中、フィギュア作成にいそしんでいた。そんな野田は不良グループに卑劣ないじめ、暴力、恐喝を受けていた。主犯は野田の同級生の平田。平田はいつも白い服を身にまとい、男色を好んでいた。ある日、野田は平田に呼び出され、平田の家にいった。そこで豪華な食事をしていた時、一人の女性が連れてこられる。女性は不良グループにレイプをされ続け、さらに食事も満足に与えられておらず、その場にある料理を平田の命令通りに食べ始めるも、平田は頭から牛乳をかけ、女性を罵倒する。そして暴力を振るわれる女性を見ながら、野田はなぜか笑みを浮かべるのだった。その後、パソコン通信で知り合った友達と野田は家でパーティーを開いていた。そのうちの一人が彼女を呼び、パーティーは盛り上がっていると、そこに平田が不良たちを引き連れて、金のむしんにくる。すると女性が部屋の中にいることを知った不良たちは、野田の家に居る全員を拉致、平田の家へ連れてくる。女性は薬を注射され、彼の前でレイプされ、パソコン通信で知り合ったもう一人の友達は、不良にナイフでいたぶられてた。それを見ていた野田の中で何かが変わっていくのだった。・映画おすすめ 感想
エログロが苦手な方にはおすすめできない映画です。本作はその最初である「オールナイトロング」から映倫に審査を断られるほど、残酷描写が話題となった作品である。しかも一作目のパッケージの裏には、監督の挑発的なメッセージが書かれているなど、過激な作品であった。その第二弾である本作は、当時のオタクをテーマにしており、残酷描写がさらに過激になり、もちろん映倫からは審査を断られてる。それでも根強いファンがおり、シリーズは断続することになる。これは当時、一部で流行していた鬼畜系、悪趣味ブームを愛好する人々が本作に流れてきたのではないかと考える。鬼畜系、悪趣味ブームとは、90年代に透かした雰囲気に、あえて悪趣味をぶつけて人間の本質をむき出しにするものであり、本作はまさしくそういったものがある。被害者である主人公野田は、いつしか加害者へと変貌していく。それは人の本来もっている暴力性は、ほんのひと押しで現れるという意味ではないかと思われる。ただ何度も言うように、エログロが苦手、嫌いな方にはおすすめしない。監督 松村克弥脚本 松村克弥製作 大映製作総指揮 池田哲也出演者遠藤雅高橋将仁角松かのり
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その時代を切り取る記録映画
「ニューヨークの地下鉄」
・映画おすすめ 感想
この時代、まだ記録映画が製作されており、メリエス監督を筆頭とするエンターテイメント映画と並んで、人々を楽しませていたことだろう。
本作は1900年代初頭のニューヨークの地下鉄を走る列車を追っている。
今とは全く違う列車の形状に地下鉄ホームの様子。
これは素晴らしい記録映画だ。
大都会とは成長をやめない存在であり、今も成長を続けている。
その中にあり記録を残しているからこそ、当時の様子が見て取れるのだ。
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その子供は悪魔だった
「ダニエル 悪魔の赤ちゃん」
評価:★3,5
・映画おすすめ 物語
ダニエルとレノアの間には赤ちゃんが産まれようとしていた。そのためにレノアは大学を辞め、ダニエルと足の悪いダニエルの弟と共に暮らすことになる。しかし予定日一か月前にレノアは産気づいてしまい、急ぎ病院へ駆け込む。ところが帝王切開の手術をした手術室は血まみれであり、医師や看護師は命をなくしていた。ただ麻酔で眠らされていたレノアと生まれたばかりの赤ん坊、ダニエルだけがその場にいた。警察は病院をくまなく捜索するも、犯人は発見できず、少し遅れたが、ダニエルは二人の元へ帰ることができた。これでようやく幸せな生活ができると思った矢先、レノアは衝撃の光景を目の当たりにする。ダニエルがベッドを抜け出し、鳩を捕まえ、食べていたのだ。そのほかにも森の小動物を捕まえては、その肉や血を喰らっていた。レノアはそれでも大事な我が子を奪われる恐れがると、誰にもそのことを話さなかった。そして事件は起こる。警察が手配した心理カウンセラーのカウンセリングで、手術室で何が起こったのか聞き出そうとしていた。それを拒むレノアのもとを訪れたカウンセラーが、車の中でダニエルに襲われ、無残な死にかかたをしたのだった。レノアは妊娠中、ネットで購入した謎の薬を友達から勧められ飲んでいた。・映画おすすめ 感想
