毎度様です、ジンでございます。
本日の映画はあの時代のバイブル漫画を映画化したこちらのラブストーリー。
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第90号「ホットロード」
紡木たく氏が連載を開始したのが1986年からである。
私より上の年代には、まさしくバイブルだった漫画の実写化である。
本作品は傷を持った人々の心情をよく出していると思う。
木村佳乃さん演じる母親があまりに稚すぎ、自らに愛情がないと考えるカズキ。
転向してきた少女と知り合ったことで、暴走族と関わりになる。
そこから彼女は暴走族のひろし春山に恋心を抱く。
映画の物語は、少女が不良になっていく姿と少年が暴走族との抗争でのしあがり、やがて大きた分岐点を迎える姿を描いている。
主演の能年玲奈さんは私のイメージとしては少し違う気がした。
春山を演じた登坂広臣さんはハマり役だったとは思う。
映画は1986年当時を再現しているのだろうが、少し古臭く見えてしまう。
特攻服の暴走族、スカジャンの不良、ロングスカートの制服。
でも、悪い男に憧れるのは、きっとどこの時代でも同じなのだろうし、恋に悪いも良いもないのだろう。
ただ最後のカズキの言葉はなにか良かった。
2人の関係は、ある意味では未来が暗いかもしれない。それでも、彼女の言葉はその中にあって、最大の希望なのだと思う。
愛のカタチは多様なのだから。
恋愛映画って、いいよなぁ〜。
監 督:三木孝浩
脚 本:吉田智子
キャスト:能年玲奈
登坂広臣
鈴木亮平
木村佳乃
太田莉菜
公式サイトはこちらから
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