ゴジラ復活
「ゴジラ 1984」
評価:4,5
・映画おすすめ 物語
大黒島が大噴火を起こし、姿を消した。
その事件の数か月後、新聞記者の牧は漂流している船を発見、巨大なフナ虫に襲われる。
それを救ったのは、唯一の船員の生き残りである奥村だった。
助かった奥村は、大黒島が消滅する前に、巨大な生物を見たと証言する。
これは1954年に姿を現したゴジラではないかと牧は報道しようとするも、政府がこれに報道規制をかける。
そのころ、ソ連の原子力潜水艦が消えるという事故が発生し、米ソに緊張が走った。
そこに現れたのはゴジラであった。
ゴジラをめぐり米ソは日本に対策をせまり、さもなければ核兵器を使うと通告してきた。
冷戦の舞台が日本になった瞬間であった。
・映画おすすめ 感想
昭和ゴジラシリーズがメカゴジラの逆襲で一度終わり、9年の歳月を経て制作されたゴジラである。
平成ゴジラシリーズの第一作であり、原点に返るという意味で、ゴジラ以外の怪獣を出さないことで、ゴジラに焦点を当てている。
またゴジラの体長も9年の間に都心にビル群が建設されたこともあり、体調を50メートルから80メートルへサイズアップしている。
それでも新宿のビル群に埋まってしまうゴジラ。
現実が空想を超えた瞬間にも見える。
また本作はスターシステムを採用しており、カメオ出演している役者も多く、見ごたえのある映画になっている。
さらに核の脅威、核兵器への懸念など、最初のゴジラを踏襲している部分が多分にある。
特に日本国総理が演説するシーンは、被爆国だからこそ言えるセリフに見えた。
ここに平成ゴジラシリーズの幕開けである。
監督 橋本幸治
脚本 永原秀一
原案 田中友幸
製作 田中友幸
出演者
小林桂樹
田中健
沢口靖子
宅麻伸
小沢栄太郎
内藤武敏
石坂浩二
武田鉄矢
夏木陽介
音楽 小六禮次郎
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