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前々回のブログ 映画おすすめ 最期のカートリッジ 1897年
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シリーズ
映画おすすめ パラノーマル・アクティビティ
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映画おすすめ パラノーマル・アクティビティ4
映画おすすめ パラノーマル・アクティビティ 呪いの印
呪われた家に新たなる家族が引っ越してくる
「パラノーマル・アクティビティ5」
評価:★3,3
・映画おすすめ 物語
ライアンとエミリー夫婦、娘のリーラがその家に引っ越してきてから、初めてのクリスマスを迎えようとしていた。
ライアンの弟やシッターも泊りに来て、にぎやかなクリスマスになろうとしていた。
そんな時、ライアンが古い段ボール箱から一台の古い家庭用ビデオカメラを発見する。
さらに段ボールの中には、ビデオテープが複数入っており、興味本位でライアンと弟は家の中を撮影して回った。
すると古いせいか、何かが空中にまっているのがみえるのだった。
古いビデオを見ると、前にこの家で生活していた子供たちの姿が映し出されていたが、どうも様子がおかしかった。
子供たちの名前はケイティとクリスティ。
その家は一連の行方不明事件の発端となった家だったのだ。
ビデオカメラを回し始めてから、リーラの様子がおかしくなり、見えない友達と会話をするようになり、どんどん明るい笑顔は消えていくのだった。
するとビデオカメラには黒い影が映りこむようになる。
何かがいる、娘にとりついていると感じた夫婦は、神父に連絡をし、リーラの様子を見てもらうことに。
しかし神父にまで襲い掛かるリーラ。
やがて家に異変が起こるのだった。
・映画おすすめ 感想
人気シリーズの第6弾になる本作は、シリーズの中心人物である、ケイティとクリスティが生まれ育ち、三作目の舞台となった家に再び惨劇が起こる物語である。
演出としては、ビデオカメラにしか映らない不気味な影を追うために、仕方なく古いカメラを使う演出がなされている。
今ならばスマートフォンで普通に撮影できるので、そういった現代技術を使わず、アナログにするアイディアなのだろう。
見えない恐怖を売りにしていた映画だったのに、本作では見えている。
しかも顔まではっきりと映りこんでいる。
シリーズはこの後も断続しているので、まだ制作され続けるのかは分からないが、だんだんシリーズを通しての謎やサスペンスが大きくなりすぎているきがする。
監督 グレゴリー・プロトキン脚本 ジェイソン・パガンアンドリュー・ドイチュマンアダム・ロビテルギャヴィン・ヘファーナン原案 オーレン・ペリ製作 ジェイソン・ブラムオーレン・ペリ製作総指揮 スティーヴン・シュナイダ
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前々回のブログ 映画おすすめ 最期のカートリッジ 1897年
前回のブログ 映画おすすめ パラノーマル・アクティビティ 呪いの印
世界初と言われる動く映画
「鉄道でエルサレムを離れる」
・映画おすすめ 感想
カメラが列車に乗り、移動していくと多くの人々に見送られているシーンが映し出される。
これは世界で初めて動くカメラ映像として認知されているが、これよりも前に「ハバ―ストロートンネル」が先に動く映画映像だと主張する人も少なくない。
この時代に同じように動く映像が映画史に刻まれたのは、歴史的なことである。
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前々回のブログ 映画おすすめ パラノーマル・アクティビティ4
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シリーズ
映画おすすめ パラノーマル・アクティビティ
映画おすすめ パラノーマル・アクティビティ2
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映画おすすめ パラノーマル・アクティビティ4
儀式は始まっている
「パラノーマル・アクティビティ 呪いの印」
評価:★3,2
・映画おすすめ 物語
高校を卒業したジェシーは、アパートの隣人たちからパーティーを開いてもらい、祝ってもらった。
そのころ、巷では行方不明事件が多発しており、そんなことは自分には関係ないと思っていた。
ジェシーとヘクターは小型のカメラを買い、それで遊んでいた。
すると隣人の家から物音が聞こえてきて、ノズルを付けた小型カメラで隣人に家を除くと、裸の女が立っていた。
興奮する二人だったが、男が現れ女の腹に何かの刻印を書き始めるのだった。
ある日、ジェシーが起きると、ベッドの血がついており、体を見ると、腕に何かに噛まれた歯形がくっきりとついていた。
噛まれた記憶のないジェシー。
その後、隣人が死体で発見されるという事件が起こり、その家に入って肝試しをするようになる。
そしてある悪魔召喚術が描かれたノートを見つけ、ジェシー、ヘクター、マリソンの友達三人は、黒く塗った鏡と三角形と丸で構成された図形を使い、悪魔の儀式を行うが、何も起こることはなかった。
ところが不良に絡まれたジェシーは、腕の一振りで不良たちを吹き飛ばすほどの力を得て、さらに後ろに倒れそうになると、空中で体が停止するようになっていた。
最初はこの不思議な力に興奮していたのだが、次第に体に不調をきたすようになり、目からは長い髪の毛が出てきたり、怒りっぽくなるなど、確実にジェシーは変化していった。
ヘクターとマリソンは気になり、こういう経験をした人物と接触することにする。
公園で待ち合わせた女の子は、魔女の儀式が行われており、街で起こっている行方不明事件は、魔女が集合しようとしているのではないか、と言い始めるのだった。
そしてジェシーも突然と姿を消すのであった。
・映画おすすめ 感想
よく言えばリアル、悪く言えば地味な本シリーズ。
一作目は低予算であり、定点カメラ視点から、超常現象をとらえた斬新さが世間に受けたのだが、本作までシリーズが続くと、接点を見つけるのが大変になってくる。
本作は一作目とつながる物語、とあったのだがそれを探すのが大変な映画になっている。
もう一作目を何年も前に見たので、覚えていないからか、本作の繋がりに驚くところが、個人的には驚けなかったのが残念である。
他の方のレビューを見ると、どうやら途中に出てくる女の子は二作目で唯一生き残った少女であり、最終版に登場する女性二人は、本作のメインシリーズに登場する重要な姉妹であるそうだ。
さすがに覚えていない。
