1つの事故が世界大戦の危機につながっていた
「ハンターキラー 潜航せよ」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
アメリカの潜水艦が沈んだ。
原因不明の事故に調査へ向かうことになった潜水艦バージニア級原子力潜水艦の新任艦長ジョー・グラスは、事故現場で潜水艦が魚雷によって破壊されているのを目撃する。
さらにそこに潜んでいたロシアの潜水艦に攻撃を受けるも、逆に撃沈する。
すると海底に内部から爆発した後があるロシア潜水艦を発見、生存者を救出する。
そのころ、ロシア国内では国防相のドミトリー・ドゥーロフがクーデターを起こし、ロシア大統領を監禁する事件がおきていた。
ロシア国内で何が起こっているのか、偵察に向かっていたアメリカの特殊部隊がその現場を確認、アメリカ上層部は特殊部隊にロシア大統領奪還を命令。
さらに脱出するためにジョー・グラス艦長にロシアへ潜航することを命令した。
だが潜水艦の行く手には大量の機雷が待ち構えていた。
グラス艦長はそこで救出したロシア潜水艦艦長セルゲイに協力を求めるのだった。
アメリカ、ロシア両国の艦隊が海上でにらみ合う中、作戦は水面下で実行を開始した。
・映画おすすめ 感想
軍事物。
本作はロシア国内でのクーデターから、アメリカとロシアの全面戦争になりかねない、政治的な部分を映画化している。
映画とは言え、両国のけん制し合う現実の状況を踏まえた映画だ。
きっとアメリカ、ロシアには表にでることはない作戦があまたあり、本作も起きていてもおかしくない映画になっている。
その点ではリアルに描かれている。
また本作の潜水艦内部の描き方はリアルであり、近年の映画では一番リアルに船内を描いているのではないだろうか。
究極の密室劇、潜水艦映画の決定版。
監督 ドノヴァン・マーシュ
脚本 アーン・シュミット
ジェイミー・モス(英語版)
原作 ドン・キース
ジョージ・ウォレス
『ハンターキラー 潜航せよ』(早川書房)
製作 ジェラルド・バトラー
マーク・ギル
トビー・ジャッフェ
マシュー・オトゥール
ニール・H・モリッツ
アラン・シーゲル
レス・ウェルドン
ジョン・トンプソン
タッカー・トゥーリー(英語版)
製作総指揮 クリスタ・キャンベル
ジェフリー・グリーンスタイン
ラティ・グロブマン
ケヴィン・キング
アヴィ・ラーナー
クリスティーン・オタール
アーン・シュミット
ハイディ・ジョー・マーケル
出演者
ジェラルド・バトラー
ゲイリー・オールドマン
コモン
リンダ・カーデリーニ
トビー・スティーブンス
ミカエル・ニクヴィスト
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