宇宙の深淵は人を呑み込む
「イベントホライゾン」
評価:★4,2
・映画おすすめ 物語
人類が太陽系にその生存権を拡大した未来。
実験中の宇宙船イベントホライゾン号が行方不明になっていたところ、突如、海王星に現れ、救難信号を発信してきた。
開発者のウィリアム博士を乗せた救助船は、クルーたちの反発をかいながら、海王星へ到着する。
生命反応をスキャンしても、船全体がぼやけた感じにしか映らず、生存者はいないものと思われた。
それでも調査することになり、救助船のミラー船長率いるクルーは、調査を開始した。
イベントホライゾンは空間に穴を開け、超光速を可能とする実験船であり、中央通路を挟んで、エンジン部とブリッジに分かれていた。
クルーの1人がエンジン部に向かうと、動く球体がありそれが時空をゆがめる装置であった。
すると球体が突如開き、内部の液体に吸い込まれてしまう。
かろうじて救出できたものの、意識不明となったクルー。
そのほかにも、クルー1人1人が幻覚を見はじめ、次第に船事態がクルーを襲い始める。
果たして船はどこへ行き、戻ってきたのか。
・映画おすすめ 感想
90年代のSF映画とあって、まだCGが洗練されていな感じが、逆に個人的には好きだ。
本作は「タイタニック」制作の遅れで急遽、上映時期が早まったことで、急ピッチで尽くされた映画である。
当初は130分の映画であったものの、暴力的なシーンが多かったらしく、試写会でさらなるシーンカットを会社側から通達された。
そして現在の約90分の映画が完成した。
興行的には失敗に終わったもののVHSの売り上げが好調だったことから、当初の130分版を製作する予定が、フィルムはすでに廃棄されており、完全版は永遠にみられない映画となってしまった。
もし当初の130分の映画であったならば、いったいどういった映画になっていたのか、気になる映画である。
監督 ポール・W・S・アンダーソン
脚本 フィリップ・アイズナー
製作 ローレンス・ゴードン
ロイド・レヴィン
ジェレミー・ボルト
製作総指揮 ニック・ジロット
出演者
サム・ニール
ローレンス・フィッシュバーン
ジョエリー・リチャードソン
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