定点カメラ映像は本作ではなくなり、手に持ったカメラ演出になったことからも、マンネリ化を防ぐ対策はしているのだろうが、ここまで関係のない物語を作られては、物語を追いかけるのもやっとである。
ホラー演出も、次第に一作目の分からない何かから魔女儀式という原因が見えてきたので、シリーズを通して推理する楽しみというのもあるのかもしれない。
監督 クリストファー・B・ランドン脚本 クリストファー・ランドン製作 オーレン・ペリジェイソン・ブラム製作総指揮 スティーヴン・シュナイダー出演者ケイティー・フェザーストンアンドリュー・ジェイコブスジョージ・ディアズ
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前々回のブログ 映画おすすめ グリーンランドドッグと一緒に運転 1897年
前回のブログ 映画おすすめ パラノーマル・アクティビティ4
メリエス監督が描いた戦争
「最後のカートリッジ」
・映画おすすめ 感想
本作はある絵が題材になっている。
フランスの戦争を描いた絵画なのだが、それはフランス兵の英雄的な行為を映画いている。
尼僧が兵士たちを看病するある屋敷があり、そこに敵の兵士が押し寄せてくるのを、フランスの兵士たちが必死に守る姿が描かれている。
それをジョルジュ・メリエス監督が映画化したのが本作だ。
まさしく床に置かれた最後の弾丸を兵士に渡した直後、爆撃で弾丸を渡した兵士は負傷してしまう。
そこを尼僧が看病する光景が描写されている。
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前々回のブログ 映画おすすめ ザ・グラッジ 死霊の棲む家
前回のブログ 映画おすすめ グリーンランドドッグと一緒に運転 1897年
パラノーマル・アクティビティシリーズ
映画おすすめ パラノーマル・アクティビティ
映画おすすめ パラノーマル・アクティビティ2
映画おすすめ パラノーマル・アクティビティ3
あの恐怖は続いていた
「パラノーマル・アクティビティ4」
評価:★4,1
・映画おすすめ 物語
女子高校生のアレックスは、小さい弟のワイエットと両親の四人で暮らしていた。
アレックスには彼氏のベンがおり、時折、家に来ては家族とも親しくしていた。
そんな一家の家の向かい側には母子家庭の母と小さい子供が住んでいた。
ある日、その家に救急車が止まり、母親が搬送されるという出来事が怒る。
そこでしばらくの間、そこの家の子供ロビーを預かることになるのだが、チャットカメラがオンになったまま眠っていたアレックスの寝室に、ロビーがやってくるのを、ベンが録画機能で発見し、気味が悪く、さらに家で誰もいないはずが物音がしたりと、異変が起こっていることかあ、家中のパソコンのチャットカメラをオンにして、家の中を撮影することにしたのだった。
するとやはりロビーが夜中に起きて奇行を行っていた。
さらにロビーが来てから、ワイエットは次第に家族に心を閉ざすようになっていく。
異変はさらに続き、料理中の母親が使っていたナイフが空中に消えたり、アレックスが一人で家に居る時に、照明器具が落下してきたりと、異変はだんだんと大きなものとなっていく。
そして連絡もなく、向かいの母親が家に帰ってきていることにも、アレックスは最初に気付くのだった。
だがアレックスの母親はなんの連絡も受けていなかった。
アレックスとベンはロビーがワイエットの体に書いた絵を調べていくうちに、魔女の刻印へとたどりつくのであった。
・映画おすすめ 感想
一人称視点、POVを世界的に有名にした映画の一つであるパラノーマル・アクティビティシリーズの第四弾である本作。
物語としては一作目の事件の前日談が二作目であり、その前日談が三作目であり、二作目の後日談がこの四作目、という複雑な構成になっている。
しかし冒頭でどういったシーンから始まるのかを説明してくれるので、本作単体でも見やすい構成になっている。
またPOV独特の淡々とした映像がまた恐怖を、作り物からよりリアルなものへと変化させているところが、本シリーズ最大のポイントだと個人的には思っている。
作りこまれたホラーではなく、ごく自然にホラーを見せてくる。
これが人気のあるシリーズにした要因ではないだろうか。
監督 ヘンリー・ジューストアリエル・シュルマン脚本 クリストファー・B・ランドン製作 オーレン・ペリジェイソン・ブラム製作総指揮 アキヴァ・ゴールズマンスティーヴン・シュナイダー出演者ケイティー・フェザーストンキャスリン・ニュートンミカ・スロート
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前々回のブログ 映画おすすめ 催眠術師 1897年
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デンマーク初の映画
「グリーランドドッグと一緒に運転」
・映画おすすめ 感想
映画というエンターテイメントは確実に世界に広がり続けていた。
この年、デンマークで初めて映画が制作され、それが本作になる。
犬ぞりに男が乗っている姿が映し出され、カメラの奥から手前へやってきて、消えると、次は反対方向から犬ぞりだけが現れ、男は乗っていないで逆に追いかける、という喜劇テイストの映画になっている。
やはり時代は喜劇を求めていたのだろうか。
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前々回のブログ 映画おすすめ ガンズ・アキンボ
前回のブログ 映画おすすめ 催眠術師 1897年
呪いは伝染する
「ザ・グラッジ 死霊の棲む家」
評価:★3.9
・映画おすすめ 物語
夫をガンで亡くし、息子と二人暮らしのマルドゥーン刑事は、職場復帰した。
相棒に選ばれたのは、前の相棒が精神科病棟に入れられたグッドマン刑事だった。
二人は早速、森の中で発見された車の中で変死体となって発見された遺体を調べることになる。
遺体の身元を調べているうちに、ある家が事件に関係していると判明すると、グッドマンは、事件の捜査を止めるようにマルドゥーンに警告する。
意味が分からないままに、マルドゥーンは事件と関係のある家を訪れると、そこには指を自ら切断した老婆と、テレビの前の椅子で腐った老人の遺体を発見する。
恐怖に震えながら応援を呼ぶマルドゥーン刑事。
実はその家に前に住んでいたある家族がおり、妻が子供と夫を殺して自らも自殺した経緯があった。
その事件を相棒と追っていたグッドマン刑事の相棒はおかしくなり、自ら拳銃で自殺を図り、顔半分をケガして精神科病棟に収監されていたのだ。
さらにその家を売りに出していた不動産会社の男性夫婦も、あの家に入った後、夫が妊娠中の妻を殺害し、自らも命を絶っていた。
事件はすべてあの家から広がっていると考えたマルドゥーン刑事は、家を燃やすことを決意するのだった。
・映画おすすめ 感想
ハリウッド版呪怨の第四弾となる本作。
