ランダムに選ばれた階層で人はどう生きるのか
「プラットフォーム」
評価:★4,8
・映画おすすめ 物語
ゴレンは目覚めると四角いコンクリートの部屋にいた。
彼の部屋には老人が1人おり、ここがどういう場所のなのかを説明してくれた。
部屋の真ん中には縦に伸びる穴があり、階層ごとに二人の囚人がいる。
食事は上の階層から順番に降りてきて、次の階層へ降りるたびに、前の階層の人物の食べ残しを食べなければならず、下方の階層になればなるほど、食事はなくなっていく。
ゴレンが最初に目覚めたのは48層で、食事は残飯ながら残されていた。
ルールがあり食べ物を部屋に残すことはできず、取ってしまうと、高熱か氷漬けにされ殺されてしまう。
しかも理不尽にもガスで眠らされ、定期的に別の階層へ移動されられるのだった。
ゴレンと老人が次に行った階層は171層であり、そこにくるのは壊れた食器だけ。
老人はゴレンを縛り上げ、少しずつ肉をそいで食べる計画を企てるのだった。
ここはなんなのか、どうしてこんなシステムなのか。
本当にここは刑務所なのか。
謎ばかりがゴレンに突き付けられるのだった。
・映画おすすめ 感想
この映画はキューブに似た惹かれる映画である。
状況の逃げ場のなさ。
理不尽な現実が主人公を攻めていく。
最後は観客に投げかける、凄まじい哲学的な問い。
この映画は人間の欲望と理性、本能が入り混じる素晴らしい映画だ。
監督 ガルダー・ガステル=ウルティア
脚本 ダビッド・デソラ
ペドロ・リベロ
原案 ダビッド・デソラ
製作 カルロス・ファレス
製作総指揮 ラクエル・ペレア
カルロス・ファレス
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