愛はやがて憎悪に変わる
「愛のタリオ」
評価:★4,2
・映画おすすめ 物語
ソウル大学で文学を教えながら自らも小説を書いているハッキュ。
大学でセクハラ疑惑が持ち上がり、一時的に片田舎に飛ばされたハッキュは、そこで小説家志願者を集め、講師をしていた。
そんな中、田舎で耳の聞こえない母親と漫然と暮らすドクという女性と出会い、自然とドクはハッキュに惹かれていく。
やがて肉体関係を持ち、愛し合うようになった二人。
しかしハッキュの復職が決まった時、ドクのお腹には子供がいることが判明する。
婦人科でおろしたドクを一人残し、ハッキュはソウルへ帰り、うつ病の妻と娘の元へ帰った。
その後、ドクに手切れ金を渡しに行った時、ドクの家が火事になり、ドクは母親を失う。
同じ日、ハッキュが家に帰ると、妻が首つり自殺していた。
八年後、娘に嫌われ、酒と賭博に溺れるハッキュは目が見えなくなる病気にかかる。
そして隣に引っ越してきた女性が面倒を見てくれるようになった。
ハッキュは目が見えなかったから知らなかったが、それがドクであった。
ドクは復讐にやってきたのであった。
・映画おすすめ 感想
愛のありかがわからなくなる。
まずこの物語に登場する主人公は最低だ。
妻と子供、しかも病気の妻を残して、田舎の無垢な女性と関係を持つのだから。
映画では自然に恋に落ちる二人を描いている。
しかし男としてそこは断るべきだったのではないだろうか?
だが男の気持ちもわからなくない。
すべてを失い何かにすがりたくなり、酒と賭博に手を出す。
男って本当にどうしようもなく馬鹿で弱い生き物なのだ。
監督
イム・ピルソン
出演者
チョン・ウソン
イ・ソム
パク・ソヨン
キム・ヒウォン
キム・ナミ
パク・ソダム
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