前作までの流れとは完全に話を断ち切り、リブートするということで制作された映画である。
まるで関係ないというわけではなく、最初の事件が起こる前、家族を惨殺した母親が日本のある家にかかわったことから、事件は起こっていくので、これまでの呪怨とまったく関係ないというとそういうわけでもない。
また日本の呪怨シリーズを意識したのだろう、時系列がバラバラに描かれ、ある家族の場合、ある夫婦の場合、ある老夫婦の場合、と小さいエピソードで構成された映画になっている。
そこは見ている方に頭で組み立てることを要求されるので、混乱する人もいるかもしれない。
また本作の評判はあまりよくなく、退屈だ、という評論家からの意見がある。
個人的には面白いホラー映画だと思ってみていた。
呪怨へのリスペクトも感じられる映画である。
ただこういうのが呪怨でしょ、と押し付けてくる感じも場面場面にあったのは確かである。
監督 ニコラス・ペッシェ(英語版)脚本 ニコラス・ペッシェ原案 ニコラス・ペッシェジェフ・ブーラー原作 清水崇『呪怨』製作 一瀬隆重サム・ライミロバート・G・タパート製作総指揮 ダグ・デイヴィソンジョセフ・ドレイクネイサン・カヘインロイ・リージョン・パワーズ・ミドルトンスカイラー・ワイス出演者アンドレア・ライズボローデミアン・ビチルジョン・チョーベティ・ギルピン
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前々回のブログ 映画おすすめ クロンダイクのために馬を積み込む 1897年
前回のブログ 映画おすすめ ガンズ・アキンボ
メリエス監督の編集演出
「催眠術師」
・映画おすすめ 感想
フィルムを切って貼る、のかそれともカメラを一度止めて再び回すのかは定かでないが、メリエス監督はよく、何かが現れる、何かが消える、といった演出を行う。
本作では催眠術で衣服を一瞬で抜かせたり、衣服を交換したりする演出がなされている。
そして監督の得意な喜劇でまとめられている。
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前々回のブログ 映画おすすめ モータルコンバット2
前回のブログ 映画おすすめ クロンダイクのために馬を積み込む 1897年
手に銃を外科手術でつけられたオタク
「ガンズ・アキンボ」
評価:★3,8
・映画おすすめ 物語
課金ゲームを制作する会社に勤め、平凡なオタクとして過ごすマイルズは、ネットの中では違っていた。
スキズムと呼ばれる殺し合いを見ながら、暴力的な書き込みを続け、ネットの中だけは抑圧された日常から解放されていた。
スキズムには絶対的な勝者であるニックスという女性がおり、ニックス相手に命を長らえた者は一人としていなかった。
マイルズはいつものようにスキズムを見ながら、暴力的な書き込みをしていたところ、あるユーザーと喧嘩になってしまうのだった。
それでも日頃のうっぷんを晴らすように書き込みをしていると、自分のアカウント情報がばれてしまうのだった。
ちょうどそこへ昔の彼女からメッセージが届き、会うことになる。
と、安堵していたところにいかつい連中が部屋へ乗り込んできて、彼を拉致するのだった。
次に目が覚めた時、彼の腕には無理やりボルトで固定された二丁の拳銃があり、どうやってもとることはできず、激しい痛みにもがくのだった。
そこへ連絡してきたのは、スキズムの主催者であった。
マイルズが喧嘩を売った相手は、スキズムの主催者だったのである。
マイルズは強制的にスキズムに参加させられ、しかも相手がニックスであった。
彼はズボンをはくこともできず、パンツとガウンという格好で部屋を逃げ出し、昔の彼女に助けを求めるも、拳銃を持ってると思われ、逃げ出される始末。
しかもネット民からは、逃げずに殺されろ、と彼が今までしてきたように、多くの暴力的書き込みがされるのであった。
拳銃の撃ち方も知らないマイルズは、ニックスに追われ、逃げるしかなかった。
・映画おすすめ 感想
ダニエル・ラドクリフ主演のコミカルバイオレンスアクション映画である。
ダニエル・ラドクリフと言えば、ハリー・ポッターを演じた後、振り切った変な役で映画に登場することがよくある。
本作でも手に拳銃をボルトで強引に固定された役を、好演している。
ハリー・ポッターからなかなか抜け出せないでいるのだろう。
映画界では、当たり役が大きければ大きいほど、抜け出すために必死になる俳優が多く見られる。
きっと彼もファンタジーの世界から抜け出すために、必死なのだろう。
今作に限っては、素晴らしい演技だったと思えた。
監督 ジェイソン・レイ・ハウデン脚本 ジェイソン・レイ・ハウデン製作 トム・ハーン(英語版)フェリペ・マリーノ(英語版)ジョー・ニューローター(英語版)製作総指揮 アレクサンダー・ボージャーズウィル・クラークタラ・フィネガンジョン・ジェンクスシュテファン・カペラリマイケル・J・メイリスアンディ・メイソンモリッツ・ピーターズジョー・シンプソンエイドリアン・ポリトウスキージェイ・テイラーバスティアン・シロドサイモン・ウィリアムズ出演者ダニエル・ラドクリフサマラ・ウィーヴィングネッド・デネヒー(英語版)ナターシャ・リュー・ボルディッゾグラント・バウラー
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前々回のブログ 映画おすすめ ハバーストロートンネル 1897年
前回のブログ 映画おすすめ モータルコンバット2
馬の積み下ろし
「クロンダイクのために馬を積み込む」
・映画おすすめ 感想
船から大きな箱がクレーンで降ろされているのが見える。
その箱の中身は馬である。
船の貨物室から箱に入った馬が降ろされるという、なんとも不思議な光景である。
固定カメラで撮影されている本作は、箱の中身が見えないので、馬を積み下ろしているのかどうかは分からないが、当時の文化としてこういうことがあったというのを知ることのできる映画である。
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前々回のブログ 映画おすすめ G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ
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戦いは終わったはずだった
「モータルコンバット2」
評価:★3,3
・映画おすすめ 物語
モータルコンバットによるリュウ・カンの勝利で、人間界に平和が訪れたかに見えた。
しかしモータルコンバットをつかさどる神々のルールを無視して、シャオ・カーンなるものが魔界の軍勢を率いて人間界に攻めてきた。
その圧倒的な武力と、魔力で魔界と人間界は一つになろうとしていた。
