女はその身に獣を飼う
「殺人鬼を飼う女」
評価:★3,2
・映画おすすめ 物語
幼い時、義理の父親から性的虐待を受けたことにより、京子の中には3人の人格が芽生えてしまった。
解離性同一性障害。
大人になった彼女は京子という人格で働きながら、家に帰ると残り3人の人格と話したり、性的行為を行ったりしていた。
時には別人格が外へ出て、男と一夜を共にするときも。
そんな時、隣に京子の憧れの小説家がいることに気付く。
読んでいない本を差し入れる小説家田島。
しかし本はゴミに捨てられているのを発見し、憤りを感じる田島だったが、次第に彼女の中に別の人格がいることに気付き始める。
だが事件が起こる。
金をせびりにきた京子の母とその若い恋人が殺されて発見される事件が相次いだ。
京子は自分の知らないところで殺人が行われていることを知る。
・映画おすすめ 感想
本作のテーマがエロスとサスペンスというだけあって、エロス要素がすごい。
人格同士、つまり女性同士の絡みが映画の半分をしめる勢いだ。
この演技を行った女優さんたちに賛美をおくりたい。
それほどすごい演技をしている。
主演の飛鳥凛の苦悩する演技も素晴らしかった。
最後の絡みは特に日本映画でもなかなかない凄みのある演技なので、一見の価値ありである。
監督 中田秀夫
脚本 吉田香織
原作 大石圭
製作 小林剛
永田芳弘
原公男
出演者
飛鳥凛
大島正華
松山愛里
中谷仁美
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