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前々回のブログ 映画おすすめ 海で泳ぐ 1895年
前回のブログ 映画おすすめ 私の居場所のみつけかた
見事な変身芸
「帽子による変身」
・映画おすすめ 感想
コメディ映画が増えてきたこの時代、野外で初めて制作されたコメディもあるが、本作のようにカメラの前で芸を披露するコメディもある。
本作は帽子をかぶると同時に鼻や髭をつけることで、別人のように変身する芸を見せている。
編集が入っているのか、画像が荒いとので確認はできていないが、はや変わりは見事なものである。
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前々回のブログ 映画おすすめ ステップ・ファーザー 殺人鬼の棲む家
前回のブログ 映画おすすめ 海で泳ぐ 1895年
人はいつだって踏ん張れる
「私の居場所のみつけかた」
評価:★4.6
・映画おすすめ 物語
リタとルーシーの親子は男を見つけては、リタがその男の家に転がり込み、三人で暮らすことが多かった。
しかしリタには男運がなく、ろくでもない男ばかりを相手にしていた。
ルーシーはそんな男との区切りをつける役目を担っており、だらだらと関係を続けるリタを連れて、いつも逃げ出すのであった。
今度はデトロイトに向かう予定だったのだが、おんぼろ車が途中で故障していまい、周囲にはお金がかかりすぎた。
仕方なく応急処置だけを頼み、そのまま出発する二人。
しかしお金がない中でカフェに入り、食事を済ませ食い逃げをしようとした時、車が前へ走らなくなり、リタは仕方なくルーシーと一緒に謝りにいく。
警察へ電話しようとしていたところに二人が戻ってきて、家のない生活をしていることを話すと、カフェのおじさんがリタにウェイトレスをやらせ、ルーシーに荒い物をさせ、働かせてくれるのだった。
さらには店まで間借りさせてくれ、二人は寝るところと仕事を手に入れるのだった。
そんな時、リタは不動産会社の社長と付き合い始め、家を手に入れるのであった。
始めて男のいない二人の暮らし。
しかしうまくいくことだけではなかった。
辛いこともたくさんある。
・映画おすすめ 感想
ケイティ・ホームズ初の監督作品である。
男に寄生しながら生きる母親。
学校にも行かず、そんな母親だけが頼りの娘。
ホームレスではないものの、それに近い生活をする二人。
偶然だがいい人たちに巡り合ったことで、人生が変わっていく。
現実を反映してリーマンショックも描いている本作は、人生の居場所は見つけるのではなくて、作るものだと言っているように思える。
ある映画監督も同じことを言っていた。
人生の居場所は見つけるのではなく、作るものだと。
この映画は平凡な評価を受けている。
しかし個人的にはすごく染みる映画の一つになった。
監督 ケイティ・ホームズ脚本 ジョシュ・ブーン原作 アニー・ウェザーワックス『All We Had』製作 ケイティ・ホームズジェーン・ローゼンタールケイティ・マスタードベリー・ウェルシュ製作総指揮 ジョシュ・ブーンジェームズ・L・ドーランジル・キリングトン出演者ケイティ・ホームズステファニア・ラヴィー・オーウェンルーク・ウィルソンリチャード・カインド
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前々回のブログ 映画おすすめ 蛇紋岩タンツ
前回のブログ 映画おすすめ ステップ・ファーザー 殺人鬼の棲む家
ドキュメンタリーとしての映画
「海で泳ぐ」
・映画おすすめ 感想
リュミエール兄弟は、コメディを作ることもしたが、どちらかというと、ドキュメンタリー、記録映画を作ることに重点を置いていたように思える。
本作も海辺の小さい橋から子供たちが次々と海へ飛び込み、遊んでいる様子がフィルムに収められている。
こうした日常の風景、自然の情景などをフィルムに残るのが、監督たちにとっての映画だったのかもしれない。
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前々回のブログ 映画おすすめ AI崩壊
前回のブログ 映画おすすめ 蛇紋岩タンツ
最初は感じのいい男だった
「ステップファーザー 殺人鬼の棲む家」
・映画おすすめ 物語
男はシャワーを浴び髭を剃り、荷物をまとめていた。
一階に降りるとコーヒーを飲み、トーストにピーナッツバターを塗って、食べて朝食を済ませた。
クリスマスの朝、子供と妻の遺体を残し、男は家を出ていった。
家族はめった刺しにされ発見され、犯人はすぐに特定されたが、すでに逃走した後だった。
夫の浮気で離婚したばかりのスーザンは、スーパーで感じのいい男性と出会う。
デビットと名乗る男は妻子を酔っ払い運転の交通事故で亡くしたばかりで、二人はすぐに打ち解けるのだった。
デイビットとスーザンは結婚することも視野に入れ、スーザンの子供たちとも話し合っていた。
そんな時、寄宿学校に入れられていたスーザンの長男、マイケルが帰ってくる。