モータルコンバットの勝者リュウ・カンは、魔界の王女キタナ、人間の戦士ソニア、人間界の守護者ライデンと共に、魔界の侵略者と戦うものの、敗走してしまう。
ライデンはルールを破ったことを神々の神殿で神々に相談しにいくことにし、リュウ・カンとキタナ王女にはある山にいる者に修行をつけてもらいに行けと告げ、ソニアは新しい仲間ジャックスを迎えに行くことになる。
それぞれ分かれた一行。
リュウ・カンとキタナ王女は、荒廃した砂漠を抜け、山に入るとサブゼロの弟と出会い、魔界の軍勢から離れ、二人を守ろうとしてくれるも、敵に見つかり敗れ、キタナ王女は連れ去れてしまう。
一人、山へ向かったリュウ・カンはさらなる強さを求め、獣に変化する男から三つの試練を受けることになる。
自分の中の野生を解き放て、と言われるのだった。
一方、ライデンは神殿で神々に魔界の者がルールを破ったと告げるも、神々は傍観することをきめたらしく、ライデンは自ら戦うことを選択するのだった。
ジャックスを迎えに行ったソニアは、新しい研究をしていたジャックスを無理やり連れ出し、腕に機械を付けたままのジャックスとソニアは、世界が荒廃しているのを目の当たりにするのだった。
神々の神殿で合流した一行は、魔界の軍勢と戦うことを決意する。
人間界を救えるのは彼等だけなのだ。
・映画おすすめ 感想
前作が好評だったこともあり、続編として制作された本作。
正直、前作がなぜ評価され、アンダーソン監督がいちやく、大物監督の仲間入りしたのかわからなかったが、本作はそれに輪をかけて、出来が良いとは言えない。
前作は肉体を駆使したアクションが魅力だったが、本作はアクションが少し控えめで、その分、セットや特撮、特殊メイクに力を入れているような気がした。
特に当時の特殊メイクの技術力もあるのだろうか、なかなかひいき目に見ても、良い出来とは言えない魔界の住人たちが登場する。
また格闘ゲームを原作とするはずなのに、モブキャラたちが馬に乗り、合戦のように登場するのは、違和感があり別の映画かと思うほどである。
近年になり最新技術でリメイクされていることからも、海外ではやはりモータルコンバットは人気作なのだろう。
新作もあるのだろうか?
監督 ジョン・R・レオネッティ脚本 ブレント・V・フリードマンブライス・ゼイベル原作 『モータルコンバット』(ミッドウェイゲームズ)製作 ローレンス・カザノフ製作総指揮 カーラ・フライアリソン・サヴィッチ出演者ロビン・ショウタリサ・ソトジェームズ・レマーサンドラ・ヘスリン・レッド・ウィリアムズブライアン・トンプソン
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前々回のブログ 映画おすすめ 幻覚の錬金術師 1897年
前回のブログ 映画おすすめ G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ
トンネルの記録映画
「ハバーストロートンネル」
・映画おすすめ 感想
本作はパノラマというのちに人気になるジャンル映画の最初の一つとされている。
パノラマ映画とは、移動する風景だけを撮影することで、観客に臨場感を与える撮影技法の一つである。
本作も列車に乗っているような構図から、トンネルに入り、抜けるまでを撮影しており、見る者に臨場感を与える映画になっている。
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前々回のブログ 映画おすすめ DUNE/デューン砂の惑星
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父はなぜ殺されなければならなかったのか
「G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ」
評価:★3,6
・映画おすすめ 物語
ある少年は子供の頃、父と二人で山の中にある山小屋で暮らしていた。
しかし父は何かにおびえ、ある日の夜、逃げ出そうとしたところに、銃を持った連中が現れ、父はサイコロを振り、二つのサイコロの目が一を出してしまう。
スネークアイズと呼ばれる最小の目を出したことで、父は撃ち殺されてしまう。
少年は逃げ、のちに育った青年はスネークアイズと名乗り、父を殺した男を探していた。
そこへケンタというヤクザの親分が声をかけて来た。
仕事をやるから自分のいとこであるトミーを殺せという。
殺したら仇を見つけてやると言われ、スネークアイズは、港で働きながらトミーと親しくなっていく。
やがてケンタが武器の密売をしていることを知ったトミーは、ケンタが自分の一族を裏切った者だと言い、ケンタを襲撃する。
だが返り討ちに会い、スネークアイズとトミーはケンタを逃がしてしまうのだった。
トミーはスネークアイズを日本に連れていき、自らの一族、嵐影流の忍者であることを明かし、スネークアイズにも忍者の試練を与え、忍者になることを進めるのだった。
しかしスネークアイズはケンタとつながっており、ケンタの計略で嵐影流の本拠地に入ったのであった。
そして嵐影流が大切に守る宝玉を手に入れようとしていた。
それを手に入れれば、父の仇を討てる。
そう信じ、スネークアイズは暗躍するも、トミーや嵐影流の教えに、次第に心が変化していくのだった。
この企みの裏には世界的組織「コブラ」と「G,I.ジョー」が関わっていた。
・映画おすすめ 感想
G.I.ジョーシリーズ第三弾であり、作品屈指の人気キャラクターであるスネークアイズに焦点を当てた映画になっている。
前作までの二作では、スネークアイズはヘルメットをかぶり顔を見せず、しゃべることもしなかった。
本作ではスネークアイズが誕生するまでのオリジンを描き、さらにライバルであるストームシャドーとの関係も描かれている。
舞台は日本であり、忍者の本拠地が城、城を出ると城下町が広がり、さらにそこを抜けると東京の街になるという、不思議な世界観の日本が舞台である。
また武器の取引をする場所も日本らしさを追求したのだろう、狭い路地で取引が行われ、戦いがネオン看板の目の前で繰り広げられるなど、ハリウッドが描く日本がそこにはある。
日本からも海外に拠点を移した平岳大、日本からは石田えりが重要な役柄で出演するなど、日本に寄せた演出がなされている。
さらにアクションにこだわったところもあり、インドネシアの武術家で俳優のイコ・ウワイスも出演している。
これだけのことをしながら、作品は賛否両論である。
おそらくだが観客はマスクをかぶったあのスネークアイズが見たいのであって、スネークアイズのオリジンを観たかったわけではないと思う。
さらにイ・ビョンホン演じるストームシャドーも、俳優が違うので、いまいち入り込めない部分もあった。
またG.I.ジョーとコブラが登場するが、本編にはほとんど関係ないのも、残念なところである。