赤ちゃんとは尊い物。本作は70年代に制作された映画のリメイク版である。赤ちゃんというところに着眼点を置いたすごいストーリーラインになっている。乳飲み子が人を襲う。しかも無残な形で。これは今まで見た映画の中でも斬新な映画の1つになった。監督 ジョセフ・ラスナック脚本 ラリー・コーエンポール・スポーシージェームズ・ポートルース原案 ラリー・コーエン製作 モシュ・ディアマントロバート・カッツマーク・トベロフ
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差別は古から今に至る
「クレプトマニアック」
・映画おすすめ 感想
本作は全面に差別意識を出した映画である。
金持ちの婦人が商品の不備を訴えることになる。
貧乏人の母は娘のために食料を盗む。
二人は同じ日に、同じ裁判所で裁きを受ける。
しかし金持ちの婦人の訴えは認められ、貧乏人の母の訴えは退けられる。
最後に女神が現れ、その手に持つ天秤は傾いているというもの。
聖書の時代から差別、偏見は続いてきた。
この映画が製作された時代も今も、何ら変わりはない気がする。
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新しい世界が恐怖に包まれる
「サイトレス」
評価:★3,9
・映画おすすめ 物語
バイオリニストのエレンは、昔は人気だったが今は、夫とももめて離婚し、離れた兄とも疎遠になっていた。ある日、道端で何者かに襲われたエレンは、運ばれた病院で診察を受けると、目に浴びせられた化学薬品の影響で目が見えなくなっていた。ショックとどうしてばよいの分からない不安の中、刑事に事件の概要を説明する。兄が用意した部屋にしばらくは滞在することになり、ヘルパーのクレイトンと知り合う。しかし新しい世界に慣れないエレンは、クレイトンに冷たく当たる。それでも根気強くクレイトンはエレンに寄り添い、次第にエレンのことを好きになっていく。エレンはそれよりも通気口から隣の部屋の喧嘩の声に、女性が危険なめにあっているのではないか、彼女を家に招く。彼女は40代だというが、顔を触ると傷があり、明らかに20代だった。クレイトンも隣の家の住人は40代だといい、傷口も昔の物だという。何が現実で何が嘘なのかだんだん分からなくなってきたエレンは、ついに自殺にまで追い込まれるのだった。窓から飛び降りた彼女。だがそこはクッションに囲まれた映画のセットのようなところだった。・映画おすすめ 感想
面白い演出をする映画である。本作は主人公が目が見えないということもあり、観客が見ているものが、実際の物とは限らない。彼女が色を聞いて、相手が答えると、鳥や壁の色が変化する。また窓の外の風景も説明されたことで変化するという、まさしく目の見えない人の主観に立った演出をしている。物語も最後まで予測がつかず、どこからが真実なのかも分からなくなってくる映画である。監督クーパー・カール脚本クーパー・カール出演者マデライン・ペッチアレクサンダー・コックディセンバー・エンスミンガーリー・ジョーンズ
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ダム一家とその犬の物語
「ダム一家とダム犬」
・映画おすすめ 感想
本作の始まりはダム一家の紹介から始まる。
これはファミリードラマのオープニングに似ていて、おそらくはここが原点なのだと思われる。
次に食事シーンが始まるのだが、家主の椅子に犬が座っている。
それを家主が追い払うも椅子にかじりつく犬。
さらに次にまた家主の椅子に座っている犬をどける家主。
犬はどこかへ行ってしまい、家族だんらんの食事を始める。
だがそこに犬が戻ってきて、テーブルクロスを噛み、引きずっていく。
テーブルの上の食事は全部だめになる。
これはシットコムの元祖にも見える映画だ。
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息子が目撃した事件
「ドメスティック・フィアー」
評価:★3,9