マイケルは母親に新しい彼氏ができたことに戸惑いながらも、幼馴染で恋人のケリーと話し合いながら、家族にこだわるデビットを受け入れようとした。
しかしなにか違和感のあるデビットの行動や言動に、どうしてもマイケルは納得がいかなかった。
そんな折、スーザンの妹の不動産会社に勤めていたデイビットは、福利厚生のための書類記入を求められ、その日に辞めてしまったのであった。
これにはスーザンの妹も怪しく思い始める。
さらには家族にも時折、厳しい姿をのぞかせるようになった、デイビット。
マイケルはさらに怪しんでいる中、向かいに住む老婆が階段から落ちて亡くなったという知らせを受ける。
老婆はデイビットがテレビで探している殺人犯に似ていると最初に指摘した人物だった。
・映画おすすめ 感想
80年代に人気となったステップファーザーシリーズのリメイクである。
殺人鬼は自分に合った家族を探して、次々とシングルマザーの家に入り込んでは殺人を繰り返す殺人鬼が主人公である。
80年代に制作された初代のステップファーザーは人気を博し、3部作まで作られるほどであったが、本作は今のところ、一作しか作られていないところを見ると、評判はいまいちだったのだろうと思う。
本作には2022年現在、ジョニー・デップと法廷闘争を繰り広げているアンバー・ハードがマイケルの彼女役として、その美しい肉体を披露している。
演出面では、もう少し狂気に満ちた男に描いても良かったような気もする。
普通の男が殺人鬼というのが、本作の胆なのはわかるが、あまりにも地味な作品になってしまっている気もする。
監督 ネルソンマコーミック脚本 JSカーダン主演ディラン・ウォルシュセラウォードペンバッジリーアンバー・ハードジョン・テニー
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前々回のブログ 映画おすすめ ドーバーの荒波 1895年
前回のブログ 映画おすすめ AI崩壊
激しくも美しい踊り
「蛇紋岩タンツ」
・映画おすすめ 感想
本作は女性が大きな布をまとい、踊る映画になっている。
同じ時代にアメリカでエジソン社が制作したダンスと似ている。
本作はドイツで制作された映画で、初めて料金をとって上映した映画の一つである。
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前々回のブログ 映画おすすめ 海辺のエトランゼ
前回のブログ 映画おすすめ ドーバーの荒波 1895年
AIは人を幸せにできるのか
「AI崩壊」
評価:★3,9
・映画おすすめ 物語
桐生浩介は妻の望みとAI、人工知能の研究を行っていた。
のぞみ、となずけたその人工知能は画期的な人工知能で、もし政府の認可が下りれば、医療現場を中心に人の命を守る人工知能となる予定であった。
しかしその認可が下りる前に、妻の望はガンで他界する。
残された浩介は娘の心と海外へ移住し、認可が下りた人工知能のぞみは、望の実弟である悟が責任者となり、医療現場への導入を開始した。
のぞみは瞬く間に医療現場へと入り込んでいった。
人々はデバイスを手首に着け、体の異変にいち早く気付くことができ、手術も人工知能の指示で行われ、医療現場から生活のあらゆる面に、のぞみは入り込んでいた。
2030年、浩介と心は悟からメッセージを受け取る。
浩介に総理大臣賞が授与されるので、一度、日本に帰って気ほしいというものだった。
浩介は日本に戻るつもりはなかったものの、心は悟に反抗して、日本に行くと言い出す。
これまで妻の死から逃げてきた浩介は、久しぶりに日本の地をふむのであった。
そして新しく設立されたデータセンター開設に立ち合い、新しいサーバールームを見せてもらい、のぞみが妻の思い通りに、人の命を救っていることを実感する。
総理大臣賞の授与式へ向かおうとした浩介と心だったが、心が大事だ家族写真をなくしたことに気付き、データセンターへ戻っていくが、浩介には時間がなく、センターの職員に任せ、浩介はデータセンターの職員と二人で総理公邸へ向かうのだった。
ところが突如として、のぞみが暴走を始め、医療現場では機械類が停止してしまい、大混乱となり、ペースメーカーを付けた人々はのぞみの暴走により心臓が停止し、総理までも死亡してしまう。
さらには自動運転プログラムも暴走し、各地で事故が起こり、銀行システム、役所のシステムもダウンし、日本は瞬く間に大混乱に陥るのだった。
警察は独自に開発した人工知能を使い、ハッキングした犯人を特性することに成功する。
その犯人とは、桐生浩介という結果が出た。
自分のデバイスがのぞみをハッキングしていることに気付いた浩介は、その場に駆け付けた警察に潔白を訴えるも、拘束されそうになる。
そこへ暴走した車が突っ込んできて、桐生は逃げ出すのだった。
その頃、データセンターではサーバールームに心が閉じ込められてしまい、冷却のためサーバールームの気温が下げられ、命の危機に瀕していた。
AIの暴走の原因はなんなのか、浩介は逃走しながら、AIを止めるすべと犯人を捜すのであった。
・映画おすすめ 感想
ある評論家がこの映画を観て、荒唐無稽と言っていたが、果たしてそうであろうか?