監督 ロベルト・シュヴェンケ脚本 エヴァン・スピリオトポウロスジョー・シュラプネルアンナ・ウォーターハウス原案 エヴァン・スピリオトポウロス原作 ハズブロ製作 ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラブライアン・ゴールドナーエリク・ハウサム製作総指揮 デヴィッド・エリソンデイナ・ゴールドバーグドン・グレンジャーグレッグ・ムーラディアンジェフ・G・ワックスマン出演者ヘンリー・ゴールディングアンドリュー・小路ウルスラ・コルベロ(英語版)サマラ・ウィーヴィング安部春香平岳大イコ・ウワイス
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前々回のブログ 映画おすすめ キューピッドとプシュケ 1897年
前回のブログ 映画おすすめ DUNE/デューン砂の惑星
世界初のストップモーションアニメ
「幻覚の錬金術師」
・映画おすすめ 感想
ジョルジュ・メリエス監督というのは、商業映画の父と言われるだけのことはあり、アイディアマンである。
本作に登場する合成、ストップモーションアニメなどは、この映画で本格的に導入され、特に実写にストップモーションアニメを入れたのは、本作が初めてである
当時の人たちは、偽物とわかっていても、その動き、仕掛けをどうやったものか考えたのだろう。
それも映画の楽しみであったはずであり、今と変わらない映画談義である。
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前々回のブログ 映画おすすめ 天国は、ほんとうにある
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砂の惑星に青年は運命を見る
「DUNE/デューン砂の惑星」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
機械文明が滅び、西暦一万年を過ぎた人類は、西洋文化を発展させた生活様式を用いり、宇宙に帝国を築き、生活していた。
皇帝は宇宙を支配しながらも、その権威は必ずしも絶対的ではなかった。
各惑星を領地とする三つの公家、アトレイデス家、ハルコンネン家、コリノ家は権力を持ち、さらに修道院、恒星間航行を行うスペースギルドが力をつけ、帝国は一枚岩ではなかった。
さらにメランジと呼ばれる精神と肉体に絶大なる作用を施すスパイスが貴重とされ、それが取れる惑星アラキスを征服するものは、権力をさらにましていた。
ハルコンネン家がアラキスを長らく統治していたが、公邸の命令によって、アラキスはアトレイデス家の領地とすることとなった。
アトレイデス家の当主レトは、愛妾ジェシカとの間にポールという息子を授かっており、ポールは修道院出身の母から、声で人を操る方法を、側近たちからは護身術を教えられ、育てられていた。
ポールは皇帝の命令が下る直前から不思議な夢を見ていた、砂と岩だらけの世界で女性と一緒にいる夢であった。
そのことを話せるのは、信頼を置ける兵士ダンカンだけであり、両親には話せずにいた。
そんなポールの悩みをよそに、皇帝の命令で、領地替えを行う準備は順調に進み、ついに砂漠の惑星アラキスへとアトレイデス家は到着するのであった。
当主レトは、アラキスの原住民であるフレーメンとの講和を望んでいた。
ハルコンネン家が統治していた頃は、スパイスを採取するだけで、フレーメンに反感をかい、争いが起こっていた。
ポールも父に従い、アラキスの未来と自分の夢を重ねるのであった。
そんな時、ハルコンネン家の軍勢と皇帝の軍勢が夜襲をかけて来た。
アラキスにアトレイデス家を移住させたのも、全ては謀略だったのである。
レトは捕まり、口に仕込んだ毒歯をかみ砕き、毒を周囲にまき散らしながら死に、ポールとジェシカはダンカンたちの護衛を受け、砂漠に逃げることに成功するのであった。
砂漠の民たちが信じる救世主がポールであるのか、宇宙の命運は砂の惑星とポールの運命に託されたのだった。
・映画おすすめ 感想
本作の紆余曲折の物語を映画好きなら知っていることだろう。
本作はSF小説の名作であり、発売当時にベストセラーとなった作品である。
それをフランスに移住したばかりのカルト映画の帝王アレハンドロ・ホドロフスキーが映画化に乗り出し、各界のクリエイターを集め、撮影にあと一歩いというところで潰れてしまい、その後、版権を手にした別のプロデューサーが当時、若手だったデヴィット・リンチ監督に作らせたのが、最初の映像化であった。
だが原作のあらすじをなぞるような総集編的な映画に、不評となり、それからしばらくは映像化されなかったが、90年代から2000年代にかけてドラマ化され、それは原作に忠実であり、好評を受け、映画では語られなかった、ポールの子供たちの物語まで映像化されてた。
そして本作である。
今回で五回目となる映像化である本作は、監督に「ブレードランナー2049」のドゥニ・ヴェルヌーヴを迎え、リンチ監督の映画の失敗を教訓に、二部構成の第一部を制作したものである。
これだけ紆余曲折あり、しかも原作が名作中の名作であることからも、プレッシャーは相当だったと推測される。
本作はいわゆるポール編の前半部をほぼ網羅した形で映画化しており、物語はポールとジェシカが砂漠の民たちと砦へ向かうところで終わっている。
計画としてどこまで進んでいるのか、後編は本当に作られるのか、キャストは戻ってくるのかなど、不安材料がありながらも、一応、前編としては成功したのではないだろうか。
演出面でも砂漠の惑星の神秘さ、宗教的な部分、それぞれの思惑が絡み合った、複雑なプロットを見事に映画化している。
ただ個人的にはアレハンドロ・ホドロフスキー監督がいかに壮大なビジョンを持っていたのかを、「ホドロフスキーのDUNE」を見て知っているので、よくできたSF映画だとは思いながらも、あの鮮烈なビジョンをやはり超えることはできなかった。
面白い。
この映画はSF史に残る面白い映画になっているのは確かなのだが、爆発的な鮮烈さはないような気がする。
それも物語の完結を見てから決めることであるから、後編を期待してまっていようと思う。
監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ脚本 エリック・ロスジョン・スペイツドゥニ・ヴィルヌーヴ原作 フランク・ハーバート『デューン砂の惑星』製作 メアリー・ペアレントドゥニ・ヴィルヌーヴケイル・ボイタージョー・カラッチョロ・ジュニア製作総指揮 トーマス・タル(英語版)リチャード・P・ルビンスタイン(英語版)出演者ティモシー・シャラメレベッカ・ファーガソンオスカー・アイザックジョシュ・ブローリンステラン・スカルスガルドデイヴ・バウティスタスティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソンゼンデイヤチャン・チェンシャロン・ダンカン=ブルースター(英語版)シャーロット・ランプリングジェイソン・モモアハビエル・バルデム
