本来の姿へ
「スナイダーカット ジャスティス・リーグ」
評価:★4.9
・映画おすすめ 物語
本作はジャスティス・リーグの始まりとは異なる始まり方をする。
前作、バットマンvsスーパーマンのエンディング直後、スーパーマンの断末魔は世界に散らばったマザーボックスを復活させた。
三つがそろえば世界の環境をはるか古代に襲ってきたダークサイドの惑星と同じ環境にしてしまう装置。
それを求め、ダークサイドから追放され、贖罪をしていたステッペンウルフが地球にやってくる。
ワンダーウーマンの故郷セミッシラ、海底に沈んだ国アトランティスを襲い、マザーボックスを奪う。
一方、スーパーマンの死の責任を感じていたバットマンは、特殊能力を持った者たちでチームを作り、これに対抗しようとする。
しかし力不足なのは明白。
そこで最後のマザーボックスを使い、死んだスーパーマンを復活させることにするのであった。
・映画おすすめ 感想
まず何から書くべきなのか、悩んでいる。
私の文才でこの映画の面白さを伝えられるかわからないが、とりあえず面白いことは確実である。
もちろんマンオブスティールから続きものなので、続けてみないとわからない部分もあるが、単体で十分に面白い映画になっている。
本来、ザックスナイダー監督が制作していたジャスティスリーグは、マンオブスティールから続く三作目のシェアワールド映画だり、さらに2作品が控えていたという壮大なプロジェクトであった。
ところが娘さんの死去で、監督を続けることができず、監督を降板した。
そしてジャスティスリーグは公開されたのだが、DCエクステンデットユニバースの中で最も上映時間が短く、すっきり問われる映画であった。
ところが予告編でしようされていた映像はほとんどなく、スナイダーの映画とは言えなかったことから、スナイダーカットの公開が求められたわけだ。
そして4年の歳月を経て、ようやく公開に至った経緯がある。
まず違う点は、新キャラクター、サイボーグ、フラッシュ、アクアマンの人間性がさらに深く知ることができ、単体映画へつながる伏線にもなっている。
サイボーグに関しては見た目まで違うほどのすごい力の入れよう。
フラッシュも頼りになるヒーローとして描かれている。
アクアマンはそこまでいこじでなくなり、ヒーローらしく描かれている。
バットマンの単体映画へも伏線が張られ、とにかくてんこ盛りの映画になっていた。
4時間という上映時間は伊達じゃない。
敵になるステッペンウルフの見た目も豪華になり、強さが強調されている。
さらに全マルチバースを手中に入れようとするダークサイドもしっかり登場してくる。
これだけ豪華な映画は、アベンジャーズ依頼のすごさであると断言できる。
ファンの間では、ベンアフレックのバットマン単体映画、続編へ期待する声もファンの中では上がっており、スナイダーユニバースなる言葉まで登場している。
ここで終わらせるにはもったいない映画である。
私もファンの1人として、ぜひとも続編、バットマンの単体映画を作ってほしいと願っている。
監督 ザック・スナイダー
脚本 クリス・テリオ
原案
クリス・テリオ
ザック・スナイダー ウィル・ビール原作 DCコミックス
製作 チャールズ・ローヴェン
デボラ・スナイダー
出演者
ベン・アフレック
ヘンリー・カヴィル
ガル・ガドット
エズラ・ミラー
ジェイソン・モモア
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