今はまだそれぞれのデバイスが、各企業バラバラな時代で、統合した一つのソフトウェアですべてが動くという環境にはない。
スマホでもパソコンでもOSがそれぞれ違うので、暴走したところで、違うOSのデバイスは無事である。
しかしこれが統一された時、または何らかのAIが各企業で統一された時、さらにはAI同士が連携した時、この映画は現実味をもってくるのではないだろうか。
コンピュータの暴走、人間がコンピュータに支配されるというテーマは、昔からある題材ではある。
しかし近年ではそれがリアルになってきている気がする。
さらに人間選別という機械が人間を選別する時代が近くに迫っているという人もいる。
この映画を本当に荒唐無稽といって済ませてよいものなのだろうか。
映画として見ると、多少のツッコミどころはあるものの、日本でこれだけの映画を作ったことは、賞賛したい。
SF映画が作れないし、ヒットしない日本で、こういう形のSF映画を作ったことに、SFファンの一人として、感謝したい気分である。
監督 入江悠脚本 入江悠製作 北島直明(企画・プロデューサー)製作総指揮 伊藤響松橋真三出演者大沢たかお賀来賢人広瀬アリス岩田剛典髙嶋政宏芦名星玉城ティナ余貴美子松嶋菜々子三浦友和
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前々回のブログ 映画おすすめ キール運河の開通 1895年
前回のブログ 映画おすすめ 海辺のエトランゼ
当時からドーバー海峡の波はすごかった
「ドーバーの荒波」
・映画おすすめ 感想
本作は英国でドーバー海峡を撮影した映画になる。
当時の天候は相当、悪かったのか、すごい荒波が堤防に打ち付けている。
ドーバー海峡を泳いで横断する人たちもいるが、この荒波を泳いで渡るのだからすごい。
当時の貴重な映像である。
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前々回のブログ 映画おすすめ 攻殻機動隊2045 接続可能戦争
前回のブログ 映画おすすめ キール運河の開通 1895年
好きになる気持ちは変わらない
「海辺のエトランゼ」
評価:★3,8
・映画おすすめ 物語
小説家志望の青年、駿は沖縄の民宿に間借りし、小説を執筆しながら、民宿の手伝いをしていた。
その民宿の前にベンチがあり、いつもそこに青年が座っていたのを、駿は見ていた。
ある日、声をかけると、青年にいつも見て気持ち悪い、と言われてしまう。
駿は思い出してしまう。
学生時代、見た目が女のようで、ホモなんじゃないかと言われていた頃のことを。
翌日、青年は謝りに来る。
青年の名前は実央。
母親と二人で生活していたが、母親が亡くなってしまい、一人暮らしになっていた。
そんな彼を、駿の周りの人たちは暖かく迎えてくれた。
次第に二人の距離は近づいていき、互いに好きだという気持ちがあることに気付く。
しかし実央は島を離れてしまう。
絶対電話するから、と言いながらも電話をしてこず、絵葉書だけをよこして三年。
現実はこんなものか、と思っていた時、民宿に新しく住む人が来るという。
それは20歳になった実央だった。
二人は好きという感情を持ちながら、キスまでは行くが、セックスまではいかなかった。
近くには女性の同性愛者カップルが住んでいるが、駿の煮え切らない態度は、その女性カップルが見ていても歯がゆい感じだった。
しかし二人の好きは次第に大きくなっていくのであった。
・映画おすすめ 感想
今の時代だからこそ認められる映画。
本作は男性の同性愛をテーマにしている。
それまでも同性愛をテーマにしたアニメやドラマ、映画はたくさんあったが、今の時代ほど、LGBTQXが叫ばれている時代は他にはなかった。
作中には二人の初体験も描写されており、今の時代だから描けるものだと感じだ。
これはネットを中心にした漫画が原作であり、ネットの世界だからこそ、描けた漫画なのかもしれない。
好きにダメということはない。
相手が女性であれ男性であれ、好きな気持ちは尊いものなのだ。
監督大橋明代脚本大橋明代原作紀伊カンナ主題歌/挿入歌MONO NO AWARE出演者村田太志松岡禎丞
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前々回のブログ 映画おすすめ 金魚釣り 1895年
前回のブログ 映画おすすめ 攻殻機動隊2045 接続可能戦争
当時の記録
「キール運河の開通」
・映画おすすめ 感想
映画とはその時々の時代を記録するという役割もになっている。
特にこの時代は、記録と言えば写真か映画しかなかった時代。
この映像は非常に貴重な、ドイツのキール運河が開通した時のものである。
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前々回のブログ 映画おすすめ 寫眞館
前回のブログ 映画おすすめ 金魚釣り 1895年
人の進化なのか
「攻殻機動隊2045 接続可能戦争」
評価:★3,8
・映画おすすめ 物語
草薙素子率いる公安9課が解散し、草薙素子率いる面々は、紛争地帯へと身を置いていた。
4Gが定めた条約による経済的戦争。
しかしそれが破綻した瞬間、紛争が起こり、内乱が国々を襲った。
そんな中、傭兵として活動する一団は、ある企業に雇われ、テロリスト集団を追っていた。
雇い主は全員を確保すること。