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前々回のブログ 映画おすすめ コーベット-フィッツシモンズの戦い 1897年
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広大なプールでの演技
「キューピッドとプシュケ」
・映画おすすめ 感想
ギリシャ神話に基づいたダンスの演技を固定カメラで撮影したものである。
場所は七つの巨大なプールがあり、ガラス張りのテーマパークの中央に設置されたステージであり、踊っているのは子供たちに見える。
情報では一万人を収容できるかなり大きな施設であり、観客も大人数に見える。
演技もそうだが、その施設をフィルムに残しているというのが貴重に思える映画だ。
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前々回のブログ 映画おすすめ 恋人はゴースト
前回のブログ 映画おすすめ コーベット-フィッツシモンズの戦い 1897年
一人の少年が体験したこと
「天国は、ほんとうにある」
評価:★3,9
・映画おすすめ 物語
牧師のトッドは牧師をしながら、工務店、消防団、高校のレスリング部のコーチを務める、多忙な牧師だった。
しかしお金に困っており、常にお金のことで苦労していた。
そんなトッドには二人の子供がおり、妻との間も良好で、家族で旅行をしたりしていた。
その旅行から帰る途中、急に、三歳の長男が嘔吐を始め、長女も嘔吐をし始める。
家に帰っても二人の嘔吐は止まらなかったが、長女は次第によくなっていった。
だが長男のコルトンの容態は悪化していき、熱が上がってくる。
トッドと妻は虫垂炎ではないか、と疑い急いで病院へ駆けつけると、非常に危険な状態であることが判明し、すぐに手術することになる。
妻は知り合いに電話をして息子のために祈ってほしい、と言い、トッドは病院の教会へ行き、息子を奪うのか、と怒りをあらわにするのだった。
手術を終えた息子は命をとりとめ、トッドと妻は安堵するのであった。
退院してしばらくしてから、コルトンは不思議なことを言い始めるのだった。
自分は天国へ行って、キリストと出会ったと。
牧師であるトッドは息子の言葉をその場で否定することができず、心理学の教授に会いに行き、意見を聞くのだった。
しかし息子の言葉を否定され、トッドは不機嫌になってしまう。
だがコルトンの言葉をどう受け止めるべきなのか迷っていると、新聞記者がこの話に飛びつき、新聞に大々的に出てしまうのだった。
トッドは知り合いからからかわれ、コルトンの姉も男の子にからかわれるのだった。
牧師として父としてトッドは迷うのであった。
・映画おすすめ 感想
本作は実際にあったことを基にした映画である。
臨死体験とは、心臓が停止して体験するものであるが、本作に出てくる子供のモデルとなった少年は、心臓が停止したわけではない。
それでありながら、肉体を離れた意識は悲嘆にくれる母と教会で憤慨する父、教会の扉を開くと天使たちが歌ってくれ、そこにキリストがやってきたという。
映画はこれを奇跡だとたたえる映画ではなく、それをどう受け止めてよいか分からない牧師であり父と、現実にお金のないことを憂う母、色目で見られることを嫌う地域の人々の苦悩が描かれている。
宗教的でありながら、それに逆に苦悩する人々を描いているのに、好感を持てる映画である。
個人的な話にはなるが、ある看護師の話によると、臨死体験をした患者は決まって花畑をみるらしく、その先に綺麗な橋が架かっているそうだ。
科学的にはこれは死の苦痛を免れるために脳が作った錯覚だという。
日本では花畑であり、キリスト教では天使が見え、イスラム教、ヒンドゥー教それぞれに、それぞれの臨死体験談があり、それぞれの宗教に従った臨死体験だという。
今も人はこれに結論を出せていない。
臨死体験は本当なのか、天国は実際に存在するのか。
死者は語ることがない。
戻ってくることもない。
だから人は永遠にこの謎を問い続けるのかもしれない。
監督 ランドール・ウォレス脚本 ランドール・ウォレスクリストファー・パーカー原作 トッド・バーポ、リン・ヴィンセント『天国は、ほんとうにある: 天国へ旅して帰ってきた小さな男の子の驚くべき物語』(青志社)製作 ジョー・ロスT・D・ジェイクス製作総指揮 スー・ベイドン=パウエルサム・マーサーデリク・ウィリアムズ出演者グレッグ・キニアケリー・ライリーコナー・コラムレイン・スタイルズ
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原作本です。
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前々回のブログ 映画おすすめ シカゴ警察パレード 1897年
前回のブログ 映画おすすめ 恋人はゴースト
世界初の長編映画
「コーベット-フィッツシモンズの戦い」
・映画おすすめ 感想
これまでの技術では10分程度の作品でも長編と呼ばれていたが、本作は100分を超える、世界で初めての映画である。
内容はアイルランドの最も重要な聖パトリックの日に開催されたボクシングの試合を撮影した、ドキュメンタリー映画である。
この映画を可能としたレイサムループという技術であり、振動などからフィルムを隔離したことで、長時間の撮影と投影を可能にしている。
またワイドスクリーンを始めて採用した映画でもある。
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前々回のブログ 映画おすすめ シェラ・デ・コブレの幽霊
前回のブログ 映画おすすめ シカゴ警察パレード 1897年
失意の男が出会ったのはゴーストだった
「恋人はゴースト」
評価:★3,7
・映画おすすめ 物語
常勤医師を目指すエリザベスは、休む暇も惜しんで、病院で必死に働いていた。
その功績が認められ、彼女が常勤医師として病院に残ることとなり、26時間ぶりに家へ帰ろうとした時、車で事故に遭遇してしまう。
しばらくして一人の男が部屋を探していた。
デイヴィットは、妻を亡くし無気力で酒におぼれる日々を過ごしていた。
そんな中で一枚のチラシを見つけ、ある部屋に引っ越すことを決意する。
ソファに座り自堕落に飲んでばかりいた時だった。
一人の女性がここは自分の部屋だ、と言いながら怒って現れたのである。
二重契約だった、とデイヴィットは不動産会社に連絡しようとした時、彼女は消えていた。
茫然とするデイヴィットが次に彼女を目撃したのは、シャワーを浴びた後の鏡に映る彼女だった。
