混沌化するデトロイトで、ロボコップは何を見出すのか
「ロボコップ3」
評価:★4,2
・映画おすすめ 物語
前作で蔓延した麻薬撲滅どころか、それを利用した非人道的なロボット開発をしてしまったオムニ社は、窮地に立たされていた。
そしてついに日本企業カネミツに買収されてしまう。
オムニ社はそれまでに行っていた、ホームレスの強制収容所送りや、施設部隊による銃撃戦騒動などで、甚大な被害を生んでいた。
さらにカネミツ社のリストラ、ノルマなどで今度はオムニ社の社員が自殺する騒ぎになっていた。
その頃、買収されたオムニ社に反旗を翻した市民の反乱軍と警察はストライキを起こし、ロボコップはそんな中で相棒とともに銃撃をうけてしまう。
相棒は意識不明の重体となり、ロボコップは反乱軍になんとか救われてした。
そんな彼を救ったのは、彼のメンテナンスをしていた博士であり、偶然にもオムニ社が開発していた飛行ユニットを見つけ、開発していた。
ロボコップの会社への行動がカネミツ社の耳にも入り、日本からアンドロイドが送られてくることになった。
更に混迷を深めるデトロイトを、ロボコップは救えるのだろうか?
・映画おすすめ 感想
個人的に一番好きな作品である。
1作目の衝撃から立て続けに衝撃を与えてくれたロボコップ。
今回はそこにアンドロイドの忍者のような存在も登場し、さらに飛行ユニットが登場するのだから、興奮が高まる。
脚本には前作からアメコミ界の重鎮フランク・ミラーが加わっているので、間違いない。
またフランク・ミラー自身が描いたコミックもあるのでそちらもおすすめである。
映像的には空を飛ぶシーンが特出すべき点だが、ほかはこれまでと変わらない映像となっている。
映画としてはターミネーターと並び、80年代から90年代にかけて先端を走ったこのシリーズも、本作で完結である。
後にリメイク作品や、その前には日本に上陸はしていないものの、ドラマシリーズ、テレビ映画などもあり、展開は多岐に渡っている。
それだけこのシリーズは鮮烈であったと言えるのではないだろうか。
監督フレッド・デッカー[1]
脚本フランク・ミラー
フレッド・デッカー
原案フランク・ミラー
原作キャラクター創造
エドワード・ニューマイヤー
マイケル・マイナー
出演者ロバート・ジョン・バーク
ナンシー・アレン
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