洗脳はすでに完了していた
「ゼイリブ」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
放浪者のナダは、仕事を求めて都会へとやってきた。
しかし仕事は見つからず、肉体労働現場で働くことに。
そこで知り合ったフランクに紹介され、貧民地域に住むことになった。
ところが向かい側の教会で何かをしている様子に気付いたナダは、そこで電波ジャックしている集団を目撃する。
何かを作っている彼らを監視していた矢先、警官隊が教会を襲撃、貧民地域もブルドーザーで一掃されてしまう。
途方に暮れるナダは、教会に何か残っていないか調べに行くと、そこにはサングラスがあった。
サングラスをかけてみると、世界は一変した。
看板や広告、お金にはプロパガンダが書かれており、富裕層や警察官は醜い顔のエイリアンだったのだ。
ナダは警察官の武器を奪い、衝動的にエイリアンたちを殺害するのであった。
世界はすでに侵略されていたのだ。
・映画おすすめ 感想
巨匠、ジョン・カーペンターが風刺をこめて制作したのは本作である。
富裕層がメディアを使い、世界を洗脳している。
貧民層はそれにただ従うだけ。
世界中には広告という名のプロパガンダが仕込まれている。
古い映画ながら今の世界はこの映画の時代となんら変わりがない。
それどころかますます厳しくなっているように思える。
映画としては、軽快な音楽にのせて、流れるように見られる映画なので、気軽に見てほしい。
監督 ジョン・カーペンター
脚本 フランク・アーミテイジ(ジョン・カーペンター)
原作 レイ・ネルソン
製作 ラリー・J・フランコ
製作総指揮 シェップ・ゴードン
アンドレ・ブレイ
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