光学迷彩を駆使し、タチコマたちと電脳での通信を行いながら、武装集団のアジトへ入ると、そこには到底、プロとは思えない素人らしき集団が武装していた。
しかも戦車まで持っていたのである。
戦車の暴走、武装ドローンの襲撃をかいくぐり、何とか武装集団を拘束することに成功したかに見えたのだが、武装集団が標的としていた人物の屋敷へミサイルが命中するのだった。
その直後、アメリカのジョン・スミスと名乗る男に草薙素子等は身柄を拘束され、ある作戦に従事させられる。
それはミサイルが直撃した屋敷に主を拘束する任務だった。
大企業のCEOであるその人物は、なんとあの素人集団に戦車や武器を与えていた張本人であり、自分の命を狙わせたのであった。
屋敷に潜入すると、そこには死後しばらくたつ婦人の姿と、光学迷彩に気付いた主の姿があった。
電脳化しかしていないはずのターゲットは、弾丸をよけ、サイボーグ化した面々と互角に渡り歩くのであった。
しかも寝室にアーマーを隠し持っており、それに入り込んだターゲットは、一団を追い詰めるのであった。
そこに現れたのは、日本に置いてきたはずの元の仲間、トグサだった。
トグサは元課長に命じられ、彼等を連れ戻しに来て、この一件に巻き込まれていた。
拘束するどころか、電脳戦を仕掛けた草薙素子が消去される寸前で、狙撃でターゲットの頭を撃ち抜くのであった。
任務に失敗した彼等は、再びジョン・スミス率いるアメリカ部隊に拘束され、ある施設へと連れていかれる。
そこには脳が半分なくなった男が一人、厳重な監視下に置かれていた。
スミスは説明する。
突然高熱を発し、死の淵をさまよった彼は、元に戻ると凄まじい食欲を発揮し、妻を射殺、アメリカ軍施設に侵入すると核ミサイルを発射しようとした。
その動きはあのターゲットと同じ、人間には思えなかった。
施設で拘束された時、負傷してからこれまで、意識はあるもののしゃべることはできなくなっていた。
スミスはこういった異常発達した人々をポストヒューマンと呼称し、世界中にいることを確認していた。
そして日本に帰国した一行は、日本にいるポストヒューマンを探す任務につくのであった。
・映画おすすめ 感想
長いシリーズの最新作を映画化した本作。
いわゆる総集編というやつではあるものの、なかなか見ごたえはあった。
ただシリーズおなじみにくどい言い回し、専門用語、事件の難解さは相変わらずである。
どうしても個人的には押井守版のイメージが強く、原作もテレビアニメシリーズも、配信版もなかなか手を付けてこなかったのだが、今回思い切って手を付けたのだが、シーズン1の総集編だとしり、続きが気になるところではある。
攻殻機動隊の世界もフルCGになり、テレビ版のタチコマが登場するなど、なかなか観ていないと分からない部分もあり、どうして公安9課が解散したのか、その経緯も分からぬまま、とりあえずみたという感じである。
フルCGで表現するということは、それでしかできない表現があるということだと解釈しているのだが、正直、普通のアニメーションでもよかったように思える。
やはり押井守版から抜け出せない自分がいるのかもしれない。
そういう方にはおすすめできない。
原作 士郎正宗監督 神山健治、荒牧伸志シリーズ構成 神山健治脚本 神山健治、檜垣亮、砂山蔵澄、土城温美、佐藤大、大東大介キャラクターデザイン イリヤ・クブシノブ、山田正樹音楽 戸田信子、陣内一真アニメーション制作 Production I.G、SOLA DIGITAL ARTS
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前々回のブログ 映画おすすめ ダービー 1895年
前回のブログ 映画おすすめ 寫眞館
かわいらしい釣り人
「金魚釣り」
・映画おすすめ 感想
映画はかわいい子供を父親が支え、金魚鉢に子供が手を入れる。
子供はカメラを見ながら楽し気にしている。
父親も子供を見て楽し気にしている。
ドキュメンタリー映画ではあるが、幸せの瞬間を映像として残している、良い映画だと思う。
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2022/05/12 映画おすすめ ダービー 1895年
2022/05/12 映画おすすめ 寫眞館
2022/05/13 映画おすすめ 金魚釣り 1895年
2022/05/13 映画おすすめ 攻殻機動隊2045 接続可能戦争
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2022/05/14 映画おすすめ 海辺のエトランゼ
2022/05/15 映画おすすめ ドーバーの荒波 1895年
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2022/05/16 映画おすすめ ステップ・ファーザー 殺人鬼の棲む家
2022/05/17 映画おすすめ 海で泳ぐ 1895年
2022/05/17 映画おすすめ 私の居場所のみつけかた
2022/05/18 映画おすすめ 帽子による変身 1895年
2022/05/18 映画おすすめ トレマーズ
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2022/05/19 映画おすすめ ミッションインポッシブル フォールアウト
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前回のブログ 映画おすすめ ダービー 1895年