・映画おすすめ 物語
船づくりを生業とするフランクには、離婚した元妻との間にダニーという息子がいた。ダニーは何か家庭内で変化が起こると、事件を起こしては、警察の厄介になっていた。そんなダニーの母親は別の男リックと結婚することになる。リック町の人に認められる優秀な男で時の人だった。しかしリックとダニーは馬が合わず、その上、母親の妊娠で、ダニーは混乱していた。そしてフランクのところへ向かうべく、同じく町へ行くリックの車に隠れて乗り込んだ。リックは結婚式にふいに現れた昔の友達を空港まで送る予定になっていた。だがリックは車の中でその男を殺してしまい、ダニーはそれを目撃するのだった。ダニーはすぐにフランクにそのことを話すも、これまで何かがあると嘘をついてきたダニーを誰も信用しようとしなかった。けれどフランクは一度は信じなかったダニーを信じ、独自に調べ始めると、リックの友達が逮捕歴があることが分かったのだった。フランクはリックの正体にたどり着くのだが。・映画おすすめ 感想
家庭内でゴタゴタが起こると、子供は常に犠牲になる。本作はそんな子供が再婚相手の殺人を目撃するという面白い視点で描かれる。しかもこれまで嘘をついてきた、いわゆるオオカミ少年というわけである。だから誰も信用しない。自分の母ですら信用しないのだから、孤独になるのは当然である。子供の気持ち、それを信用しようとする父親。愛情を感じることのできる映画である。監督 ハロルド・ベッカー脚本 ルイス・コリック製作 ハロルド・ベッカードナルド・デ・ラインジョナサン・D・クレイン出演者ジョン・トラボルタヴィンス・ヴォーン
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メリエス監督渾身の超大作
「不可能世界への旅」
・映画おすすめ 感想
メリエス監督の有名な映画に月へ旅をしに行くという映画がある。
それが映画史では最初のSF映画とされている。
本作はそれをさらに拡大した映画になっている。
偉い人たちが地球からどうやって旅立つかを議論するなか、一人の科学者が潜水艦型の装置を提案し、実際に建造を始める。
そして宇宙へは飛行船をくっつけた列車で飛び立っていく。
それはまさしく銀河鉄道そのものである。
さらにメリエス監督おなじみの顔のある惑星。
今回は太陽に顔がありその口の中に列車が入っていく。
そこから海底への旅へと続く、豪華な演出と舞台装置の映画である。
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富を求める代償
「悪魔に呼ばれる前に」
評価:★4,2
・映画おすすめ 物語
かつて不動産王とまで言われた父を持つアルフィだが、父が女優と再婚したことで、疎遠になっていた。母の死を乗り越えられず、義理の兄弟ともあまり仲がいいとは言えない生活を送っていた。そんな時、疎遠の父が病院に担ぎ込まれたという。急ぎ、父のところへ向かうと、そこには疎遠になっている義理の家族もそろっていた。父の様子を見ると、体の一部は壊死しており、脳卒中の疑いもあるという。アルフィは一人、父に恨みを口にしていると、そこにおぞましい老女が現れる幻覚をみる。しかしその直後、目覚めた父は義理の姉妹に襲い掛かり、口から黒い液体を吐き出すのだった。そのまま、また父は昏睡状態に陥る。父の遺産と言えるのは古い別荘だけで、そこの鍵を見つけたアルフィは別荘へ向かう。昔の思い出の品を見ていると、そこに義理の母を中心とする家族も見分に来ていた。とにかく金目の物を探す義理の母。すると地下につながるお札が貼られ、厳重に閉められていた扉を、義理の弟が強引に開く。その時だった。義理の母が突然別人のように変わり、家族を襲い始め、土砂降りの中、山の中にへ消えていったのだった。そこからアルフィたちの地獄が始まる。・映画おすすめ 感想
インドネシア映画は熱いとは知っていたが、ここまでのホラー映画を作るとは見事である。近年のハリウッド映画のマンネリ化に不満を抱いていた身としては、この過激さは欲していた映画である。映画冒頭で、巫女に富の代わりに家族の魂を与える約束をしてしまう。そのことから、この物語の根幹をなす酷いことが次々と起こっていくのだが。やはり父親は父親であったとみていて、そう思った。家族を犠牲にしてまで、富を欲する人などいない。監督ティモ・ジャヤント脚本ティモ・ジャヤント出演者チェルシー・イスランペフィタ・ピアースサモ・ラファエル