エリザベスと名乗る彼女は、自分が幽霊であることを自覚しておらず、デイヴィットとのやり取りで自分が幽霊であることを自覚していく。
もしかして死んでしまったのか、とデイヴィットと一緒に真相を探っていくと、実は三カ月前に事故にあい、昏睡状態で病院のベッドで機械につながれ、植物状態にあったのだった。
エリザベスは何とか自分の体に入り込もうとするもうまくいかず、それを見守るデイヴィットは、次第に怪しい人間として扱われるようになるのだった。
果たしてエリザベスは元に戻れるのか。
・映画おすすめ 感想
久しぶりのラブコメディ映画である。
本作は「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」の直前にリース・ウィザースプーンが出演した映画である。
またMCUでハルクを演じる前のマーク・ラファロも出演している。
後に世界的に評価を受ける映画に出演する前の二人が演じる、ラブコメディ映画は、演技は確かな二人ならでわの掛け合いがテンポよく、ここのいい作品になっている。
演出面ではCGをそこまで多用していないところもよく、ゴーストという特殊な設定ながら、触れ合うことの大切さを描いている作品である。
またこの映画は運命が本当にあるのではないか、というところにも焦点を当てており、二人が出会ったのは特殊な環境ながら、運命だったのだろうと思える。
気持ちが軽くなる映画である。
監督 マーク・ウォーターズ脚本 ピーター・トランレスリー・ディクソン原作 マルク・レヴィ『夢でなければ』製作 ローリー・マクドナルドウォルター・F・パークス製作総指揮 デヴィッド・ハウスホルター出演者リース・ウィザースプーンマーク・ラファロ
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前々回のブログ 映画おすすめ バッファロー警察署パレード 1897年
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整然とした行進
「シカゴ警察パレード」
・映画おすすめ 感想
エジソン社でバッファロー警察のパレードが制作された。
それをまねしたわけでもないのだろうが、ルイス・リュミエール監督も、同じような映画を製作している。
固定カメラでシカゴ警察のパレードをフィルムに収めている。
バッファロー警察の行進よりも警察官の人数は多い。
それが乱れることなく更新する姿は、りりしさを感じる。
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前々回のブログ 映画おすすめ 夏への扉‐キミのいる未来へ‐
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亡き母からの電話の正体
「シェラ・デ・コブレの幽霊」
評価:★3,9
・映画おすすめ 物語
建築家でもあり心霊調査官でもあるネルソンの元にある依頼ま舞い込んできた。
盲目の資産家であるヘンリーからの物だった。
内容は、夜な夜な亡き母から電話がかかってくる、という不可思議な依頼だった。
さっそくヘンリーの妻であるヴィヴィアンと共に、ヘンリーの母が眠る納骨堂へ調査に向かうネルソン。
納骨堂の中は広く、入り組んでおり、ようやくヘンリーの母が納骨されている部屋に入ると、棺桶の蓋は開けられ、近くに電話がおかれていた。
なにものかの仕業だ、とネルソンが調査してみると、二人が納骨堂を後にしようとした時、バッグを忘れたヴィヴィアンが納骨堂へ一人で入っていくと、恐ろしい幽霊を目撃するのであった。
気を失ったヴィヴィアンを、自分の家へ連れて帰るネルソン。
そこで目覚めたヴィヴィアンの目に、一枚の絵画が見えた。
それはシェラ・デ・コブレという村の教会の絵であり、昔、そこで幽霊騒動があり、ネルソンは調査にいったことがあったのだった。
回復したヴィヴィアンを家まで送っていったネルソンは、依頼人のヘンリーとようやくそこで初めで会うのだった。
しかしその家には不気味な雰囲気のある家政婦ポリーナもいた。
彼女は実はシェラ・デ・コブレ出身であり、あの事件のことも覚えていて、ネルソンを事件を解決できなかったと責め立てるのだった。
その時、ネルソンとヘンリー、ヴィヴィアンの前でポルターガイスト現象が起こるのであった。
・映画おすすめ 感想
本作は古い映画である。
モノクロのえいがであり、時代も60年代の制作である。
しかも曰く付きの映画である。
本作はドラマの制作に先駆けて制作された54分版のパイロットフィルムに、カットしたシーンを追加して、劇場公開する予定だった。
ところが試写会であまりの恐怖に体調を崩すものが相次ぎ、アメリカでの公開を断念したという経緯がある。
だが会社側は製作費を回収するために、世界各国へフィルムを貸し出し、日本を含む各国でテレビ放映された。
その後、長年人目にさらされることがなかったことから、封印された映画と勘違いされていた。
日本の某テレビ番組でも、怖すぎて上映できなかった映画、として紹介されたことを管理人も覚えている。
現在では配信もされており、封印された映画というわけではないようだ。
演出面で確かに幽霊は、当時としては造形や足のないところなどは珍しく、ゆっくり迫ってくるシーンなどは、今見てもすごいものがある。
ただ現在からみると少し刺激が薄い映画ではあるが、雰囲気は今の映画よりも、怖さを演出しており、日本映画に近い怖さがある映画である。
監督 ジョセフ・ステファノロバート・スティーヴンス脚本 ジョセフ・ステファノ製作 ジョセフ・ステファノ出演者マーティン・ランドーダイアン・ベイカージュディス・アンダーソンレナード・ストーン
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前々回のブログ 映画おすすめ ヴィクトリア朝の女性の私室 1896年
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警察官の見事な行進
「バッファロー警察署パレード」
・映画おすすめ 感想
固定カメラで撮影された本作。
エジソンスタジオが制作した本作は、バッファロー警察署の音楽隊と警察官たちが、綺麗に並び歩いていく様子をフィルムに収めている。
その行進は今の時代と変わることなく、綺麗で整然としている。
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前々回のブログ 映画おすすめ ダブル・ジョパディー
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すべてを奪われた男
「夏への扉‐キミのいる未来へ‐」
評価:★3,7
・映画おすすめ 物語
父親と暮らしていた高倉宗一郎は、ロボット工学の博士だった父の影響で、子供の頃からロボット開発を遊びに育っていた。
