年間500本を観た映画ファンの映画おすすめ 映画ワイルドスピード〜SKYMISSION〜 レビュー|映画レビューズ
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年間500本を観た映画ファンの映画おすすめ 映画ワイルドスピード〜SKYMISSION〜 レビュー

毎度様です、ジンでございます。
本日の映画は、悲劇的な幕開けと、永遠のスターの最後の勇姿が刻まれた、フルスロットル映画。 
   ↓



第92号「ワイルドスピード〜SKYMISSION〜

ワイルドスピードシリーズもこれで7作目である。

第1作目が公開されたのが2001年であるから、もう10年以上世界中で愛され、ヴィン・ディーゼルの代表映画であり、次回作も決定している。

そんな中でもこの映画は特別な意味をもつ映画となってしまった。

物語はヴィン・ディーゼル演じるドミニクが恋人レティを取り戻した前作の続きとなる。

記憶の戻らないレティとの関係に苦悩していた。

そんな中で再び彼らファミリーのもとへ犯罪組織撲滅の依頼が舞い込んでくる。

話としては、いつも通りの展開ではあるのだが、シリーズをおうごとに、ファミリーは大きくなり、ドミニクはゴッドファーザーみたいになってくる。

また特殊部隊を率いるドウェイン・ジョンソンは、生身のターミネーターと化している。

題名通り、車が飛行機から落下するなど、いつも通りの迫力満載の映画なのだが、やはりこの映画はある想いを込めて見てしまう。

主演の1人、ポール・ウォーカーが撮影中、知り合いの車で事故死するという、悲劇が襲ってしまった。

これまでにもそうした映画は、私の知る限りではいくつかある。

マッドマックスではスタントマンが撮影中に亡くなり話題となり、近年ではトランスフォーマーシリーズでもスタントマンが亡くなる事故があった。

しかし主演俳優が撮影中に亡くなるということはこれまでなかったのではないだろうか。

これを受けて、ホポールの意思を継いだ形で、弟たちが残りのシーンを代役として勤め上げた。

そしてエンディングもこのことで変化している。

ファミリーのもとから車で走り去るドミニク。それを追いかけてくるポール。

この時、ヴィン・ディーゼルの独白でものがありは終わりをつげる。

ドミニクではなく、ヴィン・ディーゼルとしての言葉で。

思わず泣けてしまうエンディングだった。

映画はエンターテイメント映画の祭典、サターン賞でアクション部門を受賞している。

映画とはときに、人の心を揺さぶるものだが、現実世界の悲劇を乗り越えて世に出た映画は、凄みが違う。


監 督:ジェームズ・ワン
脚 本:クリス・モーガン
制 作:ヴィン・ディーゼル
キャスト:ヴィン・ディーゼル
     ポール・ウォーカー
     ミシェル・ロドリゲス
     

オフィシャルサイトはこちら
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オフィシャルサイト








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