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メリエス監督のまたまた新しい手法
「生きているトランプ」
・映画おすすめ 感想
本作はメリエス監督がマジシャンとなり、最初、観客に訴えかけるシーンがある。
これはこれまでになかったメリエス監督の新しい手法だ。
現代でも観客に話かける映画はいくつかあるものの、この時代では珍しい。
トランプを大きくして、等身大のトランプへ拡大する。
そこからクイーンが登場し、再び戻っていく。
さらに次はキングが等身大のトランプとなり、飛び出してくる。
そのあと、これまでにないメリエス監督の驚く手法、手品が披露されるのでこれは面白い。
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人は触れてはならない世界がある
「MEG・ザ・モンスター」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
海難救助を仕事とするジョナスは潜水艦がなにかに襲撃され動けないところへ、海底救助に向かう。しかし仲間が動けなくなっているのを助けに向かおうとした時、またしてもなにかが襲ってきたことに危機感を感じ、仲間を見捨てる決断をするのだった。タイの田舎に引き込もったジョナスは毎日、飲んだくれの日々を送っていたが、元奥さんが海底調査中に動けなくなったことを聞きつけ、海底生物研究施設へ向かう。そこの所長の娘スーインが先に救助に向かっていたが、海底に現れたのは巨大なサメ、メガロドンだった。ジョナスは急ぎ、元妻と研究者を救助するが、一人が犠牲となり彼らは研究施設に帰還する。メガロドンの存在を主張し続けてきたジョナスの意見は無視され続けてきたが、それが証明されたと同時に、研究施設が危険な状態にあることが分かった。さっそく船を出しメガロドンを麻酔で殺害する作戦を計画するも失敗し、犠牲者がまた出てしまうのだった。出資者のモリスは各国へ警戒を促すとともに、研究施設の閉鎖を決定、一人先にヘリで帰るのだった。だがモリスは各国へ警戒などしておらず、裁判を起こされることを恐れ、秘密裏にメガロドンを殺害しようとしていた。それはしかし失敗に終わり、メガロドンは近隣国の人で賑わう浜辺へ向かっていた。被害を阻止すべく、ジョナスたちは音波でメガロドンをおびき寄せ、殺害する計画を立てるのだった。・映画おすすめ 感想
米中合作のサメ映画である。世の中にサメ映画は数あるが、ここまで予算をかけたサメ映画はないだろう。しかもメガロドンという太古のサメが生きているという設定は、B級映画によくある設定である。それをジェイソンステイサム主演で映画化するのだから、公開当時は驚いた。映画の内容としてはモンスターパニックであり、これをなぜサメにしたのか不思議な映画であった。エイリアンでも、タコでもなんでもよかった、というかその類の映画は山のようにあるのに、なぜメガロドンにしたのだろうか。案の条、便上映画がB級映画で作られるなどされている。監督 ジョン・タートルトーブ脚本ディーン・ジョーガリス[1]ジョン・ホーバー[1]エリック・ホーバー[1]原作 スティーヴ・オルテン(英語版)『Meg: A Novel of Deep Terror』製作ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラコリン・ウィルソンベル・エイブリー製作総指揮ジェラルド・R・モーレンチアン・ウェイランディ・グリーンバーグバリー・オズボーン出演者ジェイソン・ステイサムリー・ビンビンレイン・ウィルソンルビー・ローズウィンストン・チャオクリフ・カーティス
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メリエス監督が新手法に挑戦した映画
「ザ・マーメイド」
・映画おすすめ 感想
メリエス監督はこれまでフィルム合成や編集による多彩な喜劇を中心とした商業映画を作ってきた。
本作は映画手品から始まる。
一人の男が帽子の中に水を注ぎ、そこから魚を釣り上げる。