ある写真館での歴史の物語「寫眞館」
評価:★4,2
・映画おすすめ 物語
1900年初頭、丘の上にある小さい写真館に一組のカップルが訪れる。男は見ているだけだったが、写真を撮られる女性は恥ずかしがってうつむいてばかりいた。困った写真館の店主は、庭に咲いている花を彼女に渡すと、彼女はその花を見て美しい笑顔を浮かべるのだった。その後、彼女は彼と結婚し、子供が生まれる。子供と母親になった彼女の写真を撮ろうとするも、赤ちゃんは笑顔を見せなかった。必死に店主は面白いことをするのだが、結局わらうことなく、写真を撮る。子供が成長し、その記念にまた写真をとりにくるも、必死に店主は笑わせようとするも女の子は笑おうとはしなかった。次第に写真館の周りには家が建ち、発展していく。それにつれて戦争の足音が聞こえ始め、女の子の父親は戦死してしまう。その後、大きな地震にも見舞われるも写真館は無事だった。成長した女の子は学生になり、写真をとりにくるも、やはり笑顔はそこになかった。少女から女性へ、家族ができ、自分の子供ができても、写真館で笑顔を見せることのない女性。やがてまた大きな戦争があり、写真館の周囲は焼け野原となった。成長した女性の息子は戦死してしまい、女性は一人になってしまうのだった。やがて町は近代化し復興したが、写真館はそのまま残っていた。老婆になった女性はある日、写真館を訪れる。・映画おすすめ 感想
16分の短編アニメ映画である。しかし濃い内容のアニメであった。笑顔を見せない女性と必死に映画を撮ろうとする写真館の店主。この2人の長い歴史を、凝縮した映画である。クラシック音楽が流れ、効果音はあるものの、セリフはなく、淡々と物語は進んでいく。そこに日本のたどってきた歴史が重なり合い、なんだか最後は切ない気持ちにも温かい気持ちにもなれる。16分の中に二人の人生が詰まった映画である。監督なかむらたかし脚本なかむらたかし
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前々回のブログ 映画おすすめ ボクシングカンガルー
前回のブログ 映画おすすめ 私を殺さないで
当時の英国の競馬
「ダービー」
・映画おすすめ 感想
本作は英国で制作されたドキュメンタリー映画である。
当時から英国は競馬が盛んであったと思われ、その一部ではあるが、記録に残されている。
本作は画面奥から馬が走ってきて、通り過ぎ、観客が一気になだれ込む様子が描かれている。
これが本当に競馬本番だったのか、競馬を終えての軽い走らせだったのかは分からないが、馬はゆっくりと走っている様子が見て取れる。
当時の競馬事情をしらないのでなんとも言えない。
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なぜ生きているの
「私を殺さないで」
評価:★3,8
・映画おすすめ 物語
刹那的に生きている恋人に一目ぼれしたミルタ。女性からの人気も高く、友達からはやめておきな、と言われていた。しかしクラブで彼と再会した時、彼もミルタに恋をした。そして二人付き合い始めるのだった。ある日、目薬型の薬物を摂取した二人は死んでしまう。ミルタの両親は悲しみに暮れていた。しかし集団墓地の壁を破りミルタは蘇った。自分に何が起こったのか、なぜ生きているのか分からないまま、彼との思いでを追憶しながら、ミルタは家に帰る。無償に腹が減り冷蔵庫をあさるも、食べ物を受け付けなくなっていた。すると次第に体に異変が生じてきた。手先から次第に皮膚が黒くなり、内臓が変になっていく。瞳は真っ黒くなり、サングラスをかけて思い出のクラブへと足を自然と運んでいた。そこで知り合った見ず知らずの男の車に乗り、彼女は襲われた。だが、男の首筋にかみつき血と肉をむさぼり、飢えをしのいだのであった。彼女は何か人肉を求める存在へと変化していたのである。そして彼女を追いかける謎の組織が、彼女の周辺を嗅ぎまわり始めていた。・映画おすすめ 感想
トワイライトシリーズに似ている部分がある気がする。それにしてもどっちつかずの映画になってしまっている。恋愛を描くのであれば、二人で最後を迎えればいいし、復讐するのであれば復讐してしまえばよかった。この物語は人間ならざる者になってしまった主人公が、生きていくことを決める。それだけの物語である。ある意味では重要かもしれないが、非常に地味な映画になっていて、退屈する人もいるはずである。個人的には復讐か恋愛のどちらかに落としてほしかったかな。監督アンドレア・デ・シーカ脚本アンドレア・デ・シーカジャンニ・ロモーリ原作Chiara Palazzolo出演者アリーチェ・パガーニロッコ・ファサーノシルヴィア・カルデローニファブリツィオ・フェラカーネセルジョ・アルベッリジャコモ・フェラーラアニタ・カプリオーリ
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前々回のブログ 映画おすすめ 港を出るボート
前回のブログ 映画おすすめ ジャンクⅡ 死の儀式
本物のカンガルーとボクシング
「ボクシングカンガルー」
・映画おすすめ 感想
ドイツで制作された本作は、サーカスのカンガルーの演目を撮影したドキュメンタリー映画である。
サーカスのカンガルーと言っても、本物のカンガルーとの戦いは、恐ろしい物があったと思う。
それを記録した貴重なフィルムである。
当時は大成功した映画の一つとして数えられていた。
