年間500本を観た映画ファンの映画おすすめ 映画:アントマン レビュー|映画レビューズ
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年間500本を観た映画ファンの映画おすすめ 映画:アントマン レビュー

毎度様です、ジンでございます。
本日の映画ブログは、マーベルコミック最小のヒーロー。
しかし強いぞ!
  ↓


第94号「アントマン

日本でアメリカコミック映画はあまり売れない。

きっと日本人にとって、アメコミというジャンルは、未知の領域であると同時に、ヒーローものというのが、あまり日本の観客を惹きつけないのだろう。

個人的にはアメコミ映画は大好きで、原作も収集している。

今回のアメコミヒーロー映画は、その中でも特質すべきヒーローである。

そもそもこの映画は、アメリカの2大出版社のヒーロー映画だ。

アメリカにはDCコミックとマーベルコミックの2大出版社がある。スーパーマンとバッドマンのDCコミック。アイアンマンとキャプテンアメリカのマーベルコミック。

この映画はマーベルコミックが原作の映画だ。

そしてこのヒーローの特質は大きさを自由に変えられることだ。

物語はアイアンマンことトニー・スタークの父親が生きていた頃、共に研究していた研究者ハンク・ピム博士は、素粒子間の幅を狭くする研究に成功し、物体を小型化、強靭化することに成功した。

そして自らの肉体を小型化、強靭化することで絶大なる力を得ることに成功する。

しかしこれを危険と考えた博士は、仲間たちの言葉を無視して、研究を封印した。

それから時は流れ、伝説の小型ソルジャーを実用化しようとするダレン・クロスは、あと一歩まで近づいていた。

元弟子の研究を危険視したピム博士は、1人の男に自らの意志を託すことにした。

スコット・ラング。軽犯罪を繰り返すシステムエンジニアの彼は、妻から離婚され、娘に会えにい日々が続き、娘のために真っ当な人生を歩もうとした。

そして彼はピム博士と出会い、アントマンを受け継ぐのだ。

こうして新たなるアントマンが誕生するのだが、実は映画のアントマンは2代目である。

原作コミックではピム博士が初代である。

ちなみに3代目も原作ではいるし、その先もあるのだが映画とは異なる世界の話であるから、割愛させてもらう。

このアントマン、アベンジャーズを中心とするマーベルシネマティックユニバースの1作となっている映画だ。

そもそもこのシネマティックユニバースは、アイアンマンから始まりアベンジャーズへ、つながるフェーズ1。

アイアンマン3から始まりアベンジャーズエイジオブウルトロンへつながりこの、アントマンまでがフェーズ2となっている。

単体で楽しめる映画ながら、それまでの映画の背景を踏まえつつも、自作のキャプテンアメリカシビルウォーへの伏線ともなっている。

世界観は複雑でマニアックだが、素粒子の世界にまで範囲を広げた、新しいヒーロー像だ。

ちなみにシビルウォーでは、ジャイアントマン、つまり巨大化してヒーローになる。

アメリカで珍しく巨大ヒーローである。

ヒーローたちの中でも、興味深いヒーローである。


原 作:スタン・リー
監 督:ペイトン・リート
キャスト:ポール・ラット
     エヴァンジェリン・ 
     リリー

     マイケル・ダグラス





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