ハリウッドに上陸
「GODZILLA 1997」
評価:★3,9
・映画おすすめ 物語
チェルノブイリでミミズの研究をしていたニックは、なにも聞かされないまま、長年の研究を打ち切られ、南の島に連れていかれる。
そこには巨大な動物の足跡が残されており、近くの海岸には損傷した漁船が打ち上げられていた。
そこから粘液を採取したニックは、その生物が妊娠していることに気付き、さらに巣を作るため、暖かいところを目指すと考えた。
そのころ、マンハッタン島に巨大な生物が現れた。
漁船の乗組員の生き残りがゴジラと呼んだことから、生命体はゴジラと呼称されることになる。
マンハッタン島の地下に潜ったゴジラは、そのまま姿を消してしまう。
ニックたち軍隊は必至にゴジラを探していると、タイムズスクエアガーデンに卵が大量に産み落とされているのを発見するのだった。
・映画おすすめ 感想
日本ではゴジラvsメカゴジラの時点で制作が進んでいた本作は、エメリッヒ版ゴジラと呼ばれている。
監督のローランドエメリッヒは、インデペンデンスデイ、2012のように、街を破壊する描写のうまい監督だ。
本作でもマンハッタンが無残に破壊され、リアルに巨大生物がマンハッタンに現れたならば、こうなるだろう、という風に見事な破壊っぷりを発揮している。
興行的にも何とか成功したかに見えたこのエメリッヒ版ゴジラだが、その実、非常に評判が悪い。
ゴジラの造形があまりに本家ゴジラと似ていない、モンスターになってしまっているため、あのスピルバーグやルーカスなど子供時代にゴジラをみてきた、ハリウッド監督たちが怒り、それ以来、ハリウッドでは怪獣映画がタブーになったという噂まであるほどだ。
これが評判が良ければ、あるいはゴジラと名前を付けなければ、続編もあったのだろうが、続編をにおわせつつ、終了となってしまった。
これを受け、日本で再びゴジラを制作することになるのだ。
監督 ローランド・エメリッヒ
脚本 ディーン・デヴリン
ローランド・エメリッヒ
原案 テッド・エリオット
テリー・ロッシオ
ディーン・デヴリン
ローランド・エメリッヒ
製作 ディーン・デヴリン
製作総指揮 ウィリアム・フェイ
ウテ・エメリッヒ
ローランド・エメリッヒ
出演者
マシュー・ブロデリック
ジャン・レノ
マリア・ピティロ
ハンク・アザリア
音楽 デヴィッド・アーノルド
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