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前々回のブログ 映画おすすめ バブル
前回のブログ 映画おすすめ 港を出るボート
この映画がシリーズ化されるのは人の本能か「ジャンクⅡ 死の儀式」
評価:★3,7
・映画おすすめ 物語
明確な物語は本作にはない。世界中から集められた、いわゆるグロテスクな映像をつなぎ合わせた映画である。表現に規制も偏見もあってはならない、と考える管理人個人としては、この映画を肯定する。事故で人が死ぬ。スタントショーで人がケガをする。ボクシングで殴られて運ばれる。動物の毛皮がどうやって作られているのかを見せる。部族の世界での死生観。どれもこれも刺激のある映像ばかりである。前作では作られたシーンもあったが、本作は世界のニュースでは報道されない、世界の真実を映し出している。・映画おすすめ 感想
グロテスクな映像を抵抗なく見られる人というのも、なかなかのメンタルの持ち主だとは思う。管理人はある知人から進められて見てみたら、世界の裏側を見ている気がした。ただ偏見を持ってみる人もいるのは少し残念なところでもある。そこの土地にはそこの風習がある。それを都会のルールにはめて偏見で見るのは、正しい映画の見方ではないと個人的には思う。ただ本作も前作もそうであるが、どこか説教にも似た押しつけがましい部分があるのも事実だ。毛皮のできる工程を見せ、その毛皮を身に着けている人々を映し出す。確かに人のために犠牲になる動物がいるのは事実だ。しかし人間も生きている。何かの犠牲の上に人の生活が成り立っている。忘れてはいけないが、あえてそれを落ち着ける必要もない気がした。監督:コナン・ル・シレール脚本:アラン・ブラック
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前々回のブログ 映画おすすめ 鍛冶屋 1895年
前回のブログ 映画おすすめ バブル
当時の風景を切り取った映画
「港を出るボート」
・映画おすすめ 感想
男たちが手漕ぎボートで海に出ていく。
その光景をご婦人方が防波堤から眺めている風景の映画。
波が高いので、手漕ぎボートで海に出ていくのは少し無理があるようにも見えたが、これが演出なのか、それとも実際に遊んでいるところを撮影したのかは定かではない。
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前々回のブログ 映画おすすめ 黒の怨
前回のブログ 映画おすすめ 鍛冶屋 1895年
恋は泡となる
「バブル」
評価:★4,2
・映画おすすめ 物語
ある日、世界中に泡が降ってきた。
人々はそれがなんなのか分からないまま、ただ泡のきれいさに見とれていた。
その後、東京が巨大な泡で覆われ、重力が不安定となり、震源地の東京には多くの科学者が訪れ、それが何なのかを調査した。
しかし結果は出なかった。
泡の正体も東京だけが泡に覆われた現状も、なにも判明しないまま。
人々はそんな東京を見捨てて逃げていった。
いつしか東京は日本の首都ではなくなっていた。
そんな東京にもしかし人は住んでいた。
親を亡くした者、身内を探す者。
その人々は食料を争い、ある競技に熱狂していた。
それはパルクールだった。
瓦礫の山と海と化した東京を駆け抜け、フラッグを取った者たちが食料を手に入れることができる。
この競技があるおかげで、東京の治安は守られていた。
ヒビキは音に敏感な子供だった。
街中の音に過剰に反応し、母親はいくつもの病院を連れて歩いた。
だが原因は分からず、ヒビキは施設に入れられた。
施設のみんなで東京タワーにいった日、泡が空から降ってきた。
気付いた時、ヒビキは助けられていた。
それから人のいなくなった東京で、パルクールチームの面々と一緒に生活していた。
しかしヒビキはあまり心を開かなかった。
ある日、パルクール中に水の中に落ちてしまい、溺れているところをある少女に助けられた。
少女はなにも分からず、見る物すべてが新鮮で、綺麗な笑顔をしていた。
彼女のパルクールの才能を認めたチームは、ヒビキに指導を任せることにする。
名前のない彼女に響きはウタという名前を付けた。
だがウタには秘密があったのだった。
・映画おすすめ 感想
日本のアニメ界をけん引する面々が集まって制作された本作は、ネットフリックス先行配信だれ、その後、劇場公開される予定である。
本作は人魚姫が題材となっており、その逆、人魚姫が泡になるのではなく、泡が恋をして人魚姫になる、というアイディアの基、作られている。
美しい風景と、キャラクターデザインの綺麗さ。
まさしく日本アニメ界が今作れる最高の映像美になったのではないだろうか。
しかし説明不足の点も多々ある。
なぜパルクールなのか。
パルクールをやっている人間たちは、勝利しなかったらどうやって生活しているのか。
泡の正体はなんなのか。
まあ、様々想像できるところもあれば、説明を求めたくなるところもある。
配信時点ではそこまで評判は良くないものの、個人的には好きになれる映画だったと思う。
監督 荒木哲郎脚本 虚淵玄(ニトロプラス)大樹連司(ニトロプラス)佐藤直子製作 加瀬未来中武哲也出演者志尊淳りりあ。宮野真守梶裕貴畠中祐千本木彩花井上麻里奈三木眞一郎広瀬アリス
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前々回のブログ 映画おすすめ アナベルのサーペンタインダンス 1895年