次に水のなくなった帽子から次々とウサギを取り出して見せる。
そして魚を入れた水槽がスクリーン中央に置かれると、ゆっくりとそれがズームしていき、中に人魚姫が現れるというものである。
ズームはこれまでのメリエス監督の映画では見られなかった手法で、その点に関して新しい演出を試したといえる。
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AB型の血液が貴重な世界
「ABネガティブ」
評価:★3,3
・映画おすすめ 物語
兄弟と思われる二人の男たちが旅をしている。
世界は血液性の感染症でAB型の血液を持つ人類以外は感染症が発症し、長くは生きられない。
唯一、生き残る方法は、AB型の血液を飲むこと。
兄弟の兄はAB型であり弟はそうではなかった。
しかし兄の血液を分けてもらい、弟は生き延び、戦闘経験のある兄は弟に戦闘や銃器の扱い方を教えていた。
そんな時、仮面をかぶった謎の集団に襲われる。
仮面の集団はAB型の人間を捕まえては、自ら生きるため、血液を採取して飲んでいる組織だった。
兄は撃たれて、弟が連れていかれてしまう。
勘違いから起こった出来事だったが、弟は監禁され、兄は子供を亡くした黒人の医師に救われる。
弟は組織に反感をもちながら組織にいるしかない女性に救われ、組織が蓄えている金塊と共に逃げ出そうとするも、失敗し、再び弟は監禁、ケガした女性は放置されることとなる。
そこに回復もしていない兄が一人、アジトに潜入し、激しい銃撃戦になるのだった。
・映画おすすめ 感想
日本に上陸していないSF映画を探していると、こういった海外のVシネマが出てくる。
本作は生産国がベルギーで英語で撮影されたビデオ映画である。
そのため、予算がないのがすぐにわかる。
銃撃戦、アクションシーンを頑張ってはいるものの、やはり予算不足は補えない部分がある。
特に終盤に登場する吊り橋は、手作りしたのがすぐにわかるほどだ。
しかしこういった映画が世界の映画業界の底上げをしていると個人的には思って、紹介したいと思う。
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まだ不思議の国だった中国
「中国の魔法使い」
・映画おすすめ 感想
おそらくこの時代、まだ中国という国は不思議な国であったのだろう。
いかにも中国というセットといかにも中国人という魔法使いが登場する。
魔法使いは手品を披露。
ないところに椅子を出したり、女性を移動させたり、透明にして別の場所へ移動させたり。
今ではそこまで不思議ではないが、当時はきっと中国の不思議性と映画の編集で凄みのある映画だったのだろうと推察する。
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人はいつか操られる
「ナイトメア・コード」
評価:★3,3
・映画おすすめ 物語
ある企業で人体へ影響するコードの開発を行っていた。
するとリーダーが急に銃で社員を射殺した後、自分も銃で自殺するという事件が起こる。
その原因を探るべくソフトエンジニアを雇い、コードを探るチームを設立する。
さっそくエンジニアのケビンはリーダーとして家族と離れ、その会社でどんなソフトが制作されているのか、どんなコードが書かれていたのか、探っていく。
しかし探るにつれて、事件の日の監視カメラの映像が出てきたり、社内での不倫現場が出てくるなど、個人情報を見ることとなる。
次第にコードが何か意思を持っているように感じ始めるケビンは、精神的に疲弊していくのだった。
・映画おすすめ 感想
かなりマイナーな映画であり、日本公開もされていないようだ。
本作は監視カメラの映像か、ビデオカメラの映像で画面が構成されており、登場人物以外の何者かが見ている感覚で映画は進む。
そして声なきコードというすべてのプラグロムの根幹が、人を次第に苦しめていく姿が描かれるのは、おもしろい。
ただB級映画っぽいところがあるので、好き嫌いは分かれると思われる。
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一生懸命なんだよな、みんな
「前科者」
・映画おすすめ 感想
妻子のある前科者の男は、警察によって働いていた店をクビになってしまう。
