母親に従うか、自分で人生を切り開くか
「モティの目覚め」
評価:★3,5
・映画おすすめ 物語
敬虔なユダヤ教の家系で育ったモティは、母親にユダヤ教徒との結婚を迫られていた。
母は勝手に独身の女性をモティに紹介しては、断り切れず、会うことを繰り返していた。
しかしモティは大学のクラスメイトに恋をし、彼女もモティを気に入っているようだった。
そんな中、反抗的になっていくモティを何とかしようと、両親はイスラエルへ彼を旅行に行かせる。
イスラエル人の女性と結婚させるためであった。
ところが肉体関係はむすべたものの、結婚までには至らず、帰宅するモティ。
それからクラスメイトの女の子と親密な関係になっていく。
だが彼女は母の理想からはかけ離れた女性であった。
・映画おすすめ 感想
どうしても宗教に敬虔であればあるほど、結婚相手は理想から遠のいていく。
結婚に求める条件とは人それぞれだろう。
本作ではユダヤ教徒でなければならないという、宗教にかんする条件を母親が示してくる。
理想の恋人とであっても、宗教が違う、普通の人だった。
青年の悩みはきっと、男ならば何かしらに当てはまるものではないだろうか。
とくに家族が中が良ければよいほど。
監督
マイケル・シュタイナー
出演者
ノエミ・シュミット
ジョエル・バズマン
ズニー・メレス
リナ・カリッシュ
ウド・ザメル
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