前回のブログ 映画おすすめ 黒の怨
フランスのリュミエール兄弟が得意としたドキュメンタリー映画
「鍛冶屋」
・映画おすすめ 感想
エジソン社でも鍛冶屋の映画は撮影されていたが、あれはスタジオ内で撮影された映画であった。
ドキュメンタリー、このころは記録映画であったであろうものを得意としたリュミエール兄弟。
ルイス・リュミエール監督が制作した本作は、本物の鍛冶屋らしき二人の男が働いている。
本物の鉄をたたき、水につけると水蒸気も上がる。
これもまた貴重な記録映画の一つである。
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前々回のブログ 映画おすすめ ホーンティング
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歯の妖精は悪魔へと変貌した「黒の怨」
評価:★3,5
・映画おすすめ 物語
その町では昔、ある老婆が子供たちの乳歯が抜けたら、金貨と交換してくれていた。老婆は町の人からも信頼が厚く、子供たちからも人気があった。だが老婆に災難が襲い掛かる。火事が起こり老婆は顔の半分を焼けどしてしまったのだ。光に当たると焼けどが痛むので、老婆は漆器の仮面をかぶり、家に引きこもるようになった。ある日、町で二人の子供が失踪した。町の人々は老婆が犯人だと勝手に疑い、老婆を町の真ん中で縛り首にし、その仮面をはぎ取ったのだった。しかし子供は翌日みつかったものの、町の人々は悔い改めることはなかった。そして現代。カイルは最後の乳歯が抜け、その夜、母親と一緒に過ごしていた。寝るとき、カイルは怨霊となった老婆を見てしまう。慌ててバスルームに隠れたカイル。すると母親が部屋に行くと誰もいないから寝ましょう、とカイルと諭した瞬間、老婆に惨殺されてしまう。母親殺しの濡れ衣を着せられ、施設に送られ、精神病棟に入っていたカイル。大人になり、町に戻ってきたカイルに一本の電話が入る。それはあの夜、初めてキスをした女性、ケイトリンからだった。ケイトリンの弟も老婆を見てしまい、暗闇を怖がり、精神病棟に入院していた。カイルは病院に行き、弟に懐中電灯を渡すと、ケイトリンと再会を果たす。だがケイトリン以外の同級生や警察官たちは、母親殺しの男が帰ってきたことに、いい顔はしなかった。しかし次々と町の人々は暗闇で老婆に襲われて、それがカイルのせいにされるのであった。警察署の留置場に入れられたカイル。その直後、町は停電に襲われるのであった。・映画おすすめ 感想
昔の呪いが現代の人々を殺害していく、ホラー映画。ただ日本人には、歯の妖精の言い伝えがないので、いまいち入り込めないところがある。それに乳歯一つに執着し、襲ってくる老婆の怨霊にも、いまいち入り込めないところがある。初恋の物語も入ってくるのだが、そこは置いてきぼりにされ、最後もどうも歯切れの悪い終わり方をする映画であった。昔のホラー映画らしい、次々と襲ってくる展開は、それなりに楽しめる映画だ。監督ジョナサン・リーベスマン脚本ジョン・ファサーノジェームズ・ヴァンダービルトジョー・ハリス出演者チェイニー・クレイエマ・コールフィールドリー・コーミーグラント・パイロサリヴァン・ステイプルトンピーター・カーティンエミリー・ブラウニングケスティー・モラッシ
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色彩のつけられた映画
「アナベルのサーペンタインダンス」
・映画おすすめ 感想
本作は前年からさまざまなバージョンが制作されており、その中の一つである。
女性が薄いドレスを着て、蝶のように羽ばたく、ダンスがおさめられている。
本作の特徴は色彩である。
当時、サイレント、モノクロが当たり前だった時代に、ここまで鮮やかな色彩のある映画を作ったのは、やはり前年に精力的な映画撮影を行ってきたエジソン社とディック監督だからこそできたことなのかもしれない。
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この屋敷にはなにかある
「ホーンティング」
評価:★3,9
・映画おすすめ 物語
幼い頃から母親の面倒を見てきたネルは、母が死んでから一人、実家で暮らしていた。
しかし姉のジェーンとその夫は実家を売り払い、古い車をネルへ与え、自分たちの家で子守りとして一緒に暮らすように促してくる。
母親は夜中になると起きて、壁を杖でたたいていた。
それがネルの不眠症の原因となり、亡くなった今もその音で目が覚めてしまうのだった。
そんなネルへある大学教授から電話で新聞に、大学が不眠者を募集している広告があると教えてくれた。
不眠者を集め、不眠者の共通点を探るということで、人里離れたある屋敷に三人の不眠者が集められた。
ネルと芸術家でバイセクシャルのセクシーな女性テオ。
なんでもちゃかす、テオに一目で恋をした男ルーク。
そして大学教授のマローとその助手たちが屋敷に集まった。
古い屋敷はいたるところに彫刻が施され、不気味な様子だった。
それでもネルはその屋敷を気に入り、ワクワクしていた。
ただ食事を作る地元の女性は夜は絶対に屋敷に地元と人は近づかず、街も遠いから助けを呼んでも誰も来ない、と意味深なことを言うのであった。
夜になり、教授はそれぞれに実験に使う用紙を渡し、実験がスタートした。
ところがネルはその日から、不思議なものや声を聴くのであった。