そもそも警察官が偏見を持つことすら、この映画を見ていて腹立たしいポイントである。
職を失いとほおに暮れていた時、金持ちの娘が車にひかれそうになるところを、助ける。
そこで名乗らず立ち去った前科者。
家に帰ると娘が寝込んでおり、前科者は再び、金持ちの家に侵入する。
するとそこは偶然、昼間に助けた娘の家だったのだ。
金持ちの男と前科者が友情で結ばれた瞬間である。
このころの映画はもはや今の映画と何ら変わらず、物語がきっちりとしている。
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時間は常につながっている
「プロジェクト・アルマナック」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
頭脳明晰なデイヴィットはドローンを素手で操る方法を見つけ、その映像を撮影し奨学金申請をする。しかし奨学金はおりず、目的の大学には入学できるも、入学を諦めるしか方法はなかった。そんな時、別の奨学金制度を探すため、屋根裏部屋の資料を探っていたところ、古いビデオカメラを発見する。そこには子供の時の誕生日パーティーが映っており、懐かしく見ていた時、鏡に現在の自分が映っていることを発見する。仲間を呼び出しこれがどういうことなのかを探っていると、亡くなった父親が研究していた地下室でタイムマシンらしきものを発見する。まだ未完成のそれを仲間たちと必死に完成させた彼らは、ついにタイムマシンを完成させる。そこから少しずつ過去に戻り、自分たちのやりたいことを始める。宝くじを当選させお金持ちになったり、いじめっ子に仕返しをしたり、授業で答えられなかった質問に答えたりと、それぞれに好きなことをする。しかし元の世界に戻ると現実が変わっていることに気付き始める。それでも過去に戻ることをやめられない彼らは、野外フェスが開催された日へ戻り、そこで楽しんだ。ところがデイヴィットの意中の彼女との関係がそこで進展しなかったことで、彼女と疎遠になってしまう。それを変えるべく、デイヴィットはみんなで過去へ戻る、というルールを破り一人で過去へ戻り、彼女と結ばれる。ところが元の時間に戻った時、現実は大きく変わっていた。彼らが起こしてきた小さい変化が、大きな波となって悲劇へとつながっていたのである。責任を感じだデイヴィットは、何度も一人で過去へ戻るも、状況は悪化するばかりだった。・映画おすすめ 感想
タイムトラベル物の混乱。タイムトラベル物は物語を整理するのが大変である。観客が混乱しないように、しなければならないが、本作は何度も過去へ戻ったり現実が変わったりと忙しい。混乱する人もいると思う。ただ演出方法としてはファウンド・フッテージ手法、いわゆるビデオカメラ目線、主観目線で撮影されているので、臨場感はある。また最後もタイムトラベルの名残りで未来あるエンディングになっているのがすごくよかった。監督 ディーン・イズラライト脚本 ジェイソン・ハリー・ペイガンアンドリュー・ドイチュマン製作 マイケル・ベイアンドリュー・フォームブラッドリー・フラー製作総指揮 ジョシュ・アッペルバウムアンドレ・ネメックヴィッキー・ディー・ロック出演者ジョニー・ウェストン
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メリエス監督のアイディアの泉
「化粧の王様」
・映画おすすめ 感想
メリエス監督はこの年も活躍している。
物語はメリエス監督がスクリーンの前に現れ、黒板に絵を描く。
すると顔がその絵の通りに変わっていく。
次々と顔が変化していき、最後には悪魔に変化して消えてしまう。
これぞメリエスの合成マジックである。
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抗争はさらに激化する。
「日本統一3」
評価:★3,8
・映画おすすめ 物語
横浜でやんちゃをしていた氷室と田村が関西に来てからヤクザの道を歩むことになる。
氷室は着実にヤクザとして若頭の地位を手に入れる。
しかしヤクザというものを好きになれない田村は、盃を受けようとはしなかった。
そんな折、二人の恩人である川谷とその親分が襲撃にあう。