しかし父が亡くなり知り合いの松下家に引き取られた宗一郎は、そこで松下家の娘、璃子と出会う。
二人は仲良く育っていたが、松下家の両親が事故で亡くなり、璃子は松下家の叔父に引き取られ、宗一郎は松下家が経営する会社でロボットの研究を続けていた。
そして株式を保有する共同経営者となり、テレビにまで紹介されるようになっていた。
ロボットの研究をしながら、愛猫のピートと時々、家を訪れる高校生の璃子と、平穏な日々を送り、ロボットが半永久的に動くプラズマ蓄電池の開発にもう少しで成功するところまで来ていた。
だが宗一郎の彼女であり会社の株主でもある白石鈴と実質的に会社の経営者である松下和人に研究のすべてを奪われ、宗一郎の家にあったロボットの試作機も蓄電池の設計図もすべてを奪われていた。
何もかも失った宗一郎は、コールドスリープによる現実逃避を考えたが、それを医師に見透かされ、飲酒していたことからも、コールドスリープができずにいた。
現実逃避してはいけない、と松下家に乗り込んだ宗一郎は、自分がはめられたことを聞きつけた璃子が自分の家へ向かったのと入れ違いに、松下家へ来る。
そこで白石に睡眠薬で眠らされ、愛猫のピートもどこかへ行ってしまう。
次に目が覚めた時、意図しない形で宗一郎はコールドスリープを白石にさせられる寸前だった。
2025年、目覚めた宗一郎は自分の開発するはずだった蓄電池が開発されていたことに驚き、さらに松下和人と白石鈴の会社は買収されていたことに驚く。
そして璃子がすでに他界していることに絶望するのであった。
ところが未来はすでに動いていたのであった。
・映画おすすめ 感想
だいぶ駆け足の映画だったな、というのが正直な感想である。
SF界の巨人であるロバート・A・ハインラインの原作を現代の日本に置き換え、制作された本作は、原作を読んでからずっと映画化したいと切望していたプロデューサーが、念願の映画化した作品である。
原作はもちろんアメリカ人の設定であり、ところどころ改変されているところも多い。
本作は「バックトゥザフューチャー」のように、未来を変えるために過去で頑張る映画であるのだが、映画の前半で伏線を張り、後半で答え合わせをするのが一般的であるのだが、前半の伏線が甘く、後半の答え合わせがいまいちピンとこなかった。
また宗一郎を助ける夫婦がいるのだが、原作ではヌーディストであり、最初は裸で登場するのだが、さすがにそこまではできなかったと見える。
それなりに楽しめた作品ではあったものの、さすがに「バックトゥザフューチャー」という巨大なタイムトラベル物が映画界にあり、テーマも同じであるから、どうしても比べてしまうところがある。
さらに原作はSFの名作中の名作であることからも、やはりSFファンとしては、少し厳しく見てしまうところがある。
こればかりは日本映画の限界というしかないのかもしれない。
監督 三木孝浩脚本 菅野友恵原作 ロバート・A・ハインライン『夏への扉』製作 小川真司(企画・プロデュース)村田千恵子(企画・プロデュース)松橋真三里吉優也製作総指揮 Vince GerardisTakenari Maeda出演者山﨑賢人清原果耶夏菜眞島秀和浜野謙太田口トモロヲ高梨臨原田泰造藤木直人
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優雅な世界の裏側
「ヴィクトリア朝の女性の私室」
・映画おすすめ 感想
ヴィクトリア朝のイメージと言えば、貴族が優雅にお城で舞踏会を開催しているものである。
きっと当時の人々もそういった風に想像していただろう。
今でいうならばインスタグラムでおしゃれに見える人々の事であろう。
しかしその裏側には、一般人となんら変わりのない世界があるということを物語は描いている。
映画は私室に戻った婦人が鎧のようなドレスを脱ぎ、コルセットを外し、椅子の上でくつろぐ姿が描かれている。
キラキラした世界に見えるが、中身は一般人と変わらないのである。
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夫殺しの罪で服役した女は夫が生きていることをしる
「ダブル・ジョパディー」
評価:★3,8
・映画おすすめ 物語
リジーは夫のニック、息子のマティと三人で暮らしていた。
リジーはマティにすべての愛を注ぎ、夫とはそれなりにトラブルも抱えているが、夫婦の仲は悪くはなかった。
ニックとリジーは、マティを知り合いに預け、二人だけでヨットに乗り、海の航海を楽しんでいた。
夜中、リジーが目が覚めるとニックの姿はなく、来ていたガウンには血がついており、ヨットの船内は血だらけだった。
外に出て、血の跡を追っていくと、海に消えていた。
落ちていたナイフを拾った時、ちょうどそこに沿岸警備隊がやってきた。
家に戻ったリジーは息子のマティと夫が海に落ちたのではないか、と沿岸警備隊に探させていたのだが、ニックは見つからなかった。
そしてナイフで血まみれだったリジーに夫殺害の容疑がかかり、保険金二百万ドルの受取人となっていたこともあり、彼女は夫殺しで有罪となってしまう。
刑務所へ服役する直前、知り合いのアンジーにマティを預け、彼女は服役する。
しかしアンジーとの連絡がとれなくなり、マティの行方も分からなくなる。
困っていると、囚人仲間から探す方法はいくらでもあると聞き、何とかアンジーの引っ越し先を突き止め、電話を掛けると、アンジーはしどろもどろで引っ越したことを謝罪するのだった。
そして久しぶりにマティと話していた時、マティが、パパ、と叫んだ瞬間、電話は切れてしまった。
リックは生きていたのだ。
リジーは自分をこんな目に合わせたこと、息子を奪ったことに怒りを覚え、復讐のために動き出す。
囚人仲間はそんな彼女に助言する。
人は同じ罪で二度は裁かれない。
・映画おすすめ 感想
生きていた夫を殺害する。
警察や裁判があまりに短絡的だと思いつつも、物語に引き込まれていく。
本作は身に覚えのない罪で服役させられ、しかも殺したとされる夫が生きているという、男って最低、な映画である。
また復讐劇だけではなく、保護観察官が主人公を追いかける、追跡劇、復讐するために、生きている夫を探す捜索劇、追われる主人公の逃亡劇と三つの物語がうまく重なっている面白い例の作品である。
制作されたのは90年代も終わりに近い頃であり、今となってはこういう映画もなかなかない、と思いながら見た映画である。
ラストは泣かせに来ているものの、冤罪事件として問題になるのではないか、と思いながら見終えた映画である。
監督 ブルース・ベレスフォード脚本 デヴィッド・ワイズバーグダグラス・クック製作 レナード・ゴールドバーグ出演者トミー・リー・ジョーンズアシュレイ・ジャッドブルース・グリーンウッドアナベス・ギッシュ
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