部屋が急に冷たくなったり、妙な物音がしたり、廊下を走り抜け、ネルの部屋に誰かが入っていくのだった。
教授はするとこの屋敷の曰くを説明した。
屋敷の主は子供たちが大好きだった。
だから近くにあった工場の子供たちを屋敷に呼んでは、もてなしていたという。
だがネルの聞く声は、助けを求める子供の声だったのだ。
この屋敷には何かある。
これは不眠症による幻覚なのか、あるいは何かの呪いは本当にあるのか。
・映画おすすめ 感想
ひと昔前のハリウッドホラー映画という感じだろうか。
現在のハリウッド映画は、日本のホラー映画に近く、じめじめと這い寄ってくる怖さがあるが、本作にはジワジワではなく、一気に恐怖が訪れ、そして最後まで恐怖が付きまとってくる。
これは近年にはないホラーで、少し昔の感覚になる。
それでもいきなり明かされる、主人公にまつわる謎や、屋敷の扉、煉獄の扉などの表現はすごくよくできていた。
屋敷のデザインがよくできている。
これだけはすごい評価できるポイントだと思えた。
あれはセットなのか、それとも本当にある屋敷を借りて撮影したのか分からないが、素晴らしいの一言だ。
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前々回のブログ 映画おすすめ ピカニニーダンス 1894年
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ドイツ最初の映画
「Akrobatisches Potpourri」
・映画おすすめ 感想
ドイツで曲芸を披露している一家。
その一家が複数人で手をつなぎ、肩車をして、一人の男が支える曲芸を見せる、記録映画である。
本作はドイツが初めて作った映画の一つであり、世界に映画文化が浸透し始めている証でもある。
また本作はヨーロッパで有料映画として、初めて公開された映画でもある。
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バスケしかない男が気づくもの
「スペース・プレイヤーズ」
評価:★3,7
・映画おすすめ 物語
NBAのスーパースター、レブロン・ジェームズは子供の頃、ゲームに夢中になることをコーチに禁止され、バスケットの道を究めてきた。
現在、結婚して三人の子供がいるレブロン。
しかし次男はゲームが好きで、バスケットに集中しない。
そんな次男ドムにレブロンは自分が子供の頃、コーチにいわれたようにバスケに集中しろと、自分と同じ道を強制した。
それに妻は、コーチじゃなく父親になって、と諭すのであった。
そんなレブロンをある男が見ていた。
ワーナーブラザーズのサーバー内に存在するアルゴリズム、通称アルである。
彼は最高の映画を製作するため、レブロンをスキャンしてCGキャラにし、映画出演させる提案をワーナーに提案する。
さっそくワーナーの人々はレブロンを会社に呼び、説明をする。
その場にはゲーム開発をするドムも同席し、話を聞いていた。
しかしレブロンは自分はバスケ選手だから、と話を断ってしまう。
そこでまたドムと対立したレブロンは、先に帰るドムの後を追いかける。
するとエレベーターが到着したのは、サーバールームだった。
二人はワーナーバースの中に吸収されてしまい、現実からコンピュータの中へと入ってしまうのだった。
しかもドムはアルに誘惑されてしまい、レブロンは息子を返せというがバスケで勝負しよう、と提案する。
そしてレブロンが送られた先にいたのは、カトゥーンアニメのキャラ、バックスバニーがいるワーナーバースの辺境だった。
・映画おすすめ 感想
子供の頃、劇場で「スペース・ジャム」という映画が上映されていたのを覚えている。
近年になってようやく観ることができたのだが、内容は当時、世界的に人気のNBAプレイヤーだったマイケル・ジョーダンを主人公に、やはりバックスバニーと一緒にバスケをする内容であった。
確か当時の映画キャラクターも登場しており、本作と同じくワーナーのキャラクター大集合という映画だった気がする。
本作を見て思ったことは、パロディをするのは面白いが、観客席にいるワーナーのキャラたちが、あまりにチープなできだということだ。
もう少し何とかならなかったものだろうか。
この手の映画を観ていると、スティーブン・スピルバーグ監督「レディープレイヤー1」がどれだけすごい作品だったのかがわかる。
どのキャラクターを生かし、見せ場を与え、観客にキャラクター探しをさせる。
こういうオールスター映画は、日本のヒーロー映画もそうだが、そういうところに面白みがあると思うのである。
DCキャラクターを前面に押していたのは、やはり近年のDC映画の不振があるように思えた。
この映画、是非、吹替で見ることをお勧めする。
レブロンはやはりバスケ選手なのだから。
ちなみにレブロンの妻をやっているのが、「スタートレックディスカバリー」の主役、マイケル・バーナム役の女優さんなのには、少し興奮した。
そこも何らかの意図があったことを願いたい。
監督 マルコム・D・リー(英語版)脚本 ジュエル・テイラートニー・レッテンマイヤーキーナン・クーグラーテレンス・ナンス製作 ライアン・クーグラーレブロン・ジェームズマーベリック・カーターダンカン・ヘンダーソン出演者レブロン・ジェームズドン・チードルソネクア・マーティン=グリーンエリック・バウザゼンデイヤ
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