田村はその場にいた自分のせいだと思い込み、自分をまっとうな人として扱ってくれた親分は川谷に顔向けできない。
盃を受けるためにも、敵対している信闘会に単身、仇討ちにむかうのだった。
そして見事、田村は信闘会の重鎮たちを討ち取る。
ここにきて関西の大物、大谷がてうちをもちかけてきた。
このまま抗争が続けば、全国の組長連中に示しがつかないと踏んだ決断だった。
・映画おすすめ 感想
低予算と物量のVシネマにあって、今や一大物語となっている日本統一シリーズの第三弾である。
本作はVシネマらしく、映像は軽めで、低予算であるところが随所に見える。
しかし役者の演技は本物であり、大物、梅宮辰夫、白竜などが脇役として登場している。
演出面では劇場公開の映画とはやはり雲泥の差がある。
だがそこで描かれる壮大な物語はまだまだ始まったばかりである。
監督 山本芳久脚本 辻裕之・山本芳久原案 山本ほうゆう出演者
本宮泰風山口祥行小沢仁志哀川翔梅宮辰夫千葉真一
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紳士は大変
「Meet Me at the Fountain」
・映画おすすめ 感想
映画が娯楽となって数年が過ぎ、様々な工夫が行われている作品が登場してきた。
やはり喜劇が多いというのが感想だろうか。
本作も喜劇であり、誰にでも愛想のいい紳士がご婦人の集団に愛想をまいていたら、そのご婦人の集団に追いかけられるという映画である。
追いかけっこの尺が長いというのが正直なところだが、最後のご婦人とのキスで終わるのは、まさに喜劇であろう。
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庶民感覚を知らない王子と出会ったら
「ロイヤル・トリートメント」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
ニューヨークの下町で美容室を家族で経営するイザベラは、町の人たちから愛され、毎朝、ドーナツを配るなどお金にこだわらない人生を送っていた。そのニューヨークにある国の王子がやってくる。婚約した相手で会うためのことであり、婚約者に会う前に王子は髪を切りたいと執事に言う。執事はニューヨークで最高の美容室に連絡するはずが間違えて、イザベラの美容室へ連絡をしてしまう。これはチャンスとばかりにイザベラはホテルへ向かい、王子に髪を切ろうとした。しかし使用人が目の前でそそうをしてしまい、それに言葉もかけない王子にいら立ち、髪も切らずその場を後にする。ところが店に帰ると王子が謝罪とカットの続きを依頼してきて、イザベラは渋々カットをするのだった。この縁から、本国の結婚式にスタイリスト二人と呼ばれ出向いたイザベラは、その国がどんなに美しいか、使用人も人間であるといった庶民的な感覚を王子に教えるのだった。そしてスラム街に学校があるものの、物がないことを知ったイザベラは、市民にいらないおもちゃの寄付を呼び掛ける。それを見ていた王子は、次第にイザベラに心を惹かれていることに気付き始める。・映画おすすめ 感想
王道のロイヤルストーリー。「プリティ・ウーマン」に始まり、映画史には王子、金持ちと庶民の女性が恋に落ちるという鉄板物語がある。本作もそれに漏れることなく、鉄板できている。某国の王子とイタリア人の人にやさしい女性の恋物語。こういう物語は見ていて幸せな気分になる。やりたいことをやる。好きな人のそばにいる。それこそが本当の人生である。監督リック・ジェイコブソン脚本Holly Hester出演者ローラ・マラーノメナ・マスードチェルシー・プレストン・クレイフォードキャメロン・ローズアマンダ・ビリングジャック・ドリュー
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衝撃的な最後
「大列車強盗」
・映画おすすめ 感想
本作は列車強盗を題材にした映画である。
本物の列車を使い、エキストラも大勢使っている。
強盗たちの強盗シーンはまさしく迫力があり、今の映画と大差がない
最後は観客に向かって銃撃するという衝撃のシーンで幕を閉じるのは、見事である。
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